2021年12月21日
中部
愛知県にお住まいの子育て世帯の方、特に名古屋を中心とした都心部ではベビーシッターの需要が増えています。共働き世帯も増えており、育児と仕事の両立は本当に大変ですよね。シッターを利用したいけれど料金がどれくらいかかるのか心配されるお声もよく聞かれます。そこで今回の記事は、ベビーシッターを利用時にかかる主な費用の内訳を紹介致します。国や自治体による補助金等の制度もありますので、ぜひご検討下さい。
以下、主な内訳をご紹介します。記載している金額はあくまで相場になりますので、料金の詳細や内容につきましては各サービス会社の案内情報をよくご確認の上ご利用下さいませ。
ベビーシッターサービスには、大きく分けて「マッチング型」と「派遣型」の2つのサービス形態がございます。
ベビーシッター検索サイトにてお客様ご自身で条件検索や交渉、契約をしてベビーシッターの派遣を依頼する「マッチング型サービス」では、ほとんどの場合入会金や年会費は無料となっています。
対してベビーシッター事業を運営している法人と契約し、お客様のご要望に合ったシッターを会社側で選んでコーディネートしてくれる「派遣型サービス」の場合は、会員として登録する際に入会金や年会費がかかるところが多い傾向にあります。
その料金はピンからキリまで幅があり、入会金はおおよそ10,000円~50,000円前後。年会費は5,000円~10,000円前後が相場となっています。
中には名古屋でもサービスを展開しているハニークローバーのように、派遣型サービスであっても入会金、年会費が無料のベビーシッター会社もありますので、お得にご利用いただく為にはそのような会社をご利用いただくことをおすすめ致します!
ベビーシッターサービスをご利用時にかかる費用の内訳でもっとも大きく占める部分になります。
こちらも会社やシッターによって設定している金額に大きな幅がありますが、相場としてはマッチング型であれば1時間あたり1,500円~2,000円、派遣型であれば2,000円~3,000円と、マッチング型の方がやや低い金額で設定されている傾向にあります。(いずれも通常保育の場合)
多くのベビーシッターサービスでは、最低利用時間が1時間~とされているところが多い為、マッチング型サービスを1時間だけ利用する場合はかなり安い料金でベビーシッターを利用できることになります。
また、定期でご契約される場合には、1時間あたりの利用料金が割引されることも多くあります。
昔は「ベビーシッターはお金持ちが利用するもの」といったイメージが強かったかと思いますが、2021年現在では多くの方が気軽に利用できるサービスへと変化しているのですね。
通常保育ではお子様の食事や排泄、お着替えの補助、室内や公園での遊び相手等を行い、お子様の月齢や年齢、性別、嗜好に合わせて適した保育サービスを提供しています。
ベビーシッター会社や個人で活動しているマッチング型のシッターの多くは、通常保育の他にシッター一人ひとりの資格や特技、経験(仕事や子育て等)に合わせて様々なオプションのプランを持っています。
例えば、
・病児病後児保育
・家事代行(掃除、料理、洗濯など)
・産前、産後ケア
・複数保育(兄弟姉妹を含めて二人以上預かるサービス)
・送迎
・家庭教師、おけいこ
・外国語対応
等があります。
以上のようなオプションサービスを利用する時には、先述した1時間あたりの基本料金にそれぞれの会社やシッターが設定している金額がプラスされ、利用時間分の費用がかかる形になります。
またこの他にも、早朝や夜間、深夜などの時間外にご利用される場合や、土日、祝日、年末年始等の休日にご利用される場合にも、基本料金に割増料金がプラスされます。
お預かりする時間帯や希望されるサービス内容によっては基本料金とほとんど変わらない金額でオプションサービスを受けることが出来ますし、ご利用を検討されている場合には是非お気軽に受付窓口やシッターにご相談、お問い合わせをしてみて下さいね。
ベビーシッターサービスのご利用の際、かかる費用で見落とされがちなものが手数料です。
手数料や手配料、プラットフォーム利用料など呼び方は会社によって様々ですが、ご利用にあたって利用料の他にこのような費用がかかる会社やサービスもあります。
多くの場合は手数料としていくら、という形ではなく、1時間あたりの利用料金の中に既に手数料が含まれた状態で表記されていたり、ご利用料金の合計額にプラス〇%という形で手数料がかかるという形で設定されています。
他にも、当日シッターを予約する場合に手配料がかかる会社もあるようです。
手数料に関してはそこまで大きな金額ではありませんが、設定のされ方はサービスにより異なりますので、依頼される前にしっかり確認するようにしましょう。
ほぼすべてのベビーシッターサービスを利用される際にかかると言っても良いのが、シッターの交通費です。
交通費については会社やシッターが金額を設定するのではなく、シッターがサービス提供先(お客様のご自宅など)へお伺いする際に実際にかかる往復の費用、としているところがほとんどです。
そのため、シッターを選ぶ際には自宅までの距離や交通手段についてもよく確認をしましょう。
また、派遣型サービスの場合は「交通費が〇円以内で」と上限をお客様から伝えていただければ、そのエリア内で派遣が可能なシッターをコーディネートしてくれますので、是非ご相談下さい。