育児と仕事を両立させる3つのポイント|育児に悩んだ時に頼れる味方もご紹介します

2022年1月5日

ワーキングママ

女性の社会的な地位向上により共働きの夫婦が増えていますが、育児と仕事の両立に悩んでいる人は少なくありません。

多くの企業では女性の労働力を維持・確保するため産休・育休をはじめ、様々な制度を導入して支援を行っています。

しかしながら、単に育休・産休などの制度が整っているだけでは育児と仕事の両立は難しいと言わざるを得ません。

この記事では育児と仕事を両立させるポイントに加え、育児に悩んだ時に頼れる味方を紹介します。

育児と仕事の両立が大変になる理由

育児と仕事の両立が大変になる理由は決して1つだけではありません。

様々な理由が絡み合って夫婦を悩ませているのが現状だといえます。

育児と仕事を両立させるには、まず両立が大変となる理由を明らかにすることが大切です。

ここでは、事前に把握しておきたい育児と仕事の両立が大変となる理由について考えてみましょう。

周囲の協力が得られにくい

育児と仕事の両立が大変となる理由の1つに、周囲の協力が得られにくいことがあげられます。

かつての日本では、結婚した後は両親と暮らすもしくは両親と近い場所で住居を構えるのが基本でした。

女性が外に働きに出ることも多くありませんでしたが、子供は夫婦だけでなく家族で育てるものだったといえます。

しかし、核家族化が進み両親と同居することが少なくなり、周囲の協力が得られにくいのが実態です。

職場での理解が広まっていない

多くの企業では子育てを支援するための育休・産休制度が確立されつつあり、男性の育休も増えてきました。

しかし、職場での理解が深まっているかといえば、まだまだ不十分だと言わざるを得ません。

男性が育休を取得しようとすれば、「なぜ男性が取得するのか」といった風潮が職場に残っているのが事実です。

また、マタニティーハラスメントが社会的な問題にもなっており、制度は確立されていても意識が追いついていないといえます。

条件に合う保育所が見つからない

育児と仕事を両立させるには、子供を安心して任せられる保育所の存在が必要不可欠です。

しかしながら、保育施設や保育士などの人材不足は深刻であり、いわゆる「待機児童」が社会問題にもなっています。

近くに保育所があっても預かってくれる時間と仕事の時間が合わないなど、条件に合う保育所が見つからない人も少なくありません。

特に共働きの家庭であれば、子供が病気でも仕事を休めない時にどうするのかが大きな問題です。

最近では「施設型」もしくは「訪問型」病児保育のサービスも増えていますが、まだまだ数が不足しています。

育児と仕事を両立させる3つのポイント

育児と仕事の両立は夫婦だけでなく子供にも大きな負担を伴いますが、決して不可能ではありません。

事前に両立できるよう対策を講じておくことが大切です。ここでは、育児と仕事を両立させるポイントを3つの要素から考えてみましょう。

家族や周囲に頼れる関係性を築く

ママだけで育児と仕事を両立させることは不可能です。パートナーや家族、周囲のサポートが必要不可欠だといえます。

しかし、職場復帰の段階になって急にサポートを求めても、周囲は面食らうばかりで上手くいかないでしょう。

普段から家族や周囲に頼れる関係性を築いておくことが大切です。ただし、周囲に媚びを売る必要はありません。

普段からあたりまえのお付き合い・人間関係を築き、困っている人がいれば自分ができる範囲でサポートするだけで構いません。

パートナーや家族・周囲の人たちと「持ちつ持たれつ」の関係を築いておくことが理想です。

特にパートナーや家族に対しては、どういったサポートをしてほしいのか、具体的に相談しておきましょう。

育児と仕事の両立を支援する制度を活用する

育児と仕事を両立させるためには、国が定めた支援制度を利用すると良いでしょう。

育児と仕事の両立を支援する制度といえば育児休業を思い浮かべる人が大半ですが、それ以外にも多くの制度があります。

「短時間勤務制度」「所定外労働の制限」「時間外労働の制限・深夜業の制限」は日々の育児には心強い制度です。

子供が病気やけがの時には「子の看護休暇制度」が有効だといえるでしょう。さらに「転勤に対する配慮」もあります。

これらの制度は法律によって定められているものであり、育児と仕事を両立させるために誰もが利用できる権利です。

これらの制度については、職場の人事担当に相談すれば詳細を教えてくれますので事前に確認しておきましょう。

育児サービスを活用する

各種育児サービスを利用することも育児と仕事を両立するポイントです。

条件に合う保育所がない場合や周囲の人の都合がつかず、どうしても子供の面倒を見て欲しいときにはベビーシッターが便利です。

子供が病気でも仕事を休めないときには、施設型もしくは訪問型の病児保育のサービスがあります。

家事代行サービスを利用して、日々の家事の負担を軽減するのも良い方法です。

また、育児サービスに対して助成金を出している企業もありますから、事前に確認しておきましょう。

育児と仕事の両立で大切な考え方

育児と仕事を両立することは心身ともタフでなければなりませんが、無理をし過ぎるとストレスで身動きが取れなくなります。

様々な制度や育児サービスを確認するだけでなく、心の持ち方も確認しておくことが大切です。

ここでは、育児と仕事の両立するうえで確認しておきたい、ストレスを溜めないための考え方について解説します。

家事を完璧にこなそうとしない

ママとして家事を完璧にこなしたいと思うのは当然ですが、育児と仕事を両立させるには家事を完璧にこなそうとしないことが鉄則です。

完璧にこなそうとすれば、自分自身を追い込むことにもなりかねません。「ほどほどでOK」だと自分自身に言い聞かせましょう。

また、パートナーともしっかりと話し合って家事を分担することも大切ですが、お互いに完璧を求めないことが大切です。

休日にまとめて家事をこなそうとする人もいますが、疲れを溜め込むことになりますから得策とはいえません。

自分で無理なくできる範囲で家事をこなし、できない部分は家事代行サービスなどを利用しましょう。

自分の体を大切にする

自分の体を大切にすることも育児と仕事を両立させるには、とても大切な考え方です。

女性は育児と仕事を両立させようと、無理をしがちですが体やメンタルを壊してしまっては元も子もありません。

仕事の面では代わりの人がいても、子供にとって母親の代わりとなる人はいないことを意識しましょう。

また、パートナーや家族は無理をさせないようブレーキをかけることも大切です。

育児と仕事の両立は「短距離走」ではなく「長距離マラソン」であることを心得て、自分の体を大切にすることを考えましょう。

職場でのコミュニケーションも大切に

子育て支援が国によって制度化され、企業でも様々な支援制度が導入されていますが、まだまだ浸透しているとはいえません。

国や企業によって制度化されているのだから、育休などの制度を利用するのは「当然だ」といった態度を取るのはNGです。

職場では「持ちつ持たれつ」であることを心得て、積極的にコミュニケーションを図ることに徹しましょう。

職場には様々な事情を持った人が集まっています。困った人がいれば進んで相談に乗ることが大切です。

同じく育児と仕事の両立を目指す人とは情報交換をして、互いの悩みや解決策を共有することで周囲からの理解も得られるようになります。

育児に悩んだ時に頼れる味方を作ろう

育児に悩んだ時には1人で抱え込まず、頼れる味方を作ることが大切です。1人で悩んでいても物事は好転しません。

ベビーシッター派遣の「ハニークローバー」は、経験豊富なベビーシッターが多数在籍しており、安心して子供を預けることができます。

病児保育も引き受けており、子供の急な病気やけがなどにも対応することが可能です。

家事代行・兄弟を含めた保育プランも用意されており、育児と仕事の両立を目指す人の強い味方となってくれるでしょう。

まとめ

育児と仕事の両立を目ざす人のための子育て支援については、国の主導で様々な制度が導入されています。

しかしながら、制度は確立されていても職場では十分に浸透しているとは言い難いのが実態です。

そのため、無理をしてしまう人も少なくありませんが、完璧を求めすぎると体や心を壊してしまいかねません。

育児と仕事を両立させるためには、様々な制度や育児サービスを利用するとともに頼れる味方を作ることが重要です。

「ハニークローバー」では、育児と仕事の両立を目指す人に有効なサービスを提供しており、強い味方となってくれるでしょう。

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