2022年8月8日
北海道
札幌市では、出産後に手伝ってくれる家族がおらず不安な気持ちを抱えていたり、赤ちゃんのお世話の方法が分からない、出産のダメージや育児の寝不足、疲労などが重なり体調が悪い等、産後、育児等の支援が必要な場合に市内の助産院において産後ケア事業を実施しています。
受けられるケアの内容としては、授乳や沐浴、抱っこの仕方、あやし方、寝かせ方など、育児の最初の困り事として多いこれらに関する対応方法を教えてもらったり、乳房のケアや手当の方法を教わったり、休息や食事を十分とってリフレッシュさせてもらうことが出来ます。
宿泊型と日帰り型があり、1家庭につき通算7日以内の利用ができます。料金については公費の助成が出るため、宿泊型で1泊10,000円、日帰り型で4,000円(それぞれ生活保護世帯、市民税非課税世帯は半額)で利用することが可能です。
ここで注意したいのが利用の対象が札幌市に住民登録している「生後6ヶ月未満の赤ちゃんとそのお母さん」であること。
産後6ヶ月までというのは突然生活のすべてが赤ちゃんのお世話中心となり、初めてのお子様の場合は特に初めての経験ばかりで体だけでなく心も不安定になりつらい時期かと思います。そんな中、なかなか産後ケアについて考えたり申し込みを行うのは大変かと思いますが、お母さんの体と心を回復させて健康に育児をしていく為にも是非利用されることをおすすめします。
民間でも産後ケアは実施されており、例えばほっ・とプラザのえぷろんサービス(家事援助)では、産前8週、産後8週の女性に対し、調理・掃除・洗濯・買い物などの家事のサービスを提供しており、利用料金は30分500円と非常にリーズナブル。赤ちゃんのお世話をしてもらうことは出来ませんが、それ以外の家事を格安でサポートしてもらえるのは嬉しいですよね。
また、NPO法人子育て応援かざぐるまでは産前産後サポートとして、産後1~2ヶ月と短い期間ではありますが、赤ちゃんのお世話や家事の他、上のお子さんの保育や検針の付き添い等にも対応してもらえます。
料金は平日か土日祝日、日中か時間外によって2時間3,000円~3,800円に分かれ、その後30分毎延長するごとに750円~950円が追加で請求されていきます。その他、交通費(実費)と年会費として2,000円必要となりますので注意しましょう。
こちらの団体では産前産後サポートの他にも子育てに関するイベントや相談、講座などを多数開催していますので情報を得たりママ友作りにも役立ちます。札幌にお住まいの方は是非チェックしてみて下さいね。
以上のように札幌エリアには産前、産後にお願いできるサービスがいくつかありますが、同様にベビーシッターを活用いただくこともおすすめです。
ベビーシッターの中には、保育士の資格の他にも看護師や助産師の資格を持った者もおり、産後ケアはもちろん病児保育にも対応しています。
また、サービス内容もお客様のより細かな希望に応えられるよう様々なプランを用意しており、上のお子様の保育園や幼稚園、習い事の送迎や年齢、月齢に合わせた保育や遊びを行い、一緒に楽しく過ごします。
お客様の自宅にシッターが訪問しますので、大変な時に子どもを連れて施設へ移動する必要がないから安心、安全ですね。
また、利用回数に制限はなく、幅広い年齢のお子様に対応しています。1回だけの単発や定期でのご契約まで、お客様のニーズに合わせてお選びいただくことが可能です。
2022年現在、ベビーシッターの利用にあたり、内閣府発行の企業主導型ベビーシッター利用の割引券や、勤め先の福利厚生として利用料金の補助を出している企業も増えてきており、昔と比べるとベビーシッターを気軽にご利用いただきやすくなっています。
北海道の中でも札幌の地域はシッターの数も多く、ハニークローバーでも厳しい採用基準をクリアし研修を受けたスタッフがシッターとして活躍しています。
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