大阪の病児保育事業とベビーシッターサービス

2021年11月16日

関西

お子様が病気になってしまった時に仕事等の都合でどうしても休むことが出来ず子困ってしまった、という声がよく聞かれます。

大阪には病児、病後児保育事業として条件を満たした人に対して施設での一時預かりを行っていますが、更にフレキシブルに対応できるのがベビーシッターサービスでの病児保育です。自宅に訪問するベビーシッターサービスなら、時間の心配も要りません。

そこでこの記事では、大阪で行っている病児保育事業の概要やベビーシッターでの病児保育についてご紹介して参ります。

病児・病後児保育事業

大阪市では病児、病後児をサポートする支援事業を実施しています。大阪市以外の地域でも同様の事業を行っている場合がありますのでご確認下さい。

内容

病気の回復期で保育所に通うことができず、保護者の仕事の都合等で家庭での保育が困難な場合に病後児保育施設にてお子さんをお預かりするサービスです。

対象

大阪市内在住で小学校就学前までのお子さん

※小学校6年生までを対象にした実施施設もあり。詳細はこちらの案内をご確認下さい。

利用料

生活保護、市民税非課税世帯は無料でご利用いただけます。

所得税非課税世帯は1,200円(ひとり親世帯は600円)

所得税課税世帯は2,500円(ひとり親世帯は1,200円。ただし児童手当の所得制限限度額を超えている場合は2,500円)

※食事等の実費は自己負担

※延長可能施設については、30分ごとに200円

その他、事業の詳細な情報や申し込みの流れについては以下をご確認下さい。

病児・病後児保育事業

ベビーシッターによる病児・病後児保育

行政によるサービスの他に、ベビーシッターでも病児・病後児保育を受付ています。

ベビーシッターに病児保育を依頼するメリット

指定の施設で保育を行う行政サービスとは違い、ベビーシッターならご自宅に訪問し、1対1でお子様を見守ることが可能です。

ただでさえ体調不良で心も体も不安定な状況のお子さまにとって、慣れた環境であるご自宅なら安心して過ごすことが出来ますし、1対1で対応することで感染症を含む様々な病気、症状のお子様をお預かりすることが可能です。

また、保育士だけでなく看護師資格の保有者や、病児保育の専門的な研修を修了したシッターが担当しますので安心してお任せ下さい。

ほとんどのシッターが子育てを経験しておりますので、困った時に相談にものれる心強いサポーターです。

※ベビーシッター会社、シッターにより対応疾病範囲は異なります。初めてご利用される場合などは事前にスタッフやシッターまでお問い合わせの上ご依頼下さい。

通常保育と料金はあまり変わらない

実は病児・病後児保育プランを利用される場合でも、通常保育とほとんど利用料金が変わらない会社がほとんどで、まったく同じ料金で受けられる場合もあります。

その為、病児だからといってベビーシッターの利用を躊躇されることなくご利用いただけます。

追加料金が発生する場合でも、1時間あたり数百円程度に抑えられます。

病児、病後児保育で受けられるサービス

会社により異なりますが、通常の保育の他に、病児・病後児保育だからこそ提供されているサービスもございます。

ご希望をお伝えいただいて、必要なサービスを依頼しましょう。

<主な病児、病後児保育内容>

・通院同行

・投薬

・検温

・保育園や幼稚園からの呼び出し時のお迎え

・室内での静かな遊び

・食事、排泄、入浴補助

・お子様の様子を定期報告

・簡単な家事 ほか

以上のサービス以外にも、産後のママの場合には産後ケア、働くママには病児用メニュー等の料理や洗濯、お部屋の掃除も含めた家事代行といったサービスもございます。

当日予約可能なベビーシッター

子どもの発熱や体調不良はたいていが急に起こるもの。そんな時は前日や当日予約OKのベビーシッター会社に入会しておくのがおすすめです。

大阪エリアでは当日の朝8時までの予約であれば100%対応可能と謳っている会社もあります。

ただし、安全にご利用いただく為には契約される前にシッターと面談をしておくことが必須。もしもに備えて事前に会社やシッターを検討し、会員の登録をしておくことが重要です。

マッチング型の場合も当日予約可能なシッターをあらかじめ探しておきましょう。

補助金

内閣府発行のベビーシッター割引券をご存じでしょうか。

福利厚生の一環として従業員にこの券を配布している企業にお勤めの場合、割引料金でベビーシッターを利用することが可能です。

ご利用する場合は、ベビーシッター会社やシッターが割引券の利用対象となっているかどうかをご確認下さい。詳細は以下となります。

内閣府ベビーシッター割引券

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