3歳6ヶ月の男の子が好きな本10選

2021年12月7日

絵本読み聞かせ

我が家では息子が1歳を過ぎたあたりから、2ヶ月に1回は絵本を増やしています。
息子自身が「これがいい」と言えない2歳頃までは、本屋やネットの口コミを見て年齢に合ったものを買ってきました。今、3歳6ヶ月になる息子は本屋に行くと自分で欲しい本を選びます。
けれど気に入って買ったはずなのに、翌日には興味がなくなっていることもあります。その中でも、息子が気に入って読み続けている本を10冊紹介します。

はらぺこあおむし

この本は0歳の頃にプレゼントでもらいました。文章もあるので0歳には早かったのですが、あおむしが食べ物を食べる絵が1歳頃から息子のお気に入りです。
独特なタッチで描かれていますが、色鮮やかなのでわりと小さい頃からよく見ていました。
何回も読んだので、息子も文章を少し覚えていて、3歳になってからはまだ字は読めないので自分で絵を見てストーリーを話すようになりました。
息子は1歳の頃といえば、絵本を渡すとよく破っていていつもテープで補修していました。しかしこの本は色々なタイプがあり、我が家にあるのは厚紙を何枚か組み合わせてできているボードブックというタイプのものです。
噛んでも舐めても破ろうとしても、まだ壊れずきれいなままです。

おめんです

お祭りに行くとお面を見ては怖がり泣いていた息子が本屋で自ら選んだ絵本です。2歳すぎたころに買いましたが、今でもよく読んでいます。
お面をかぶった動物が横のページの見開きをめくると、お面が取れて何の動物か分かります。だるまのおめんかぶっているのだれ?と言った後のページでは○○でしたとかぶっていた動物が登場します。これが息子には面白かったようで、ぶたやたぬき、きつねを身体を使って表現するようになりました。
1ページに1つの絵なので、小さい子にもはっきりと絵がわかる絵本です。
文章も少なく、お面をかぶってるのはだれ?○○でした、という繰り返しなので子どもも覚えやすいようです。

ノンタン おばけむらめいろ

ノンタンシリーズは何冊もあり、季節に合ったものを買っていましたが、中でも息子のお気に入りはおばけむらめいろです。
ノンタンがおばけむらに行くためにおばけに案内してもらい迷路を進んでいくお話しです。実際に何種類もの迷路が登場します。単純な迷路なので、3歳6ヶ月の息子も最初は分からず迷っていましたが一緒にやるうちにできるようになりました。
文章も長くなく、ノンタンやその友達のセリフ程度なので頭にも入りやすいのかセリフも覚えて一緒に読んでいます。

どんないろがすき

これは歌の歌詞を絵本にしたものです。元々Eテレのおかあさんといっしょで歌われている「どんないろがすき」という歌が息子は大好きでした。
たまたま本屋でこの本を見つけ、1歳3か月の頃に買いました。最初は歌を歌いながら本を読んでいました。
2歳になる頃からは色に興味を持ち始め、「これは?」と色を聞いてきていました。この本は様々な色のクレヨンが出てくるのでこの本で色を覚えたぐらいです。
対象年齢は0歳からなので3歳6か月の息子からは離れていますが今でもお気に入りで、歌いながら読んでいます。

ねずみくんのチョッキ

2歳の頃に祖母からプレゼントでもらい、その時は読み聞かせをしていても途中で興味がなくなっていましたが、3歳を過ぎてからは「読んで」と持ってくるようになりました。
ねずみくんが、お母さんに赤いチョッキを作ってもらい、そのチョッキが素敵なのでお友達が貸してほしいと言ってきます。お友達はライオンから最後はぞうになり、チョッキが伸びてしまうというストーリーですが、チョッキを貸すセリフはどの動物でも同じで覚えやすいようです。
一緒にセリフを言いながら読んでいます。

からすのてんぷらやさん

3歳になり祖母からプレゼントしてもらいました。対象年齢は4歳とのことで、我が家にある本の中では文字が一番多い本です。
1ページに対しての文字数も多いので最初の導入の部分は「早く次を読んで」とアピールしてきます。
息子がお気に入りなのは、天ぷらと揚げ物を作るページです。天ぷらや揚げ物のレシピが書いてあり、料理が好きな息子はその点に惹かれたようです。
持っている本の中でも絵も小さく話も3歳には少し難しいのですが、天ぷらと揚げ物を作っているというのがお気に入りの理由です。

14ひきのさむいふゆ

14ひきのねずみの家族のお話しで、シリーズで他にもたくさんの種類があります。
我が家はその季節に合ったものを1冊ずつ増やしています。14ひきシリーズはひっこし、あさごはん、あきまつり、おつきみ、もちつきとさむいふゆの6冊持っていますが、積雪を見たことがない息子には興味のあるストーリーなようです。
雪が降っているので、外に出られない14匹のねずみの家族が家の中でそりを作ったり、ゲームをします。ゲームの方法は本の中に説明書が入っていて実際に自分たちでできるようになっていました。3歳6か月の息子にはゲームの内容が難しかったようですが、そのうち雪が止んでそり滑りをするシーンが描かれているのでそこが良かったようです。
「雪降ってほしいね」「今日は寒いから雪降るかな?そりすべりできるかな」とこの本で読んだことを寒い日には言っています。
今日は寒いねと言うと、必ず持ってくる1冊です。

ぐりとぐら

この本は息子が「保育所で読んだから買って」と言った本です。
保育所では、ぐりとぐらを読んでもらった後に本の中で出てくるカステラが実際におやつで出たそうです。そのことが楽しかったようで、この本を買って欲しいと言ったので買いました。
対象年齢は3歳からと書いてありますが、文章は我が家にある本の中では多い方です。しかし、最初から最後まで読むのを聞いています。
カステラが出てくるシーンでは食べる真似をして「おいしいね」と言い楽しんでいます。
この本がシリーズで他にも何冊かあると知り本屋に行きましたが、息子は興味を持ちませんでした。
息子はぐりとぐらのカステラを作るこのストーリーが好きなようです。

パンのずかん

この本は祖母が「目に付いたから」と買ってきた本です。図鑑ですが写真ではなく絵で描いてあります。
食パンやあんぱん、メロンパンのほかに外国の珍しいパンも何種類も載っていて、親が見入ってしまいます。パンの絵と共にパンの名前とその説明が簡単に書いてあります。
パンの紹介の後には麦を育てることから、麦を粉にする、粉をこねてパンにするというパンを作る工程が絵で紹介されています。
いつもパンは買ってくるものという印象だった息子が興味を持ったのは、麦からパンになるという工程のページです。
特に説明文はないので、親が「こねているよ」と説明しながらですが、パンを作る工程を知るきっかけにもなり、パンを食べる時には「麦からできている?」「こねたの?」と聞いてくるようになりました。

のりものずかん

3歳を過ぎてからは本屋に行くと図鑑のコーナーで立ち止まってしまうぐらい図鑑を欲しがるようになりました。
しかし、図鑑は大きい子向けなのか大きいものが大きく、ページ数も多く、3歳の子が読めるようなものがなかなかありませんでした。
探していたところ、3~6歳向けの自分で読める図鑑との紹介文があり、この図鑑を買ってみました。
他にも、恐竜や魚、電車のシリーズがあります。3~6歳向けなので大きさも少し大きめの絵本ぐらいです。
ページ数も90ページ程度で図鑑にしては少な目で見やすいです。
こののりものずかんでは、乗用車、バイク、働く車(消防車やトラック、クレーン車等)、飛行機、電車、船といったあらゆる乗り物が紹介されています。
電車でいうと路面電車、山手線、新幹線、モノレール、トロッコ列車など様々な種類が載っています。
実際に見たことがある消防車やパトカー、新幹線のページでは指をさしながら車の名前を言っています。
テレビや出先でその乗り物を見ると、のりものずかんを持ってきて「これだよね?」と確認します。
静かに本を読んでいるなと思ったら真剣な顔をしてのりものずかんを読んでいることが多いぐらい、この本がお気に入りです。

3歳6か月の息子が好きな本を10冊紹介しました。
親が選んだ本を何でも読んでくれていた時期から今は自分で選びたがります。
乗り物図鑑を買った後に、次は電車図鑑が欲しいと言いました。
似たような本に感じてしまい他の本を勧めましたが、息子は乗り物図鑑の中でも特に電車が気に入ったので、電車をもっと見たいとのことでした。
息子の学習意欲を潰してはいけないと思い電車図鑑を購入したところ、こちらもよく読んでいます。
たくさんある本の中から1冊を選ぶのは難しいことですが、私自身が子どもの頃に読んで記憶に残っているもの、息子自身が興味をもったものを中心に選ぶようにしています。

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