保育園のお迎え代行サービスを利用するには?利用時のトラブルを回避する方法もご紹介

2021年12月27日

幼稚園・保育園

共働きの家庭・核家族が増え保護者だけでは手が足りない育児・保育のためにさまざまなサービスが誕生しています。

今回ご紹介するサービスは保育園のお迎え代行サービスです。

保護者の方がどうしてもお迎えができないときには大変便利なサービスになります。

まだご利用経験がない方に便利な保育園のお迎え代行サービスの利用方法とトラブルを回避する方法を解説します。ぜひ参考にしてご利用ください。

代表的な保育園のお迎え代行サービス

保育園のお迎え代行サービスには主に3タイプあります。それぞれ解説していきますから役立ててみてください。

ベビーシッター

ベビーシッター会社が提供するお出迎えサービスは、ほとんどのお子さまの送り迎えを行います。

保育園のお迎え以外にも学童や塾への送り迎えも可能です。

保育園のお迎え代行サービスでは、お子さまを自宅まで届けて保護者の方が帰宅するまで一緒に遊んで過ごしてくれるシッティングもあります。

ファミリーサポート

ファミリーサポートとは自治体が運営する「地域子ども子育て支援事業」の一環で「ファミサポ」とも呼ばれています。

自治体によってサービス内容に違いがありますが、保育園・幼稚園をはじめ塾・学童などへの送迎を民間よりも格安で行ってくれます。

詳しくはお住まいになられている自治体のホームページか窓口にお問合せください。

子どもタクシー

子どもタクシーは民間のタクシー会社が運営するお出迎えサービスで「キッズタクシー」とも呼ばれています。

あらかじめ打ち合わせしておけば顔なじみの運転手が送迎してくれて子どもだけでも利用が可能です。

タクシー会社にもよりますが救命救急・育児の知識を持ったタクシードライバーを配置している会社もあります。

子どもタクシーのドライバーは一般社団法人全国子育てタクシー協会主催の子育てタクシードライバー養成講座を修了した専門の方です。

料金は少し高めになりますが行き届いた安心のサービスが受けられます。

 

保育園のお迎え代行サービスの料金相場

大変便利な保育園のお迎え代行サービスですが気になる料金相場について解説します。

ベビーシッター会社によって料金も異なりますがだいたい1時間1,000円~3,000円といったところです。

また会員登録を必要とするケースがほとんどであり年会費・月会費がかかる会社もあるため確認しましょう。

ファミリーサポートは自治体が運営するサービスのため各自治体で料金やサービスが異なります。

ここでは東京都新宿区を例にあげておきます。まず利用する場合は事前登録が必要です。

ファミリーサポートは相互援助活動という考え方にもとづきサービス利用者・サービス提供者・両方可能な方が会員登録します。

新宿区の場合、利用できる方は区内在住または在勤の生後43日以上の児童の保護者となります。

サービス提供者は区内在住または在学の18歳以上の心身ともに健康な方です。

料金は時間帯などにもよりますが、だいたい1時間800円~900円です。

また保護者の方が帰宅するまでお預かりすることもできます。

子どもタクシーの場合は時間貸切制で運営しており最初の1時間が4,000円~5,000円程度がほとんどです。

30分ごとに運賃とキッズチャージがかかる会社もあります。

また時間貸切制ではなく通常の運営する会社もあるため最寄りのタクシー会社に確認してください。

 

保育園のお迎え代行サービスの選び

保育園のお迎え代行サービスを利用するためにはベビーシッター会社・ファミリーサポートセンター・タクシー会社に事前登録が必要です。

それでは保育園のお迎え代行サービスをどのように選んだらよいのか解説します。

送迎方法を確認する

保育園のお迎え代行サービスには主に3種類あり料金もそれぞれ異なります。

さまざまな点を考慮して自分に合った使い勝手のよい事業者を選んでください。

ポイントは送迎してもらう地域と距離です。徒歩で行けるのかあるいは車が必要なのかで送迎方法が決まります。

次に送迎サポートを利用する際に確認すべきことはお迎え先である保育園です。

保護者以外の人がお子さんを送迎するため特に下記の点に気をつけなければなりません。

  • 保護者以外のお迎えは保育園に事前連絡が必要か
  • 送迎サポートする人の身分証明証の提出が必要か

また留守中に子どもを自宅に送り届けてもらうためには自宅の鍵をどうすればよいか担当者と確認しておきましょう。

コンシェルジュサービスがあるマンションならコンシェルジュに鍵を預けることも可能です。

あるいは子どもの保育園バッグに入れておく方法もあります。

送迎の目的と時間帯にあったサービスを選ぶ

お迎え代行サービスを選ぶ際には送迎の目的と時間に合った最適な選択をしてください。

例えば夕方にお迎えに行く場合、帰宅ラッシュと重なると道路が渋滞をするためタクシーでの送迎は難しくなります。

昼間の送迎であれば渋滞に巻き込まれることも少ないため子どもタクシーがおすすめです。

このように送迎代行サービスを選ぶ際は目的と時間を確認して選ぶようにしたいものです。

 

お迎え代行サービス利用時のトラブルを回避する方法

保護者の代わりに子どもを送迎してもらう代行サービスにはトラブル回避が欠かせません。具体的にどのように気をつけるべきかみていきましょう。

事前の面談をしっかりと行う

お迎え代行サービス利用するためには事前登録が必要ですが、実際に利用する際には事前面談をしてください。

できればお子さんと一緒に面談してお子さんと相性が合うかどうか確認しましょう。

料金やサービスなど条件だけでなくお子さんとの相性は重要です。安心して任せられるか見極めてください。

送迎ルートを確認する

必ず送迎ルートの確認をしましょう。車が混みやすいルートはできるだけ避けて最短で送迎ができるルートを決めておくことが大切です。

繁忙期を把握しておく

共働きの家庭の場合、通常夫婦どちらかで行ける方が行くと決めているケースは少なくありません。

しかし、仕事が繁忙期に入ると残業で夫婦どちらもお迎えに行けないことはよくあります。

子育てを夫婦で協力しているご家庭ならスケジュール管理を共有できるアプリを活用し把握しておくと便利です。

事前に残業がわかれば早めに代行サービスを申し込んでおけるため安心できます。

 

保育園のお迎え代行サービスを探しているなら

保育園の送迎代行をお探しの方はハニークローバーが提供する送迎サービスはいかがでしょうか。

入会金や年会費は一切かからず利用した分だけ料金を支払うため安心してご利用いただけます。

保護者の使い勝手に合わせて選べる短時間送迎プランのほか定期利用プランも選べます。

また短時間送迎であっても在宅シッティングが可能です。不安な点や気になる点は気軽に相談してみてください。

まとめ

保育園のお迎え代行サービスを解説してきました。

送迎サービスのトラブルを避けるためには保護者・送迎元・保育園との信頼関係が重要になります。

ベビーシッター会社は送迎だけでなく自宅でのシッティングなど保護者に代わりさまざまなサービスを提供してくれます。

少しでも保護者の負担をなくすために保育園のお迎え代行を1つのサービスとして活用してみてはいかがでしょうか。

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