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SICK 子どもがよくかかる病気

お子様がかかりやすい病気について
その症状や対策についてご紹介いたします。

「インフルエンザ」について

「インフルエンザ」の症状の特徴

「インフルエンザ」にはA型とB型があり、それぞれ症状に若干の違いがありますが、一般的には、高熱(38度以上)、のどの痛み、咳、鼻水、頭痛、全身倦怠感、関節痛などの症状が見られます。発症時は「風邪」の症状と似ていますが、徐々に症状が強くなるのが特徴です。多くは一週間前後で良くなりますが、免疫力や抵抗力の弱い子どもが発症すると肺炎や気管支喘息、中耳炎、熱性けいれんなどを誘発することもあり、まれに脳炎や脳症を発症して非常に危険な状態に陥るケースがあります。

〈特徴的な症状〉

  • 高熱(38度以上)
  • のどの痛み
  • 鼻水
  • 頭痛
  • 全身倦怠感
  • 関節痛


「インフルエンザ」の感染経路・かかりやすい季節

「インフルエンザ」は、飛沫感染や接触感染によってインフルエンザウイルスに感染することで発症します。飛沫感染とは、ウイルスが含まれた感染者の咳やくしゃみのしぶきを近くにいる人が吸い込んでしまうことで感染するものです。一方、接触感染は感染者から排出されたウイルスが付着したものに触れることで感染するものです。毎年、「インフルエンザ」は11月下旬ころから患者が現れ、1~3月頃に流行のピークを迎えた後に5月頃にかけて徐々に終息していきます。しかし、近年、温暖な地域では夏にインフルエンザが流行することもあるので注意が必要です。



「インフルエンザ」の予防方法

「インフルエンザ」の感染を防ぐには、マスクの着用、手洗い、手指消毒などの基本的な感染症対策を徹底することが何よりも大切です。また、家族内に発症者がいる場合は、家庭内でも同様の対策を行い、電気スイッチやドアノブ、おもちゃなどウイルスが付着している可能性がある場所はこまめにアルコール消毒をしましょう。 「インフルエンザ」には予防接種がありますが、感染を完全に防ぐことができません。しかし、万が一発症した場合でも重症化を予防することができますので、積極的な接種が推奨されています。

〈予防のために行いたいこと〉

  • マスクの着用
  • 手洗い
  • 手指消毒


「インフルエンザ」の治療方法

「インフルエンザ」には重症化を予防する効果が期待できる抗ウイルス薬があります。しかし、抗ウイルス薬は発症から72時間以上経過すると効果がなくなりますので、「インフルエンザ」が疑われる症状が見られた場合は、できるだけ早く病院で検査を受けましょう。
また、発熱やのどの痛みなどへの対処療法も同時に行われ、高熱や水分摂取不足による脱水症状が見られる場合は点滴治療が必要になることがあります。

〈治療の際は〉

  • できるだけ早く病院で検査を
  • 脱水症状が見られる場合は点滴治療が必要になることも


   ◆記事監修
医師(内科医) 成田亜希子 先生

2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。 日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。二児の母でもある。




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