自分の子供を比べないようにするには?比較してしまう背景と比較しないようにする方法を紹介!

2021年10月28日

子育て

十人十色という言葉があるように子供の性格も様々です。
大人しい子供もいれば落ち着きがなくいつも走り回っている子もいます。
我が家の場合になりますが、息子は後者のほうで常に走り回っているような子でした。
活発と言えばよく聞こえますが、よく動く子で地域の児童館でもよく走り回っているので児童館の先生の話を聞かずにずっと動く子でした。
せっかく児童館に来たのにみんなで遊べる遊びのも参加せず、飛び跳ねたり走ったりしている我が子に何度も困ったことがありました。
困ったとき私の場合自分の子供とほかの子供をついつい比べてしまっていました。
またその比べたことにより自分にも嫌悪感を抱き悪循環になっていた経験があります。
そこで今回は育児でよくある自分の子とほかの子を比較してしまう背景や比較しないようにするにはどうするのかについて紹介していきます。

そもそもなぜ自分の子とほかの子を比較してしまうのか

そもそもどうして自分の子とほかの子をついつい比較してしまうのでしょう。
そのことについて自分の実体験をもとに考察してみました。

自分の子供とほかの子を比較してしまう背景

自分の子供とほかの子を比較してしまう背景にどのようなことがあるのでしょう。
私の経験から話すと、子供にたくさんの経験をさせようと児童館や習い事をしていました。
しかし小さいころ落ち着きがなかった息子は児童館の遊びや習い事には参加せず広い場所に興奮し走り回ったりジャンプしたりする姿のほうが多く、無理やり参加させようものなら泣いて嫌がったものです。
その姿を見て困り果てた私はついつい自分の息子と児童館の遊びや習い事に楽しく参加しているほかの子供と比べてしまったものです。
過去の行動を今となって冷静に判断してみると自分が困りきって参ってしまっている状況になったときに自分の子供とほかの子を比べていたように感じます。

また自分が過度な期待をしているときにほかの子供と比較していることもあります。
落ち着きのない我が子に合った習い事だと思い始めた習い事がありました。
しかし、その習い事が息子には合わなかったようで泣いてしまい、今度は私のそばを離れません。
ほかの子供は楽しそうに遊んでいる中、わが息子だけ私のもとを最後まで離れようとしませんでした。
そんなときについつい自分の子供と周りで楽しそうに習い事をしている子供たちをついつい比べてしまい、自己嫌悪になった経験があります。
初めて行った場所だったからかと思ったのですが、その後も中々うまくいかず結局その習い事はやめることにしました。
子供に合ってなかったことを認めて次に活かせば良かったのですが、その当時児童館に行ってもみんなとの遊びに参加しない、息子に合った習い事を見つけたと思い始めてみるも思うようにいかないとなった私には前向きに考えることができませんでした。
そこで周りの子供とついつい比較してしまったと思います。

比較しないようにするにはどうすればいいのか

自分の子供とほかの子供を比較してしまう背景が「困って参っているとき」と「過度な期待をしているとき」と分かったところで子供を比較しないようにするにはどうすればいいでしょうか。
続いては比較しないようにするためにはどうすればいいのかについて紹介していきます。

子供のことについて過度な期待をしない

子供のことになると期待をするのもわかります。
しかし過度な期待は厳禁です。親が勝手に期待しても子供にはいいものとはいえません。
私も息子の性格に合っていると思って始めた習い事も結局辞めることになりました。
子供のことに対して過度な期待をせずに「こうなればいいな」というような気楽な考えでいるべきだと思います。

気になる点を個性と考える

自分がほかの子供と比べてしまうことはよくあること。
実際に児童館でのこと、我が子と比べるお母さんもいました。
うちの息子は児童館に行くといつも元気で走り回っていますが、中には大人しい男の子もいてずっとおかあさんにくっついたまま離れない子供もいます。
そんなお母さんからはうちの息子は「男の子らしくて良い」と言われたことがありました。
私自身はその子に対して大人しく児童館の先生の話を聞いていてすごいなと思っており、息子もその子のようになってほしいと思っていたものです。
しかしその子の親は親でうちの息子のように元気いっぱいに走り回ってほしいと思っていました。

その時、私にとって気になっていた点が誰かにとっては羨ましい点であることに気づきました。
当たり前のことだと思う人も多いと思いますが、その当時は育児で頭がいっぱいで困っていた私にとってその言葉は私の考え方を変えるきっかけでもあったのです。
そこから自分の息子のことを「落ち着きのない子供」という認識から「元気いっぱい、子供らしい子」という認識に変えることができました。
気になる点がその子の個性と感じてから明らかにほかの子供と比較することが少なくなりました。
マイナスではなくプラスに考えることもほかの子供と比較しなくなる第一歩と言えます。

誰かと会話し悩みを共感する

上記で説明したように自分だけが我が子とほかの子供を比べているだけではありません。
私の周りでも比べてしまうという母親はいました。
その誰かと悩みを共感するだけでも心は軽くなります。
1人で抱えるとついつい自分の子供とほかの子供を比べてしまう自分に嫌気がさし、気分も落ち込んでしまいます。
落ち込んだ様子は子供にも伝わるもの。親が浮かない顔をしていると子供にとってもよくないことです。
だからと言って無理に明るく振舞えば親自身が疲れてしまいます。
親自身が疲れないようにするには同じような環境におり、自分の悩みを共感できる相手が必要だと思います。共感できる相手こそ「ママ友」という存在ではないでしょうか。
私自身も児童館で出会ったママ友によって考え方を変えることができました。
答えが出なくても誰かに悩みを話すことによって気分転換にもなります。
周りにママ友がいないという人もいると思います。
そんなときは児童館にいってみてはどうでしょう。
児童館では同じ年ぐらいの子をもつ親や児童館にいる職員さんがいます。彼らに話すだけでも気分転換になると思います。
1人で抱えこむことはせず、悩みを話すことも大事なことです。

まとめ

今回は自分の子供とほかの子供と比べないようにするにはどうするかについて触れていきました。
どうしても親は子供に過度な期待をしてしまいがちです。
しかし、大きくなるにつれて明らかにその親の過度な期待は子供の負担になるのは間違いないでしょう。
自分にも身に覚えはないでしょうか。
友人と比べられたり、身近な存在である兄弟、姉妹と比べられたり・・・。
今となってはいい思い出や励みになったという人もいるとは思いますが、なかなか当事者はいい思いはしません。

また自分自身にも自己嫌悪を抱くこともありませんか。
私は「ついつい比べてしまった、自分の子供いいところがたくさんあるのに・・・」と思った経験が何度もあります。
自分のためにも子供のためにもほかの子供と比較することが少なくするようにしたほうがいいと思います。

しかし、やはり比べてしまうもの。
そんなときは自分で抱え込まず、誰かに話をしてみましょう。
答えが出なくても誰かと話すことによって気分転換になることでしょう。

この記事でみなさんの育児の悩みが少しでも解決できるよう祈っています。

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