2021年11月24日
中部
名古屋には子育てに関連する幅広いサポート制度がたくさんあります。
子どもの預かりだけではなく、手が回らず大変なときに掃除や料理などの家事を代行してもらえたりする制度もあるため、子育て中のお母さん、お父さん向けには嬉しいサービスといえるでしょう。
「もっと早く知っていれば良かった!」という声も多くいただき、大切な情報であることから、今回の記事では、無料や安い料金で簡単に利用していただける名古屋市の主な子育て支援の情報をサービス別に紹介致します。ベビーシッターの利用に助成金が出る事業もありますので、1時間あたりの金額等も合わせてご紹介。実際に利用される場合には、事前に各サービスの内容を確認したうえで、それぞれの事業の利用規約に留意してご利用下さいね。
<名古屋市地域子育て支援拠点事業>
子どもを出産してから孤独を感じたり、育児の不安や疲労が溜まり吐き出す場所がなくつらいという状況のお母さんは多いかと思います。初めての出産で子育ての経験がなければ尚のこと不安も大きいでしょう。
名古屋市では、子育てを支援する体制を整え、主に乳幼児とその保護者が気軽に集い交流でき、安心して過ごせる場を提供しています。
絵本やおもちゃがたくさん用意されており、施設には専門のスタッフもいる為、育児の悩みなどの相談や質問に対応することが出来ます。また、子育てに関する情報提供や講習会等も実施しています。
子育て中のお友達作りや、同じくらいの子ども同士で遊ばせることも出来ますので、ひとりで抱え込まず是非利用してみて下さい。
対象:0歳~3歳までの乳幼児とその保護者
日時:週5日以上、1日5時間以上
料金:無料(材料費などの実費負担がある場合があります。)
実施場所:以下のリンク先に表示してありますので、ご確認下さい。
子育て家庭優待カード「ぴよか」をご存じでしょうか?
「ぴよか」とは、名古屋市内在住で18歳未満の子どものいる家庭(妊婦含む)に交付されるもので、協賛店で「ぴよか」を提示することによって協賛店が独自に定めている割引や特典を受けることが出来るカードです。
母子健康手帳別冊に挟み込まれて交付されている他、名古屋市へ転入された方は区役所や支所にて交付を受けることが出来ます。
紛失や有効期限切れ等の場合は、区役所民生子ども課・支所区民福祉課、758キッズステーション(名古屋市子ども・子育て支援センター)にて交付、再交付を行っているのでお近くの各所へお問い合わせ下さい。
ぴよかの協賛店は、下記のページからパソコンやスマートフォン、携帯電話で検索いただけます。
名古屋に限らず多くの自治体で実施されているファミリー・サポート・センター事業、通称「ファミサポ」。
妊娠中や産後の女性は、市や保健師さん等に説明を受けたりして聞いたことがある方も多いかと思います。名古屋では「名古屋のびのび子育てサポート事業」という名称で実施しています。
利用上限はありますが、定期利用することが出来ますので、産後の疲れた体と心を休める為に是非活用してみてはいかがでしょうか?
名古屋市内に在住で、地域の人の役に立ちたい「提供会員」と、子育ての手助けを希望する「依頼会員」があり、どちらか一方あるいは両方の会員になることが出来ます。
提供会員となる人は、市内在住の20歳以上の方で、事務局が主催する2日間(合計12時間)の講習会を受講する必要があります。
(保育士等の資格をお持ちの方は一部講習免除となります。)
依頼会員は市内在住、在勤、在学の方で、生後57日~小学校6年生のお子様をお持ちの方です。
<主な依頼内容>
・仕事や残業でお子さまのお迎えが出来ない時に保育所や幼稚園等へ送迎をお願いしたい、その前後に子どもを預けたい。
・用事や通院がある為子どもを預けたい。
・育児に疲れ休養が必要なので子どもを見ていて欲しい。
・病気回復期の子どもが保育園を休む場合に一時保育をして欲しい。
・手が回らない掃除や食事の準備等、家事代行をお願いしたい。
等。
<利用料>
登録料:1,000円
利用料:月曜日~金曜日(7時~19時)1時間あたり800円/土日・祝日・年末年始及び時間外 1時間あたり1,000円
※30分以内は上記の半分、超える場合は1時間あたりの金額で計算する。
※2人以上の子どもを同時に預ける場合、2人目以降は半額。
キャンセル料:前日までは無料。当日開始前は利用予定金額の半額。開始時間後または無断キャンセルは全額となります。予定の変更は早めにお知らせください。
その他、交通費や依頼会員の要望により提供会員が用意した飲食物の費用などは、依頼会員から提供会員へ実費を支払う必要があります。
こちらのサポートサービスは、利用前に必要な認定手続きをされた場合に上限の範囲内で利用料が幼児教育・保育の無償化の対象となります。
その他、使い方の流れや事業の詳細な概要については下記のリンクからご確認下さい。
名古屋市では、必要な条件を満たしていればベビーシッターを利用する際に助成金が出る為、安い金額で利用することが可能です。
利用できる期間や時間帯が決まっていたり、シッターを指定できないなど制限はありますが、自宅で過ごすことが出来るので、子供が慣れた環境で安心して遊んだり眠ったりすることが出来るというメリットがあります。
<対象者>
名古屋市内在住で妊娠中または産後の体調不良等により家事や育児が困難で、家族が昼間はお仕事などで働いている、実家が遠方などサポートしてくれる人が他にいない方。
<利用料>
利用料が補助され、実際に負担いただく金額は以下となります。
・生活保護世帯、市民税非課税世帯→無料
・市民税均等割りの額のみ(所得割非課税)課税世帯→125円
・上記以外の世帯→805円
利用時間や詳細については下記(名古屋市のサイト)をご確認下さい。
その他、名古屋や愛知県に限らず全国の都道府県が助成金の対象となる内閣府が発行しているベビーシッター割引券もございます。
産後ケアや育児のサポートに是非シッターをご利用下さい。
2021年8月10日からスタートした新しい事業「BABAY YELL!」です。
<対象者>
・2021年3年4月1日以降に生まれた児童または名古屋市に転入した児童
・2020年年4月1日から2021年3月31日までに生まれた児童
※いずれも生まれた月、転入した月の月末時点で名古屋市内に住民登録がある方。
<プレゼント内容>
カタログギフト(約600点)の中から、合計50,000ポイント(5万円相当)分を選択し注文可能です。
掲載商品の例としては、
・家事、育児関連サービス(ベビーシッター利用券等)
・乳幼児衣料品
・玩具
・育児日用品、消耗品
・施設利用券(名古屋市内や近隣エリアの親子で楽しめる施設の利用券)
・金券
・名古屋特産品 ほか
詳しい情報は下記の案内をご確認下さい。