子育て中の「孤独感」 実は多くのママが経験していた?対策や対処法をご紹介!

2021年9月9日

子育て

可愛らしい我が子と過ごす幸せな時間なはずなのに、
なぜか自分だけが社会から取り残されてひとりぼっち・・・・
そんな孤独な気持ちになったことありませんか?
大丈夫です!
実は、育児中のママの過半数が経験しているんです。
ここでは、子育て中の孤独感への対策や対処法をご紹介していきたいと思います。

ワンオペ育児。夫がいるのに孤独感を感じてしまう理由とは?

夫は仕事で忙しく毎晩子供の寝顔しか見ていない・・・。
そんなワンオペ育児の毎日はほんとうに大変ですよね。
なにが辛いかって、パートナーがあなたの話や気持ちを読み取れなくなってしまったことです。
ママだけが孤独の星の民。
残されたパパにとっては、孤独の星の民は、いわば宇宙人です。

ワンオペ育児の家庭のパパは、育児経験が格段に不足していますから、
ママの大変さもママのSOSも、宇宙語にしか聞こえないのです。
夫がいるのに、孤独感がますます深まるのは、こういうわけなんです。

常にイライラもしてしまう。特にネガティブな感情になるときは?

そして、思うようにいかない育児で、いつもイライラしてしまいますよね。
原因は2つあります。

1つ目は、慢性的な寝不足です。
授乳や夜泣きで、細切れの睡眠しかとれていないママは、想像以上に情緒不安定です。
2つ目の原因は、ホルモンバランスです。
出産時から産後に多く分泌される「オキシトシン」というホルモンは、育児行動を起こす大切なホルモンです。

女性が子供を守ろうとするのは、このホルモンがしっかり分泌されているからなんです。
しかし、このオキシトシンは同時に攻撃性も合わせもっています。
卵を温めている雌が非常に攻撃的になるのと同じ現象です。

特に、子どもが「寝てくれないとき」「飲んでくれないとき」「不機嫌がつづくとき」
など、思ったようにうまくいかないときに共通するのは「我が子の泣き声」!
ママが我が子の泣き声を聞くと、それだけでオキシトシンが分泌されます。
ですから、よけいにネガティブな気持ちになってしまうのです。

孤独感解消のためには「仕組みづくり」が肝心。パートナーや両親に協力してもらって先ずは育児環境を整えましょう!

孤独感を解消するために大切なのは、「ママだけで育児をしない事」です。
夫やパートナー、両親や義両親など、手が借りれる人たちすべてに甘えて、
みんなで子供をみる育児環境を整備してみましょう。
「水曜日の〇時~〇時だけ」など数時間でもよいのです。
時間や曜日を決めて、その人たちでシフトを組んでみることをおススメします。

ポイントは、『入念な準備+ママの不在』です。
ママがその場にいると、みんなママに頼ります。
その時の育児担当者が困らないように、入念な準備をして、ママは外出しましょう。
困ったときはどう対応すればよいのか、フローチャート式のマニュアルを作成すると完璧です。
やってはいけない対応なども、きちんと明記して説明しておくことで、
両親や義両親にお願いした際のトラブル防止にもなります。

ママが1時間だけでも、子供から離れて散歩をしたり、美容室に行ったり、
「自分の時間をもてること」で、孤独感は格段に解消します。

パパも、一人で子供に対応することで、「当事者意識」をもつことができます。
宇宙語に聞こえていたママの言葉やママの気持ちが、少しずつ理解できるようになります。

ママ友や相談相手とコミュニケーションを取る。週に何回は外に出るなどが効果的!

育児中は、家のなかに閉じこもりがちになってしまいます。
ほかの大人とまったく喋らない状況は、孤独感をますます大きくさせてしまいます。

直接でなくても、ママ友とLINEで話すだけで、気持ちが少し晴れたりします。
週に3回は外出してみる、など自分でルールを決めて
積極的に外の世界へコミュニケーションをとるように心がけてみることをおススメします。
孤独の星から地球へ交信です!

頼れるプロに相談することも孤独感やストレス解消に有効!ベビーシッターサービスを活用しましょう!

どうしても困ったとき、孤独感につぶされそうなとき、子供を預ける人が近くにいないときは、頼れるプロに相談してみましょう。
お住まいの自治体には、さまざまな育児支援サービスがあります。
役所の母子支援センターや地域の児童館で、スタッフに相談をしたり、
一時預かりを利用したり、ファミリーサポートを利用することもオススメです。
行政でのサービスに空きがない場合は、民間のベビーシッターも大いに役にたちますよ。

まとめ

孤独の星の民から抜け出すヒントは見つかったでしょうか。
一番のポイントはあなた一人で抱え込まない事です。
ママひとりで頑張らないで、みんなに話して、みんなで育てられるといいですね!

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