2021年10月29日
関東
様々な理由により、夜間に子供を預けるベビーシッターの利用が必要となることがあります。核家族化や多種多様な働き方から、特に東京では夜間に対応可能なベビーシッターの需要が増えています。そこで今回は、夜間の保育内容や料金の相場、シッター選びの留意点、夜間にベビーシッターが必要となる主な理由についてご紹介します。
ベビーシッターの夜間対応サービスとはどのようなものなのでしょうか?
基本的にベビーシッターが19時以降にお客様のご自宅に訪問しシッティングサービスを行う場合、夜間対応ということになります。
運営会社よっては深夜や早朝、宿泊を伴うお泊まり保育といったサービスを受けられるプランもあります。
このような時間帯の場合、お客様のご自宅に限らず、シッターの自宅や専用施設でシッティングを行うサービスもあります。
ベビーシッターの依頼は前日や当日の予約でも可能なシッターもおり、中にはlineなどで気軽に予約できるような24時間受付を行っている会社もあります。
このようなサービスが多いのは、様々な働き方や核家族のご家庭が多い東京ならではかも知れませんね。
日中に行われる通常保育との違いは、お預かりするお子様の月齢、年齢でも変わってきます。
赤ちゃんや乳幼児のお子様を預かる場合は、沐浴や入浴、ミルク、食事、歯磨き、寝かしつけ等のお世話がメインとなるでしょう。
もう少し大きなお子様であっても一人で過ごさせることには不安がありますので、保護者の方がご自宅に戻られるまで一緒に遊んだり見守ったりと、お子様が安心、安全に過ごせるようサポートします。
もちろんご希望に応じて、簡単な家事(料理や掃除、片付けなど)を行う家事代行サービスや、病児、病後児保育を行うことも可能です。お子様が体調不良の場合には、登録された看護師や保育士等の資格を持つシッターや、専門の研修を受けたシッターによる保育を行います。
プランやオプションについては、ご利用されるベビーシッター会社の情報をご確認下さい。
東京都の場合、ベビーシッターの夜間対応は1時間あたり2,500円前後が相場となっています。
また、初めての方は入会の際に入会金や年会費が必要となる場合もあります。
ただし料金については会社により幅があり、入会金や年会費は無料であったり、1回ごとの料金設定があったり、延長やシッターの交通費、お子様が2人以上の場合などに係る費用は様々です。
たくさんのベビーシッター会社がありますので、それぞれのプランやサービス内容と合わせて比較検討しましょう。
夜間対応可能なベビーシッター探しをする際に気を付けたい留意点としては、やはり安全かどうかが重要なチェックポイントになります。
出来れば、料金が安いからという安易な理由で選ぶのではなく、大切なお子様を特に夜間に預ける訳ですから、事前に担当シッターと面接を行い、ベビーシッター会社が加入している保険内容やこれまでの実績、口コミ等の評判なども調べ、信頼できるシッターにお願いすることをおすすめします。
マッチング型サービスの場合は、お客様ご自身で詳細な条件を検索しシッターを選ぶことが出来ますが、この場合も事前の面接はもちろん、シッティング中にシッターとメッセージや電話等で連絡が取り合えたり、お子様の様子を随時報告いただくようにお願いしておくと安心です。
どのような時に夜間対応のベビーシッターが必要になるのでしょうか。主なケースをご紹介します。
1番多いケースが、保護者の方の夜や深夜帯の勤務により、ご家庭での保育が難しい場合です。
日中のお仕事であっても、急な残業で保育園や幼稚園のお迎えに間に合わない!といった時に送迎を依頼するといった場合もあります。
他にも最近増えているのは、夜間の在宅ワーク時にお子様のお世話が必要となるケース。在宅ワークとはいえ、お子様を見ながらお仕事するのは至難の業です。
定期利用や単発利用、お仕事の繁忙期の時のみ利用など使い方は様々。忙しいパパやママの心強いサポーターとしてベビーシッターを利用されている方が東京では多い傾向にあります。
専業主婦の方であっても、日々の子育てによる育児疲れ、産後夜泣きで慢性的な睡眠不足など、体力がもたない、子どもを預け、ぐっすり眠りたいというときはあるもの。保護者の方の休息、休養のためにベビーシッターを夜間利用されるケースも少なくありません。
たまには大人だけで夜の食事に出かけたい、映画を観に行きたいといったリフレッシュを目的としたケースも多くあります。
そのような場合にも、ぜひベビーシッターを活用していただきたいと思います。
育児というものは想像以上にハードな仕事ですし、お子様としっかり向き合い良い関係を続けるためにも、保護者の方の休息やリフレッシュはとても大切であると考えます。
急なお通夜や職場、地域行事のイベントなど、夜間お子様を同伴させるのが難しい用事が発生することもあります。
そういった時にも、夜間対応可能なベビーシッターが必要となるでしょう。
上記二つのケースとも重なりますが、職場の新年会や忘年会などの飲み会を常に断っているというお母様が多く、職場の方との交流を図れないといった悩みも聞かれます。
そのような場合にも夜間対応のベビーシッターを利用する、という方法もあることをぜひ頭の片隅に入れておいていただければ幸いです。