2021年12月29日
子育て
子どもを希望する保育園に入園させるためには保活は欠かせません。
しかし、保活はいつから始めれば良いのか・どのように行えば良いのか・保活をすれば希望の保育園に入れるのかなど疑問がたくさんあります。
この記事では保活のスケジュールや効果的に進めるためのポイントを分かりやすく解説します。子どもを保育園に入れることで悩んでいる方は参考にしてください。
出産を控えたお母さんにとっての悩みは、保育園探しです。都市圏では保育園に入りたくても入れない状態が続いています。
保育園に入りたいと思ってもすぐに入れるとは限りません。見つかったとしても住まいから遠く離れていることもあります。希望の保育園が見つかることのほうが少ないです。
希望の保育園を見つけるには情報収集をしながら保育園探しをしなければなりません。
自治体への手続きにも気を配る必要があります。時間に余裕をもって保活を行うことで入園が可能になります。
保育園はいつでも入園が可能ですが、基本的に入園時期は4月になります。そのために入園申請は前年の10月~12月に行うのが一般的です。
入園申請は保活の最終段階です。それまでに十分な活動を行っておく必要があります。妊娠中から始めるのが最善です。
ここでは、認可保育園と認可外保育園を対象とした一般的な保活スケジュールをご紹介します。
最初にすることは、住まいのある自治体から入園案内・パンフレット・必要書類などを入手することです。
現在ではインターネットで情報収集を行うことができます。自治体のホームページでも必要書類をダウンロードすることも可能です。
可能であれば自治体の窓口まで足を運びましょう。担当者から直接話が聞けますし、書類にはない貴重な情報を得ることもできます。
情報の収集ができたら、希望の保育園に順位をつけましょう。希望の保育園に入れないこともあるため、できれば第2希望・第3希望といくつかの保育園を見つけておくことが重要です。
希望の保育園が見つかったら、実際に保育園を訪れて見学をさせてもらいましょう。ほとんどどの保育園も見学を受け入れています。
人気の保育園では、なかなか予約がとれないこともあるため、早めに予約を入れるのがおすすめです。
見学の際には入園後に送り迎えするルートを通ってみるのも見学の目的のひとつです。見学では保育園の雰囲気や通っている子どもたちの表情を見ることができます。
自分なりのこだわりやここは譲れないなどのチェックリストを作っておくと、後になって確認を忘れた!なんてことがなくなります。
実際に保育園を見学して希望の保育園が決定したら申し込みを行います。自治体の選考には各家庭ごとの調整指数が使われます。
この調整指数は、保育園の必要性があるかどうかをポイント化しているため、選考の参考になる大切な資料です。
入園申し込みには自分の調整指数に間違いがないかよく確認しておくことが大切です。自治体の役所に行ってチェックしてもらうこともできます。
入園申し込みが行われると保育の必要性認定や調整指数をもとにした選考が行われます。一次・二次と絞り込みが行われることもあります。
4月入園にかかわる選考結果は、翌年の1月末~2月初旬に発表されることが一般的です。
選考に外れた場合でも、募集人数に余裕のある保育園で二次募集が開始されることがあるためチェックしておきましょう。
一回の選考で入園が決まるとは限りません。可能性を広げるためにも、複数の保育園を申し込んでおくことも選択肢のひとつです。
保活で見事に入園を決めるには、上手くいくポイントがあります。はっきりとした目的をもって活動することや上手くいかなかったときの準備をしておくことです。
保活で上手くいくポイントをご紹介します。
現在はいろいろな情報が氾濫していて、正しい情報とそうでない情報の見分けが付きにくくなっています。一番大切なことは正しい情報を入手することです。
そのためには、自治体からの情報を入手することを優先してください。できるだけ時間を作って役所の相談窓口まで足を運ぶことをおすすめします。
パンフレットや案内書では分からないことも、担当者に分かりやすく教えてもらえます。特に、調整指数の計算方法は分かりにくいです。
審査に重要なポイントとなるため理解できるまで聞きましょう。
何としても認可保育園に入るんだ!という姿勢よりも、子どもが入園できることを優先して保活しましょう。
希望の認可保育園に入れなかったときのことを想定して、認可外保育園にも申請を出しておくことも保活では大切です。
認可外保育園を利用していることが、その後の認可保育園の選考基準を有利に働くこともあります。選択肢の幅を広げる意味でも認可外保育園との併願も考えましょう。
保育園にはいくつかの掛け持ち申請をしている人が多くいます。
認可保育園の選考発表の後に併願していた認可外保育園のキャンセルがでて、認可外保育所に入りやすくなる傾向があります。
希望の保育園に入れることが望ましいですが、必ずしも希望が叶うとは限りません。「もしも」のことを考えて保育園以外の選択肢も考えておきましょう。
保育園以外に保育を目的にしている施設には、認定こども園・幼稚園・バイリンガル幼児園・インターナショナルスクールなどがあります。
自治体によっては、自治体が認定した家庭保育福祉員の自宅で保育を行うところもあります。家庭的な雰囲気の中で行われるため、子どもにとっての寂しさも軽いです。
産休や育休の都合で保活ができないことや保育園を利用しないで子育てをすることもあります。
保育園を利用していない場合でも、子どもを一時的に預かってほしくなるものです。そんなときには自治体や民間で行っている保育サービスが利用できます。
急なお出かけや仕事の都合、病気などいざというときに慌てないように、あらかじめ場所やサービス内容を確認しておくと便利です。
ベビーシッターは子どもの世話をしてくれる人を自宅に派遣してもらうサービスです。長期的な依頼や一次的な依頼も可能です。
基本的なサービスは子どもの見守りや身のまわりの世話ですが、家事をお願いできることもあります。事情に合わせた依頼内容を確認すると良いです。
ただし、ベビーシッターは資格が必要ないためシッターごとでスキルが変わるデメリットもあります。
初対面の人を自宅に招き入れ留守を任せることもあるため、セキュリティ面で安心できるベビーシッターを探しましょう。
一時預かりは時間単位あるいは1日単位で子どもを預けられるサービスです。
預けられる年齢は施設ごとに違っているため、事前に確認しておきましょう。0歳児から預けられる施設もあります。
自治体や社会福祉協議会などが支援しているファミリーサポートも利用できます。地域の子供たちを預かりたい方々のボランティア保育です。
他にも、認定こども園・子育て支援センター・ファミリーサポートセンターなど公的施設や託児所・デパートなどの民間施設でも一時預かりを受け入れています。
保育園以外の保育サービスも検討しているなら、子どもの精神的なケアにも気を配る必要があります。
保育園では多くの子供たちの中で時間を過ごしますが、ベビーシッターや一時預かりを利用する際は、子どもは一時的でも親から離れることになります。
保育サービスの検討は、孤独で不安な子供に寄り添える施設やサービスを探すことが重要です。
そんな条件にかなった保育サービスならハニークローバーで見つけることができますよ。
妊娠中や出産後のお母さんの悩みは保育所の確保です。待機児童が多いという報道もある中で希望の保育所に入園できるかどうかは、保活にかかっているといえます。
保育で大切なことはひとりで悩まないことです。まわりのママ友にも相談しましょう。自治体には子育てや保育園に関する相談窓口もあります。
近くの保育園に出かけて現場の話を聞くのも良いです。
効果的な保活は、いろいろな人の力を借りてアドバイスを受けることです。その中に保育サービスの専門家・ハニークローバーを加えてみませんか。