東京にはどんなベビーシッターサービスがあるの?【シーン別おすすめプラン7選】料金相場もご紹介

2021年10月16日

関東

ベビーシッターというと「お金が高い」「任せて安全なの?」「選び方が分からない」といった声がよく聞かれます。しかし最近ではスマホで簡単にシッターを探せるサービスや、料金も比較的リーズナブルで年会費無料といった会社も多くあり、利用されている方が増えています。

そこで今回の記事では、「1時間だけ利用したい」「病後保育をお願いしたい」「子どもの送迎は頼める?」といった東京でベビーシッターが必要となる主な目的シーンを7つ取り上げ、おすすめのサービスプランや特徴をご紹介してまいります。

気になる費用についても、簡単ではありますが主なベビーシッター会社数社から比較し算出したそれぞれの相場を合わせてご紹介いたしますので、どうぞ最後もご覧ください。

シーン別!東京都でのおすすめベビーシッターサービス

それではおすすめのベビーシッターサービスプランを主なシーン別にご紹介していきましょう。

短時間だけ利用したい

ベビーシッターサービスは、基本的に最短で1回あたり1時間から利用が可能なところがほとんどです。定期ではなく1回ごと利用可能なプランもあります。

初めてでまずは短時間だけ試してみたい、送迎だけ頼みたい、という方にもおすすめのプランですね。

利用料金(基本料金)の相場は、

■派遣型サービス 1時間 2,500円前後

■マッチング型サービス 1時間 2,000円前後

となっており、登録されているベビーシッターの中から自分でプロフィール等の情報を検索し探して選ぶマッチング型の方がやや安い傾向です。

(派遣型の場合は、ベビーシッター会社に入会して会員となり、利用者の依頼内容に合った契約シッターをコーディネートして派遣します。)

ただし、会社によって基本料金の他に入会金、年会費の有無や交通費、手数料の規定など、料金プランには幅があります。

子ども2人を見てほしい

兄弟姉妹がいらっしゃるご家庭の場合、お子様を2人同時に見てほしいというご要望もあると思います。

そういった場面でおすすめなのが”兄弟姉妹追加プラン”のあるサービスです。

こちらの相場は、

■派遣型サービス 1時間 基本料金+1,000円前後

■マッチング型サービス 1時間 基本料金+700円前後

となっています。

中にはプランによって追加料金なしとしている会社もあるようです。

子どもが病気、病後だけど預けたい

病中病後の子供は保育園や幼稚園に登園できない場合もあるため大変ですよね。

もちろんそんな時も、ベビーシッターであれば”病児保育、病後児保育プラン”を提供している会社が多くあります。

病児保育については看護師の資格を保有する専門のシッターが在籍していたり、しっかり研修を受けているシッターが担当することがほとんどですので、安心して預けることができるでしょう。

(対応している疾病については各ベビーシッター会社に確認が必要です。)

料金の相場は、

■派遣型サービス 1時間 基本料金+300円前後

■マッチング型サービス 1時間 基本料金+800円前後

となっています。

家事も一緒に頼みたい

ベビーシッターサービスを行っている会社の多くは、オプションとして”家事代行プラン”が用意されており非常に人気です。

仕事でご多忙だったり、育児の疲労等によってご利用されている方は多くいらっしゃいます。

家事代行の場合はその内容にもよりますが、シッティング時間の合間に行うサービスとなりますので分単位での設定が多いようです。

相場は例として、

◇簡単な家事(食事一回分の料理+風呂トイレなどの掃除+洗濯干し) 

30分 500円~800円前後

となっておりますが、家事内容はご家庭によって幅がありますのでご利用の際はお問い合わせ下さい。

産前、産後のサポートをお願いしたい

ご家族が遠方に住まわれているケースの多い東京都などの都市部のエリアでは、”産前産後のサポートプラン”がとても大きな役割を担っています。

産前産後のお母様の体は休息やケアが何より大切。なかなかヘルプが出しにくい方も多いので、是非ためらわずにご活用いただきたいプランでもあります。

料金の相場は、

■派遣型サービス 1時間 3,000円前後

■マッチング型サービス 1時間 2,000前後

となっており、通常のシッティングサービスとあまり差はありません。

家事の他に買い物の代行や栄養バランスの良い食事の調理、そして育児でわからないことの相談や話し相手にも使えるというのが実は一番重要なことだと思っています。

母親として先輩のシッターであれば、色々教えてもらうことも出来ますね。

ナーバスな時期に赤ちゃんのいる自宅への訪問ですから、少しでも余計ストレスにならないようベビーシッター会社のスタッフに相談可能であれば要望を出して探してもらい、相性の合うシッターさんを見つけていただくと安心です。

教育もしてほしい

最近では、単に保育だけではなく教育も含めた”教育シッター”サービスを提供しているベビーシッター会社も増えてきています。

基本的な保育士、幼稚園教諭の資格の他に各専門分野の資格保有者もいます。

その教育内容はシッターにより様々で、英語等の外国語や教養、運動、モンテッソーリなど多岐に渡り、シッターとの遊びを通して習い事もしている感じでご利用いただくことが可能です。

料金はシッターの質やレベル、経験によって違いますし、対応範囲や内容によっても大きく異なりますので、事前に予約される前にご希望の内容や条件をしっかり面談などでお打ち合わせ下さい。

早朝、夜間、深夜に頼みたい

急な用事やお仕事の勤務時間により日中以外の時間帯にご利用されたい方のために、早朝や夜間、深夜等の時間外や宿泊対応をしているシッターもいます。

それぞれの相場としては、

◇時間外保育 1時間 基本料金+800円前後

◇宿泊保育 1泊 15,000円前後

となっています。

宿泊保育の場合は自宅なのか、シッター宅なのかといった宿泊場所やシッターと同室か別室かなどを選べたり、連泊も可能なケースもあります。

まとめと注意点

いかがでしたでしょうか?

以上のように、ベビーシッター会社には様々な生活のニーズに合わせた魅力あるプランが充実しています。

2021年4月からの助成金が倍増した「内閣府ベビーシッター割引券」を導入している企業や、福利厚生として子育て関連のサービス利用時に料金の補助をする企業もあり、より安くお得にベビーシッターを利用できる機会も増えてきています。

加入している保険によってそのようなサービスを受けられる場合がありますので、確認してみると良いかと思います。

実際にご利用される際の会社選びの注意点として、ベビーシッター会社が「全国保育サービス協会(ACSA)」に加盟している信頼できる会社かどうかも重要です。大切なお子さまを預ける安心材料になるかと思いますので、探す際のポイントにして選んでみて下さい。

また、掲載した料金相場はあくまで相場となります。単発やビジター価格、土日、祝日等の休日や前日、当日の依頼は割高になるところが多く、詳細な料金については各サービス会社にご確認下さい。

預かり可能な年齢は新生児の赤ちゃんから大丈夫なところが多いですが、不安な点があればどんなことでも運営会社の公式サイトに記載されている電話や問合せメールで相談してみて下さいね。

今回ご紹介させていただいたプラン以外にも、ベビーシッター会社によって便利なサービスが多数提供されています。ご利用される方一人ひとりのニーズに合ったサービスを見つける参考になると嬉しいです。

前の記事へ

港区で子連れで遊べる公園

次の記事へ

ベビーシッターを利用するメリットや注意点は?東京都のベビーシッター利用支援事業についてもご紹介

詳しく見る