2022年1月7日
子育て
子育てに失敗したと感じることはありませんか?子どもを育てることは並大抵のことではありません。
そのため、子どもが思うように育っていないと「私の子育ては失敗してしまったのでは?」と考え込みがちです。
しかし、子育てに失敗はありません。そもそも子育てに成功も失敗もないといえるでしょう。
子育てを成功・失敗で考えると、子どもに過度な負担をかけてしまうことも少なくありません。
この記事を読めば、子育てに失敗したと感じるタイミングや失敗しないためのポイントが理解できます。
子育てに失敗したと感じるのはどういったタイミングでしょうか。
実は子育てに失敗したと感じるタイミングは、おおよそ3点に絞り込むことができます。
ここでは、多くのママに共通する子育てに失敗したと感じるタイミングについて考えてみましょう。
多くのママが子育てに失敗したと感じるのが「わがままばかり言う」タイミングとなります。
子どもが「寝ない」「おもちゃを欲しがる」「食事の好き嫌いが多い」など、ママの意に反する言動が増えると「わがまま」だと思いがちです。
しかし、子どもは成長するとともに自我が芽生えてきますから、単に「わがまま」だと考えるのは、少し早計だといえます。
もちろん、子どもの言うことを聞きすぎでしまうと「甘やかす」ことにもなりかねませんから注意が必要です。
ママの意に反する言動であってもわがままだと決めつけず、子どもの声に耳を傾けることを心掛けましょう。
その上で「なぜ良いのか」「なぜ悪いのか」を子どもにわかりやすく諭すことが重要です。
子どもの食事のマナーが悪いと感じたときも、ママが子育てに失敗したと思いがちなタイミングです。
子どもの食事のマナーが悪いのは「親のしつけがなっていない」からだとして、自己嫌悪に陥るママも少なくありません。
しかし、自分を責め続けて自己嫌悪に陥ることは、子育てにも悪影響を与えがちです。
子どもが「食べること」に集中できないのは、好奇心が旺盛になった証拠であり、成長とともに解消されます。
もちろん、物事の良し悪しを諭すことは必要不可欠ですが、自分を責めることなく根気よく子どもと向き合うことを意識しましょう。
子どもの依存心が強いと「自立心が育っていない」として子育てに失敗したと思いがちです。
そのため、あえて子どもを突き放して自立心を養わせようとするママもいます。
しかし、過度に子どもを突き放すことは良いことではありません。子どもを不安にさせるだけです。
もともと子どもはママが大好きであり、ママに甘えたがるのは当然の行為だといえます。
子どもがママに甘えられるのは決して長い期間ではありません。自立心を養うにはママと一緒に何かをすることを意識しましょう。
ただし、ママの「やり過ぎ」には注意しましょう。子どもが心配だからといって何でもママがやってしまうと自立心を養うことはできません。
あくまでも子どもが甘えてきたときは「一緒に行う」を基本として、徐々に自立できるよう手を離していくことが大切です。
多くのママは「子育てに失敗した」と感じるタイミングを経験しています。中には自己嫌悪に陥ってしまうママも少なくありません。
その結果育児ノイローゼなどのメンタル疾患を発症したり過干渉になったりと、子育てに悪影響を与えるケースもあります。
ここでは、ママが子育てに失敗したと感じてしまう理由について考えてみましょう。
ママが子育てに失敗したと感じてしまう理由の1つに「子どもの悪い面ばかりみてしまう」ことがあげられます。
特に過干渉のママに多くみられますが、「子どものことが気になって仕方ない」「理想の子どもの姿がある」場合に陥りがちです。
過干渉のママは少しでも思いどおりにいかないと「失敗した」と思い込んでしまい、さらに厳しくしつけたり甘やかしたりしてしまいます。
しかし、子どもにも個性や自我があり、必ずしもママの理想とマッチすることはありませんし、マッチさせる必要もありません。
子育ての基本は「子どもの個性を伸ばす」「徐々に自立させる」ことだと考えて、時には悪い面を見逃す心のゆとりを持ちましょう。
子どもをみるとき「親自身を基準に考えてしまう」ママは、子育てに失敗したと感じる傾向にあります。
特にパパやママが高学歴・高収入である場合、意識しなくとも子どもの将来設計まで決めてしまいがちです。
しかし、子どもはそれぞれに異なった個性・特性があり、子育てに「比較」「基準」はあまり意味を持ちません。
子どもと接するときは、親と比較するのではなく子どもの個性・特性を引き出す視点で見守りましょう。
ママにとって「子育てで失敗した」と思うのはとても辛いことであり、できるだけ回避したいものだといえます。
子育てで失敗したと思わないためには、日常生活の中でいくつかの注意すべきポイントを踏まえて子供に接することが大切です。
ここでは、子育てで失敗したと思わないために、ママが注意すべきポイントについて解説します。
子どもは自我が芽生えてくると、特にママに対してはわがままになったり甘えたりします。
子どもの「甘え」を許容することも必要ですが、物事の良し悪しを教えること、自立心を養わせることを怠らないよう注意が必要です。
甘やかしすぎないよう、何事も悪いことと良いことの分別をつけるとともに、最初は手伝っても徐々に1人で取り組ませることを心がけましょう。
前項では「甘やかしすぎない」ことがポイントであることを紹介しましたが、「厳しすぎる」のも考えものです。
子どもの逃げ場を作っておくこともママの大切な役割であり、要は厳しさと優しさのバランスが重要だといえます。
ここで大切なのがママの都合や機嫌の良し悪しで、厳しさと優しさを使い分けないことです。
子どもの様子をみながらもしくは成長の度合いに鑑みながら、厳しさと優しさをバランス良く使い分けることを意識しましょう。
至極当然のことですが、子どもを虐待することは絶対にあってはなりません。子どもは親の所有物ではないことを心得ておきましょう。
親の都合で邪魔もの扱いをしたり虐待したりする行為は、子どもの心をズタズタにしてしまいます。
どうしても育てることができななら児童相談所に相談するなど、子どもの将来を第一に考えて行動すべきです。
子育てをしていると誰もが悩んだり、迷ったりするものです。その結果、失敗したと負のスパイラルに陥ることも少なくありません。
しかし、気持ちの持ち方次第で負のスパイラルから抜け出すことも可能であり、その方法を知っておくことが大切です。
ここでは、子育てに悩むママが知っておきたい、子育てに失敗したと思う気持ちを楽にする方法を紹介します。
子育てを上手く行うには、自分に対しても子どもに対しても完璧を求めないことが大切になります。
完璧を求めれば少しでも自分の思うようにいかないと、子どもに厳しく接したり、自分を追い詰めたりしがちです。
しかし、これでは心にゆとりがなくなってしまいます。子どもの個性を尊重し伸び伸びと育てるには完璧を求めないことを心がけましょう。
育児に悩んだり行き詰まったりしたときは、外部の育児サポートサービスを利用するのも良い方法です。
外部の育児サービスにはベビーシッターや家事代行サービスなどがあり、企業によっては助成金制度を導入している場合もあります。
育児は短距離走ではなく長距離走です。ときには外部の育児サービスを利用して、気分をリフレッシュしましょう。
子育てに失敗したと悩んでいるなら、ベビーシッターに子どもを預けて気分をリフレッシュしてみてはどうでしょうか。
一瞬だけでも子育てから解放されることで、ネガティブな考え方をポジティブに変えることもできます。
ベビーシッター会社「ハニークローバー」は出張サービスや病児保育など様々なサービスが活用できるのでおすすめです。
子育てに行き詰まったり悩んだりすると、ママは子育てに失敗したと思いがちです。
ネガティブな感情は子どもの悪い面ばかりを見てしまったり、親の基準で考えたりすることで沸き起こります。
可能な限り「失敗した」と思わないよう、日頃から甘すぎず・厳しすぎない子育てを意識しましょう。
また、子育てに失敗したなどネガティブな感情が沸き起こるようなら「ハニークローバー」のベビーシッターがおすすめです。
少しの間でも子育てからかい解放されることで気分がリフレッシュされ、子育てにポジティブに取り組めるでしょう。