母乳育児が大変だと感じたこと

2021年10月5日

子育て

1.まわりからの声

母乳で育てたい。我が子がお腹の中にいたときから、私は母乳育児をしようと決めていました。

母乳育児は、赤ちゃんのときしかできないかけがえのない大切な時間。
お腹が大きくなるにつれて、楽しみは募るばかり。

しかし、我が子が生まれたことで知る母乳育児の大変さ。
私は、思うように母乳が出ないことに悩みました。

さらに、義母や実母、まわりからの声がストレスとなり、わけもわからず泣くことも。
私が母乳育児で大変だと感じたことは、母乳が出ないことによるまわりからの声。
母乳育児が大変だと感じた内容を、さっそく紹介しましょう。

予定日より、1週間遅れて生まれた我が子。
待望の我が子に、愛しさは募るばかりでした。

私が出産した産院では、母乳育児を推奨していたため、出産した翌日からさっそく母乳を飲ませる練習がはじまります。

いっぱい飲んで大きくなってね。

しかし、私の思いとは裏腹に、母乳は出なかったのです。
赤ちゃんが上手く吸えないことも理由だと教えてもらい、焦らないで飲ませる練習をしようと助産師さんに言われました。

母乳があまり出なかったこともあり、まずは母乳を飲ませたあとにミルクを飲ませる混合育児からはじめることになりました。

根気よく吸わせていけば、母乳の量はどんどん増えると教えてもらい、お腹がすいて泣いているのであれば、母乳を飲ませていたのです。

病院では、授乳の前後で赤ちゃんをスケールに乗せて、母乳を測定できました。
私が退院するまでに出た母乳量は、3gほど。
思ったよりも母乳が出ないことに、焦りと不安を感じたことを覚えています。

退院して自宅に戻った後も、母乳育児を軌道に乗せるため、泣いたら母乳を飲ませる日々が続きました。

我が子は、抱っこでしか寝ない子だったので、1日中抱っこをして過ごす日々。
30分間隔で母乳を飲ませることもしばしば。

私は、母乳育児を軌道に乗せたいという気持ちもあり、あまりミルクを足さないでいました。

そのため、寝不足の日々が続きます。
はじめての育児。これほどまでに大変なのかと実感しました。

そんな生活が続いたある日、義母から電話があったのです。
赤ちゃんとの生活はどうか、と尋ねられたため、赤ちゃんがあまり寝てくれないことを話しました。

これが、私のストレスのはじまりとなります。
義母は、もっとミルクを足しなさいとアドバイスをしてくれたのです。

赤ちゃんはお腹がいっぱいになったら寝るため、母乳が出ていないのだと言われました。

母乳育児を頑張りたいと思った私は、ミルクを足したくないと思い、義母のアドバイスを無視します。

その後も、相変わらず睡眠不足の日々。
義母のアドバイスを素直に聞かない私に、旦那は人生の先輩である義母のアドバイスを素直に聞いて一度試してみてと言うのです。

旦那の一言がきっかけで、喧嘩に発展しました。
喧嘩の末、私が折れて義母のアドバイス通り、ミルクを足すことにしました。

しかし、ミルクを足しても我が子は抱っこでしか寝てくれず、授乳の間隔が空くこともなかったのです。

母乳を出す方法をネットで調べたところ、やはり頻繁に母乳を飲ませることが大切という内容が多く記載されていました。

生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルクを飲む1回の量が少なく、月齢が上がることで吸う力も上がり、飲む量が増えていくと記載されていました。

私より2か月ほど先に出産した友人が、生後3ヶ月ぐらいしたら吸う量も強くなって、飲む量が増えたよと教えてくれたことを思い出したのです。

他にも、私は母乳の量を増やすため、たんぽぽコーヒーや、ごぼう茶、白米を3食しっかり食べるなどさまざまな方法を試しました。

母乳測定ができる施設へも行き、定期的に母乳量を測りに行ったのです。
すると、母乳量は少しずつ増えていました。

そして、授乳の間隔も1~2時間ほどに空いてきたのです。
母乳の量も増え、赤ちゃんが少しずつ成長しているのだと感じた私。

そんな中、義母から再び電話がありました。
私は、授乳の間隔が少し空いたことを報告します。

しかし、義母からは意外な返答が。
夜通し寝ないのは、お腹がいっぱいではないから。ミルクをもっと増やしなさい。

義母に、再びミルクを足すことを勧められたのです。
少しずつではあるが、母乳の量も増えているのだから、ミルクをこれ以上足す必要はないと思った私。

義母のアドバイスを素直に聞かないことで、旦那と再び喧嘩になります。
喧嘩をしたこともあり、義母のアドバイス通りミルクを足すことにしました。

しかし、母乳とミルクを飲ませるたびに吐き戻す赤ちゃん。
私は、ミルクを足しすぎなのではと思いはじめます。
そして、ミルクを飲ませたところで、夜通し寝ることもなく。

義母のアドバイスを試したのに、夜通し寝ないことに私はイライラしはじめました。

義母が自分の子どもを育てた経験からアドバイスを言ってくれているのはわかるが、赤ちゃん全員が同じ育て方で育つわけではない。

意見を押し付けないで欲しい、と義母に対して不信感をもちはじめます。
母乳育児をするという気持ちが強かったこともあり、少し意固地になっていたのかもしれません。
義母は義母で、私が素直に話を聞かなかったことにイライラしたのでしょう。

母乳とミルクを飲んですくすく成長していく我が子は、だいぶムチムチ体型になっていきます。

すると、次は、実母から少し太らせすぎじゃないと言われはじめます。
さらに、赤ちゃんを太らせすぎている、と義母が旦那に言っていたのです。

義母がそう言っていることを、旦那から聞き、もうわけがわからないと思った私。
ミルクを足せと言われたからミルクを足したのに、太りすぎとは矛盾している。

旦那も旦那で、義母のアドバイスを素直に受け止めなさいと言い、私の話は聞いてくれず。

追い打ちをかけるように、義母は電話をするたび、赤ちゃんの月齢が低いにも関わらず「授乳間隔を4~5時間にしなさい。」「おしゃぶりをくわえさせなさい。」など、さまざまなアドバイスをしてくるのです。

私は、睡眠不足とはじめての育児による疲労、さらにまわりからの声によって、ストレスがどんどん溜まっていきました。

母乳だけで育てることは、悪いことなのだろうかとマイナスな気持ちにもなっていくのです。

せっかくの育児が、まわりの声により辛いものだと感じはじめてしまいます。
わけもわからず、赤ちゃんと一緒に泣くこともありました。

決して義母が、意地悪で言っているのではないことはわかっています。
しかし、見てもいないのに私の母乳が出ていないと決めつけられることがつらかったのです。

母乳がそんなに出ていないのか、と思いながら定期的に母乳測定をしに行くと、結構な量の母乳が出ていました。

母乳が出たことの嬉しさと、母乳が出ていないと言い続けた義母に対しての怒りが募ってきたのです。

旦那に自分の気持ちを素直に打ち明けると、旦那は、自分たちの子どもだから2人で子育てをしていこうと言ってくれました。

そして、旦那は義母に私の母乳が結構な量出ていることを言ってくれたのです。
義母は「そんなに出ていたのね。」と驚いていたそうです。

母乳育児も軌道に乗り、生後3ヶ月ごろからはミルクを足すこともなく、母乳だけで育てることができました。
それ以降、義母から母乳育児について口出しされることもなくなったのです。

はじめての育児は、わからないことだらけ。
そんな私の不安を解決する手助けをしようと義母はしてくれたのかもしれません。
しかし、それが逆に私のストレスになっていました。

まわりの言葉に振り回されず、自分の気持ちとしっかり向き合うこと。
我が子と長くいるのは、母である私。

何が正しいとか、間違っているとかではなく、自分が思った育児をすることがもっとも大切であると思いました。

まわりからの声によって、大変だと感じた母乳育児。
しかし、まわりの声がきっかけで、私は旦那と育児についてちゃんと話し合うことができました。

そして、今でも育児について旦那と話し合う時間を作っています。
母乳育児で大変だと感じたまわりの声は、夫婦が話し合う時間を作るよいきっかけになったのです。

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2.胸のトラブル

およそ10ヶ月という長い妊娠生活。
我が子に会えた瞬間、妊娠生活の苦労なんて忘れてしまうことでしょう。

会えた喜びも束の間、次は育児という大きな仕事が待っています。
我が子を母乳で育てたいと思った私。

はじめての母乳育児はとにかく大変でした。
おっぱいがつまってしまったり、赤ちゃんに乳首をかまれて血がでたりと、とにかく痛みがともなうことばかり。
私が大変だと感じた、母乳育児における胸のトラブルを紹介していきましょう。

最初のトラブルは、母乳を飲ませるとき、乳首に激痛があったことです。
生まれて間もない赤ちゃんは、おっぱいを上手く咥えることができません。

育児がはじめての私は、赤ちゃんにおっぱいを上手に咥えさせるよう誘導できず。
結果、授乳のたびに「イタッ!」と思わず声に出してしまうほどの痛みを感じました。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの授乳はとにかく頻繁です。
痛いから飲ませないというわけにもいかず、痛みと戦いながら授乳していました。

なんとか痛みがひかないものかと思った私は、ネットで痛みがおさまる方法を調べたのです。
すると、母乳を乳頭に塗るとよいという内容をネットで見かけ、藁にもすがる思いでさっそく試しました。

効果があるのかは、イマイチわかりませんでした。
しかし、病は気からとはこのこと。少しはよくなっている、と私は思い込んでいたのです。
生まれてすぐは、とにかく痛みに耐えながら授乳をしていたことをよく覚えています。

赤ちゃんも少しずつ飲み方を覚えてきて、痛みもなくなった頃に次の授乳トラブルがはじまりました。
動いているものを目で追えるようになった赤ちゃんは、とにかく好奇心旺盛。

授乳しているときも、飲みながら気になるものや気になる音がすると、気になるものの方を向こうとします。
もちろん、おっぱいを咥えながら。

すると、引っ張られた乳首は激痛。
「イタいー!」と思わず叫んでしまい、私の声に驚いた赤ちゃんが泣くこともありました。

乳首を引っ張られたときの激痛は、声を出さずにはいられません。
「びっくりしたよね。」とあやしつつも、仕方ないと思っていた私。

なるべく気になるものを見つけないよう、授乳中はテレビを消していました。
それでも、外からの音が気になる我が子は、窓の方を振り向くことが多々ありましたが。

私も赤ちゃんも母乳育児に慣れてきて、少しずつ授乳の間隔があきはじめたときに次のトラブルは発生したのです。

母乳のつまりです。
私の母乳がはじめてつまったのは、我が子が生後5ヶ月のとき。

赤ちゃんのお世話にも慣れてきて、家のことをする余裕も出てきました。
生まれて間もないときは、私が食べたものがすべて母乳となって赤ちゃんの栄養になるのだと思い、食事にも気を遣っていました。

しかし、慣れが出始めて好きなものを食べることが増えていったのです。
育児の疲れもあり、自分へのご褒美といって甘いものをよく食べていました。
育児ストレスを少しでも減らそうという気持ちから、旦那は、仕事帰りにアイスをよく買って帰ってきてくれたのです。

夜、子どもが寝たあとに、コッソリ食べるアイスはまさに至福の時間。
育児中の私の楽しみでもありました。

そんなとき、母が旅行のお土産で羽二重餅を買ってきてくれたのです。
とにかく和菓子が大好きな私。
嬉しくなり、私は羽二重餅をたくさん食べたのです。

すると、夕方になり、右胸に違和感が。
「なんだこれ?」右胸の違和感がわからず、時間がたてばおさまるだろうと思った私。

しかし、時間が経てば経つほど、ズキズキした痛みが出てきたのです。
右胸をさわってみると、右下あたりだけやけにカチコチになっていました。

母乳がつまっている。

私はこのときに、母乳がつまっていることに気づいたのです。
母乳をつまったまま放っておくと、乳腺炎になる可能性が出てきます。
乳腺炎だけは避けたいと思った私は、母乳のつまりを解消する方法を調べたのです。

母乳のつまりを解消する方法は、赤ちゃんにとにかく母乳を吸わせることと書いてあり、早速実践。
ちょうど授乳の時間だったこともあり、勢いよく母乳を飲んでくれた赤ちゃんのおかげで母乳のつまりはすぐに解消されたのです。

しかし、これがきっかけとなり母乳がつまりやすくなりました。
私の場合は、甘いものを食べ過ぎてしまったときに母乳がつまることが多かったです。

たまに夜、旦那が買ってきたアイスを2個食べてしまうことがあり、それが原因の1つだったのかもしれません。

夜中に母乳がつまったときは、困りました。
なぜなら、赤ちゃんがあまり母乳を飲んでくれなかったからです。

この頃には、満腹中枢も出来上がりつつあった赤ちゃん。
お腹がすいていないときは、母乳を飲んでくれません。

夜に甘いものをたくさん食べた私の自業自得。
しかし、母乳がつまった痛みから眠ることができません。

夜中に1人で必死に母乳のつまりを解消するために、つまっている部分を押してみましたが、つまりは解消されず。

湯船につかり、つまっているところを流せばつまりが解消できると知った私は早速実践しました。
温かい湯船につかりながら、つまっている部分を流したところ、つまりが解消されたのです。

血行がよくなり、つまっている部分が流れたのでしょう。
とはいえ、母乳がつまるたびに湯船につかることは大変。

やはり、赤ちゃんに母乳を飲んでもらってつまりを解消することが1番早いと感じました。
母乳がつまるというトラブルはできることなら回避したいと思い、夜に甘いものを食べることを控えたのです。

後日、友人とランチしたときに母乳のつまりの話をしました。
すると友人は、揚げ物が食べたくて唐揚げをたくさん食べたら母乳がつまり、乳腺炎になってしまったと話してくれたのです。
母乳がつまる原因も、人それぞれなのだなと思いました。

赤ちゃんが生後半年すぎた頃、再び母乳のトラブルが発生したのです。
生後半年すぎた我が子。小動物のように下の歯が2つ同時に生えはじめました。

歯茎だけのときも赤ちゃんらしくて可愛いですが、下の歯がちょこんと生えたときもまた違う可愛さがありますね。

しかし、この可愛らしい歯が痛みの原因となります。
授乳中、乳首を噛まれたのです。

味わったことのない激痛に、授乳中、思わず赤ちゃんをおっぱいから離しました。
しかし、おっぱいをしっかりと咥えていた赤ちゃん。
乳首がちぎれるのではというほど、引っ張られ、さらに絶叫。

乳首から、じわりと血が出てきたのです。
生後6ヶ月の子どもの噛む力を恐ろしいと感じました。

1度負傷した乳首はすぐ治るわけもなく、その日から授乳をするたびに激痛が走る日々がはじまります。

以前に試した母乳を塗ってケアしたものの、なかなか治りません。
当時、乳頭用ケアの塗り薬が市販で売っていることを知らなかったのです。

我が子に母乳を飲ませる時間は、この上ない幸せのひととき。
しかし、幸せの時間とは別に起こる胸のトラブル。

我が子に母乳を飲ませるとき、痛みが伴うことを出産して知ったのです。
また、大好きな甘いものもたくさん食べた後に後悔する母乳のつまり。

私にとっては、子どもに乳首を噛まれる痛みよりも、母乳がつまるトラブルの方が大変だと感じました。

なぜなら、つまった母乳を流しながら授乳する大変さ。
授乳しても、母乳のつまりが解消されなかったときの焦り。

授乳期間は胸のトラブルもあり、長く感じますが、育児をしていると1日はあっという間です。
気がつけば卒乳。

胸のトラブルもあり大変だった母乳育児を思い出すと、あっという間に過ぎっていたと懐かしくも愛おしく感じることでしょう。

育児でお困りのことがありましたらハニークローバーに何でもご相談下さい。プロのベビーシッターにご質問やご相談をいただくこともできます。お気軽にご相談下さい。

3.外出先での授乳のタイミングと場所

母乳育児の悩みといえば、外出先での授乳のタイミングと場所です。
赤ちゃんの月齢が上がり、外出できるようになると、一緒にお出かけすることは楽しみの1つ。
お出かけすることで、ママも気分転換できますよね。

しかし、赤ちゃんとのお出かけは、外出先に授乳室があるかなど、あらかじめ確認する必要があります。
とくに月齢が低い赤ちゃんだと、授乳の回数は頻繁です。

授乳室は、ありそうでなかなか見つからないもの。
私が外出したときに、授乳のタイミングや場所において、困ったことや驚いたことを紹介しましょう。

旦那の仕事がお休みの日は、家族で出かけるのが恒例の我が家。
とはいえ、我が子の月齢が低いときは長時間出かけられないため、近くのショッピングセンターに行くことが多かったです。

大型ショッピングセンターであれば、授乳室がいくつか設けられているため、授乳に困らないこともメリット。
しかし、授乳室が空いていないという困ったことも多々ありました。

授乳室の前で待っているわけにもいかず、泣いている赤ちゃんをあやしながら外をウロウロした経験もあります。

そのため、家族での外出のときは、車の中で授乳することが多かったです。
我が家の車には濃い目のスモークが貼られているため、外からの目を気にすることなく授乳ができました。

また、授乳室で授乳するとなれば、その間、旦那に時間をつぶしてもらわなければいけません。
いくら気の置けない関係とはいえ、授乳におむつ替えにとしていれば、30分近く待ってもらわなければいけないときもあります。

車で待ってもらうのであれば、椅子をリクライニングできたり、昼寝ができたりしますからね。
旦那も、気楽に待つことができます。

家族で出かけるときは、車で移動する機会が多く、授乳のタイミングと場所に悩むことはそれほど多くありませんでした。

しかし、友人と出かけるときは授乳のタイミングと場所で、困った経験が多々ありました。
学生時代の部活仲間、8人ぐらいで集まったときの出来事です。

久しぶりの再会ということで、私はとても楽しみにしていました。
8人もいるため、子どもがいたり、独身だったりと周りの変化もさまざま。

2時間の時間制限がある個室レストランで、食事を楽しんでいました。
久しぶりの再会ということもあり、会話も大いに盛り上がったのです。

会話が盛り上がっている中、泣き出す我が子。
あやしても泣き止まず、お腹が減っていることに気づきました。

個室レストランといっても、お皿を下げにくるため店員さんの行き来も多く、その場で授乳をすることはできません。

私は、レストランや公共の場で、授乳したくないタイプ。
いくら授乳ケープをしていたとしても、やはり知らない人が見ているかもしれないところで授乳をするのは気が引けました。

みんなが盛り上がっている中、私は授乳室へ行くため、一旦席を離れたのです。
お店から授乳室まで距離があり、そこから授乳をして30分ほど。

お店へ戻ってきたときには、みんな退店の準備をしていたのです。
授乳するタイミングだったため、仕方ないことですが、もう少し友達と話したかったなと残念な気持ちもありました。

また、別の友人とランチをしに行ったときの出来事です。
学生時代の友人2人と、久しぶりに会う約束をしました。

お店を決めてくれた友人から、お店の情報が送られてきたため、お店の近くに授乳室があるかを確認しました。

しかし、そのお店やお店のまわりに授乳室がなかったのです。
友人2人は、独身で子どもがいません。

子どもの入店可能なお店ではありましたが、落ち着いた感じのお洒落なお店だったのです。

私も子どもが生まれる前、子どもがいた友人とランチに行く約束をしたとき、行ってみたかったカフェに誘ったところ「子どもが騒ぐから難しい。」と断れたことがありました。

結局、そのときは友人の家でランチをした経験があり、子どもが生まれるまではわからないこともあると知ったのです。
実際に育児を経験してみないと、子どもを連れてでかける大変さを知る由もありません。

4ヶ月だった我が子の授乳間隔は、4時間ほど。
会う直前に、授乳していれば大丈夫だと思った私。

久しぶりの友人との再会を楽しんでいた中、我が子が急に泣き出しました。
あやしてもなかなか泣き止まず、泣き声もどんどん大きくなってきたのです。

お洒落で静かなお店だったこともあり、泣き声が店内に響き、焦りはじめた私。
のどが渇いてきたのだろうかと思い、友人に授乳しに行くことを伝え、席を立ちました。

しかし、近くに授乳室なんてありません。
困った私は、お店のトイレで授乳しようと思いましたが、お店にはトイレが1つしかなかったのです。

トイレが1つしかないのに、何分も授乳のために居座るのは迷惑。
そもそも、トイレで授乳するのも嫌だと思ったことが1番の理由です。

どうしようもなく、とりあえず友人がいる席に戻りました。
幸い、私たちが座った席は店の奥だったこともあり、お客さんも少なく店員さんもあまり来ない席だったことから、授乳ケープをつけて授乳することにしたのです。

店員さんが来ないかなという不安な気持ちになりながら、授乳をしていたことを覚えています。
それ以降、友人とのランチは、授乳室が近くにあるお店に行くことにしました。

私は、お店や公共の場で授乳することに抵抗がありますが、まったく抵抗のない友人がいました。
友人と子どもを連れて、動物園へ行ったときの出来事です。

お昼の時間になり、フードコートでご飯を食べることにしました。
その日は、行楽日和で多くの人が動物園にいたのです。

ご飯も食べて、少しゆっくりしたときに友人の子どもが泣き出しました。
恐らく、眠たくなったのだと友人は言います。
友人は、子どもを寝かしつけるため、授乳室へ行ってくると言いました。

しかし、友人はすぐに戻ってきたのです。
授乳室に人が入っているため、授乳室で授乳ができなったとのこと。

私が、授乳室の前で待っていることを勧めると、友人は「ここで授乳するからいい。」と言って、その場で授乳したのです。

友人は、手慣れた手つきで子どもを服の中に隠し、授乳しました。
授乳ケープをするわけでもありません。
家族で来ている人が多かったこともあり、すぐ近くに男性がいるにも関わらず、授乳をする友人に驚いた私。

もちろん、友人が公共の場で胸を露出していたわけではありません。
むしろ、授乳ケープを使うことなく、かつ、胸を露出することなく授乳できるのだから感心し
てしまうほどです。

ただ、明らかに授乳していることはわかるはずなので、まわりも気づいていたでしょう。
公共の場で、抵抗もなく授乳できる人もいるのだと、私はとても驚きました。

確かに、以前ピクニックをしていたとき、友人と一緒に来ていたのであろう女性が、授乳ケープをしながら外で授乳していた姿を見たことがあります。
公共の場での授乳に、抵抗がない人もいるのだということを実感した日でもありました。

ミルク育児であれば外出のとき、お腹がすいて赤ちゃんが泣いていたらすぐに飲ませることができるため、便利だなと思ったこともあります。

しかし、母乳を飲ませることは、女性にしかできないことであり、ほんのわずかな時間だけ。
月齢が上がることで、授乳の間隔も伸びていき、外出のときに困ることも少なくなります。

慣れていけば、授乳のタイミングも知っていくことでしょう。
母乳育児において、外出時の授乳のタイミングと場所に悩んだときもありました。

しかし、はじめての育児はわからないことだらけ。
我が子と一緒の時間を過ごすことで、わかっていくことも増えていくでしょう。

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4.母乳育児しているのに体重が減らない

母乳育児は、体重が減りやすいという話をよく聞きますよね。
ネットで妊娠中に体重が20キロ増えたけれど、母乳育児をしていたら痩せたという内容を見たことがあります。

確かに、母乳はお母さんの身体から出るもの。
カロリーが消費するのも納得できます。

私は食べつわりだったこともあり、妊娠中に体重がかなり増えてしまいました。
ネットやまわりから「母乳育児していたら痩せるから大丈夫。」と言われ、その言葉を信じた私。

しかし、出産後に待っていたのは、体重が戻らないという現実。
私が出産後、母乳育児をしていても体重が減らず、大変だと感じた体験談をご紹介しましょう。

初めての妊娠では、食べつわりがありました。
何か口に入れていないと、気分が悪くなったのです。

初めての妊娠ということもあり、旦那も仕事帰りにコンビニで食べられるものを色々と買ってきてくれました。

赤ちゃんに栄養がいくようにという気持ちもあり、私も気分が悪くなったら何か食べ物を口に入れていたのです。

案の定、安定期に入る前にはすでに体重が5キロ近く増えていました。
私は、出産したら母乳育児をしようと決めていました。
母乳育児は、1年ほどしか体験できない我が子との貴重なスキンシップだと思ったからです。

また、母乳育児は体重が減りやすいと聞いたのも理由の1つ。
私は、友人から妊娠中に15キロほど体重が増えたけれど、母乳育児をしていたら自然と痩せたという話を聞いていたのです。

ネットでも、母乳育児をしていたら痩せるという体験談をよく見かけていたため、私は母乳育児をしていたら体重は減るのだと思っていました。

そのため、私は体重が増えても大丈夫、と安心しきっていたのです。

私は妊娠前、お酒が好きで毎晩飲んでいました。
妊娠をきっかけにお酒を飲まなくなり、口恋しくなって間食が増えたことも体重増加の原因の1つです。
気にせずに食べていたら、妊娠中に体重が17キロ増えてしまいました。

出産して、すぐに5キロ体重が減り、安心した私。
さらに、産後1ヶ月で体重は5キロ減り、すでに10キロ減量したのです。
やはり母乳育児は、体重が減るのだと私は思いました。

残り7キロも母乳育児をしていたら、あっという間に落とせるはずだと思った私。
しかし、10キロ減って以降、体重は減ることなく日々が過ぎていったのです。

体重が減らない理由の1つに、運動していないことがありました。
我が家はマンションの3階に住んでいて、エレベーターがついていません。
そのため、3階からベビーカーを降ろすのは、なかなかの一苦労。

首がすわる前から使用できる抱っこ紐を持っていました。
しかし、首がすわっていないため苦しいのか、泣いてしまうため使っていませんでした。

初めての育児ということもあり、寝不足が続き、私はできることなら寝たいという気持ちもあり、なかなか散歩するタイミングがなかったのです。

また、はじめの頃は母乳が出ていなかった私。
母乳をたくさん出すため、しっかりご飯を食べようと思い、1日3食白米を食べていました。

赤ちゃんは成長するにつれて吸う力が強くなるため、母乳もたくさん飲めるようになるという話を聞いていた私は、とにかく赤ちゃんのためにもしっかり食べなければと思っていたのです。

母乳育児は痩せるという概念があった私は、安心しきっていました。
実際、どんなにたくさん食べていても減ることはありませんでしたが、増えることもなかったのです。

生後4ヶ月になった我が子は、抱っこ紐がお気に入り。
抱っこ紐でのお出かけにも慣れ、20分前後の散歩へ行くことが増えました。
しかし、体重は減りません。

体調もだいぶ落ち着き、そろそろ本格的に産後ダイエットも頑張っていこうと思った私。
子どもが寝ている間、YouTubeなどを参考にエクササイズや骨盤体操をしていました。

しかし、我が子は抱っこでなければ寝てくれず。
布団に寝かせても、30分もたたずに起きてしまうのです。

そのため、エクササイズをはじめてもすぐに子どもが泣いてしまい、なかなか進まず。
日に日に、エクササイズや骨盤体操することが減っていったのです。

このままでは痩せないと思った私は、同じ時期に出産した友人と週1で、エクササイズとピラティスの教室に通いはじめました。

週1に1時間のエクササイズとピラティスの教室は、私のリフレッシュにもなり、よい運動でした。
妊娠中、ほとんど運動していなかった私は、ピラティスで自分の体が固くなっていることを知ります。
自分がどれほど運動不足か実感するよい機会でした。

しかし、週1のエクササイズとピラティスに通っても体重は減りません。
ご飯をあまり食べない日を作ってみましたが、それでも痩せず。
私は体重が減らないことに、焦りを感じはじめたのです。

離乳食がはじまり、授乳の回数は減っていきます。
しかし、ご飯の美味しさを知ってしまった私の胃は、どんどん大きくなっていき、食事量も妊娠前より増えていました。

授乳の回数は減ったものの、痩せることはありませんが、食べても体重が増えることもありません。

あまりにも食べ過ぎた日は、体重が増えましたが次の日に少し食事量を減らすと、もとの体重に戻ったのです。

体重が増えないこともあり、食欲は止まらなくなりました。
妊娠中からアイスにはまっていた私。

旦那が仕事帰りに、アイスをたくさん買ってきてくれたのです。
夜、子どもが寝たあとに食べるアイスが私の楽しみになっていました。
多いときは、2つ食べるときも。

さらには、お昼ご飯に丼とカップラーメンを食べるときもありました。
ご飯を食べることが、私の至福の時間となっていたのです。

このままでは、まずいと思った私。
そんなとき、友人がベビースイミングに誘ってくれたのです。

ベビースイミングは、子どもと一緒に水中で運動できる教室。
水は、陸よりもカロリー消費が増えるためダイエットにもよく、さらに子どもにもよいメリットが多数あります。

私は、友人とベビースイミングに通うことにしました。
私の通ったベビースイミングは、週3行われました。

プールの中で赤ちゃんを抱っこしながら走ったり、歩いたりとダイエットにもなったのです。
週3も通ったら、体重も減るはずと思った私。

ベビースイミングが終わった日は、体重計に乗ることが楽しみでした。
しかし、ウキウキしながら乗った私の気持ちとは裏腹に、体重は増えているのです。

ご飯をたくさん食べたわけでもないのに、と疑問に思った私。
さらに、私がベビースイミングに通ったのはちょうど寒くなる時期だったのです。

そのため、子どもが風邪を引くことが増え、なかなか週3でベビースイミングに通えず。
体重もなかなか減りませんでした。

育児をしていると、時間が経つのはあっという間。
気がつけば、卒乳していました。

結果、私は妊娠前の体重に戻らず、7キロ残したまま。
卒乳後も運動したり、糖質制限してみたりしてみましたが、体重が減ることもなく…。

現在は、すぐに痩せることを期待せず、痩せやすい身体を作るために筋トレを毎日行っています。
まだ効果は出ていませんが、何もしないより、まず動こうという精神です。

私は、母乳育児であれば痩せられると過信しすぎていました。
母乳育児で痩せられるのも、人によってということを学んだのです。

実際に、私の友人でも、母乳育児で痩せたという人も、痩せなかったという人もいるのです。
みんながみんな、母乳育児で痩せるわけではないことを痛感しました。

母乳育児だからと安心するのではなく、適度な運動とバランスのよい食生活を心がけることが大切だと知ったのです。
次、妊娠する機会があれば、体重管理は十分気をつけよう、と心から思いました。

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最終章.卒乳のタイミング

母乳育児で大変なことの1つとして挙げられる卒乳のタイミング。
卒乳したいのに子どもが母乳離れできず、悩む人も多いでしょう。
また、仕事を復帰するなどの理由で、卒乳しなければいけない場合もあります。

私は、子どもが1歳になるタイミングで仕事に復帰しなければいけませんでした。
そのため、1歳になる前には卒乳することを考えていたのです。

しかし、1歳の誕生日が近づくにつれ、卒乳することに寂しさを感じました。
卒乳のタイミングと、卒乳するまでの私の経緯と葛藤を紹介しましょう。

我が子は目に入れても痛くないという言葉がありますが、本当にそう思います。
もともと子どもが苦手だった私。

友人の子どもに話しかけられても、どう接していいかわかりませんでした。
まわりからも「子ども苦手でしょ?」と、よく言われていた私。

妊娠したときも喜びとは裏腹に、子どもが苦手なのに育てられるかなと不安を感じたこともありました。
しかし、そんな不安も吹き飛ぶほど、生まれてきた我が子は可愛い。

育児は大変だということを痛感しましたが、それでも我が子と過ごす日々は、とても充実しています。
私が勤めている会社の育児休暇は、1年でした。

そのため、子どもが1歳の誕生日には、仕事に復帰しなければいけなかったので、仕事に復帰する前に卒乳することを決めていました。
働きながら母乳育児をすることが大変なのは目に見えます。

とはいえ、急に卒乳なんてできるわけもありません。
保育園に入り、卒乳し、と環境が一気に変わったら、子どもだってストレスがかかります。

私は、段階を踏んで卒乳しようと計画していました。
最初に行ったことは、夜間断乳です。

夜間断乳とは、夜の授乳をやめること。
夜間断乳すると、お母さんも夜通し寝られるメリットがあります。

夜中の授乳は、なかなか辛いもの。
眠たい体を起こし、授乳しながら「いつまで夜起きなければいけないのだろう。」と考えていました。

私は、生後7か月の頃に夜間断乳を試みました。
夜中に泣く我が子。
いつもなら母乳を飲ませて寝かしつけますが、夜間断乳を行うため、抱っこであやします。

しかし、これが辛い夜の始まりです。
「どうして母乳を飲ませてくれないの。」と言っているかのように泣く、我が子。

今まで夜は、泣いたら母乳を飲んで寝ていたのだから、当たり前ですよね。
抱っこしていると、私の胸に顔をうずめて母乳をさがすような素振りもしていました。

音楽をかけたり、お茶を飲ませたりしましたがそれでも泣き止みません。
30分ほど抱っこをしてあやした末、私が先に根をあげてしまい母乳を飲ませました。
母乳を飲めて満足した我が子は、先ほどまでの大号泣が嘘だったかのように、そのまま眠りについたのです。

次の日も諦めずに夜間断乳にチャレンジしましたが、やはり泣き止まず諦めて母乳を飲ませました。

ネットを見ると、早い子は1日、遅い子は1週間ほどで夜間断乳に成功すると書いてあったのです。

夜間断乳の方法は、どんなに泣いていても母乳をあげず、諦めて寝るのを待つのです。
または、パパの協力を得て夜間断乳に成功したという人もいました。

パパの協力があまり当てにならない我が家は、母乳をあげず諦めて寝てもらうのを待つという方法で夜間断乳にチャレンジ。
何日か夜間断乳にチャレンジしましたが、そのたび、私が先に根をあげてしまい失敗する日が続きました。

まだ夜、母乳を飲みたいのだろうと思った私は、一旦、夜間断乳をすることをやめたのです。
生後9か月になった我が子は、離乳食がスムーズだったこともあり、3回食へ移行しました。
離乳食をよく食べてくれることもあり、3回食になったタイミングで再び夜間断乳にチャレンジ。
寝る前に授乳しながら「今日はこれでバイバイだよ。また朝になったら飲むんだよ。」と我が子に言い聞かせました。

夜中に泣きはじめましたが私は我が子を抱っこせず、背中をさすったり、胸のところを優しくトントンしたりして寝かしつけます。

すると、15分ほど泣くと、再び眠りについたのです。
その日は、2~3回ほど夜中に起きましたが、同じように寝かしつけしたらそのまま眠りにつきました。

次の日も我が子が夜中に泣き出しましたが、前日と同様、さすったりトントンしたりして寝かしつけると15分ほどしたら再び眠ったのです。

3日目は、明け方に泣き出しましたが、ほぼ夜通し寝ていた我が子。
4日目は、6時前に泣き出しました。
夜間断乳は、成功したのです。

数か月ぶりに夜通し眠れたこの上ない喜び。
夜間断乳してよかったと思いました。

夜間断乳が成功したこともあり、生後9ヶ月の頃には、朝と夜1回ずつの授乳回数でした。
私は、生後11ヶ月頃を卒乳の目標としていたのです。

仕事復帰まで、あと3ヶ月。
我が子が生後9ヶ月になる頃から、仕事復帰のことを考える時間が増えたのです。

支援センターに行っていた私は、我が子と同じ年のママと話すようになりました。
支援センターで話すママの多くは、育児休暇が2年間だったのです。

2年間の育児休暇が羨ましいと感じはじめた私。
育児休暇が2年間であれば、私のように急いで卒乳しなくてもよいのだと思ったからです。

生後9ヶ月頃になると、表情もでてきて、日に日に愛おしさが増していきます。
「もう少し一緒にいたい。」そう思うことが増えてきたのです。

仕事復帰を考えるだけで、憂鬱になり、涙を流すこともありました。
私の仕事の都合で、我が子の卒乳を急がしているなど、ネガティブなことばかり考えてしまったのです。

とはいえ、仕事には復帰しなければいけません。
仕事を復帰する前に卒乳するため、次の段階へ進みました。

次は、朝の授乳をなくこと。
万が一、仕事を復帰する前に卒乳ができなくても、夜であれば母乳を飲ませられます。
仕事がはじまったら、朝のんびり母乳を飲ませている時間なんてありませんからね。
そのため、朝の授乳をなくすことにしたのです。

もともと、朝起きて朝ごはんを食べてから母乳を飲ませていました、
朝ごはんを食べ終わり、そのまま歯みがきや身支度をしてみたところ、とくに母乳を飲みたい素振りもなく。

朝の授乳は、意外にもあっさりなくなったのです。
好き嫌いもなく、離乳食をしっかり食べる子だったからでしょう。

授乳回数も残り1回となりました。
夜、寝る前の母乳は日課となっているようで、母乳がないと泣いてしまう我が子。
仕事復帰のギリギリまでは飲ませることにしたのです。

慌ただしく日々が過ぎていき、保育園の慣らし保育がはじまり、仕事の復帰まで10日をきりました。

保育園の慣らし保育も泣くこともなく、すんなりなじんでくれた我が子。
親としては助かりますが、少し寂しさもありました。

そして、1歳の誕生日を迎えました。
仕事復帰前に卒乳できませんでしたが、仕事復帰して1週間も経たずにすんなり卒乳したのです。

意外にもあっけない我が子の卒乳。
卒乳したあと、母乳のトラブルもなく、我が子も母乳を飲まなくなったことでさらに離乳食をしっかり食べるようになりました。

母乳育児で卒乳のタイミングが大変という話をよく聞きますが、我が家は意外にあっさり卒乳できたのです。

母乳育児をしている間は大変なことも多く、早く卒乳しないかなと思うこともありました。
しかし、いざ母乳育児を終えると寂しさがあります。

母乳育児は、我が子とのかけがえのないスキンシップ方法。
ほとんどのママが2年以内に卒乳してしまうことでしょう。
子どもが生まれてから1~2年しか経験できない貴重な体験の母乳育児。

私の場合は、1歳で仕事に復帰しなければいけなかったこともあり、卒乳を急いでいました。
しかし、できることなら母乳育児をもっと楽しみたかったです。

渡辺さんより

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