東京で新生児を預けるには?

2022年6月2日

関東

新生児の預け先がない!

産後の体調不良や仕事等の事情により、新生児をどうしても預けたいと思う場面もあるかと思います。

しかしいざネットで検索をしてみても、新生児を預かってくれるという情報はなかなか出てきません。

よく妊娠中に自治体から案内されるファミサポ(ファミリー・サポート・センター事業)は

入会するにあたり事前の会員登録や面談、予約が必要で指定された事業所に訪問しなければならないので、産後に利用をしようとしても申し込みをする気力がない、という声がよく聞かれます。

両親や家族が近くにいればサポートをお願いする事も出来ますが、遠方に住んでいたりお願いできる人がいないという方も、特にここ東京では少なくありません。

さて、この新生児の預け先問題。産後のママの「困った」を解消する術はあるのでしょうか?

自治体による一時保育事業は新生児は対象外

東京都の各自治体で実施している一時保育事業では、主にそれぞれの地域にある保育園で行われています。

利用する条件は各施設ごと異なりますが、そのほとんどが1歳前後の受け入れとなっており、新生児は対象外となっています。

確かに保育園では集団保育になりますし、その保育園に通っている園児も多くいる中で一時的に預かる訳ですから新生児の預かりは衛生面や安全を考慮して難しいでしょう。

自治体の一時保育を希望される場合は0歳6ヶ月くらいになれば預かり可能な保育園は増えてきますので、それまで少し頑張っていただきタイミングを見て登録に行かれると良いかと思います。

東京の新生児を預かる主なサービス

それでは新生児を預けることは不可能なのかというとそんなことはありません。

東京には新生児を預かるサービスを提供している施設や会社が意外とありますので、ここではそれぞれのサービスの特徴をメリット・デメリットも含めてご紹介して参ります。

産後ケア施設

産後ケア施設には自治体が子育て支援の一環として行っているものと民間の企業が運営しているものがあります。

公的なものの多くは病院や助産院で実施しており、短期間赤ちゃんとお母さんが一緒に泊まれるショートステイタイプと、実施施設に訪問して日中だけサポートを受けるデイケアタイプに分けられます。

それぞれ利用条件や料金、サポート内容は異なりますが、民間のサービスと比べてリーズナブルに利用することが出来ますし、ショートステイなら安全な環境で夜間や早朝も含めて数日間まるまる家事からも解放され、栄養のある食事も提供され、助産師のサポートを受けながら安心して休息することができるので、お母さんご自身も一緒に体を休めたい場合にはとてもおすすめです。

授乳や沐浴、おむつの交換、離乳食など育児に関する相談ももちろんできますよ。

産後ドゥーラ

欧米には昔から「ドゥーラ」と呼ばれる産前産後の女性をサポートする専門の仕事が広まっており、身体的、心理的なケアを行っています。

医療行為は行いませんが、陣痛中もずっと付き添い出産に立ち会ってくれるという心強いサポーターです。

ドゥーラは妊娠出産に関連する幅広い豊富な知識と技術を持っていることが必要となり、日本にも産後ドゥーラの養成講座や協会があります。

ただし、やはりまだ日本での産後ドゥーラの認知度は高いとは言えず、実際に産後ドゥーラとして活動する人の数も少ないのが現状です。

それでも東京は他の地域と比べれば多い方ですので、産後ドゥーラをお探しの方はお住まいの近くにいないかどうか協会のホームページ等で検索してみることをおすすめします。

ベビーシッター

産後ケア施設や産後ドゥーラと比べて数も多くより気軽に利用することができるのがベビーシッターです。

ベビーシッターのメリットとしてはやはり利用するにあたり条件が少なく、依頼も簡単で様々なニーズに応えてもらえること。そして何より新生児を預かってもらっている間にママが外出して自分の用事を済ますことが出来ることでしょう。

もちろん産後間もない期間は母体を休めることが優先ですが、体調が良ければ美容院やお買い物など、一人でリフレッシュする時間も大切です。

また、子どものお世話の他にもオプションのプランで家事代行や複数保育を依頼すれば、料理や掃除、洗濯、上のお子様も一緒にシッティングすることも可能ですから、状況や要望に合わせて依頼すると良いかと思います。英語や病児保育といったプランもあるので便利ですよね。

シッターがお客様の自宅に訪問しますので施設に移動する手間がないのも嬉しいですね。

デメリットとしては「どんな人が来るのか分からないから不安」があるかと思いますが、シッターは保育士以外にも助産師や看護師の資格を持ち、実際に助産院や小児科で勤務の経験があるシッターが東京には多数活動しています。

新生児の預かりOKとしているシッターのほとんどはこのようなシッターになりますから、希望の経歴のシッターを指定するのが安心です。

ベビーシッター利用に補助が出るって本当?

日本では数年前から国をあげてイクメンを支援する取り組みを行っています。

その為、ベビーシッターの利用に関しても内閣府が割引券を発行していたり、自治体や企業が補助金や福利厚生という形でベビーシッターの利用を促しているところが増えているのです。

ベビーシッターの料金は運営している会社やシッター個人によってもマチマチですが、ハニークローバーでは上記のような割引にも対応し、更に派遣型、マッチング型、いずれも入会金、年会費、当日の受付の際の手配料も無料となっています。

利用料金の上限をお客様自身で設定していただくことが可能なので「思いもよらない高額な料金を請求された!」なんてことは一切ありません。

リーズナブルで高品質なサービスを提供しておりますので、是非お気軽にベビーシッターサービスを試して頂ければと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

東京で夫婦二人だけで子供を育てるというのはとても大変な事ですが、その分子育て中の家庭を応援するサービスは意外とあります。

ベビーシッターの場合、最低利用時間が1時間または2時間以上としている会社が多く、お子様の送迎のみといった短時間の利用も可能です。もちろん、定期でご契約することも出来ます。

また、土日や祝日の依頼もOKですので、お願いできることはシッターに任せてその間しっかり体を休め、また元気に子育てを楽しむ、といった方法で使われる方もいらっしゃいます。

サービスや料金、ご利用の流れに関する詳細はホームページをご覧いただき、不明な点があればお気軽に質問をお寄せ下さいませ。

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