2021年9月8日
病児保育
病児保育は仕事や介護などの様々な理由で体調不良の子供を預けなくてはいけない場合に利用できるサービスです。熱などの風邪症状を始め、インフルエンザ、突発性発疹、手足口病、ノロウイルス、ロタウイルス、とびひ、おたふくかぜ、感染性胃腸炎、アデノウイルス感染症、RSウイルス感染症、水痘(水ぼうそう)、溶連菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、流行性角結膜炎などの病気でも利用する事ができます。
「病児対応型」とは病気の初期症状や急性期にある状態の子供、「病後児対応型」は回復期にある状態の子供がそれぞれ対象となります。医療施設と連帯していて看護師がフォローする体制を構築している所もあるので安心して利用する事ができます。対応についての違いは特にございません。施設によって「病後児のみの対応」がございますので注意が必要です。
「病児保育室」は各市町村在住者が利用できるサービスで、自治体が主体もしくは委託運営をお願いして行われています。病院での診断書が必要で、予め予約をすることが求められます。1施設あたり数名のキャパシティですので予約が取れないことが多々あります。一方、病児シッターさんが自宅に来る訪問型病児保育は、外出する必要もなく自宅で子供を休ませることができます。病児シッターの施設によっては事前の病院受診が求められるケースもあり、疾病によっては受けられないこともあります。
訪問型病児保育の最大のメリットはいつもいる自宅でサービスを受けられる事です。体調回復には慣れた環境で身体を休める事が一番です。親御さんにとっても荷物を準備して子供を連れて出かける必要がないのでとても便利です。投薬や通院同行も親御さんの希望に応じて対応してくれる施設があります。また、病児保育中の検温報告や子供の様子をこまめに連絡をしてくれる施設もあります。親御さんは病児保育中にシッターさんに様々な要望をチャットですることができたり、子供の様子を直接尋ねることができます。
病児保育は体調不良の時だからこそ、通常保育以上に信頼できる子供と相性のいいシッターさんに預ける事が親子にとってとても安心です。そんな時はシッターさんを検索できて直接指名ができる便利なマッチングアプリを利用するのがオススメです。子供が1日でも早く回復できるように少しでも相性のいいシッターさんを見つけてみてください。マッチングのシステムを導入している施設では、シッターさんの研修や品質の保証を施設が負って運営をしているところもあります。安心して任せられる施設で便利に指名ができるところを探すとよいでしょう。
病児保育は通常保育と違い、症状によって預け先も変われば預ける方法も様々あります。実際に体調の悪い子供をお世話して頂くシッターさんとの相性はとても大切です。シッターさんを選定する際は、そのシッターさんのこれまでの経験、これまで利用したことのあるシッターさんかどうか、他の利用者からの評価などさまざまあります。また、会社の体制としてフォローを責任持って行うかどうかも非常に重要です。万一子供が体調を大きく崩したときの対応がしっかりしていなければ安心して任せることができません。シッターさんを検索していただく際はこの記事を参考にマッチングサービスを利用し子どもと相性のいいシッターさんを見つけてみてください。