一時保育の利用方法を解説|一時保育の様々な利用パターンをご紹介します

2022年1月7日

幼稚園・保育園

働き方が多様化する社会において毎日子どもを保育園に預けるのではなく、短時間だけ預けたいと希望する保護者が増えています。

例えば平日働いているママやパパが土日急な出勤になる場合・親の介護・冠婚葬祭など一時保育ができれば安心して外出できるでしょう。

今回は一時保育の利用方法とさまざまな利用パターンについて解説します。

共働きの保護者やシングルマザーの方はぜひ参考にしてください。

一時保育って?

厚生労働省が発表した資料によると、一時保育施設は平成21年度6,027か所だったのが平成30年度には9,967か所まで増加しています。

この数字から多くの保護者が一時保育を必要としているのが明らかです。

一時保育の施設は専用の一時保育専用の保育施設がある一般型と通常の保育施設で空きが生じて一時的に預かる余裕活用型の2種類がありま
す。

預かる時間は1日もしくは数時間のような短時間で、対象は0歳児から預かっているところや2歳児以上を預かっているとこともあり提供するサービスも施設によってさまざまです。

それでは一時保育のサービス内容と料金相場について解説します。

サービス内容

一時保育は全国の認可保育園・認可外保育園・民間の託児所・児童館などで行われていて、
サービス内容は一般の保育園と大きく変わりません。

一時保育は乳児や幼児を預かることから「一時預かり」・「一時預かり事業」ともいいます。

保育園であれば食事・おやつ・お昼寝・室内や公園での遊びなど通常保育しているお子さんと一緒に過ごします。

また、一時保育であっても専門の保育士が一緒なので安心です。

保育施設にもよりますが、一時保育はお子さんの年齢もまちまちであるため保育士は年齢に関係なく快適に遊んで過ごす方法を考えます。

なお保育士は正社員・派遣社員・パート・保育士としてブランクがある人などさまざまな雇用形態で働いています。

その他には、自治体が運営するファミリーサポートセンターでも一時保育が可能で、対象になるお子さんは乳児から小学生くらいまでです。

また近くに預ける施設がない場合はベビーシッターに依頼する方法もあります。

料金相場

まず認可保育園と認可外保育園から料金相場をみていきましょう。

認可保育園は1時間あたり500円~600円、1日あたり2,000円から5,000円が相場で、認可外保育園は1時間あたり1,500円~3,000円、1日あたり6,000円から15,000円と高くなります。

また日曜・祝日は割増しになるので注意しておきましょう。

ファミリーサポートセンターは1時間あたり800円~1,000円が相場のようですが自治体によって料金が異なるため確認しましょう。

ベビーシッターを利用する場合はだいたい1時間あたり1,600円~2,000円になり、その他には交通費・サービス料などが別途発生する場合があります。

一時保育の利用方法

一時保育の利用方法について解説します。

事前登録

在園児以外を受け入れる保育園は基本的に事前登録が必要で保育園によっては面接を行うところもあります。

特に土日祝日の一時保育は予約が殺到することが予想されるため最寄りの保育園に一度問い合わせておきましょう。

予約

一時保育では予約が必要になりますが定員を越えた場合は予約ができなくなります。

予約方法は自治体・保育園によってさまざまなルールがあるためお住まいの自治体もしくは保育園に確認しましょう。

例えば自治体では受付開始時間に急いで電話すればスムーズに予約ができたケースがあります。

しかし、電話の予約はかなり込み合うため電話が通じないことは覚悟しておきましょう。

なお一時保育を受けられる基準は自治体によっても異なり、認可保育園では非定型保育・緊急保育・リフレッシュといった私的理由限定のところもあるようです。

緊急性がないと判断されれば順番待ちになることもあります。

一時保育の様々な利用パターン

一時保育にはさまざまな利用パターンがあります。いくつかみておきましょう。

リフレッシュのために預ける

自治体によってはリフレッシュ目的の一時保育ができるところもあります。

子どもを預けて自分は気ままに遊んでいると思われやしないか気になるでしょうが、ママだってリフレッシュしたいときはあります。

我慢してストレスを抱えたまま育児をする方がかえって子どもに悪い影響を与えかねません。

ランチ・通院・趣味の活動・ボランティア・家で好きなことをするなど自分のためにひとときを過ごすことは決して悪ことではありません。

最近育児に追われてリフレッシュできてないと感じたら一時保育を検討してみてはいかがでしょうか。

急用で子どもを預ける

急用時の子どもの預け先は悩ましい問題です。

近くに祖父母・親戚・友達などがいればわずかな時間預けることは可能かもしれませんが、都合がつかない場合はどうすればいいのか悩んでしまいます。

こういうときに一時的な子どもの預け先として保育園・ファミリーサポートセンター・ベビーシッターなどいくつか候補を作っておくといいでしょう。

特に病児や病後児保育は預かってくれるところが限られるため事前登録や利用方法など調べておくといざというとき助かります。

継続的に預ける

継続的に一時保育を利用するのを非定型的保育といいます。

非定型的育の場合、1週間のうち預けられる日数や1か月の利用時間が自治体によって決められています。

注意したいのは仕事の関係で一時保育を継続的に利用したいけれど曜日や時間帯が施設側と合わないケースです。

自治体ではこういうケースに備えて複数の保育施設を掛け持ちすることを認めている事例もあります。

ベビーシッターの利用もおすすめ

子どもを預けるときに環境が変わることが心配とお考えの方に自宅で利用できるベビーシッターがおすすめです。具体的にみていきましょう。

柔軟に対応してもらえる

ベビーシッターは会社ごとに料金やサービス内容が異なり、入会金・年会費が必要な会社があれば無料で依頼をしたサービスごとに料金を支払うところもあります。

ベビーシッターは早朝深夜また泊まりなどもあるためそれぞれのニーズに応じて柔軟に利用できるのが最大のメリットです。

また、自治体ではベビーシッターを利用する際に補助金を出すところもあるため家計にも優しいといえるでしょう。

子育ての相談相手ができる

ベビーシッターに自宅に来てもらうことで子育てに不安・悩みを抱えている保護者の相談相手にもなってくれます。

ベビーシッターは子育て経験があるスタッフ多いため適確なアドバイスがもらえ信頼関係が生まれます。

祖父母が近くにいない・相談相手もいない状況で育児に疲れたママの良き相談相手となって気持ちもほぐれるでしょう。

一時保育サービスを上手に活用しよう

一時保育は利用料金が手頃で未就学児でも利用可能な保育園などがあります。

ただこうした施設は予約が取りにくく常時利用できるわけではありません。

必要なときに必要なサービスが受けられるハニークローバーなら一時保育も安心して依頼できます。

ハニークローバーでは過去に利用されたお客さまからのシッターへの評価などアプリで検索できます。

評判の良いシッターを指名できるのもメリットといえるでしょう。またハニークローバーならスポット利用が大変便利です。

まとめ

一時保育の利用方法とさまざまな利用パターンについて解説してきました。

一時保育は認定保育園をはじめさまざまな施設で行われ、それぞれサービスや料金が異なります。

また、自治体が認可した保育園は土日祝日など予約が集中するため利用がなかなかできないという声を聞きます。

緊急でどうしても一時保育を依頼したいときはベビーシッターで実績のあるハニークローバーがおすすめです。

一時保育以外にもさまざまなサービスがあるので、はじめて利用する方も安心して利用できます。

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