産休中は上の子を保育園に預けられない?対処法は?産休中の育児を無理せず乗り切るコツをご紹介

2022年1月6日

子育て

産休中は上の子を保育園に預けられるのか悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。

産休中は退園しなければならないのか・休園させるべきなのか・認可外を利用すべきなのか判断に苦しむ人は多いのです。

理由は保育園は日中働くママやパパにとってなくてはならない存在だからです。

今回は、産休中でも上の子を保育園に預けられる対処法や産休中の育児のコツなどを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

産休中は上の子を保育園に預けられない?

産休中は上の子を保育園に預けられないように思う保護者は少なくありません。

内閣府によると、「保育認定(2号・3号)」に「保育の必要性の認定」を受ければ妊娠・出産の場合も保育園を利用する事由に該当すると明記しています。

本来は、産休中でも上の子を保育園に預けられるのです。

しかし、自治体によって利用を断られたり、退園せざるを得なかったりするということもあります。

まず、産休中の保育園利用・休園・退園が必要なケースについて解説します。

産休中の保育園利用は4つのパターンがある

産休中に保育園利用する場合、4つのパターンがあります。

産休中の体調の変化があり余裕を持って上の子に接することができない
上の子が毎日保育園を楽しみに通っている
まわりに上の子をみてくれる人がいない
ひとり親家庭・生活保護世帯・生計中心者の失業・子どもに障がいがある

1つ目と3つ目に当てはまる方も最も多く、なかでも4つ目のケースは上の子の保育園の利用は認められやすいといえます。

休園・退園が必要なケースは基本的には少ない

産休育休中のため休園・退園が必要なケースは基本的には少ないといえるでしょう。

しかし、里帰り出産するので休ませたり、上の子と過ごすいい機会と考え退園させたりするケースはあります。

自治体によっては状況次第で休園・退園が必要なケースもあります。

例えば、里帰り出産や育休中に職場を辞めると休園・退園になるケースがあるのです。

このケースは一部の自治体によるものなので、気になる方はお住まいの自治体に確認してみるといいでしょう。

最終的には自治体の判断による

先ほどご紹介したケースは、育児・介護休業法によるもので、最終的には自治体の判断になります。

基本的には産休中でも上の子の保育園利用は可能ですが、保育園を利用するには下記の保育を必要とする条件に該当する必要があります。

就労・保護者の疾病・育休中に既に保育を利用している子供がいて継続利用が必要
市町村が児童福祉の観点から必要と認める場合

最終的には自治体の判断が必要であり正解はないのです。

内閣府は産休だけでなく育児休暇中の保育園の利用について、保育が必要な場合はこれを認めると定めています。

しかし、一方で市町村が児童福祉の観点から必要と認められるときと定められており、このため自治体によって取り扱いが異なるのです。

産休中の保育園利用・パターン別の対処法

先ほどご紹介した産休中の保育園利用の4つのパターン別の対処法を解説します。

まず申請をして短時間でも保育の継続してもらいましょう。

次に短時間だけでなく標準時間でも保育の継続ができるので申請してみてください。

これらが困難な場合、ベビーシッターなどを利用するのがおすすめです。申請の方法・ベビーシッターの利用方法については後ほどご紹介します。

利用を続けるための手続き

保育園の利用を続けるための手続きは自治体によって異なりますが、申請する際は状況報告書・育児休業の証明書などの書類を提出します。

必要書類を提出することで、保育園の利用を継続できる可能性があるため里帰り出産する場合は別途相談しましょう。

必要書類についてはお住まいの自治体に確認してみてください。

また、育休中に退職すると保育園も退園になるので注意が必要です。

休園・退園で預かり先に困った場合の対処

もし万が一、保育園を休園または退園してしまい、預かり先に困った場合の対処法をご紹介しましょう。

1つ目は民間の託児所に預けるという方法があります。

申し込みや利用の手続きが簡単で預けやすいため多くの共働きの方・シングルマザーの方が利用しています。

2つ目は定員に空きがあれば幼稚園・認定こども園などに転園することです。上の子にとってもお友だちや先生と一緒だと充実した日々を過ごせるでしょう。

産休中の保育園の送り迎えの工夫

これまで、産休中の保育園利用についてご紹介しましたが、続いては産休中の保育園の送迎について解説します。

産休中は体調の変化や生まれたばかりの下の子の育児で送り迎えも大変です。

大変な時こそ家族やまわりの人に頼りましょう。ここでは、家族・親戚・ファミリーサポート・ベビーシッターの活用法について解説します。

家族や親戚にお願いする

まずは身近な家族・親戚に頼ってみてはいかがでしょうか。近くに家族・親戚がいる場合は、代わりに送り迎えに行ってもらいましょう。

例えば朝はパパに保育園に送ってもらい、帰りはおじいちゃんやおばあちゃんに迎えに行ってもらうという方法もあります。

産休中は、赤ちゃんの育児だけでも大変なため家族・親戚にできるだけ協力してもらいましょう。そのためには日頃から交流を深めておくことが大切です。

ファミリーサポートを利用する

近くに家族・親戚がいない場合は、ファミリーサポートを利用するという方法もあります。

ファミリーサポートではママに代わって保育園の送り迎えをしてくれます。ファミリーサポートは市区町村ごとにあるため登録してみましょう。

また、ファミリーサポートは送り迎えだけでなく、子どもを預かってくれるサービスもあります。

ファミリーサポートのスタッフは必要な研修を受けた育児のベテランですから安心して利用できます。

ベビーシッターサービスを活用する

その他にはベビーシッターを活用する方法もあります。

ベビーシッターは保育園の送り迎えだけでなく子供の預かり・病児対応もしてくれるところもあり大変便利です。

ベビーシッターの会社によっては子供の育児サポートだけでなく家事代行もしてくれます。

ベビーシッターと聞くと敷居が高いイメージがありますが、近くに頼れる人がいない場合はぜひ活用してみるのをおすすめします。

初めて利用する場合はスポット的に利用してみるのがいいでしょう。

産休中の育児を無理せず乗り切るコツ

体調の変化や赤ちゃんの育児など何かと大変な産休中・育休中ですが、産休中の育児を無理せず乗り切るコツをお教えします。

積極的に周囲を頼る

まずは積極的に周囲を頼りましょう。育児は1人でこなすには過酷な作業です。

パパ・おじいちゃん・おばあちゃん・親戚など頼れる人がいるなら頼るようにしましょう。ママやパパのストレスを赤ちゃんに与えずにすみます。

気軽に育児サービスを活用する

ベビーシッターやファミリーサポートなど気軽に育児サービスを活用しましょう。

地域の子育て支援センターで育児のことなど相談してみるのもいいでしょう。

また費用が気になる方は自治体によっては補助金を支給するところもあります。またファミリーサポートは自治体が提供するサービスのため民間会社に比べると格安で利用できます。

産休中も安心して子育てをしたいなら

産休中は育児のことなど不安になることも多いでしょう。自治体や民間会社ではさまざまなサービスを提供しているので相談してみましょう。

産休育休中は時短で保育してくれる保育園もあります。出産前に保育園に確認してみるのもいいかもしれません。

自治体によっては産休育休の保育時間については保育園側が決めているケースもあるからです。

民間企業でベビーシッターを検討するならハニークローバーがおすすめです。初めて利用する方も安心して利用できます。

またハニークローバーは育児だけでなく家事サポートなど幅広いサービスがありますから一度問い合わせてみてください。きっとあなたに最適なサービスが見つかります。

まとめ

今回は産休中でも上の子を保育園に預けられるか、その場合の対処法や産休中の育児を無理せず乗り切るコツについても解説しました。

民間企業ならいつでも気軽に利用できるハニークローバーを検討されてみてはいかがでしょうか。

また産休育休の保育園の利用は住まいの自治体や保育園に事前に確認しておきましょう。

産休中は体調面でも不安になることも多いため無理しないようにしましょう。

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