【福岡】シッターをどう選ぶ?ベビーシッターサービスの種類

2021年11月25日

九州

ベビーシッターを利用してみたいけど、たくさんある中からどう選べばいいのか分からない。」そんな声を耳にします。

人によって簡単に予約できるところが良い、通常の保育だけじゃなく病児保育もお願いしたい、1時間の料金が安いところが良い、とにかく安心して利用したい、子育て経験のあるシッターにお願いしたいetc…様々な要望があるかと思います。

そこで福岡でベビーシッターの利用を考えている方に向けて、主な2つのベビーシッターサービスをご紹介します。それぞれの特徴、メリット・デメリットもお伝えしますので、是非最後までチェックして下さいね。

派遣型ベビーシッターサービス

派遣型とは

派遣型のベビーシッターサービスとは、利用者であるお客様とベビーシッターの運営会社とで契約をし会員となり、依頼をする際はお客様から会社に希望の条件をネットや電話で伝えるとその会社に登録しているシッターの中から希望条件に合ったシッターを会社側でコーディネートし、お客様の自宅に派遣するというサービスになります。

家庭以外にも企業と契約をし、イベント等がある際に施設などで託児サービスを行うこともあります。

派遣型のメリット

派遣型ベビーシッターサービスで派遣されてくるシッターというのは、”会社に採用されている人たち”ということになります。

その為シッターとして一定の基準を満たし、会社で実施しているしっかりとした研修や教育を受けているということが証明されるため、クオリティの高いシッティングを期待することが出来ます。

また、シッターが会社に所属していることから、何か緊急事態やトラブルがあった際にシッターだけではなく会社に問合せや相談をし報告や対応をしてもらうことが出来ます。法人との契約ということでサポートがしっかりしているのは安心できますよね。

他にも、病児・病後児保育や産後のケア、掃除や洗濯、料理といった家事をお願いする家事代行、子どもの送迎といった通常の保育以外のサービスを受けたい時は会社の方で適切なシッターを選んでもらえる為探す手間が省けますし、要望を伝えれば自分に合ったメニュープランを選んでもらえるというメリットもあります。

派遣型のデメリット

派遣型のデメリットはマッチング型と比べて料金が高いことです。

プランごとの基本料金の他にも、入会金や年会費がかかる会社も少なくありません。金額は会社によって幅がありますが、高いところですと数万円かかる場合もあります。

また、通常の保育以外のプランや早朝・夜間・深夜といった日中以外の時間帯にお願いする場合には、ほとんどオプションとして追加料金が設定されています。

ただし、高い金額を支払う代わりに手厚いサポートや幅広いプラン、質の高いシッターが揃っているといったこともあるので、大切なお子様を預けると考えると、より安心して安全にシッターを利用する為に支払うお金と考えても良いかも知れません。

また、内閣府が発行しているベビーシッター割引券や、自治体で子育てや産後の支援を行う事業においてベビーシッター利用料の補助を出してくれる制度もありますので、条件を満たせばそれらを使っていただき安く利用することも可能です。

会社が所在しているところを基準として対応エリアが決められている為、福岡県の中でも福岡市などの都市部を中心としているところが多く、離れた場所だと派遣してもらえない可能性があるというデメリットもあります。

マッチング型ベビーシッターサービス

マッチング型とは

マッチング型のベビーシッターサービスとは、利用者であるお客様とフリーで活動しているベビーシッターが直接契約し交渉等のやり取りを行うサービスの形態です。

ベビーシッターの検索サイト等で利用者の方が自分で日程や条件等の情報を入力して検索し、表示されたシッターの中からシッターを選んで依頼を行います。

マッチング型のメリット

様々なシッターの中からより細かな条件で選ぶことができること、そして依頼する前にシッターの個人プロフィールの詳細を知ることが出来ます。

また、会社を経由しないのでよりスピーディーにやり取りが出来ることから、前日や当日など急ぎで予約をしたい時に見つけやすいというメリットもあります。

派遣型と比べて料金が安いというのも大きな魅力です。利用料はシッター自身で決めている為その経験や人気などからシッターによって多少幅はありますが、相場としては1時間あたり1,500円前後です。入会金や会費は無料です。

また、細かなプランがある訳ではないので対応しているサービス内であれば大きな追加料金がかかることなく依頼が可能である場合が多く、利用規約の範囲内でサービス内容や対応場所の融通も効きやすいです。

フリーで活動しているといっても、子供のお世話を全くとしたことがない、触れ合ったことがないといった完全な未経験者という人はほぼいないと思います。

例えば看護師や助産師、保育士、幼稚園教諭の資格を持っている人や経験者、またはそれらを目指している学生、育児を経験した現役のお母さんetc…

様々な経歴や得意なものを持っているシッターがいるので、要望に合ったシッターを選ぶことが出来ます。

マッチング型のデメリット

同じ検索サイト内で探したとしても、全員が同じ教育や研修を受けている訳ではないのでシッターによってレベルやスキルにバラつきがあります。

また、一番のデメリットとしてはシッターと直接やりとりを行う為、何かトラブルが起こった時やシッターに対して不満がある場合、聞きにくいことがある場合にも間に入ってくれる人がいないのでそのシッターに直接伝え話し合いや対応をしてもらう必要があることです。

保険が適用されるような重大な規約違反があった際には保険会社等に相談することが可能ですが、基本的なトラブルに関してはどうしても個人同士で解決しなくてはなりません。

依頼する前に出来るだけ事前にシッターと面談を行い、不明点は質問をしてどんな人なのか確認しておくことに留意しましょう。

トラブルを回避する為にも、それぞれのシッターの評価や口コミを参考することになりますが、やはり人気のシッターはその分利用料が高かったり、予約が埋まっていてなかなか希望の日時で依頼することが難しいという状況もあります。

逆に合うシッターが近くで見つかれば、定期で気軽に利用しやすくなる可能性もあります。

新規での利用の場合は無料体験や割引した料金を提供している場合もありますので、まずは試してみたいという方はそれらを利用してみることもおすすめです。

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