赤ちゃんを一泊預けられるサービス5種類を解説|利用パターンもご紹介します

2022年1月6日

子育て

さまざまな事情から「赤ちゃんを一泊預けたい!」と思うことは、パパママなら誰にでもあるはずです。

赤ちゃんを預けられるサービスは年々充実しつつあり、いろいろなタイプのサービスがあります。とはいえ、大事な赤ちゃんを一泊預けるとなると不安もつきものです。特に初めて利用する際には、どこを選べば良いのか迷うかもしれません。

安心して赤ちゃんを預けるためには、できるだけ多くの情報を知り、状況や家庭に合ったサービスを選ぶことが大切です。

今回は、いざというときのために知っておきたい赤ちゃんを一泊預けられるサービスについてご紹介いたします。

赤ちゃんを一泊預けられるサービス5種類

赤ちゃん

赤ちゃんを一泊預けられるサービスには、内容の異なるものがさまざまあります。

数あるサービスのうち代表的な5つのサービス、預ける際の注意点について解説いたします。

保育園の一時預かり

保育園のなかには一時的に子どもを預かる「一時保育」というサービスがあります。

一時保育は、いくつか条件は付きますが、一日単位、または時間単位で子どもを預けることができ、ほかの子どもと関わることで社交性が身に付く入園前のプレ保育としての機会にもなるなどのメリットがあります。

一時保育を実施している保育園は、自治体のホームページや窓口で確認することが可能です。

料金は地域や保育園によって異なりますが、1時間500円前後・1日3,000円~5,000円前後で利用できるところもあります。

ただし、認可・認可外で価格が異なり、預けられる年齢も保育園によって異なるので事前確認が必須です。

また、保育園での一時預かりは、待機児童や保育園を利用していない子どもが対象となり、日常的に保育園を利用している子どもはサービスを受けられません。

事前登録や予約が必要な場合も多く、緊急時に預けたいからといってすぐに預けることができないため注意が必要です。

ベビーシッター

エプロンをつけた女性

ベビーシッターを自宅に呼び、赤ちゃんの子守りをしてもらうこともできます。

子どもとベビーシッターのマンツーマンの保育となるため、子守りも柔軟に対応してもらいやすく要望にも応じてもらいやすいです。いつもと同じ部屋で過ごすことができるので、赤ちゃんのストレスも少ないでしょう。

ベビーシッター会社によって、それぞれ受けられるサービス内容・料金にも差がありますが、きめ細やかなサービスを受けることができます。

ベビーシッター会社に登録して所属しているベビーシッターを派遣してもらう方法と、マッチングサイトなどで個人のベビーシッターにお願いする方法があります。

細やかなサービスが受けられる安心感の反面、他人を自宅に招くことになりますから信頼できる相手選びが重要です。

特にマッチングサイトを利用して個人的にベビーシッターを頼む際は、必ず事前に面談をしたり口コミを確認するなどして、安心して赤ちゃんを預けることができる相手か慎重に判断しましょう。

ファミリーサポート

ファミリーサポートは、地域の子育てを助け合う会員組織です。

預かりや育児サポートなどの援助を受けたい「依頼会員」と、保育支援を行う「提供会員」がおり、ファミリーサポートセンターが依頼会員と提供会員の仲介をしてくれます。

一泊預けるサービス以外にも、買い物などの外出時に短時間預かってもらったり保育園までの送迎をお願いしたりすることができます。

ファミリーサポートは市区町村の自治体が運営しており、利用には事前登録が必要です。

料金は自治体によって異なり、平日や休日、時間帯によっても料金が異なるので、住んでいる地域のファミリーサポートを確認しておくとよいでしょう。

ショートステイ

ショートステイは、乳児院や児童養護施設などで子どもを預かる事業です。

利用には、

  • 病気や出産、冠婚葬祭などで家庭での養育が困難なとき
  • 育児疲れや育児不安など、保護者の身体上・精神上の理由で養育が困難なとき

など、利用要件が決まっています。

ショートステイも自治体が運営しており、自治体によって料金が異なります。

1泊3,000~6,000円前後ですが、泊まりの場合、夜間料金が追加となったり食事代が別途必要になる自治体も少なくありません。

また、預けられる子どもの年齢が決まっていたり、年齢によって料金が異なったりするケースもあります。

赤ちゃんのショートステイを実施していない自治体もあるので、事前に確認しておきましょう。利用前に施設での面接を行う自治体もあります。ショートステイに限りませんが、登録時に母子手帳などが必要な施設もありますので確認が必要です。

トワイライトステイ

トワイライトステイは、仕事などの都合で帰りが遅くなるときに夕方から夜間にかけて子どもを預かってくれるサービスです。

料金は、0円~6,000円前後と自治体によって大きく異なります。また、自治体によってはトワイライトステイの対象年齢を小学生のみと定めている地域もあります。

仕事や外出のために帰宅が遅くなる際に便利なサービスですが、利用できる回数が決められている自治体も多いです。

必ずしも赤ちゃんを一泊預けられるサービスとはかぎらないため、住んでいる地域のサービス内容を確認しておきましょう。

利用パターン

ベビーシッター

赤ちゃんを一泊預ける理由は、必ずしも「やむを得ない都合」ではなければいけないというわけではありません。

育児に頑張るパパママが、毎日頑張るために赤ちゃんを一泊預けるという選択肢もあります。

赤ちゃんを一泊預ける利用パターンをご紹介いたします。

リフレッシュする日に

どんなに可愛いわが子でも、育児に疲れてしまうことは誰だってあります。育児や仕事の疲れが溜まってしまうと、気持ちの余裕もなくなってしまうものです。

真面目なママほど、子どもを預けて遊んだりすることに罪悪感をもってしまいがちですが、ときには赤ちゃんを預けて、自分だけの時間や夫婦の時間をつくりリフレッシュすることも大切です。

自分へのご褒美として、子どもを預けてライブや美容院などに出かけるママも増えています。いつもは動きやすさ重視の服も、この日は思いっきりオシャレをするとか、温泉にゆっくり浸かって日頃の疲れを癒すなど、赤ちゃん連れでは難しいことをしようとプランを考えるのもひとつの楽しみになります。大人だけで旅や季節のイベントなどお出かけを楽しめる予定があると、大変な日々も頑張れるでしょう。

たまには楽をしたっていいのです。1日だけでも子どもと離れてリフレッシュすることで、ストレスを減らし、前向きな気持ちで育児に向き合うことができるはずです。

大事な日や記念日に

ケーキ

誕生日や結婚記念日など、夫婦だけで過ごしたい特別な日もあるでしょう。

また、ホテルや旅館など宿泊先・レストランなどによっては、小さな子どもの入店をお断りしているケースもあります。

結婚式などの冠婚葬祭も、子どもを連れての出席が難しいケースは少なくありません。

このような大事な日や記念日に、赤ちゃんを預けられるサービスを利用することもひとつの選択肢といえるでしょう。

子どもがいると、夫婦だけでデートしたり旅行したりする機会も減ってしまうものです。

月に1回、夫婦だけの時間をつくるためにベビーシッターを利用しているという人もいます。

急用ができた日に

突然の訃報以外にも、急な出張や残業、家庭の都合などで急用ができることもあります。

こうした急用ができた日に、赤ちゃんを預けられるサービスはパパママにとってとても助けになるものです。

粉ミルクや離乳食のベビーフード、着替えにウェットティッシュ、替えのおむつ、授乳用のケープなど、赤ちゃん用の荷物を大きなバッグに詰め込んだりと、出かける準備も大変です。

状況に応じた預かりサービスを利用することで、急用に対してより臨機応変に対応しやすくなるでしょう。

赤ちゃんを一泊預けるメリット

笑顔の親子

赤ちゃんがそばにいるとどうしても赤ちゃんに気が向いてしまい、そのほかのことに集中できないことも多いです。

家族そろってのお出かけも楽しいですが、子どもが小さいうちはどうしても手がかかるため、旅先での過ごし方もすべて子ども中心になります。

また、赤ちゃんはいつ泣いたりぐずったりするかわかりませんから、移動時や外出時に周囲に気を遣う場面も少なくありません。持ち物も多く、かさばる重たい荷物は持って歩くだけでも疲れてしまいます。

そのため、映画館や美容院、レストランなど、赤ちゃんをつれて出かけにくい場所もたくさんあります。気を遣いすぎて、「あれ、何しに来たんだっけ?」ということもあるかもしれません。

赤ちゃんを一泊預けることができると、普段赤ちゃんと一緒ではなかなか行きにくい場所にも出かけやすくなりますし、自分の時間を満喫できます。

病気や出産、仕事の都合など、赤ちゃんを預けるしかない状況もありますが、そうではないときも赤ちゃんを預けることで「自分の時間が持てリフレッシュできる」という大きなメリットを実感できるはずです。

特に実家に子どもを預けることができない家庭は、子どもを預かってくれるサービスを利用することで、さまざまな行動がしやすくなります。状況に合わせ、そういったサービスの利用を検討してみることをおすすめします。

赤ちゃんを預けるときに気をつけたいこと

親子と青空

赤ちゃんを預ける際には、いくつか注意すべきこともあります。

完全母乳の場合は、ミルクや哺乳瓶に慣らしておいたほうが良いでしょう。ミルクに慣れさせておくことで、長時間の預かりの際も授乳ができないという不安要素がひとつ減ります。

また、安心して預けられる環境かどうかが重要です。一時保育やファミリーサポートなどを利用する場合は、安心して預けられる環境かどうか事前にチェックしておきましょう。

ベビーシッターの場合も、不在時に自宅に招くわけですから、貴重品の管理には注意が必要です。

どのサービスでも利用する際は「してほしくないこと」をしっかり伝えておく必要があります。

特に赤ちゃんにアレルギーがある場合は、命にかかわることもありますから注意事項を忘れずに伝えておきましょう。

それぞれのサービスの詳細やかかる費用を調べておく他に、持参または用意しておくもの、伝えておくべきことなどのチェックリストを作成しておくと安心です。

ただし、赤ちゃんの体調があまり良くない、いつもと少し様子が違うというときなど、予定をキャンセルした方が良いこともあります。

気軽にプロの力を頼るならベビーシッターがおすすめ

室内遊び

赤ちゃんを一泊預けられるサービスはたくさんありますが、事前登録や予約が必要なサービスも多く、状況によっては急な預かりに対応できないことも多いです。

また、生後12ヶ月未満の子どもの預かりができないなど、赤ちゃんを預けられないサービスもあります。

その点、ベビーシッターは比較的急なお願いにも対応してもらいやすく、年齢制限を設けていない場合も多いです。

マンツーマンの子守りをしてもらえる安心感がありますし、子どもの状況をリアルタイムに確認できるサービスもあります。大好きな遊びをベビーシッターに伝えておいたり、いつも使っているオムツやベビーカー、お気に入りのおもちゃ等馴染みのアイテムを準備しておけば、赤ちゃんもそれほど不安を感じずに過ごすことができるでしょう。

ベビーシッターサービスは、貴重品の管理など注意点もありますが、研修を設けるなどシッターの質にこだわったベビーシッター会社も多く、気軽にプロに頼れる預かりサービスといえるでしょう。

ハニークローバーは安心して赤ちゃんをお任せすることができるよう、安全性に配慮した保育品質にこだわり、過去累計10万件以上の実績があるシッターサービスです。

急用のときはもちろん、リフレッシュしたいときなどにも、安心して気軽に赤ちゃんを一泊預けられるサービスをハニークローバーではご用意しています。

まとめ

親子

赤ちゃんを預かるサービスは、忙しいママにとって心強い味方です。

ママだから常に子どもの面倒を見なければいけない自分の時間を犠牲にしなければいけないということはありません。

育児が難しい場合、夫婦や自分だけの時間が欲しいときなど、赤ちゃんを預けることで時間と心の余裕ができれば、子育てのストレスも感じにくくなるでしょう。

子育てしやすい環境づくりのためにも、ハニークローバーのシッターサービスをはじめとする赤ちゃんを一泊預けられるサービスをうまく活用してみてください。

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