ベビーシッターを利用するメリットや注意点は?東京都のベビーシッター利用支援事業についてもご紹介

2021年10月18日

関東

東京などの都市部では、待機児童の問題がまだ解消されていません。仕事の都合や産後の疲労などで不安を抱える方もたくさんいらっしゃいます。

そこでベビーシッターのご利用はいかがですか?

子育てを一人で抱え込まず、安心安全に保育サポートをしてくれるサービスです。

東京都ではベビーシッターを利用する際に助成金を出す事業もあり、よりお得な料金で利用が可能。送迎など1時間からの短時間利用も対応できます。

そこで今回の記事では、ベビーシッターを利用するメリットや東京都のベビーシッター利用支援事業についてもご紹介します。

初めてベビーシッターをご利用になる方は是非参考にして下さい。

ベビーシッターを利用するメリットと注意点

ベビーシッターの需要は拡大しており、利用される方の状況も様々です。遊びや食事の補助だけではなく、子育ての相談もできるため、大変な時期を乗り越えるのに心強い味方にもなるでしょう。

実際に利用者の声やその他サービス、注意する点などを集めてみました。利用を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

ベビーシッターを利用して良かったこと

それではベビーシッターを実際に依頼した事のあるお客様の声をご紹介します。

・1対1で保育をしてもらえることで、子供にとって精神的な負担が少ない。

・会社によってはシッターの指名が可能。子どもに合ったシッターを選ぶことができる。

・子育てに関する相談や質問ができ、育児で抱える孤独感が和らぐ。

・一時保育よりも予約が取りやすい。希望の時間を指定できる。夜間や当日などの急な対応もできる。

・他の施設ではなく自宅で保育してもらえるので安全。子どもも親も安心できる。

・親子だけの世界から広がり、新しい人と接することで成長への経験となる。

・幅広い年齢の預かりが可能。

・保育園と違って、親のリフレッシュを理由に利用することが出来る。

・登録されているシッターはしっかり研修を受けた保育士、幼稚園教諭、看護師といった資格の保有者で安心できる。(または検索で探す際に指定できる。)

・終了時にシッティング中の子どもの様子を教えてもらえるので、勤務後の楽しみになる。

保育以外のサービスもある

ベビーシッターは家庭の状況や要望に対応できるよう、通常保育以外にも様々なプランを用意している会社が多いのも特徴です。

例えば、

・家事代行(掃除、洗濯、炊事等の家事)

・子どもの送迎

・病児保育(病中・病後の子どもの保育)

・英語などの外国語対応、幼児教育

・産前、産後のケア、サポート

等です。

大抵が1時間からの短時間利用が可能で、追加の料金はかかりますが、仕事で忙しいご両親にとっては嬉しいプランではないでしょうか。

利用する際の注意点は?

ベビーシッターを利用する際に注意したい点もいくつかご紹介します。

・プロフィールを見るだけではなく、実際にお願いする前にシッターの方と面談をしましょう。子どもとの相性や人柄などを確認していただき、信頼できる方を選びましょう。また、シッターの変更が可能かどうかも確認しましょう。

・シッティング中の子どものケガや、自宅の家財物の破損、損害賠償等、万が一の時に必要だと思われる内容に対応した保険に加入しているかどうかを確認しましょう。

・利用する可能性のある方は早めにベビーシッター会社選びを始め、会員になっておきましょう。実際にサイトやアプリにログインして使い方などを確認しておくのも、急に必要になった時の為におすすめです。

ママやパパを応援するベビーシッターサービスを利用して、ご家族みんなが笑顔になっていただくようなサービスを受けていただくと嬉しいです。会社によっては初回無料や新規の受付で割引などのサービスを行っているところもありますので、ホームページなどで概要をチェックし、お得に利用しましょう!

ベビーシッター利用支援事業とは?

東京都で実施されている「ベビーシッター利用支援事業」という事業をご存じですか?待機児童で悩まれている方にはぜひ活用していただきたい支援制度ですので、チェックしてみて下さいね。

東京都で実施されている待機児童対策

待機児童が問題化されてから、東京都では保育園や幼稚園の増設が行われ、昔と比べ随分と緩和されてきたように思います。しかしながらそれでは追いつかず、まだまだ待機児童を抱える地域が多いのも実情…。

そこで東京都では、平成30年度から待機児童対策の取り組みとして「ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)」という事業を実施しています。

この事業は、以下にご紹介する条件を満たしている方であれば、子どもが保育所等に入所できるようになるまでの間、東京都が定める約款に基づく保育を行う認定を受けた”認可外ベビーシッター事業者”を利用する際にかかる利用料の一部を補助するサービスです。

助成金額等の詳細や申請の流れ、利用規約、認定事業者の一覧などの情報については、東京都福祉保健局のホームページやお住まいの区市町村の利用案内をご覧下さい。

実施区市町村

ベビーシッター利用支援事業は残念ながら東京のすべてのエリアで実施されているわけではありません。

令和3年度現在においては、以下の区市町村で実施されています。

<23区>

新宿区、台東区、品川区、大田区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、葛飾区、江戸川区

<東京都下>

三鷹市、府中市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、武蔵村山市

対象者

ベビーシッター利用支援事業を利用できる対象となるのは、上記の実施区市町村にお住まいの方のうち以下の1,2のいずれかに該当する方で、対象者であるとの通知書を受け取った方になります。

1.保育所等の0~2歳児クラスに相当する待機児童の保護者

2.0歳児で保育所等への入所申込みをせず1年間の育児休業を満了した後、お子様の1歳の誕生日から復職する保護者

※念のため、お住まいの区市町村にてベビーシッター利用支援事業を実施する予定があるかを各保育主管課にお問い合わせ下さい。

※区市町村によって所得制限等の条件を上乗せしている場合がある為、各区市町村から案内されているサービス内容、利用規約を必ずご確認下さい。

以上、条件に合う方はぜひこの制度を活用し、お得にベビーシッターを利用してみて下さいね。

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