名古屋で障害児の預かり可能なベビーシッターや発達支援制度について

2022年7月12日

中部

名古屋で障害児を預けるならきめ細やかな対応ができるベビーシッターがおすすめ

名古屋で仕事や会社に勤務をしながら障害児を子育て中のご家庭にとっては、預け先に困られた経験をお持ちの方が多いかと思います。

通常の一時保育サービスやベビーシッターサービスは多数あっても、障害児に向け同様のサービスを行っている所はまだ少ないのが現実です。

安心して大切なお子様を預けられるサービスはあるのでしょうか?

そこで今回の記事では、名古屋で障害児を預けられる福祉事業やベビーシッターサービスについてご紹介してまいります。

どうぞ最後までご覧ください。

名古屋市の障害児育児に対する福祉サポートは?

名古屋市には障害児などの医療的ケアが必要な子どもたちを支援する障害福祉サポートや施設が複数あります。

その中でベビーシッターサービスと最も近い事業に「居宅訪問型児童発達支援」というものがあり、重度の障害を持ち、外出することが困難なお子様を対象に、日常生活における基本的な動作の指導、知識や技能の付与、集団生活への適応訓練などの必要な支援を、看護師や保育士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といった資格を持つ職員が利用者の居宅に訪問して行います。

主に児童デイサービスの指定事業所が対応し、事業所によって利用日や利用できる時間が決められています。

利用料はサービスにかかる経費の1割が自己負担(世帯の所得に応じて上限あり)障害者手帳を持っているか、医師の診断により療育が必要と認められたお子さんが対象です。

詳細な情報については、お住まいの区役所の福祉課にお問い合わせください。

名古屋に障害児を預けられるベビーシッターはいるの?

愛知県、そして名古屋のエリアには2022年現在、障害児を専門としたベビーシッターを派遣している運営している会社の所在地としては見つかりません。

しかし、通常のベビーシッターを派遣する企業やシッターのマッチングサイトの中で、障害児シッターや障害児の預かりをOKとするシッターを探すことは可能です。

特に2020年に名古屋市の女性が始めた発達障害のこども専門のマッチングサイト「訪問療育マッチングサイト meete(みーて)」は話題となっており、家庭とサポーター(児童支援員や保育士、看護師、幼稚園教諭、心理などの専門職)を繋ぎ、お子さんの一時預かりや発達支援、療育サポートを受けられるサービスとなっています。

障害児のシッティング内容は?

障害児シッターのシッティング内容は、お預かりするお子様の障がいの種類や程度によって異なる為、一概にこれ!とは言えませんが、小児科看護師シッターによる医療ケアや、リハビリ専門職によるリハビリやマッサージ、療育サポート、その他、通常保育と同様に基本的な保育や食事、排泄の補助、病児保育、英語や音楽などの教育や勉強の見守り、保育園や幼稚園、託児所、習い事や施設への送迎などがあります。

特に医療ケアや特別な接し方が必要な場合は、利用する前にシッターに対応が可能かどうか、細かな部分までしっかりと確認を行いましょう。

お預かりする年齢はシッターにより異なりますが、助産師の資格があるシッターであれば新生児から可能ですし、訪問看護も請け負っている場合、年齢や期間の上限なく、小中学生や高校生など対応が可能な場合もあります。

障害児をベビーシッターに預けるデメリットは?

障害児をベビーシッターに預けること自体にデメリットはありませんが、障害児の預かり可能なシッターの数がそもそも少ないという点が最も大きなデメリットでしょう。

少ないだけに非常に人気で予約が取れにくく、数か月先まで予約が埋まっているという状況も少なくありません。

また、「障害児」と一言で言っても、その程度や種類は非常に多く様々なため、「障害児預かりOK」とはシッターとしても安易に表記するのは難しいといった理由もあります。

その中で探すヒントとしては、派遣型よりマッチング型の方が障害児の預かり可能なシッターを検索して見つけやすいかと思います。

障害児シッターの料金は、通常保育よりは基本料金が多少高くなってしまう傾向にありますが、「居宅訪問型児童発達支援制度」を利用でき、各自治体からの補助も使えるため、結果的に安い料金で利用することが可能です。

シッターの交通費については通常保育と同様に実費での請求となる場合がほとんどです。

障害児の一時預かりにベビーシッターを利用するメリット

障害児の一時預かりにベビーシッターを利用するメリットとしては、障害福祉サービスや施設とは違って、お客様は在宅しながら預けたい時、利用したい時に予約を入れることができ、会社やシッターによっては急な前日や当日でも受付している点です。

土日や祝日、早朝、夜間、深夜にも24時間、対応しているシッターもいるので、障害児を育てながらお仕事をされている保護者の方の強い味方と言えます。

また、障害児の場合、そのお子さんによって気を付けなければならない事、希望する対応や声の掛けかた等、保育の内容について細かな打ち合わせが必要になりますが、ベビーシッターであれば一対一、マンツーマンの個別保育なので細かな要望にも応えてもらいやすいというメリットもあります。

そして保育の後はシッターからフィードバックやアドバイスをもらえることもあり家庭での育児の参考になったり、保護者や家族以外の人との交流が出来ることで子どもにっても良い刺激や影響があるかと思います。

まとめ

以上のように、名古屋で障害児を預けられるシッターの数は少ないですが、探せば見つけることはできますし、受け入れているシッターは看護師や作業療法士などの専門職の資格や経験のあるシッターや、同じように障害児の子育て経験がある主婦が多いため、障害児を育てる上での様々な質問や相談ができて保護者の方にもおすすめです。

共働きの世帯はもちろん、介護が中心のご家庭も、たまにはベビーシッターを利用して休み、リフレッシュすることが大切です。

東京都を拠点とし、名古屋はもちろん全国でサービスを展開しているハニークローバーでも障害児対応可能なシッターはおりますし、募集も受け付けております。

入会金、年会費も無料ですので、お住まいのエリアに希望する条件のシッターがいるかどうか、会員の登録をしていただいてご確認下さい。パソコンやスマートフォンで簡単に検索することが出来ますし、もちろん事務局にお問い合わせいただいても大丈夫です。

電話やサイト内のチャット機能を使って、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

前の記事へ

【東京】出産に関連したベビーシッターサービスを利用するメリット

次の記事へ

東京都の待機児童と保育園に落ちた時の選択

詳しく見る