赤ちゃんがハイハイをし始める時期はいつ頃?ハイハイをし始めた際の注意点もご紹介

2022年1月7日

子育て

赤ちゃんがハイハイをし始める時期は生後何か月頃からでしょうか。

我が子がハイハイで一生懸命こちらへ向かって来てくれる様子は何にも代えがたいほど可愛さが溢れるものです。

しかし家具・家電・飾り物など、実は家の中は赤ちゃんにとって危険が溢れていることをご存知でしょうか。

今回はハイハイをし始める月齢と、ハイハイをし始めた際に気を付けなくてはならない点を詳しくご紹介していきます。

赤ちゃんがハイハイをし始める時期

赤ちゃんと女性

ハイハイとは両手と両ひざを床につけてお腹を浮かせた状態で進むことをいいます。

赤ちゃんがハイハイをし始める時期には個人差がありますが、大体生後6ヶ月~9ヶ月の間で始めることが多いです。

生後6ヶ月くらいになるとほとんどの赤ちゃんが首が座り少しずつ体幹が強くなってきます。

体幹が強くなることで手足で体を支えお腹を浮かせた姿勢を取れるようになり、そこからハイハイへと繋がっていくのです。

赤ちゃんがハイハイを始める前の前兆

赤ちゃん

先述した通り、赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎた辺りで体幹が強くなってくる頃にハイハイをし始めます。

体幹が強くなったことが分かる動きや、赤ちゃんがハイハイをし始める前の前兆にはどんなものがあるのでしょうか。

お座りができるようになる

赤ちゃんと女性

赤ちゃんの体幹が強くなってきたことが分かる動きの1つにお座りがあります。

お座りは体を起こし腰で上半身を支えないとできない姿勢のため、実は体幹がしっかりしていないとできないことなのです。

最初のうちは両手を体の前に置いた姿勢でのお座りから、徐々に手放しや両手におもちゃを持ったまま転ばずにお座りができるようになっていきます。

両手放しでお座りができれば、あとは赤ちゃんの意欲次第ですがハイハイができるようになるまではあと少しです。

ずりばいができる

ずりばいとはいわゆるほふく前進のような動作で腹ばいの姿勢で手足を動かして前に進むことをいいます。

前へ進むという意味では同じですが、ずりばいはお腹を浮かせずに進むことができることからハイハイの前にできるようになる子が多いです。

ずりばいは手の届かない場所にあるものを「触りたい」という意欲から手が前に出てそれが前進へと繋ります。

進む意欲があるため、体幹が強くなってお腹を浮かせられるようになればハイハイに移行するまでに時間は短いといえます。

四つん這いになろうとする

四つん這いとは両手と両ひざを床につけてお腹を浮かせた姿勢のことです。四つん這いができるようになるということは体幹が強くなってきた証拠でもあります。

四つん這いができるようになるとこれまでの仰向けやうつぶせのときよりも格段に視野が広くなってくるため、赤ちゃんも楽しいようです。

少し離れた場所にあるおもちゃへも目がいくようになり目的の場所へ進もうとする意欲が生まれることでハイハイに繋がっていきます。

四つん這いは、初めのうちは手の力が弱くグラグラと動くなど不安定になってしまうことが多いです。

赤ちゃんが顔をぶつけるなど怪我をしないように、四つん這いの姿勢になった際は近くで見守ってあげることが大切です。

赤ちゃんがハイハイをし始めた際の注意点

コンセントカバー

赤ちゃんがハイハイをする上で危険とされるものが何か分かりますか?

赤ちゃんが家の中で安全にハイハイできるように注意したい点を3つご紹介していきます。

床にできるだけものを置かない

赤ちゃんがハイハイをし始めたときにまず気を付けたいことは床にものを置かないことです。

ハイハイができるようになる頃には赤ちゃんは色々なものを手で掴むことができるようになっています。またこの時期の赤ちゃんは何でも口に入れてしまうことも多いです。

特に細かいものなどは誤飲の危険もあるため、床の上に放置することのないようにしましょう。

細かいものでなければ安全というわけでもありません。

雑誌など赤ちゃんは紙のクシャクシャという音が好きなので一度触って覚えさせてしまうと、見つけると何度も触ろうとします。

紙は口に入れるとよだれでちぎれて細かくなってしまいそのまま誤飲してしまうおそれもあるため危険です。

また雑誌などホチキスが付いているものも多く怪我のおそれがあるため注意が必要になります。

赤ちゃんの行動は予期せぬことが多いため床にものを置かないことを徹底することが一番安心です。

家具や家電の安全対策を行う

赤ちゃんがハイハイをし始めたらまず家具のに気を付けましょう。

特にハイハイし始めたばかりの赤ちゃんはまだ不安定で転んでしまうことも多く、家具の角などに頭をぶつけやすいです。

また電化製品などのコードは赤ちゃんにとっては遊び道具になります。コードをかじったり舐めたりすることは感電してしまう危険もあるため危険です。

角カバーやコンセントカバーは100円均一でも売っています。赤ちゃんがハイハイをし始める前に対策を行うことが大切です。

またキッチンや階段・テレビ台の前にゲートや柵を設置される方も多いようです。赤ちゃんが立ち入ってしまったら危険な場所へは予め対策をされることをおすすめします。

掃除をこまめに行う

掃除をする女性

ハイハイの姿勢は体が床と近いためホコリや塵を吸い込みやすいです。

また赤ちゃんはハイハイをし始めるくらいの月齢になってくると小さいものでも自分で掴むことができるようになってきています。

ホコリや細かいゴミも赤ちゃんにとってはおもちゃです。誤って口に入れたりすることのないようにこまめに掃除を行うことが必要です。

育児と他の家事を両立しながらこまめに掃除を行うことが大変なときは家事代行サービスを申し込むことをおすすめします。

ハニークローバーのベビーシッターはオプションで部屋の掃除をお願いすることが可能です。

自宅で赤ちゃんを見てもらいながら掃除をしてもらえるというサービスは忙しいママにとってとても助かりますね。

赤ちゃんにハイハイを促す方法

ハイハイする赤ちゃん

赤ちゃんの成長発達には個人差があります。とはいえ周りの子の成長ぶりをみると比べてしまうのも仕方ありません。

なかなかハイハイをしない赤ちゃんに効果的なハイハイを促す方法をご紹介します。

おもちゃを離れたところに置く

赤ちゃんのハイハイを促す方法の一つにおもちゃを少し離れた場所に置くという方法があります。

赤ちゃんが泣いた際など、ついママが先回りをしておもちゃを与えてしまっていないでしょうか?

ここでのポイントは赤ちゃんの手が届きそうで届かない場所に置くことです。

赤ちゃんは段階的に発達をしていくため、すぐに遠くまでハイハイができるようになるわけではありません。

そのためあまり遠くに置いてしまうと赤ちゃんはそのおもちゃを取りたいという意欲がなくなってしまいます。

月齢が進んでいればベビーせんべいなど、おもちゃじゃなくても赤ちゃんが好きなものでハイハイを誘ってみるのも効果的です。

赤ちゃんがハイハイできるスペースを確保する

赤ちゃんのハイハイを促すためには、ある程度のハイハイができるスペースを確保することが必要です。

テーブルやソファなど家具が赤ちゃんの動くスペースを無くしてしまっていませんか?

インテリアのレイアウトを見直すことも、赤ちゃんの発達を促すためには必要になってきます。

また、いつもママが赤ちゃんの隣にいるような環境は赤ちゃんが動かなくても安心感を得られているため、ハイハイを促すという点ではマイナスです。

少し距離を作ることで「ママに抱っこしてほしい」という意欲からハイハイに繋がっていくこともあります。

赤ちゃんの成長はプロに相談しよう

保育士

赤ちゃんがハイハイを始めると実は家の中には注意しなければならない点が多くあるものです。

しかし初めての育児の場合は、何がどんな風に危険なのか見当がつかないこともあるかと思います。

赤ちゃんの成長はプロに相談するのがおすすめです。

その中でもハニークローバーのベビーシッターは自宅で赤ちゃんを見てもらえるため、家の中の注意点を的確に教えてもらうことができます。

またハニークローバーでは保育中の状況がシッターからアプリに届くためリアルタイムで確認することができます。

この機能があれば急な仕事や子どもを連れて行くことのできない外出の際など、預け先に困ったときに安心して預けることができるのではないでしょうか。

まとめ

赤ちゃん

赤ちゃんは個人差がありますが生後6ヶ月~9ヶ月頃になると体幹が強くなりハイハイをし始めることが多いようです。

ハイハイができるようになると赤ちゃんは家中を移動するようになります。

ハイハイが始まるとこれまでは予期できなかった危険が出てくるため、予め事故を防ぐための対策をすることが必要です。

家具のレイアウトを見直してスペースを確保してあげたり、キッチンなど入ってほしくない危険な場所などは柵をつけるようにしてください。

またホコリや小さな雑貨などの誤飲を防ぐために赤ちゃんの手の届く場所や床は綺麗にするようにするといいですね。

ハイハイは全身を使って動くほかバランス感覚も鍛えられるため、発達においてとても大切なことになります。

重要なのはハイハイを始めた時期ではなくどれだけハイハイをしたかです。

そのため赤ちゃんが安全にたくさんハイハイができるように、大人がしっかりと対策を取りながら見守ってあげることが大切になります。

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