福岡で夜間の一時保育が可能な保育施設とベビーシッター

2021年12月13日

九州

福岡では女性のキャリア進出や共働きが増え、夜間および土日祝日の仕事をしている保護者も多いことから認可外保育やベビーシッターの利用を検討しているという声がよく聞かれます。

実際に育児に仕事に忙しい親御さんの支援として、そのような施設やサービスが増加しており、当日のお願いが可能であったり、保育以外にも様々なオプションサービスを設けているシッターも多くいます。

この記事では、福岡在住の方に向けて夜間保育施設やベビーシッターサービスについてをご紹介して参ります。

福岡県の夜間保育施設

福岡県の24時間保育所(託児所)

福岡県には福岡市を中心に認可外保育施設を中心とした24時間保育が可能な託児施設が多数あります。

2021年現在で下記の地域に全部で18件の施設があります。

<福岡県 24時間保育一覧>

北九州市小倉北区 2件

北九州市八幡西区 1件

太宰府市 1件

那珂川市 1件

福岡市城南区 1件

福岡市中央区 3件

福岡市博多区 4件

福岡市南区 1件

京都郡 1件

行橋市 3件

これらの施設の多くは24時間のお泊まり保育だけでなく、一時保育、土曜保育、休日保育といったサービスも兼ね備えています。

県内全域のエリアにこれだけ24時間対応可の保育所があるということは、それだけ需要があるということです。特に福岡市博多区にある中州は日本三大歓楽街の一つとも言われており、深夜の時間帯までに賑わう飲食店が立ち並んでいますよね。そこで働きながら夜間も安心して子どもを預けられるように、歓楽街の近くにもこのような施設が点在しています。

必ずしも仕事が理由である必要はなく、育児疲れの主婦の方のリフレッシュ目的や急な用事など色々です。

夜間保育所の保育内容

多くの夜間対応の保育所は、夜間だけでなく他の保育施設と同じく日中の保育も行っています。朝から夕方まで、朝から深夜まで、夜間のみなど様々なニーズに対応出来ることも強みの一つでしょう。

保育内容は日中の保育の延長といった感じで、夕食や施設内での自由遊びに加えて睡眠の準備、寝かしつけ等が加わります。

また、発熱や体調不良など病児保育を受け入れている場合にはこどもを見守り様子を定期報告してくれる施設だと安心です。

夜間保育所、ベビーホテルを利用時の留意点

夜間の仕事で働く状況の方や一人親世帯にとって大変便利で有難い存在の夜間保育施設ですが、利用に際しては注意も必要です。

認可外保育所やベビーホテルでは、過去に福岡県に限らず全国の都道府県において預けられた乳幼児の痛ましい死亡事故が多発していました。

保育よりも営利目的な施設や劣悪な環境の施設、保育士の資格を持っている者がいない施設や酷い場合には保育者がおらず乳幼児のみを施設の一室に詰め込み置き去りにし、うつ伏せ寝の確認も忘れ死亡していても気付かないような施設もありました。

事故の多発で社会問題となったことにより国や地方公共団体によって施設の調査や監督が強化されたものの、慢性的な人手不足や環境の改善に必要があるような施設もまだまだあることから、「近くにある、いつでも預けられる」というだけで施設を選ぶのではなく、施設見学や保育士さんの対応などをしっかり見て大切なお子様の預け先を選択することが重要です。

より細やかなサービスならベビーシッターを提案します

夜間、深夜保育可能なベビーシッター

福岡には保育所の以外にも、夜間や深夜の預かりの他に、泊りでの保育も可能なベビーシッターも多くいます。

託児所などの施設へ預けることや大人数を預かる中でお願いすることが不安な場合も、子供が慣れた自宅で過ごせること、子どもと1対1で向き合っての保育であることは安心ですよね。

担当するシッターは基本的に保育士や幼稚園教諭の資格保有者や専門の研修を修了したシッターとなり、実際に保育園や幼稚園、託児所で先生としての勤務経験や子育て経験のある現役のお母さん等心強いサポートをしてもらえるシッターが多いことも特徴です。

また、1時間だけの短時間や単発のご利用も歓迎しているシッターがほとんどです。

夜間のサービス内容

ベビーシッターに夜間預ける際も、日中のシッティングと同様に食事や排せつ、宿題の見守り、お風呂の入浴やお着替え等の補助に加えて就寝準備や寝かしつけなども行います。

遊びに関しては就寝前ということで日中のような遊びではなく、絵本の読み聞かせや絵、工作など静かな遊びが中心に行われます。

その他お願いしたい内容があればぜひ相談してみて下さいね。

※サービス内容についての詳しい概要はそれぞれの会社やシッターによっても異なりますので、ご確認下さい。

夜間保育以外のオプションサービス

夜間の保育以外にもシッターの経験や特技などによって提供できるメニューは様々です。

主なオプションサービスとして、

・英語などの外国語対応

・家庭教師(ピアノ等の音楽のおけいこやスポーツ指導)

・家事代行(料理や調理、片付けや整理、掃除などの簡単な家事)

・病児保育、病後児保育(対応可能な疾病、感染症、症状の範囲は要確認)

・土日・祝日、早朝サービス

・子供の送迎

・産後ケア、産後ドゥーラ 

・兄弟姉妹の2人同時預かり

といったプランがあります。

夜間対応可能なベビーシッターの探し方

ベビーシッターサービスには派遣型とマッチング型があり、派遣型であればベビーシッターサービスの運営会社に入会をして利用する際にお客様が依頼したい日時や希望の条件を伝え、登録しているベビーシッターの中からマッチした人を会社側で選んで派遣します。

マッチング型の場合はベビーシッターの検索サイト等を使ってお客様自身でスケジュールや条件を検索し、シッターのプロフィールを見て直接連絡をしてやり取りや交渉を行います。

人気のシッターの場合はなかなか空きがない場合があります。

依頼をする前の確認事項としては、

・自治体に届出済か

・万が一の時のために必要な保険に加入しているか

・当日や明日など急な予約も受付してくれるか

・料金設定、追加料金、交通費の有無

・内閣府発行の割引券を使用する際は対象のシッター(会社)か

・保育可能な年齢か(小学生までや新生児okなど要確認)

等があります。

また、初めて依頼する時には面倒でも出来るだけシッターと事前に面談をしていただき、シッターが笑顔で優しく対応してくれるのか、マナーは問題ないか、安心・安全に任せることが出来るか等を直接確認していただくことをおすすめします。面談時に条件や日時、場所のすり合わせや、疑問点はしっかり質問をして頂き、トラブルを防ぐよう対策に努めましょう。

依頼までの流れなどが異なることがありますので、詳細な情報は各サービスの案内や利用規約をよくご確認下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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