2022年5月16日
関西
大阪には、さまざまな障害を持つお子さんを子育てされているご家庭がたくさんいらっしゃいます。その中で、「保育園の入園や一時預かりのサービスは利用できるのか?対応してもらえるのか?」といったことを悩まれている声も時々聞かれます。
そこで今回の記事では、大阪府の中心地である大阪市を例に、障害のある子供たちとその家族の保育に関する情報のご案内と、ベビーシッターに出来ることについてご紹介させていただきます。
どうぞ最後までご覧くださいませ。
大阪市では、”地域社会の中で障がいのある児童が仲間と共に育ち合うこと”を基本的な考え方として、障がい児保育を行っており、2022年にはその受入を強化する為、環境整備に必要な費用の補助や医療的ケアが必要となる際の看護師の人件費の補助を創設しサポートしています。
保育所入所の対象となるのは集団生活が可能な小学校入学前の児童で、3歳児以上の保育料は無料です。(給食材料費は施設に支払いが必要)
保護者の仕事や病気によって家庭での保育が困難な場合の一時預かりについてもご相談下さい。
また、児童福祉法に基づく障害児に向けた支援制度の一つとして「保育所等訪問支援」というものがあり、保育所や学校等で過ごす時の不安や課題について保育所など訪問支援事業所が一緒に支援を行うサービスがあります。
事業所のスタッフが先生方に対し日頃の考えや関わり方、困っていることなどを丁寧に聞き取り、お子さん一人ひとりの特性を踏まえて必要な環境の整備や関わり方、活動の組み立てを一緒に考えます。
こちらの制度の概要や詳細につきましては、下記のページをご確認下さいませ。
重度の障がい等によって保育所へ通ったり外出することが困難な障害児に向けた「居宅訪問型児童発達支援」という制度もあります。
こちらは事業所のスタッフが週2回を目安に利用者の自宅へ訪問し、日常生活における基本的や動作の指導、知識技術の付与、生活能力の向上のために必要な訓練を行います。
利用を希望する場合は、保護者の方がお住まいの区の保健福祉センターに利用申請を行って下さい。
申請には障がい者手帳や医師の診断書等の提出が必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。
その後詳しい聞き取りや自宅での面接を経て支援がスタートします。
こちらの制度の概要や詳細につきましては、下記のページをご確認下さいませ。
福祉サービスの一つとして、大阪市では主に発達障害のある就学前のお子さんの療育と保護者の方の研修を行う専門療育機関を市内に複数設置しています。
一人ひとりの子供の特性を踏まえた指導手法を用いて、身辺自立や集団への適応に向けた日常生活の力を伸ばすための個別の療育を行っています。
厳しい訓練を行う訳ではなく、楽しい遊びを通して行われるのでご安心を!
また、自閉症スペクトラム障がいの特性や支援についての理解を深めるために、保護者の方を対象に原則として月に1回程度の研修も実施されているようです。
実施期間は1年間となっており、利用開始月は事業所によって異なります。
申し込みの方法や流れ、事業の内容については下記の案内をご覧ください。
以上のように、大阪には障がいを持ったお子様や保護者の方を地域でサポートする取り組みが行われていますが、定員がいっぱいで入所を断られてしまったり、病児保育・病後児保育や保育所等の施設の送迎といった短時間だけお願いしたい時など、市のサービスではカバー出来ない部分は是非ベビーシッターにご相談いただければと思います。
と言いますのも、ベビーシッターには保育士や幼稚園教諭、看護師の資格を持つ者が多くいますが、その中には保育園や支援施設に勤務して働き、障害児保育の経験を持っていて、そのような状況のお子様も受け入れ可としているシッターがたくさんいるからです。
またベビーシッターであれば保育だけではなく、お部屋の片付けや簡単な料理、掃除など家事を行う家事代行、食事や排せつ、お風呂の介助はもちろん、宿題の見守りや英語での対応、深夜や早朝のお泊まり保育の依頼といったオプションもお選びいただけるので、お仕事で忙しいママには嬉しいサービスがいっぱいです。
ハニークローバーでは、会社側でコーディネートを行う派遣型とお客様が希望の条件を入力してシッターを検索し指名するマッチング型の両方のサービスを提供しており、入会金や年会費なしで登録がOKです。
安心・安全を第一にお客様が大切なお子様を預け、使い方も簡単で便利にご利用いただけるサービスを提供している当社。
いざシッターを探す時や急な場面に備えて事前にお子様の障がいについてご相談いただければ、現在対応できるシッターの有無についても確認することが出来ますので、是非お気軽にお電話やチャットでご連絡下さいませ。