小児科で病児保育をしてくれる?福岡市の病児・病後児デイケア事業について

2022年4月7日

九州

子どもの突然の発熱や下痢などにより保育園や幼稚園に登園できなかったり、お迎えの連絡が来ることはよくあることです。

しかし仕事をしている保護者の方にとっては非常に頭を悩ます問題でもありますよね…。

そんな保護者と病気の子どもをサポートする目的で、福岡市では小児科の医院に病児・病後児用のデイルームを併設しお預かりする支援事業を行っています。

乳児から利用することが可能で、保育士や看護師が連携して保育と看護を行いますので、安心して預けることが出来ます。

そこで今回の記事では、この福岡市の病児・病後児デイケア事業について紹介させていただきます。

病児保育、病後児保育を利用する条件は?

福岡市に在住する保護者の方でお子様がが病気の際に仕事の都合などによって家庭で看病ができない場合、福岡市内にある病児のデイケアルームにてこどもをお預かりするサービスを実施しています。

また、福岡市は0歳から小学校6年生までと幅広い年齢のこどもを対象としており、他の自治体と比べて対象年齢が広いのが嬉しいポイント。

利用時間は平日の月曜日~金曜日は午前8時30分~午後5時30分まで。土曜日は午前8時30分~午後1時までとなっており、日曜、祝日、医院の休診日は休室となっています。

※施設によって異なる場合がある為、詳細は必ず施設へお問い合わせをお願いします。

病児保育、病後児保育を利用する際の持ち物は?

福岡市の病児・病後児デイケア事業を利用する際の持ち物について一覧でご紹介します。

<持ち物※すべて名前を書いておくこと>

健康保険証、福岡市子ども医療証、母子健康手帳、バスタオル、ハンドタオル、ビニール袋、薬、解熱剤、お薬手帳、着替え、下着、食事用エプロン、昼食、ミルク、哺乳瓶、おむつ、おもちゃ

病児保育利用料の減免制度

福岡市に居住する方で病児・病後児デイケア事業を利用する際、1日1人2,000円の利用料がかかります。食事、ミルク、おやつ、医療費等は別途必要です。

また、以下に該当する場合は利用料の減免制度の対象となります。

それぞれ必要な書類を利用する施設へ持参していただく必要がありますが、負担する料金が無料または安くなりますので是非活用しましょう。

1.生活保護世帯

利用料:0円

書類:保護受給証明書の写しを毎月提出

2.市民税非課税世帯

利用料:0円

書類:市県民税非課税証明書

3.所得税非課税世帯

利用料:1,000円

書類:源泉徴収票の原本または確定申告書の写し

病児保育、病後児保育を利用する際の注意点

ご紹介してきた福岡市の病児・病後児デイケア事業を利用する際は、事前に電話での予約が必要となります。キャンセルする場合も必ず連絡が必要です。

病院を受診している場合には、医師に病児デイケアルーム利用依頼書または診断書をもらい施設に持っていきます。

事前に利用登録を行っておくと、初めて入室する際に手続きが簡単に済むのでおすすめです。事前登録も申込も施設で受付ていますが、お子様の症状が重かったり施設の入室状況によってはお断りされてしまう場合もありますのでご了承ください。

また、事業の詳細については下記のリンク先ページの案内をご確認下さい。

病児・病後児デイケア事業

まとめ

以上のように福岡市では病児保育、病後児保育のサポートがしっかりと行われていますが、当日や前日など、急ぎで利用が必要となった場合や施設の利用を断られてしまった際には、病児保育にも対応しているハニークローバーのベビーシッターサービスも是非ご検討いただけると幸いです。ぜひお気軽にご相談くださいね。

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