2021年11月10日
関西
大阪に在住の方で、ベビーシッターの利用を検討している方はいらっしゃいますか?「たまには他の人と遊んでくれると助かるのにな…」と保活が叶わず子どもと過ごすことで疲労が溜まっているお母さんや、「預けたいけれどベビーシッターはお金がかかる」「近くにシッターがいるのか探せない」「1時間だけの利用は可能なの?」と躊躇している保護者の方の声をよく耳にします。
そこでこの記事では、保育を始めとするベビーシッターの目的別サービス内容や登録方法、シッター選びのポイントや安い料金で利用できる助成事業についてご紹介してまいります。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
基本的な保育から追加オプションまで様々なプランが用意されています。仕事をしている方に限らず、子育てに疲れているといった理由の主婦の方も大歓迎。サービスの一部の例をご紹介しますので、目的に合わせてお選び下さい。
もっともスタンダードなプランです。基本的なシッティング内容を対象年齢ごと一覧でご紹介します。簡単な家事や片付けであれば無料で行ってもらえる場合が多いです。
<0歳児(新生児から1歳未満の乳児)>
・おむつ交換
・調乳
・寝かしつけ
・沐浴
<1歳から6歳(幼児)>
・保育園、幼稚園、習い事の送迎
・食事補助
・トイレ補助
・入浴補助
・外遊び(公園など)、室内遊び
・寝かしつけ
<小学生>
・学童保育のお迎え
・食事の用意
・宿題の見守り
子どもが急に発熱した時や体調が悪い時など、働きに出ているとどうしても休めないという状況も出てきます。
そんな時でも安心して頼めるのが病児、病後児の対応が可能なシッターです。看護師や保育士の資格保有者や専門の研修を終了した者のみが担当します。
お子様の様子を記録、定期報告し、ご自宅で絵本や簡単な工作等の安全で静かな遊びや見守りをして過ごすことがメインとなります。
感染症など対応可能な疾病、症状についての運営会社によって異なります。2021年現在は新型コロナの流行もあり利用規約も変更となっている可能性が高い為、プレスリリース等の案内を必ずご確認ください。
最近では「ドゥーラ」と呼ばれる産前、産後ケア専門のシッターも登場しており、利用者から「依頼して良かった、任せて良かった」と感謝されるサービスのTOPに入ります。
その特徴は、妊娠中の女性の身の回りのサポートから、産後はママの心や体のケアはもちろん、赤ちゃんのお世話から料理、洗濯、掃除などの家事代行、買い物、家族の方のサポートも行います。
また、育児に不安や心配を抱えるママの質問や相談に乗ることも重要な仕事の一つです。
本当に大変な妊娠、出産を終えられたのですから、産後ケアを利用して大好きな赤ちゃんと大切な家族一緒に幸せな時間を過ごせるよう自分をいっぱい労わっていただきたいという想いです。
英会話やピアノの指導といった家庭教師としての側面を持ったシッターも人気です。教えるのは必ずしもその道のプロや幼稚園教諭、講師の経験があるシッターばかりではなく能力には幅があります。ジャンルも英語や音楽、スポーツ、受験対策等シッターによって様々。
シッター達は楽しく遊びながら笑顔で学べること、その子の”好き”や”強み”を上手に伸ばせることを心がけていますが、どの程度の指導を受けたいのかは事前に面談などで打合せていただいて検討いただくことをおすすめします。
一般的な基本時間は9時から18時です。
しかし保護者の方の勤務や子供達を連れていけない用事などで早朝、夜間、深夜などの時間帯や土日、祝日にお願いしたいといった場合に預かることが出来るプランもあります。
会社ごとに設定している最低利用時間であれば1時間だけといった短時間利用や単発での利用も可能です。
ベビーシッター会社に登録する前に知っておきたいお金のことや注意点、利用方法をご案内します。
内閣府が発行するベビーシッター割引券や、大阪市で行っている「エンゼルサポーター」と呼ばれる産後の家事援助事業がございます。条件や料金の上限などの詳細は以下のリンクをご確認下さい。
<内閣府ベビーシッター割引券>
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/sitter_atsukai.html
<大阪市エンゼルサポーター派遣>
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000002444.html
「1回の料金が安いから」「キャンペーン中だから」「近いから」といった理由だけで安易にシッターや会社を選ぶのは危険です。中には許可なく営業をしていたり、登録したのにシッターのスケジュールが合わずいつも希望の日時に予約が出来ない、住んでいる地域やエリアにシッターがいない、子どもに対する愛情を感じない、素性がわからないetc…
トラブルを防ぐ為にもシッターを探す際のポイントを幾つかご紹介します。
・住んでいる都道府県(法人の場合は所在する自治体)に届出をしているか
・保険に加入しているか
・丁寧な言葉遣いやマナー
・子どもへの接し方は明るく笑顔か
・シッター歴はどれくらいか
・シッターや会社の評価やレビュー
・前日や当日の予約は可か(「本日、明日OKのシッター」等で絞ることが出来ると便利)
・派遣型の場合、シッターとの連携や体制は整っているか
また、厚労省から出されているベビーシッター利用時の留意点も合わせてご確認下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/babysitter/index.html
大阪府に在住の方が初めてベビーシッターを利用するにあたり、主な手順をご紹介します。実際の使い方は入会するそれぞれの会社のガイドをご確認下さい。
1.入会したいベビーシッター会社のホームページにアクセスし、概要やガイドライン、企業情報をよく読み問題ないか確認
※電話や書面では登録を受付ていない場合が多い
2.新規ユーザー登録からメールアドレスとパスワードを送信、メッセージに従いログインしアカウントを作成して会員となる
※facebookやLINEで登録できる会社も有
3.お子様と保護者の方の基本情報(プロフィール)、支払い情報を入力
4.会社によってお子様の写真やかかりつけの病院、保育に関するお客様の要望や福利厚生の利用を登録
基本的に以上のような流れで登録は完了し、その後シッターの検索、予約が可能となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。