札幌でベビーシッターサービスを利用する際の料金相場

2021年11月8日

北海道

札幌にはたくさんのベビーシッターサービスを提供している会社があることをご存じですか?サービス内容によって料金や保育内容も選べ、助成金もあるため気軽にベビーシッターを利用している方が増えています。

対象年齢も生後間もない赤ちゃんから対応しているところが多いので、産後のサポートや入園前の慣らし保育、保育園の送迎としてもご活用いただけます。

そこでこの記事では、ベビーシッターサービスの種類や料金の相場についてご紹介して参ります。ぜひ最後までご覧ください。

ベビーシッターの種類と特徴

ベビーシッターサービスには大きく分けて以下の2種類があり、それぞれに特徴があります。要望に合わせてお願いしやすいサービスを選びましょう。

派遣型ベビーシッターサービス

派遣型ベビーシッターサービスとは、ベビーシッター会社に入会し、実際に利用する際に会社に登録しているベビーシッターの中からお客様のシッティングの希望や条件に合わせて会社側がどのシッターが適しているか選んでコーディネートし、お客様へ派遣するサービスを言います。

公益社団法人の全国保育サービス協会(ACSA)に加盟し、各種保険にも加入している信頼できるベビーシッター会社に入会すれば、毎回シッターを自分で選ぶ必要がありませんし、兄弟姉妹を含めた数人の保育が必要な場合や、家庭ではなく企業のイベント等で託児が必要となった際に、託児スペースのセッティングや必要な人数のシッターをまとめてコーディネートして派遣してくれる会社も多い為、自分たちで手間をかけずに依頼することが可能です。

また、ベビーシッターに直接言いにくいことや聞きたいことがあった際にも、ベビーシッター会社のスタッフを通して確認することが出来るといったメリットもあります。

マッチング型ベビーシッターサービス

マッチング型ベビーシッターサービスとは、ベビーシッター会社に登録されているベビーシッターの一覧の中から、ホームページで個別で掲載されているベビーシッターの情報を見て利用者が自分で選び依頼するサービスになります。

掲載されている情報には、主に顔写真、シッター経験や保有している資格、経歴、得意なこと、対応できるサービスが紹介されており、多種多様な個性や特徴を持ったシッターの中からニーズに合わせてお願いしたいシッターを選ぶことが出来ます。

外見で選ぶわけではありませんが、事前にシッターの顔写真を確認できることで何となくその人の持っている雰囲気が分かりますから、シッターを選ぶ際の参考として重要ですよね。

依頼方法としては会社によって異なりますが、一般的にはサイトを通して希望のベビーシッターに直接申し込みを行います。

場所や時間、希望するサービス内容等の打合せや相談も、利用者とベビーシッターで直接やりとりをします。

人気のシッターは依頼が集中してスケジュールの空きがなく、なかなか希望の日程で申し込みすることができないといったことも起こりますが、「今日お願いできるシッター」なども検索することが出来たりもしますので急ぎの時やイレギュラーな対応をお願いしたい時にもすぐに探しやすいといったメリットがあります。

【札幌】ベビーシッターの料金相場

それでは札幌でベビーシッターを利用する場合の料金相場をご紹介します。あくまで”相場”ですので、正確な料金については申し込むベビーシッター会社やシッターに必ずご確認をお願いします。

派遣型ベビーシッターサービスの料金相場

札幌地域にはたくさんの派遣型ベビーシッターサービスを提供している会社が有ります。また、全国展開しているような大きな会社でも、札幌に支社や拠点を構えているところが多いようです。

派遣型ベビーシッターサービスの場合、会社によっても異なりますが、一般的に入会金や年会費といったまとめてお金を支払う必要のある料金が設定されている傾向が高いです。(もちろん無料の会社もあります。)

入会金は15,000円前後、年会費は3,000円~15,000円前後と幅があります。入会金や年会費がかかる会社は1回の基本料金が他と比べて安く設定されていたり、サービス内容や保障が手厚かったりといったこともありますから、入会金や年会費がかかるからといって一概に『高い』とは言えません。

基本料金の相場は日中の基本的な保育時間であれば1時間1,300円前後で、どのシッターであっても会社が一律で料金設定しています。また、交通費は実費というところがほとんどです。

その他、手数料が利用料金の10~20%かかる会社もあります。

ほとんどの会社で最低利用時間が設けられており、1時間や2時間~となっています。

マッチング型ベビーシッターサービスの料金相場

マッチング型ベビーシッターサービスの場合、入会金や年会費といった料金は無料というところがほとんどです。

また、料金は派遣型ベビーシッターサービスとは違い、シッターがそれぞれ料金設定をしている為安いものから高いものまで幅が広いです。

人気や経験、能力や特技によってもやはり料金は変わってくるでしょう。その為、「安ければ安いほど良い。」と料金の安さのみで安易で選ぶのではなく、シッターの評価などもチェックしながら安心して大切なお子様を預けられるシッター選びを行うことが重要です。

派遣型ベビーシッターサービスと同様、最低利用時間は1時間や2時間~設定されているシッターがほとんどです。

オプション料金

基本料金や交通費の他に、オプションを追加することで別料金が発生します。

主なオプションサービスは

・兄弟姉妹同時保育 1,000円前後

※札幌市では、”未就学児1名に対し1名のベビーシッターの配置が必要”とされています。

・延長料金 30分 500円前後

・土日、祝日、早朝、夜間、深夜料金 25%~50%増

・病児保育 200円前後

・産前産後ケア 300円前後

などです。

その他、キャンセルした場合はキャンセル料が請求される場合もありますので、各事業所やシッターの料金に関する案内を必ず確認しておきましょう。

また、ベビーシッターの利用には、内閣府発行の”ベビーシッター割引券”や、札幌市による”3歳未満第2子の利用者負担額(保育料)無料化”といった子育てに対する助成金を利用出来る支援制度がありますので、ぜひご活用下さい。

前の記事へ

名古屋でベビーシッター、どうやって探す?相場はどのくらい?

次の記事へ

【北海道札幌市】ベビーシッターの保育の内容とは?

詳しく見る