家事や子育てにおける男女格差、感じてますか?

2022年3月10日

育児参加

まだまだ大きい子育てにおける男女格差の実態

どこの夫婦にも起こっている論争

子育てをしていると、度々「なんで私ばかり家事と育児をやらなきゃいけないの?!」「仕事で疲れているんだから休日くらい休ませてくれ!」等と喧嘩になったり相手に不満を持ったりすることはありませんか?

もちろん我が家も同じです。私は子どもが生まれてから約2年半は自宅で子育てと家事を行い、更に合間を見て在宅で仕事を行う毎日で”育児ノイローゼ”の経験しました。

外で仕事をしている夫は大人と会話をし、トイレに行き、休憩時間に好きなご飯を食べることが出来る。子どもと離れて一人の時間がある。それが本当に羨ましかったですし、365日24時間やめることのできない母親という仕事をしている私は、土日にのんびり遅くまで寝ている夫を何度心から憎いと思ったことでしょう…。

これはほとんどのママ友との話で出てくる旦那への愚痴の内容ですから、我が家だけではなく多くの小さな子を持つ母親が感じていることだと思います。

しかし男性たちからは「妻は自宅で子どもと遊んでいられて羨ましい。こっちは会社まで通勤して仕事をしなければならないのに。」という声が。

我が家の場合、子どもが保育園に入れた後は私も朝から夕方までしっかり働く事になりましたが、それでも家事と育児の負担は変わらず私。家庭と仕事の両立が必要です。おかしいな…。

このように、子育て中の夫婦の多くは、男女格差いわゆる”ジェンダーギャップ”や男女の不平等さといった問題を大きく抱えながら生活を送っているのだと思います。

他の家庭の実態も知る為にサイトを検索してみると、内閣府の男女共同参画局にて、世界経済フォーラムが各国の男女格差を測るジェンダーギャップ指数を発表した記事を見つけました。

2021年の調査ですが、日本は156か国中120位と先進国の中では最低レベルという結果でした。これだけ男女平等が叫ばれていても、やはり日本はまだまだ男女格差が大きい社会であることが分かります。

特に政治や経済の分野での差は顕著で、管理職の女性の割合の低さやパートタイムの職に就いている女性の多さが目立ち、平均所得は男性に比べて43.7%も低いことが指摘されています。

(ちなみにトップはアイスランド。続けてフィンランド、ノルウェーとやはり北欧勢が男女平等という点では先進国ですね。)

教育や健康といった分野については日本も高いスコアを出しており、ほぼ男女平等と言える結果でした。

それでは家事、育児関連ではどうでしょうか?これは案の定、世界的に見ても日本の男性の家事、育児に携わる時間は他国と比べて非常に低く、欧米諸国の半分またはそれ以下といった結果でした。一方で日本の女性の家事、育児に携わる時間は他国と比べて圧倒的に長い!

つまり国際的に見ても日本の家事や子育ての男女格差は非常に大きいということです。

※男女共同参画局のページには男女格差に関する記事や情報、調査データの一覧がありますので、是非参照してみて下さい。

男女共同参画局

息子を「イクメン」にするために

以上のような結果はありますが、現実として日本の男性は他国と比べても労働時間が長く、家事や育児に関わりたくてもできないという状況もあるでしょう。

しかし父や夫を見ていると思うのです。時間があっても家事や子育てのスキルがない=できないという理由から家事育児に参加しない男性も多いのでは?と。

昔は男は家事や子育てをしなくてもそれが当たり前のように教えられてきたのだと思います。

しかし現在はメディアでも「イクメン」という言葉がよく使われますし、若い世代は私や親の時代とは違い、政府による平等な社会を目指す取り組みが推進されている中で育っていますから、学校でもそのような教育を受けているでしょう。

子ども達が大きくなって働き始める頃には、企業での男性職員の育休の取得率も上がり、性差のない平等なキャリア形成と女性も男性と同じように活躍出来る社会の制度、環境が整っているはずです。

そこに適用できる人になる為には、”家族の中での役割”を小さな頃から教えることも、私たち親として大きな課題ではないかと感じます。

「男だからこれをする、女だからこれをする」ではなく、人生に必要なスキルとして家事の方法や子育てについて知っておく必要があること、個人個人がやらなければならないことを教えていきたいと強く思っています。

ここ数年はコロナにより男性も家庭で過ごす時間が増えました。この機会に、家庭の中で男女格差や役割について考えるのも良いかも知れません。

前の記事へ

「子育てに疲れ果てた…」私が笑顔になるためにやったこと

次の記事へ

男性の育児参加。「性」ではなく「個」の時代へ

関連記事

詳しく見る