これから子育てをする方に是非伝えたいこと

2022年1月31日

子育て

1章 まずは自身の心の健康を大切にすること

「もう私の人生終わった・・・・」
我が子の高校受験の結果を目にした母親は呟きました。その顔は青ざめ、生気を失っています。一人息子が受験に失敗したのです。

我が子の幸せは、「大手の企業に勤めて安泰の人生を送ること」と信じていたお母様は、お子様をレベルの高い高校に行かせるため、小学生の頃から受験対策の塾に通わせていました。身を削るようにしてサポートをしました。深夜のパートで塾代を捻出し、塾にも送り迎えし、お子様と二人三脚で合格を目指して頑張ってきたのです。お子様も母親の期待にこたえるべく、遊ばずに勉強を頑張りました。

ですが、高校受験の結果は不合格だったのです。
お母様はその後ショックで寝込みました。

お子様の頑張りへの労いの言葉はありません。
お子様が受験に失敗したことへの気遣いをする余裕もありません。
そこにあるのは、「自分が期待する高校に行けなかった息子」に対する絶望だけなのです。

お子様に依存し、お子様を使って自分の目的を果たそうとする親御さんの姿です。

子育ては親育てとも言われます。子育てのマニュアルは数多くありますが、その多くは「沐浴の仕方」「離乳食のつくりかた」「イヤイヤ期の対処法」といった、技術的な面の説明がされているものです。それは参考になりますが、その前に子育ては人と人との関わりです。思いやりです。一番大切なのは、お子様の意思や人生を尊重するといった距離感ではないでしょうか。それは技術ではありません。心の在り方です。

「これから子育てをされる方に伝えたいこと」のお話をしたいと思います。

子育てに大切なこと

まず、「心の健康を大切にして自分の人生を生きる」ことが大切です。
それは、子供を放置して自分の好きなことをしたり、自分の都合ばかり優先させるという自分本位な生き方とは異なります。人生の先輩として「こういう生き方もあるよ」という1つのお手本を示す生き方です。

お子様にとって反面教師の生き方となるかもしれませんし、「こういう生き方も素敵でよいものだな」と思ってもらえて、お子様が安心した未来を思い描けるような生き方かもしれません。親の生き方は、子供の見本になるのです。子育ての機会に、ご自身の生き方も見直してみるのもよいでしょう。

「自分の人生を生きる」ということ

自分の人生を生きるということはどのようなことなのでしょうか?

わかりやすいように、自分の人生を生きていない親御さんのお話をしたいと思います。それは「子どもが全て」と言う親御さんです。子供が生まれた途端、育児に専念されようとする親御さんの世界は、物理的には子供中心になることがあります。ですが中には精神的にも子供が全てとなってしまう方がいます。

その時に親御さんの人生の芯が出来ていないと、親御さんの人生の目標が「子どもが良い成績を取ること」「子どもが自慢できるような人間になること」だったり、「子どもが大手企業に勤めること」になることもあります。それがお子様の成人後まで続くと目標は「子どもが結婚すること」「自分が子どもの孫を抱くこと」となることもあります。

それは、お子様を通じて親御さんが自分の願望を満たそうとする生き方であり、お子様は自分の意志を優先させることが出来ません。その生き方がお子様ご自身の希望するものと合致していればよいのですが、そうではない場合、親御さんの期待に呑み込まれてしまい息苦しい人生となります。そのようなお子様が成長して年齢を重ねた時に「自分の人生って・・・」と気づき、虚しくなるのです。それでは何のために生きているのか分からなくなってしまいます。

お子様に依存してしまうことで害になる子育てにならないように、まずは親御さんご自身が自分の人生と向き合い、自分の人生を生きようとすることが大切です。

自分の人生を生きるためにどのようにしたらよいか?

自分の人生を生きるためには、自分の世界、自分の時間、自分の価値観を持つことです。
そうすることによって、自分とお子さんに適切な境界線が出来ます。自身が自分の世界で満たされていれば、境界線を越えてお子さんの生き方に過度に干渉することなく、その生き方を尊重することが出来るようになります。心地よい距離感が生まれるのです。
具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。

趣味で自分の世界を持つ

セレブや有名人ではない限り、基本的に人生は地味です。地味な時間の繰り返しの中でも、自分の心を満たす工夫が大切です。心に栄養を与えましょう。それには家から離れる時間を持ち、外の世界で趣味を楽しむとよいでしょう。

例えば習い事ですと、乳幼児がいるご家庭でも一時保育を利用することで親御さんが週に1回外出、気分転換をすることもできます。

次のようなこともおすすめです。

・習い事をして新しい世界を開拓する。
・釣りや山登りをして自然に触れてリフレッシュする。
・演奏会や美術展に行き感性を磨く。
・絵を描く。作品を作る。小説を書いてみる。得意なことを表現してみる。
・近場で日帰りツアーのような計画を立てて小旅行を楽しむ。

育児においては、頑張りすぎてしまったり嫌なことがあったりで、イライラ・ウツウツしてしまう時間もあって当然です。だからこそ、自分がウキウキ・ワクワク出来る時間を意識して増やしてみるとよいです。それが心の健康を保つ秘訣です。

時には自由時間をもつ

アメリカ人の中流家庭の夫婦と交流した時のことです。「今日は2人で映画を観てディナーを楽しむのよ」と生まれたばかりのお子さんをベビーシッターに預けて、定期的にお二人の時間を楽しんでしました。日本ではあまり見かけない光景です。ですが、子どもが生まれたからといって、24時間体制で育児をしていたら疲れてしまうだけだと思います。

夫婦だけで外出したり、お一人で自分の時間を満喫する時間を持つのもよいでしょう。

自分が家庭外で経験して得た感動や刺激、喜びは、自身をリフレッシュさせてくれます。「また明日から頑張るぞ!」という気持ちになれるものです。

読書からさまざまな考え方を学ぶ

もし子供がLGBT(性的少数者)だったら?
発達障害の特性を持っていたら?
人の感情に強い影響を受けたり、音・光・匂いに敏感なHSPだったら?

きっと、言動が他のお子さんと異なる部分も出てくると思います。そんな時、親御さんが理解のないまま一般的な感覚で接してしまうと、お子さんにとって親御さんがストレス的な存在になることがあります。ですが、一番の理解者になれるのもまた親御さんなのです。もしお子さんがもし少数派に該当するのなら、いろいろな特性や気質の人がいることについて知識を得て、寄り添うことが大切です。

そのような時は、「幸せになるとされている常識的な生き方」ではなく、異なる生き方も親子で考えてみるとよいでしょう。常識に沿わない生き方をしている人について学んでみることがおすすめです。

例えば、
トランスジェンダーとして有名な、はるな愛さん。
ADHDを公言されている、書道家の武田双雲さん。
HSPと言われている、小説家の吉本ばななさん。

それぞれに書籍を出版されていて、ユニークな考え方や生き方が綴られています。大手企業に勤めながらも、女性社員に名前を書いたら涙を流して喜ばれ、翌日に辞表を出して書道家目指したという武田双雲さんのエピソードや、10代の頃にひたすら眠っていたという吉本ばななさんのお話が有名ですが、「そういうこともOK」と思えると、ご自身のお子様が「何か違うな?」ということをされても、鷹揚に構えていられると思います。

多様な考え方・生き方を知ることは、人生の選択肢を増やすことに繋がります。

お子様にとって安心できる存在でいられるよう、ご自身の心の健康を大切にしながら育児をしてみましょう。

2章 子供の心を害してしまう子育てについての知識を得る

虐待といっても様々なものがあります。子育て中にお子さんに対して行った行為が虐待になってしまうと、長期に渡ってお子さんの心に害を与えてしまう可能性が。ですので心地よい親子関係のために、気をつけたいことや虐待になり得る行為についてお伝えしていきたいと思います。

まず虐待と呼ばれるものは大きくわけて4種類。「心理的虐待」「性的虐待」「身体的虐待」「ネグレクト」と呼ばれるものがあります。

中でも「心理的虐待」というものは目に見える傷が残るものでもなく、虐待という自覚のないところで発生しているのではないでしょうか。実際筆者は虐待をする側、される側と多くの親子関係に関わってきましたが、よく見かけるのが「心理的虐待」です。そして親御さん側で「何もおかしいことはない」と思っていらっしゃるケースが多い印象でした。今回はなかなか分かりづらい「心理的虐待」について筆者が見聞きしてきたことをお伝えしていきたいと思います。

知識を得ることで、虐待を予防していきましょう。

心理的虐待とは

まずどのような内容が心理的虐待にあたるのでしょうか?代表的なものは次のような行為です。
・暴言や見下し
・過干渉な子育て
・.価値観を押し付け強要する

具体的に説明していきたいと思います。

暴言や見下しによる虐待

家族だと遠慮なくひどいことを言ってしまうこともあると思います。知り合いのお子さんで、一人で絵を描いたり作品をつくるのが好きな女の子がいました。

父親はその子の学校の成績が悪いことに腹を立てて、毎日のように本人に次のようなことをいっていました。「お前は馬鹿だから」「ほんとダメな奴だ」。これは暴言です。その子は表面的には元気そうに振舞っていたので問題はなさそうでした。

ですが「自分は馬鹿でダメな人間なんだ」という言葉がインプットされてしまったため、その子が大きくなってから何をやっても自信がもてなくなってしまいました。劣等感のかたまりとなってしまい、無意識のうちに他者を心の中で見下したり批判するようになってしまい、人間関係が上手くいかないようになりました。暴言や見下しを受けてきた人は常に心に怒りを抱えています。他者と心地よい関係を築くのが難しくなります。

また、小学性低学年の時にお母さまがお子さんの勉強に対して厳しくなりすぎて、お子さんが中学生になった時に精神緒バランスを崩して不登校になったケースもありました。

親御さんも、ご自身がもし同じことを誰かから言われたときに「嫌だな」とか、「自信がなくなるな」と思うことは、自身のお子様に対してでも言わないことです。

過干渉による虐待

娘が小学生のときにおつきあいのあったお子さんのお母さまですが、過干渉でした。子どもの人間関係でちょっとしたことがあっただけで口をだしてしまうのです。いじめが発生しているわけでもないのにトラブルになっている子供に敵意を感じ、相手の子供をにらみつけたりすることもありました。

子ども同士のトラブルも、小学生低学年のうちはある程度は関わることも大切かとは思いますが、そればかりでは子供自身が自分で問題を解決していく力が身に付きません。そういう親御さんに限って、子供のことで頭がいっぱいで学校や友達関係のことをあれこれ聞き出そうとしたり、監視しようとします。

その延長線で、お子様が高校生になってからも、お子さんのスマホを逐一チェックしてLINEでのお友達とのやりとりを全て確認したり、一日の行動を全て報告させようとする親御さんもいました。そこまでいくと病的だと私は思いますが、親御さんはそういったことは「親として当たり前」という感覚のようです。お子さんは表面的にはお母さまの言うことを聞いていましたが、社会人になったら距離を置こうと決めているようでした。

親として出来るのは、子供が辛い時に子供の方から相談してもらえるように、お子さんが自宅でほっとできるような環境をつくることではないでしょうか。

お子さんのことを心配したりいろいろ把握したい気持ちも分かりますが、お子様を信じたりそのプライベートも尊重することも大切だと思います。監視したところで親子関係が息苦しくなるだけです。

価値観を押し付け強要する

令和の時代は生き方も多様になってきています。筆者もそうなのですが、親御さんになられた方には昭和生まれの方もいらっしゃると思います。昭和の生き方と令和の生き方って随分異なるようですよ。昭和の時代の感覚で、新しい時代を生きているお子さんに価値観を押し付けようとするとお子さんにとって害になることもあります。

例えば「良い大学、良い企業にはいり 経済的に安定した人生を送ることが幸せだ」
と昭和な価値観をお持ちの親御さんは、お子さんに対して「成績が悪いと幸せになれない」という価値観をおしつけて、お子さんの成績が悪いと激しく叱咤したり罰を与えたりと精神的に追い詰めてしまう傾向があるようです。

実は「コミュニケーション能力」や「内省する能力」など、学校の成績に反映されにくい能力もあります。いろいろな生き方がありますので、目に見える学校の成績が全てと思って子育てをされないことをおすすめします。

また、よく「うちの子は〇〇な子に育ってしい」と仰る親御さんがいらっしゃいます。それも、親の価値観の押し付けになることもあります。昭和の時代はどちらかというと「優しい」「協調性がある」ということが良いこととされてきたように思います。もしそれがお子さんが本来持っている特質でしたらそれはそれで素晴らしいとは思うのですが、実際その特質だけでは社会生きていくのは大変になることもあります。
例えば社会に出れば様々な人がおりますから、「優しい」「協調性」だけ育っても、社会に出てブラック企業の場の空気を読んで無理をしてしまったり、パワハラ上司に潰されてしまうこともあります。

もし親御さんが「こういう子どもだとよい」と思っている特質があって、自身の希望でそれをお子さんに押し付けていたら、もしかしてお子さんは今の時代で生きづらさを感じたり、それがお子様の長所を潰すことになってしまうこともあるでしょう。

何がよいのかは人によって異なります。よかれと思ってお子様の特質を潰して生きづらくさせないように、価値観を押し付けないことが大切です。

心理的虐待の判断方法

心理的虐待の一例をあげてみましたが、例を挙げだすときりがありません。ですが気を付ければ
ある程度は防げることばかりです。

「心理的虐待をしないためには?」と考えて意識するだけでかなり変わってくると思いますよ。
分かりやすい判断の方法をお伝えします。
・自分がしていることを逆の立場で考える。
分かりやすいのが、自分がされたり言われたら嫌だと思うことはお子さんにもしないことです。馬鹿にされたりプライバシーを詮索されたら嫌ですよね?

・口を出すより態度や生き方でお手本を見せる。
口でいうのは簡単ですが、自身が出来ていないことをお子さんに厳しく言うと「自分のことを棚にあげて何を言っているの?」と思われるだけです。態度でお手本をみせましょう。「こういう生き方もいいな」と思ってもらえれば、人生の先輩してのお手本も大成功です!

・子供は自分と異なる人格、人生を生きるものと考える。
その時代によって価値観や生き方も変わってきます。親が出来るのは、子供が自分の人生をいきられるように基本的な環境を整えることではないでしょうか。

自身が虐待をしてしまいそう。もしくはしていたら?

ここまで読まれた方は、虐待について真剣に考えているかただと思います。
もし自分が虐待をしてしまいそうであれば、虐待とはどんなこと?という知識をつけて、虐待にならないように「工夫」が出来ると思います。

すでに虐待になっているなと気づかれた場合は、これからしないように気を付ければよいことです。そしてご自身の人生と向き合うことも大切です。

親も人間ですから完璧なあ子育てなどありません。大切なのは知識を付け、間違った方向にいっているなと思ったときに修正していくことなのだと思います。

3章 子供心を思い出して子育てを楽しむことの提案

草むらで跳びはねるバッタを飽きることなく眺めたり、夢中になって泥だんごをつくったり、人形や積み木で想像の世界の中でごっこ遊びをしたり。どのような人も子供時代には純粋に遊びに夢中になっていたのではないでしょうか。

大人になるにつれて、仕事ですべきことに追われるようになり、社会の一員としてすべき、こと言うべきことに気を付けるようになり、常識的な振る舞いを身に着ける。その中で「純粋に遊ぶ」という気持ちを失ってしまうこともあるでしょう。

子育て中は、特に子どもが小さいときには子供と遊ぶ機会は多いものですが、「親として子供を遊ばせる」ことは出来ても、保護者としての務めを果たすことがメインとなってしまえば、親御さん自身が子供心を持って遊ぶことは難しいかもしれません。ですがもし、傍で見守ってくれている大人が、ただの「見守る人」ではなく「一緒に遊びを楽しむ人」であったのなら。お子さまの楽しさは倍増するのではないでしょうか?

親御さんも子育ての遊びの中で、童心にかえることができるような楽しい時間を過ごすことが出来れば素敵ですよね。その時間は大人になってからも「楽しかったね」という共通の感情としてお子様と共有できます。親御さんも子育ての中で、遊ぶ心を大切にしてみませんか?

この章では親子遊びを楽しい時間にするために「絵本、アニメ、おもちゃ」そして「旅行や外遊び」を楽しむ提案をしていきたいと思います。

絵本を楽しむ

選び抜かれた言葉や豊かな色彩で想像の世界につれていってくれる絵本。お子様に絵本を選ぶ時に自分のための1冊も選んでみませんか?興味をもった内容の絵本を探してみましょう。その感動を言葉にして読み聞かせることで、お子さまとイキイキとした感情の世界を共有することが出来ます。絵本の言葉が紡ぐ独特のリズム、その世界観。絵本には心が癒されたり、勉強になって驚くようなものもたくさんあります。読み手として絵本を味わうこと経験は、親御さん自身の心の栄養にもなるでしょう。

子供と一緒にアニメを楽しむ

筆者は昭和の生まれですが、最近のアニメは昔のものとは異なり画質が高品質で驚かされます。大人でも感動したりするものも多いようです。時にアニメに子守りを任せたりすることもよいですが、子どもが夢中になる今時のアニメ。親御さんもアニメを楽しんでみませんか?感動するポイントや笑いのツボを見つけてみませんか?お子さんと一緒にワクワクドキドキ。一緒に感想をはなしたりすることで親子の会話も弾みますよ。

おもちゃ遊びを楽しむ

おもちゃは子どもが遊ぶもの。そう思っていませんか?そんなあなた様も子ども時代は何かのおもちゃに夢中になったはずです。お子様のおもちゃ選びでは「知能が育ちそう」とか「子どものためになりそう」といった教育者目線で選んでしまうこともあるかもしれません。ですが親御さん自身が「楽しそう。自分も遊びたいな」と思えるおもちゃを選んでみるのもよいですよ。もちろん、誤飲や怪我など危険なことにならないように、年齢の基準がお子様に見合っているものを選びましょう。

木製の積み木で手触りを味わう

積み木はできるだけ色が豊かで木製のものを。お子さんと一緒に積み木で心の中の世界を表現してみませんか?またお子さんが創り出す積み木の形と色の世界を楽しんでみませんか?積み木の世界は形をこうしなければならない、ここにこれを置かなければならない、といったルールはありません。つくった途端に崩してしまってもよいです。木の手触りを自由に楽しみながら、お子様と一緒の時間を過ごしてみませんか。

カラフル粘土でアーティスト

あか、き、あお、しろ、みどり。3歳以上のお子様から遊べるカラフルな粘土なども販売されています。子どもの頃、夢中になって粘土をいじった記憶はありませんか?まずは親御さんが楽しんで何かをつくってみませんか?お子さんも真似して何かをつくってくれるかもしれません。親子で粘土の合作をつくるものよいですね。斬新で面白いものが出来るかも!

なりきりおもちゃでなったつもり

筆者は子ども時代、パズルゲームやお人形遊びをした記憶があります。今の時代はお医者さんごっこや大工さんのなりきりセットといったものが豊富で、リアルなものも多いですよね。親御さん自身が楽しむことのできるなりきりセットで遊んでしまえば、お子さまにとって楽しい遊び相手になれます。例えば一人っ子のお子さんでも、同じ子ども心で遊べる親御さんがいれば十分楽しくあそべますよ。おもちゃは子供だけのものではありません。ですが親御さんが夢中になりすぎないよう注意です!

旅行を楽しむ

特にお子さんが就学前ですと、旅行に行くにしても「子どもが喜びそうな場所」をメインに考える親御さんもいらっしゃると思います。ですが、子どもが楽しいと思うことは大人
が思う以上にあちこちに散らばっています。親が行きたいところで選んでみてもよいのではないでしょうか。筆者は娘が1歳の時に家族でグアム旅行に行きました。熱帯の開放的
な雰囲気の中で目にした野生のイルカや水族館の熱帯魚たち。以来、魚鑑賞が親子の共通の趣味になりました。子ども中心ではなく、旅行にいきたいと思った時には親のための旅行でもよいのではないでしょうか。「子どもを産んだからやりたいことを我慢する」という気持ちになってストレスを抱えてしまうことは子育ての害になります。親御さんも人生を楽しみましょう。

外遊びを楽しむ

公園で遊ぶ。散歩する。社会人になると仕事や家事に追われるようになり、散歩をしたり外遊びをする機会がなかなかない方もいらっしゃるかと思います。ですが外には自然の美しさや生き物たちによる感嘆のドラマが転がっています。それらを無視して生きていると心が元気にならないのではないでしょうか?お子さまと過ごす時間を、「子どもを遊ばせる時間」から「自分の散歩や外遊びの時間でもある」と考えるようにして、自然を楽しんでみませんか?

公園の世界

公園にいくと親御さんは忙しくなりますよね。危ない目にあわないようにと気を使い、お子様から目を離すことも難しいと思います。ですが公園には遊具だけではなくいろいろな生き物がいます。木や草のにおい。鳥たちの鳴き声や木が風に揺れる音。お花や蝶々といった自然の色彩美。今日の空の色は何色でしょう?今日の自然の香りはどのようなものでしょう?お子様と公園で遊ぶときには親御さんも五感で公園の世界を感じてみましょう。「空気が澄んでいてきもちいいね」「あの紅い花の色綺麗だね」「あめが降ったあとだから草の香りが強いね」といったように、感じたことをお子様にも伝えてみましょう。自然の美しさを感じて楽しめる大人になると思いますよ。親子で公園遊びができる時期は子育ての中で一瞬ですから、貴重な時間です。

散歩の世界

筆者は子育てがきっかけで散歩の習慣をもつようになったのですが、子連れの散歩だとゆっくり歩きます。そのせいなのか、久しぶりに自然に目がいくようになりました。それまでは多忙で、歩くときも目的地に向かって身体を移動させるだけになっていました。自然を感じながら歩くことの素晴らしさを改めて感じた筆者ですが、例えばベビーカーでの子連れの散歩ですと、子どもが「あれは?」といったように何かを指をさしたり、どこか一点をじーっと見つめたり。親にとっては見慣れた風景でも、子どもにとっては初めて見る動物や植物、興味のあるものだったりするようです。子どもが見ているものを目で追うと新鮮な気持ちになれました。

子育を通じて楽しむことの提案

感情というのは伝染します。怒っている人と一緒にいると気持ちも縮こまってしまいますが楽しんでいる人といると自分も心がひらいてワクワクしてくるもの。親御さんも子育ての中で、楽しみを見つけることをおすすめします。

「子どもを育てている」という意識だけでは、親御さんは「遊びを見守る保護者」になってしまうだけです。ですが「自分も子どもと一緒に育っている」と考えてみると、もういちど子どもの遊びを楽しんでもよいのではないでしょうか?子どもの頃のワクワクを感じるかもしれませんし、大人になって経験を積んだからこそ感じる別のワクワクを感じるかもしれません。

親御さんが楽しむ在り方は、お子さまに良い影響を与えないわけがありません。是非意識してみてくださいね!

第4章 ママ友との程よい付き合い方をするために

子育てをする上で関りをもつ機会の多い子どもの友達の母親。親しくなれば「ママ友」となり情報交換をしたり困っているときには助け合ったり。心強い存在になることもあれば、トラブルに発展してストレスになることもあります。通常の友達と違い、ママ友は子どもがらみのおつきあいなので、関わりつづけなければならないこともありますよね。

本章では子育てをする中で筆者が経験した2つのママ友トラブルと、どのように対応してきたかについて具体的にお話をしていきたいと思います。

筆者が経験した事例1:ママ友グループの争いには「堂々と一人組」

幼稚園の送り迎えの現場でトラブルが発生したことがあります。5人の同じ園に通う母親があるバス停を利用しており、そこで気の合わない母親同士でいがみ合いが生じ、2つのグループに分裂。バス待ちの時にも母親たちは2人と3人にわかれて離れた位置にたち、会話すらしていない状態でした。相手のグループがいないときには、対象のお母さまの噂話や悪口…。筆者は引っ越しして、その冷戦状態のバス停で娘の送り迎えをすることになったのですが、さっそく片方のグループのお母さまから「あのおかあさんって…」と悪口を吹き込まれそうになりました。案に「こちらのグループにはいりなさい」というお誘いです。

こういった場面になったときみなさんはどうしますか?筆者がとった選択は「一人組」になることでした。どちらのグループのお母さまとも笑顔で挨拶をして、どちらの悪口、噂話にも加わらない。子供の送迎が終わったら笑顔で挨拶をしてその場を立ち去る。

…いつのまにか2つのグループは仲良くなり、5人対筆者の構図になっていました。筆者がバス停にいくと5人でヒソヒソ・・・。筆者が近づくと話はピタッとやむのですが挨拶をしてもみなさんの顔は口角が下がり「ネガティブな話をしていましたよ」という雰囲気でした。もしかして筆者のいないところでは筆者の悪口を言っていたのかもしれません。ちょっと心地悪い雰囲気でしたが、その経験で得るものがありました。

「おかしいなと思ったら堂々と一人でいるのって清々しいなぁ!」と。

筆者も自分を貫くことの自信につながりました。その5人グループを外から観察しておりましたら、その中でもまた仲間割れをおこしていつも窮屈そうでした。なんだか小学生の女子グループのようですが、ほかのバス停のグループでも同じようなことが起こっていたようです。はずされたお母さまが「ママ友に無視された」と泣きながらバス停から帰ってしまわれたのだとか…。

大人になっても誰かを排除しないとバランスを保てない人はいるようです。ですが、大人なのですから合わないなと思った人がいても、バス停での待ち時間はお互いに気持ちよく使いたいもの。

経験から、混乱している人たちの中に入って巻き込まれてストレスを感じるくらいなら、堂々と一人組を貫いて楽しく過ごすほうがよいと思いますよ!我が子にも「自分の意志で一人でいることもできるんだよ」と背中で伝えることができます。

コツとしては、ほかの保護者さんを無視したり悪口や噂話をするようなグループには最初から加わらないことです。

筆者が経験した事例2高額商品の勧誘をしてくるママには「仏の顔も三度まで」

つづきまして、筆者の子供が2歳のときの出来事です。我が家は転勤族でして数年おきに家族で新しい街に引っ越していました。ある団地の中の公園で出会った保護者さまは「高額商品の勧誘をしてくるママ」。公園で5人の子供同士で遊ぶようになり、母親同士も同じ転勤族なのでまちの情報交換をしたり子育てについて楽しい話をすることが出来ていました。雨の日で外遊びができない時には互いのうちの行き来をすることも。

ある日、保護者の方の一人に自宅に招かれて子どもといってみると、何故か誘われているのは筆者親子だけ…。いきなり大きな美容器具を出してきて商品の説明を始めました。「私はこの美容器具を使っているから肌がきれいなのよ」と。そうして、私にもその商品を購入することをすすめてきました。お値段をききますと50万円!

筆者は「今語学の勉強をしていて私は美容より知的好奇心を満たすことに興味があるの。そのお金があったら語学教材を買うわ。だから、ごめんね」と笑いながらお断りしました。

商品を勧めること自体はよいと思います。本当に良いと思って紹介してくれていることもあるでしょう。ですが、この保護者さまはちょっと様子が違いました。また別の日に「この間紹介した美容器具、ほんっとにいいから!叔母のお店でもお試しで使えるから、まずは使ってみない?」と連絡がきたのです。前回断ったのに…と思いつつも、もしかしたら筆者の意志がきちんと伝わっていなかったのでは?と思い「そういうの興味ないから、いらないよ」とはっきり伝えました。

そこまではよかったのですが、その保護者さまの場合は「3度目の勧誘」がありました。また連絡がきて「この間の話だけれど、美容器具使ってみない?」と。ここまでくるとしつこい勧誘です。筆者はかなり強い口調で伝えました。「もう2回も断ってるよね?そういうの嫌なんだけど。何度も勧誘してきて、斬っても斬ってもわいてくるゾンビみたい」と。今考えますと大変ひどい言い方ですけれどもそれが素直な感想でした。言葉で斬っても次から次へと勧誘というゾンビがわいてくる。そのように感じたのです。その保護者さまは「え?私ってそんなにしつこかったかなぁ?」…それ以来勧誘はなくなりました。

ママ友トラブルでは、宗教やマルチ商法の勧誘もあるとききます。筆者は勧誘自体に問題があるのではないと考えますので、2回きちんとお断りしても3回目の勧誘をされた場合は、相手に理解してもらうために強い口調でお断りすることに。嫌な気持ちになったのなら、我慢せずイヤと伝えることは大切だと思います。

その後も、その保護者さまとは公園では普通に関り続けましたし、ほかの仲の良かったママ友にはその話は言いませんでした。あくまでも筆者とそのお母さま2人の間で生じたトラブルです。他のママ友に伝えると、ドン引きしてそのお母さまやお子様が距離をおかれてしまうことは目に見えていました。公園は子供を楽しく遊ばせる場であると思うので、そのような不協和音はのぞんでいなかった筆者は、勧誘の件は誰にも話さず心にそっとしまいこみました。
仏の顔も三度まで。筆者は勧誘にあったら3回目は強めの口調でお断りすることにしています。

ママ友との程よい付き合い方をするために必要なこと

ママ友グループの争いと高額商品の勧誘をされた経験をお話してきましたが、ママ友と程よい関係を築くためには「自分の軸を持つこと」でが大切です。

おかしいな?と思ったら距離を関わるのを最低限にしたり、嫌だなと思ったらはっきり理由を伝えて断るのです。なにも、悪いことをしているということではありませんので堂々としていれば大丈夫。

もしかしたら、その態度を貫くことが相手にとっては「都合の悪いこと」となり、グループに無視されたり関係が心地悪くなるなることがあるかもしれません。ですがそれよりも「心地悪いと感じるグループに無理やり自分をあわせようとする」ことや、「嫌だなぁ。と思いながらも断れない自分でい続ける」ということの結果、心が受ける害のほうが大きいのではないでしょうか。

その場の雰囲気に迎合し続けたり自分をごまかしていれば、一時的には問題が解決したように感じるかもしれません。ですが長い目で見れば「自分の軸のない生き方をした」という歴史が残ります。そうすると、相手に不満をもってウジウジ、グチグチ、人様の顔色を窺いオドオド。それはママ友の愚痴や不満となり、感情の矛先はお子様やパート-ナーに向かってしまうかも!

ママ友トラブルも、「自分もこう在りたいし、子供にもこういう生き方をみせたいな」という視点で自分の中に軸をもちましょう。たとえ親御さんがママ友の中で一人になっても大丈夫。筆者の経験では、親の人間関係は子供の人間関係にさほど影響しません。それより、ママ友以外の世界で自分を楽しく表現できる関係を築きましょう。自分が心地よくいられる環境を整えることが大切です。

5章 子供の自主性を育てる親子関係を築く

大人になってから、「自分は何がしたいのだろう?」「自分の人生って何だったのだろう」。と感じ、あまり状況は悪くないのに絶望や虚しさを感じる人がいます。自分の意見を持たずに受け身の姿勢で状況を変えようとしない人も。それは自主性があるかどうかに関わっていて、育ってきた環境が関係していることも多いものです。

ここからは、お子さまの大切な人生のために「自主性と意見を育てる子育て」を意識してみることについて詳しくお伝えしていきたいと思います。自主性とはいいかえると「行動力」。もちろん行動すれば失敗する可能性も増えていきます。ですが、自分で考えて行動することで初めて人生は変わっていくということを知ることが出来ますし、行動することは問題解決にもつながります。「自分の人生を生きている」という実感が持てるのではないでしょうか?もし親御さんが「子供には幸せな人生を」と考えるのなら、自主性を育てる子育てについてどのようなことが出来るのかについて考えてみませんか?それにはどのようなことを意識して子育てをしていけばよいのでしょう。

子どもとの意見の違いを楽しむ

我が子といっても一人の人間です。生きている時代も、見聞きしていることも親御さんとは異なります。ですが異なる意見をもっていたからといって相手の考えを否定しているわけではないですし、親子で異なる意見をもつことは自然なことなのです。もしお子さまが親御さんと違う意見をもっていたら「そのようなものごとの考え方や受け止め方があるのだな」と楽しんでみましょう。親が子どもから学べることや、その言葉にはっとさせられることだってたくさんあるはずです。自分が正しいと思っているとついつい意見を押し付けたりアドバイスをしてみたくなることもあるでしょう。できれば人生の先輩として「参考までに自分はこのような理由でこう思うよ」という意見を言ってみるのがおすすめです。そうするとお子さまも「自分の意見は自由にもってもよいのだな」と自分の意見も大切にできるようになります。同時に「自分の意見は押し付けないこと」の心地よさを知っていると、お子さまも他の人に同様のことをしなくなるので、人間関係が円滑に保てるようになるでしょう。

どうしてそのような感想を持つのか興味を持つ

子育てをしている中で親御さんが「子どもはこう思っているはず」と決めつけてしまうと、お子さまの本当の気持ちが分からないまま親子関係を続けてしまうことになります。結果、お互いの思っていることにギャップが出来てしまうことにもなりかねません。お子さまが何かの意見を言ったときに「どうしてそう思うの?」と尋ねてみるとよいでしょう。おそらく「〇〇だと思うから」といったように理由が返ってくるでしょう。もしくは「なんとなく」「わからない」という答えが返ってくるかもしれません。お子さま自身も口に出すことで改めて自分の気持ちを再確認できる機会を得ますし、親御さんもお子さまのことを知る手がかりになりますよ。相手のことを知るには、相手のことに興味をもつことです。そのようなやりとりを通じてその気持ちや状態を知ることで、誰かの理解者になることもできます。親御さんが自分の理解者となってくれた経験は、お子さまにとって精神的に安全な基地を得られる状態になり心の基礎が出来ます。自分の思っていることを言語化できるようになりますし、自分で考えて自分で行動してもよいのだと確信できることで、豊かな人生につながることでしょう。

どうしてそのような行動をするのか興味を持つ

こどもの行動には意味がないものがありますが、中にはお子さまの個性が関係していることも多いもの。親の目線で理由を決めつけずに「なぜそのようなことをしたのだろう」という興味をもってみることをおすすめします。書道家としてご活躍されている武田双雲さんは、子どもの頃よくケガをされたそうです。例えばテニスの審判台にあがって友達のプレイを見ていた時のこと。審判台から飛び降りて骨が見えるような大けがをされたということがあるそうです。それは、審判台からふと下を見た時にセンターネットを張るための回転式ギアをみて、「飛び降りたら接近できるか」と試したくなったから。武田双雲さんは行動力で書の道を切り開いていきましたが、子どもの頃から好奇心の塊で行動力も兼ね備えていたことがわかるエピソードです。もしお子さまがびっくりするような行動をした時には、その理由にも興味をもってみましょう。そして面白がってみましょう。好奇心と行動力を肯定することでお子さまの潜在的な力が伸ばされるでしょう。
(参照:上機嫌のすすめ 武田双雲)

口を出すときにはその理由も伝える

お子さまのことを心配するあまり「ああしなさい」「こうしなさい」とつい命令口調になってしまうこともあるでしょう。出来ればその理由も伝えるようにしてみましょう。なぜなら、その理由が納得できるものであればお子さまの自発的な行動につながるからです。例えば、「勉強しなさい」とお子さまに伝える時。自分で考えることが出来るお子さまでしたら「なんのために勉強するのだろう?」という疑問をもつこともあるでしょう。親御さんとしては「良い大学に行って安定した企業に勤めてほしい」という明確な理由や「勉強できないと将来困るから」といったような漠然とした不安があるのかもしれません。それが自分にとって必要なことなのかどうか判断するのはお子さま自身です。納得できる内容であれば考えて行動するでしょう。
筆者は自分の娘に「勉強したことが実践できるようになると将来の選択肢が増える」ということだけを伝えて、勉強するかどうかは本人の意志に任せていました。習い事にも同じことが言えます。そのメリットをきちんと伝えて出来る範囲で環境を整えたうえで、あとはお子さまに任せてみることも大切なのではないでしょうか。

こどものやりたいことを尊重する

大人になってから「やりたいことがわからない」と悩む人をよく見かけます。それはなぜでしょうか?「興味をもったことに対して行動にうつす」ということをしてこなかったからではないのでしょうか?例えば子どもの頃は、本人がやりたいことというのは、親が「これをしてほしい」と思うことと一致しないことはよくあることです。親御さんが「女の子だから、おままごとをしてほしいわ」なんて思っていても、本人は活発で戦闘ごっこが好きなこともあるでしょう。「男の子だし外で元気に遊ばなくちゃね!」と思っていても、自宅で静かにお人形の着せ替えごっこやお絵描きを楽しみたい男の子もいるでしょう。その場合は、その子は洋服の組み合わせや色使いに興味をもっていて、将来ファッションや芸術関係で能力を発揮できるかもしれません。お子さまが何かに興味を持った時。それがその子の将来の趣味や仕事になることも。「やりたいこと」を楽しめる人生につながりますので、子育ての中においてもお子さまの興味をもつことを尊重してみるとよいでしょう。

一歩引いて見守る勇気を

お子さまの自主性を育てることの必要性とそのための親子関係の築き方についてお伝えしてきました。親子で異なる意見を持つことを受け止める、お子さまの内面的な部分にも興味をもつ、意見を伝えるときには理由も伝えることなど、意識するだけで出来ることはたくさんありそうです。その根底にあるのは「お子さまを一人の人間として尊重する」という認識です。お子様の育つ力を信じて、一歩引いて見守る勇気をもってみることが大切なのではないでしょうか。

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