障害児に対応するベビーシッター「障害児シッター」について

2022年6月15日

関東

東京には多くの託児施設や託児サービスはありますが、障害児でも利用することは可能なのでしょうか。

そこで今回の記事では、障害児を持つ保護者の方に向けておすすめしたい「障がい児シッター」についてご紹介させていただきます。

東京で障害児の一時預かりは可能?

公的な事業や育児支援の制度として、各自治体では子どもの一時預かりや病児保育といったサービスを行っているものの、お子さんが障がい児である場合、それらのサービスを利用することが出来ないまたは難しいケースが多いようです。

東京都の自治体の中には、数は少ないですが福祉員による障がい児の一時預かりを実施しているところもあります。

しかしその場合利用する用件や条件が厳しく定められ、保護者の仕事や買い物、行楽といった用件では利用することが出来ません。

また、お子様の障がいの程度や能力、お預かりする場所の設備によって安全にケアできないと福祉員が判断した場合も預かりは不可となる等、気軽に利用することは更に難しいといった状況です。

その他、年齢が未就学児の子供を対象に日常生活における動作の指導や集団生活への適応訓練等を行う児童発達支援や、就学児に向けた放課後等デイサービスなどがありますが、これ等は一時預かりではなく発達支援という目的での提供となります。

それでは健常児と同じように障がいを持つお子様の一時預かりをお願いできるサービスはないでしょうか?

「障がい児シッター」という選択

お客様の自宅にシッターが伺い、お子様の保育、お世話を行うベビーシッターサービス。

その中には障がい児をシッティングできるシッターもおり、「障がい児シッター」という名でも呼ばれています。

障がい児シッターは、これまでに学校や療育施設などで勤務し障害児保育の経験があったり、看護師や保育士といった資格の他、児童発達支援士や発達障害児支援士といった専門の資格を持っている者もいます。

ベビーシッターは医療行為は行えませんが、このような資格や経験を持つシッターであれば、様子の変化があったり、もしもの時に的確な対応が取れるため安心して任せることが出来ますよね。

また、日々の子育て、特に障害児を育児する上での悩みを抱えているママも多いかと思います。そんな時は担当のシッターに質問をしたり、相談をしたりすることも出来るので心強いサポーターとなるでしょう。

障がい児をベビーシッターに預けるメリット

施設での集団保育の場合、お子さんによっては慣れない環境、人に対して強い不安を覚えることがあります。特に発達障害をお持ちのお子さんはそのような傾向が高いです。

また、就学前のお子さんの場合、障がいによって預かってもらえる保育園や託児施設を見つけることが難しく、自宅でのお世話を続けなければならないご家庭も少なくありません。

しかし親の仕事や用事、下の子の出産や産後の時期、時にはリフレッシュの為にこどもを見てもらいたい、預けたいという状況が必ず出てくるでしょうし、それが出来ないのは家族にとって負担がとても大きいでしょう。

そんな時に自宅まで訪問しお子様を保育してくれるベビーシッターサービスは本当に便利。

公的なサービスと違い、利用する目的や理由に制限もありません。仕事も買い物もリフレッシュも、どれもママにとって大切な、必要な時間であると考えます。

また、土日や祝日、当日や前日、早朝や夜間、深夜といった時間帯にも対応し、中には24時間、予約を受付ているベビーシッター会社もありますので、必要な時にサービスを受けることが出来る点も大きなメリットでしょう。

障がい児をベビーシッターに依頼する際に気を付けたいこと

「障がい児シッター」とはいえ、すべての障害児に対応できる訳ではありません。

障害児といっても身体的障害、発達障害、知的障害、精神的障害など種類や程度、特徴は様々です。

そのため、まずはお子様の障害の種類や程度が対応可能かどうかを確認することが大切です。

そしていざお願いをする際も、安全にシッティングが行えるよう以下の事柄についても事前に細かく打ち合わせをしていただくことをおすすめします。

・保育場所について(使用する部屋や公園、庭など外での遊びは可能かどうか)

・シッティング内容の範囲(食事やトイレなどの介助の有無、学習の見守りなど)

・送迎の有無

・できること、できないこと

・好きなこと、苦手なこと

・こだわり

・接し方の注意点(言葉遣いや呼び方、声掛け、声の大きさなど)

お子様によってはその日何をするのか1日のスケジュールや流れを最初に説明した方が安心してもらえますので、前もって細かく設定、準備するためにも以上のような詳細な情報を提供すると良いかと思います。

障がい児シッターの探し方

いざベビーシッターを利用したい場合、どのように障がい児に対応できるシッターを探したら良いのでしょうか。

障がい児シッターの数は全体のシッターの中でやはり数が少ないのですが、東京のエリアであれば他の地域と比べて対応できるシッターは多い方です。

例えばハニークローバーであれば派遣型とマッチング型の両方の形態でサービスを提供しており、それぞれで探し方が異なります。

派遣型であれば事務局で対応できるシッターを調整し、マッチング型であれば利用者の方がご自身でシッターのプロフィールを確認し、保有している資格や経験を見て指名することが可能です。

ハニークローバーは登録に際し入会金、年会費なし、初期費用はかかりませんが、もし料金が発生するベビーシッター会社であれば、お住まいのエリアに障がい児に対応するシッターがいるかどうかを問い合わせいただき、確認の上で登録されることをおすすめします。

また、障がい児を専門にしているシッターの場合、料金が一般のベビーシッターよりも高い傾向にありますが、ハニークローバーは障がい児ということで特別な料金を設定しておりません。

マッチング型はシッターが個別で1時間あたりの料金を設定していますが、交渉することも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ハニークローバーでは通常のシッティングの他にオプションのプランとして家事の代行なども行い、働くママたちのサポートをしております。

預け先が見つからない障害児を子育て中のご家庭では、定期利用されている方も多くいらっしゃいますよ。

また、ベビーシッターの利用には割引や補助金を出している自治体や企業もありますので、ぜひ活用いただければと思います。

お子様だけでなく、ご家族の皆様がたくさんの笑顔で溢れるよう想いを込めてサポートさせていただきます。

会社の概要やサービスの詳細についてはホームページで案内しておりますが、ご不明な点がありましたらお気軽にお電話またはサイト内のチャット機能よりご連絡くださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

前の記事へ

東京で出産したママたちがベビーシッターにサポートを依頼する理由!

次の記事へ

早朝のベビーシッター利用はメリットがたくさん!

詳しく見る