生まれる前に知っておきたい!毎日の育児で大変なこと

2021年10月25日

子育て

初めての妊娠となると、産後のことよりも妊娠中の心配や元気に生まれてきてくれるかどうかで頭がいっぱいですよね。
妊娠中のことや赤ちゃんのことについて記載している情報誌などがあったり、子どもを出産する予定の病院で講座などがあったりもしますが、産後の赤ちゃんとの生活を具体的に教えてくれるわけではありません。
産後の生活が全く予想もしていなかった形になってしまい、焦ったり悩んだりしてしまうお母さんが多いのです。
その負担を少しでも減らせるよう、産後の育児についてこれからお話していきます。

出産前の育児のイメージ

妊娠中のお母さんたちは、自分が出産して子どもと毎日過ごしていくことに関してどのように考えているのでしょう。
妊活の苦労や子どもを授かることの素晴らしさも一緒に見ていきましょう。

妊娠は奇跡!

ドラマなどでは意外とあっさり妊娠が判明していますが、健全な夫婦でも簡単に妊娠できるわけではありません。
年齢が上がるほど確率は低くなり、妊娠してしっかりお腹で子どもを育て出産すると言うことは奇跡なのです。
中には不妊治療なども行って赤ちゃんを長年待ち望んでいた夫婦もいるでしょう。
やっと妊娠した!となってからはまた別の問題が。
妊娠したからもうすぐ子どもに会える♪と安心できるわけではなく、心拍確認やつわり、安定期に入るまでの不安、どんどん大きくなるお腹、妊娠中ならではのトラブルなど、出産するまでは安心することができません。
そして、出産したらもう安心!と言うわけでもありません。
出産はゴールではないのです。
出産を終えると、待ち望んだ赤ちゃんとの新しい生活が始まるのです。

妊娠中にどんなことを悩んでいる?

奇跡の妊娠がわかり喜んだのも束の間、妊娠中は様々なことに悩まされてしまうのです。
では一体どんな悩みを抱えているのでしょうか。

妊娠中の悩み

赤ちゃんは問題なく育っているだろうか、ちゃんと十月十日お腹の中にいてくれるだろうか、病気などはないだろうか・・など、赤ちゃんの心配ばかり。
妊娠初期は特に毎日毎日不安に過ごしていると思います。
産後の心配まではまだ全く考えられていませんよね。
赤ちゃんの心配ももちろんですが、自分に関する悩みもあります。
つわりが酷かったり、妊娠中に食べてはいけないもの・食べすぎてはいけないものがあったり、激しい運動はダメ、あれはダメこれもダメと制限されることが多くなります。
無理をしてしまうと、すぐにお腹が張ってしまったり酷いと切迫流産や切迫早産になってしまうこともあります。
我慢ばかりしていることでストレスを感じてしまうと、辛くなってしまいますし母体の負担にもなります。
妊娠中のマイナートラブルもあるため、早く解放されたいと思う人もいるでしょう。
特につわりは個人差がありますが、酷い人は何も口に入れられなくなり入院するほど。
つわりに効く薬があれば・・と思ってしまいますよね。

妊娠中の出産に関する悩み

陣痛が何十時間も続いたらどうしよう、安産になりますように、この日までに生まれてくれると助かるな〜など、色々なことを考えると思います。
安産のためにヨガに通う人もいたり、これをしたら陣痛がきた!と言う陣痛が来るジンクス、”陣クス”を試している人もいますよね。
SNSなどでは出産レポを記録している人も多いため、色々な人の出産を想像し怖くなっている人もいれば案外スポーンと生まれるかも?と気持ちが楽になっている人もいるでしょう。
赤ちゃんを守るためにも、陣痛はどんな痛みでどのような間隔で続くのか、破水とはどのようなものなのか、おしるしはいつくるのかなど、気づかないうちにお産が進んでしまっているなんてことがないようにしなければなりませんね。

妊娠中の産後に関する悩み

あれ買わなきゃこれ買わなきゃ、赤ちゃん部屋作ってここにはベッド置いて・・
なんて、グッズの準備に気を取られちゃいますよね。
ベビーベッドやおくるみ、肌着など、なくてはならない物もたくさんありますからね。
また、ニューボーンフォトの予約して、この日は友達呼んで次の日は同僚呼んで・・なんて、予定ばかり入れてしまうと思います。
子どもが生まれることに喜びや楽しみが大きいのはとても良いことですが、全部予定通りに行くかな?と言う心配よりももっと考えなくてはいけないことがありますね。

出産前に産後のイメージはできる?

妊娠中にどこまでイメージできるかは人それぞれですが、産後のイメージは誰でもぼんやりしていると思います。
出産して子どもと生活したことがなければ全く想像できないことです。
いくら友達から聞いていても親から聞いていても、やってみなければわかりません。
一人目はすごく苦労したよ、二人目の方が大変だったよ、なんて周りは言うかもしれませんがそれも人それぞれです。
色々な話を聞くことも大切ですが、不安になりすぎないようにすることが大切です。

実際に産後の生活をどう感じるか

実際に産後の生活をしてみて、想像していたより大変、こんな生活想像していなかった、などと思う人は多いです。
これは出産前に中々イメージできないことが大きな原因だと思います。
ネットや雑誌には、「赤ちゃんの部屋をどんな風に作るか・家具はここで買うとおすすめ」なんてことや「このグッズがあると便利」などの記事が多くあります。
お洒落な部屋をみるとつい同じようにしたくなると思いますし。グッズも揃えたくなりますよね。
綺麗な部屋で育児をしている人を見て、私もこんな風に・・と思うでしょう。
しかし現実はそんな生活できません。
中には育児の大変さも記載されていることもありますが、「大変なことはこんな風に解決しました!」「こんな時はこれをすると大丈夫!」などと体験談が載っていますが、それを鵜呑みにしてはいけません。
赤ちゃんはみんな違って個性があります。
雑誌に書いてあったことをやってもうまくいかないのは当たり前。
いろんなことを試してみて我が子に合うやり方を見つけなければなりません。
育児は簡単でもないしすぐに終わるものでもありません。
色々な情報を集めることも大切ですが、本当に必要なのは生まれてくる赤ちゃんをどのように育てていくかです。
赤ちゃんの成長について本を読んだり、マタニティセミナーに参加したり、旦那さんや両家とどのようにサポートしてもらうを相談するなど、できることはたくさんありますよ。

出産前には、産後の生活の他にも考えなければならないことがたくさんあり、中々イメージができないのは仕方のないことです。
いくらイメージしたとしても、産後は想像以上に大変なものです。
ではどんなことを知っておけば産後が少しでも楽になるのか、次から詳しくお話していきます。

ベビーシッター派遣のハニークローバーは、産前産後のサポートもさせていただいております。入会金、年会費、当日予約手数料の全てが無料です。是非お気軽にご利用下さい。

背中スイッチに苦戦

育児経験のある人なら誰でも通る道、”背中スイッチ”。
出産前の方はまだ聞いたことがないかもしれません。
では背中スイッチとは一体なんなのでしょう?
そしてそれを解決する方法はあるのでしょうか。

背中スイッチって何?

背中スイッチとは、赤ちゃんを抱っこしながら寝かせて布団に下ろそうとしたのに、赤ちゃんが起きて泣き出してしまうことです。
せっかく寝かせたのにもう一度最初から寝かしつけをしなければならないので、とても気分が下がってしまうのです。
生後間も無く1日に何回も昼寝が必要だと寝かしつけの回数も多くなりますし、夜間授乳があるとさらに大変。
夜中に起きて授乳をした後に寝かしつけをしなければならないので、背中スイッチを発動されてしまうと自分の睡眠時間も短くなり、疲れが取れず寝かしつけのストレスも積み重なるなど悪循環になってしまいます。
布団に下ろすのが下手なのかな、一晩中抱っこじゃなきゃ寝てくれないのかな、と悪い方にばかり考えてしまうと、さらに寝かしつけはうまくいかなくなってしまうでしょう。

なぜ背中スイッチが発動してしまうのか

赤ちゃんはお母さんの抱っこが大好き

せっかくお母さんの抱っこで気持ちよく眠っているのに、布団に下ろされてしまうなんて嫌!!と赤ちゃんは思っています。
そのため、背中が布団につくタイミングで泣き出すことから”背中スイッチ”と呼ばれています。
頑張って寝かしつけをしているお母さんからしたら、お願いだから抱っこじゃなくて布団で寝てほしい・・と思うでしょう。
しかし、赤ちゃんはお母さんの温もりが大好きなのです。

モロー反射

モロー反射とは、生後直後から見られる正常反射の一種です。
大きな音を立てた時や光などの刺激を受けると起こり、体をびくっとさせ、両手を上にあげ何かに抱きつくような動きをします。
お母さんを探しているのでは、とも言われています。
生後4ヶ月頃から無くなってくると言われていますが、個人差があります。
寝かしつかけの時に起こるモロー反射は、抱っこから下ろされてしまうことや体勢が変わってしまうことなどの刺激を受けて起こるのでしょう。

落ちてしまうと感じる

お母さんの抱っこっから離れて布団に下ろされる時、お母さんから離れたら落ちてしまうかもしれないと急激な不安に襲われ、心拍数が上がり泣き出すのではないかとも言われています。
抱っこの状態から急に下の布団まで下りるのは確かに不安を感じるでしょう。

背中スイッチは何歳まで続くの?

大体は1歳までに落ち着くことが多いようです。
しかし、赤ちゃんによって背中スイッチが落ち着く時期は異なります。
生活リズムが整うと背中スイッチがなくなったり夜泣きもなくなるという話もありますので、毎日大体同じような時間に同じようなことができるようになる1歳前後に落ち着く赤ちゃんが多いのでしょう。
最近では”ネントレ”と呼ばれるねんねトレーニングが流行っており、やり方によって寝方は様々ですが抱っこしなくてもひとりで寝られるようにする練習をしている家庭も多いです。
それがうまくいけば、抱っこで寝かせて布団に下ろす動作がなくなるため、背中スイッチがなくなったという意見もありますよ。

背中スイッチはこれで解決!

布団を温めておく

赤ちゃんは、あったかいお母さんの抱っこから冷たい布団に下ろされることに抵抗しているかもしれません。
突然背中がひんやりしたら、誰だって起きてしまいますよね。
湯たんぽやホッカイロを使うなどして布団をぬくぬくあっためておきましょう。
それなら布団に下りてもあったかくて、気持ちよく眠れることでしょう。

バスタオルやおくるみの上に赤ちゃんを乗せる

お母さんの腕から赤ちゃんを下ろす動作が刺激になっていることもあります。
その刺激を防ぐために、バスタオルやおくるみなどの上に赤ちゃんを乗せてから抱っこし、寝かせたらタオルごとそっと下ろすのです。
寝心地をなるべく変えずに済むので、赤ちゃんに刺激を与えにくい方法です。
タオルなどでなくても、背中スイッチ対策のための布団やマット、クッションなどが色々あります。
赤ちゃんのことを考えて作られているのできっと役に立つはずです。

モロー反射を防ぐための工夫をする

先程モロー反射について少しお話しましたが、布団に下ろした時の刺激以外にも眠りが浅い時に起こる可能性もあります。
そのため布団に下ろすことに成功しても、眠りが浅ければモロー反射が起こり泣いてしまうかもしれません。
それを防ぐには、布団に下ろしたあと赤ちゃんの両手を優しく握ってあげること。
赤ちゃんは、バンザイのポーズだと呼吸がしやすくリラックスして眠れると言われています。
両手をバンザイのポーズにして両手を包み込み、モロー反射を防いであげましょう。
私は自分の感覚で5分程は必ず握っていてあげるようにしていました。
熟睡してるかな?と思えるまでそうしてあげるといいでしょう。

Cカーブを崩さないよう布団に下ろす時は最後の最後まで丁寧に!!

赤ちゃんは”Cカーブ”の姿勢が大好き。
お母さんのお腹の中にいる時から背骨がCカーブになっており、生まれてからもお腹の中にいるようなCカーブの姿勢を保つと落ち着くと言われています。
しかし布団は真っ平です。
赤ちゃんをしっかり包み込みながらゆっくり下ろしていき、体勢が変わることで刺激を受けないよう少しずつ少しずつ寝かせます。
抱っこで寝たからとポンッと布団に置いてしまうようなことはやめましょう。
Cカーブを保ったまま眠れるベッドや授乳クッションを使う方法もあるのでとても便利ですよ。

背中スイッチじゃなくてお腹スイッチ??

散々背中スイッチのお話をしてきましたが、スイッチがあるので背中ではなくお腹では?とも言われています。
実際私も寝かしつけの際に、まだ布団に下ろしていないのに泣いてしまった経験を何度もしてきました。
赤ちゃんはお母さんとお腹が離れると不安になり泣いてしまう、という可能性があります。
しかし、背中でもお腹でもスイッチがあることには変わりないですし、先程お話した方法も全て効果のあることです。
スイッチがあるのがどっちかというのは関係なしに、スイッチを発動させないために一番効果的だった方法がこちら!

赤ちゃんのお腹と自分のお腹を最後までくっつけてぎゅっ!

私はとにかくこの方法が一番だと感じてからは毎回この方法を実践していました。
それは、赤ちゃんの体と自分の体を密着させること。
お腹とお腹をくっつけることです。
あとは対策を組み合わせます。
布団を温めておきCカーブを崩さないように意識、お腹をしっかりくっつけギュッとしたまま布団に下ろしていき、モロー反射対策をしながら丁寧に寝かせるのです。

最後まで気を抜くな!おすすめの腕の抜き方

下ろしたはいいものの、最後に腕を抜かなければなりません。
ここで赤ちゃんが起きてしまう可能性は大!
赤ちゃんによって異なるとは思いますが、おすすめの方法があります。
①まずはゆっくりと布団に下ろしたら、お腹を密着させたまま、足・お尻を支えている腕をそっと抜きます。
②お腹は密着したまま抜いた方の手で頭を軽く支えます。
③元々頭を支えていた腕をそっと抜きながら反対の手も抜きます。
頭を最後に丁寧に置くことがポイントです。
腕を抜いたあとはモロー反射対策をしましょうね!

落ち着いて穏やかな気持ちで寝かせることが大切

なんで寝てくれないの・・とつい思ってしまいますが、そういったイライラした気持ちや焦りの気持ちは赤ちゃんに伝わってしまいます。
「気持ちよくねんねしようね」「お母さんも頑張るからね」
と落ち着いた気持ちで寝かせてあげましょう。
きっと赤ちゃんにも伝わるはずですよ。
できることを試して、赤ちゃんに合う方法を見つけてストレスフリーな寝かしつけになりますように!

ベビーシッター派遣のハニークローバーは、北海道から沖縄まであらゆる地域でサービスを提供させていただいております。入会金、年会費、当日手配手数料の全てが無料です。ぜひご利用ください。

泣き続ける赤ちゃんにお手上げ

生まれた赤ちゃんの育児で誰でも頭を抱えてしまうのは、赤ちゃんが泣き止まない時。
何をしても泣き止まないとお手上げ状態になってしまいますよね。
赤ちゃんが泣き止まない時にできることはあるのでしょうか?
赤ちゃんが泣いてしまう理由なども一緒に見ていきましょう!

赤ちゃんが泣く理由

赤ちゃんは泣くことが仕事です。
おしゃべりすることができませんから、意思表示は泣くことで行います。
赤ちゃんが泣くのは、運動でもありストレス発散であるとも言われていますよ。
具体的に赤ちゃんが泣く理由は下記のようなことが多いでしょう。

○お腹が空いた
○眠い
○おむつを替えてほしい
○暑い
など

では赤ちゃんが泣いた時にはどのように対応するのがいいのでしょうか。

赤ちゃんが泣いた時に試そう!

ミルクをあげる

赤ちゃんは生まれてから数ヶ月は頻回授乳が続きます。
一般的には3時間おきと言われていますが、1回に飲める量が少ないとお腹が空くのも早くなるため1時間おき、2時間おきに授乳するようなこともあります。
そのため赤ちゃんが泣いている時にはお腹を空かせている可能性が高いです。
母乳をあげたりミルクをあげるなどして様子を見てみましょう。

寝かしつけをする

生後間もないと、1日のうち寝ている時間の方が多くなります。
眠くなってもひとりで寝ることができないため、抱っこするなどして寝かせてあげましょう。
ゆらゆら揺れてみたり、子守唄を歌ってあげると気持ちよく寝てくれますよ。

おむつを替える

母乳やミルクを何度も飲むため、その分おしっこも何度もします。
赤ちゃんは少しおむつが濡れただけでも気持ち悪いと感じることがあるため、おむつをチェックしてみるといいでしょう。
濡れていたらすぐに替えてあげてくださいね。

服を着替えさせる・室温を調節する

赤ちゃんは暑いと感じて泣いているのかもしれません。
自分で調節することはできませんので、背中を触ってみて汗をかいていたら、着替えさせたり室温の調節をしましょう。
冷房をつけると部屋が乾燥してしまうため、冷房ではなく窓を開けたり加湿器をつけるなどして工夫するといいですよ。

抱っこしてスキンシップをとる

赤ちゃんは寂しかったり甘えたい時に泣いてしまうことがあります。
我が子の場合はこれが一番多かったように思います。
泣き出した時には、理7ううがわからなくてもまず抱っこしてあげることが赤ちゃんにとって一番安心できることです。
抱っこしながら、「どうしたのかな?」「お母さんはここにいるよ」と声をかけてあげると赤ちゃんも安心できます。

どうしても泣き止まなくてどうしよう・・何かにできることは?

ミルクやおむつ替え、抱っこなど一通りしてそれでも泣き止まない時。
私じゃダメなのかな・・と思わないで!
何をしてもダメならこれを試してみてください。

鏡を見せる

赤ちゃんは鏡の不思議な世界が大好き。
あれ、なんだろう?と興味を持ち、気付いたら泣き止んでいるはずです。

ホワイトノイズや音楽を聞かせる

ホワイトノイズというのは、テレビの砂嵐のような音のこと。
この音は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に聞こえていた音によく似ていることから、赤ちゃんがその時のことを思い出して落ち着くと言われています。
他にも掃除機の音、ビニール袋をかしゃかしゃする音など、色々試してみると赤ちゃんの好みがわかるかもしれません。
触るとビニールのようにかしゃかしゃ鳴るおもちゃがあったり、赤ちゃんが好きな音を色々流せるアプリもありますので、友好活用してみましょう。
そのような音ではなく音楽で泣き止むこともあります。
赤ちゃんが泣き止む!!と話題の歌があったり、1曲の歌を繰り返し聞かせていたりするとその歌を聞けば落ち着く、というようなこともありますよ。

外の景色を見たり外に出て散歩する

我が子に一番効果があったのはこれ!
どんなに泣いていても窓の外の世界を見せるとすぐに泣き止んでいました。
車が通ったり人が歩いていたり、景色が動いていく様子や興味のあるものがたくさんあることから思わず泣き止んでしまうのでしょう。
外に出られる時には外に出て直接空気に触れさせてあげると、泣いていたことなんてすっかり忘れて、赤ちゃんもお母さんも気分転換できますよ。

赤ちゃんにイライラしない!

泣き続ける赤ちゃんに対して、「何で泣き止まないの?」「もういや・・」と思ってしまうのは仕方ありません。
しかしその気持ちを赤ちゃんにぶつけるのはやめましょう。
自分の気持ちを落ち着かせることが大切です。
そういう場合は、泣いている赤ちゃんには申し訳ないけれど赤ちゃんとは別の部屋に行って一旦ひとりになるのが◎。
離れる時には赤ちゃんに危険がないよう必ず安全な場所で待たせるようにしましょう。
私はよくトイレに行って深呼吸してから戻っていましたよ。
離れるのが心配であれば、甘い物を食べたり自分の好きな曲を流しながら赤ちゃんに接するのもおすすめです。
自分に合わせた環境作りをしてリラックスしてくださいね。

理由がなく泣いていることもある

赤ちゃんは何の理由もなく泣いていることもあります。
そんなの一体どうしたらいいの!?と思いますよね。
実は理由なく泣いている状態にも名前があります。
生後2週間から4週間の間に始まり、夕方頃に理由もなく泣き止まなくなるような状態を”黄昏泣き”と呼ぶのです。
黄昏泣きには色々な原因が考えられていますが、一番自然に考えられるのは「新しい情報や刺激がいっぱいで、一日が終わる頃に疲れが出てきてしまう」という原因でしょう。
赤ちゃんは、初めての場所に行ったり人が多いところに行くなど初めての強い刺激があると、興奮してしまったり疲れて泣いてしまったり、夜泣きしてしまうなどのことがあります。
解決できる理由でなければ泣き止ませることはできないの?と思うかもしれませんが、黄昏泣きの対処法も、先ほどまで説明していたことと同じようなことをしてあげましょう。
ミルクを飲ませてみる、歌を聞かせる、ぎゅーっと抱っこする。
赤ちゃんはお母さんに何かしてもらえることが大好きですし、安心できるのです。
自分が知っていることを片っ端から試していけばきっと泣き止みます!
もし普段と泣き方が違うと感じるようなことがあれば、病院に行ってみるなど他のことを疑ってみることも忘れずに。
赤ちゃんを守ってあげられるのは、いつも一緒にいるお母さんですからね。

泣き止まない赤ちゃんに試せることがたくさんあることがわかりましたね。
今のうちに対策をいくつか考えておきましょうね!

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授乳は簡単じゃない

赤ちゃんには母乳をあげる、ということは多くの人が知っていることだと思います。
しかし、出産すれば母乳が出るし問題なく授乳できると思っていませんか?
母乳をあげることには色々苦労があり、難しい問題がたくさんあるのです。

母乳とは

母乳は、簡単に言えばお母さんから出る乳のことです。
お母さんの体で作られるわけですが、その母乳は血液からできています。
血液でできているのに何で母乳は白いの?と疑問に思いますよね。
血液からは赤血球は吸収されず、白血球、タンパク質、栄養といった成分によって母乳は作られています。
そのため赤くはならないのですよ。

出産することでなぜ母乳が出るようになるのか

私も驚きましたが、出産して1,2日経つと自然と母乳が出るようになりました。
女性の体ってすごいな、と感じたことを覚えています。
母乳ができる仕組みですが、女性は妊娠すると、ホルモンの変動によって少しずつ乳腺組織が発達していきます。
妊娠中は胎盤からエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが出ており、母乳の発達を促します。
出産後に胎盤が体の外に出ることによって2つのホルモンは急激に減少してしまいますが、プロラクチンというホルモンが分泌され血液が乳房に流れ込み、母乳が作られていきます。
その際同時にオキシトシンというホルモンも分泌され、乳腺で作られた母乳を乳頭へと押し出しす役割をしてくれることで、母乳が出るのです。

母乳の栄養はすごい!母乳で育てなさいと言われるわけ

「母乳をあげていれば赤ちゃんは健康だ」「母乳をしっかりあげなさい」と言われたことありますよね。
まだ生まれてもいないのに・・と思いますが、母乳は本当にすごいんです。

<赤ちゃんにとっての利点>

栄養たっぷりで病気にかかりにくくなる

母乳には赤ちゃんに必要な栄養素がしっかり含まれています。
その栄養素は赤ちゃんにとって吸収しやすいようになっていたり、免疫物質も含まれているため病気や風邪にかかりにくいと言われています。
母乳で育てるべきだというのは間違っていないのですね。

いくらでも飲んでOK

ミルクは1日の摂取量が決まっておりそれ以上飲んではいけません。
しかし母乳はいくらでも飲んでいいのです!
それはなぜかというと、飲んでいると最初は甘くて栄養たっぷりの母乳が出ていますがだんだん味は薄くなっていくと言われています。
また、母乳は消化が早いと言われています。
そのため、母乳を飲みすぎてしまっても栄養的には取りすぎているようなことにはならず、お腹が空いたらそんで良いとされているのです。

お母さんとのスキンシップが取れる

授乳中は赤ちゃんとお母さんの2人だけの時間です。
母乳を飲んでいる赤ちゃんを眺めながら過ごすことができます。
ちゃんと飲めているかな?苦しくないかな?など様子を伺いながら授乳しましょう。

<お母さんにとっての利点>

子宮の収縮が早くなる

赤ちゃんに早く乳房を吸ってもらうと、子宮の収縮が促され出血量が少なくなります。
授乳を続けていくことで子宮が元の大きさに戻るのが早くなるのです。
妊娠・出産によって子宮はとても大きくなります。
長さや幅は約6倍、重さは約20倍、容積は2000倍から2500倍にもなります。
その子宮は、通常は産後6~8週間かけて元の大きさに戻ると言われていますよ。

痩せやすくなる

母乳を作るためにはしっかり食事を摂らなければいけませんが、産後なのにそんなに食べたら全然痩せなそう、と思いますよね。
しかし授乳しているとどんどん痩せていき、体重を戻しやすくなります。
母乳を作るためにたくさんの栄養が使われているのです。

ミルク代がかからない

ミルクは使い続けるとかなりの出費になります。
粉ミルク缶であれば値段が抑えられますが、今は液体ミルクなどの便利なミルクが増えていますので、そういった物を使い続けるとなるととても値段がかかります。
しかし母乳であればお金がかかりません。

授乳はいいことばかりではない

乳腺炎になる可能性がある

赤ちゃんが飲む量よりも作られる母乳の量が多かったり、赤ちゃんが母乳を飲むのが上手ではなかったりすると乳腺炎になる可能性があります。
乳腺炎とは乳腺が炎症を起こし、胸が痛んだり腫れたり、熱が出たりすることです。
赤ちゃんが上手く母乳を飲めない他、母乳の通り道である乳管が十分に開いていないなどが原因で乳汁が乳房に溜まり症状が出てしまいます。
初産婦に多く見られると言われています。
私も乳腺炎になりましたが、私の場合は産後2~3週間頃に40度近い熱が出てとても辛かったのを覚えています。
取り切れていない出産の痛みや育児の疲れがどっと出ていた時だったので大変でした。

赤ちゃんの吸う力が弱いと母乳を飲めないことがある

赤ちゃんはお腹の中でチュパチュパする練習をしています。
これを吸啜反射といい、口に触れたり口に入ってきた物に吸い付いてすする動作をします。
これはお母さんの母乳を飲むために赤ちゃんが生まれてすぐできることなのです。
しかし、元々吸う力が弱く母乳を上手く飲めないような赤ちゃんも中にはいます。
哺乳瓶の方がくわえやすく少しの力でも吸えるようになっていますので、母乳をあげたいのにあげられないこともあるかもしれません。

お母さんしか授乳することができない

母乳をあげるのはお母さんにしかできないことです。
疲れたからあげるの辛い・・と思っても避けられません。
特に夜間授乳は睡眠不足にもなり体の負担になりますが、誰かに代わってもらうこともできないですよね。
完母で育てたいと思っている方には中々辛いことかもしれません。

外出先での授乳は場所を選ばなければならない

頻回授乳の時期に外出するとなると、もちろん出先での授乳が必要になります。
その場合授乳室があれば問題ありませんが、近くになかったりとても混んでいることが多いです。
授乳のタイミングは余裕を持ち、予定よりも早めに行動した方がいいでしょう。

授乳を楽にするには?

今しかできないことだと感謝の気持ちを持つ

授乳はほんの1年ほどしかできないことです。
中には数ヶ月で母乳が止まってしまう人もいます。
私はある日突然子どもに母乳拒否されたため、もうあげるのはやめようとわざわざ母乳を止めました。
そんな日が来るなんて思っていなかったので、もう母乳を飲んでもらえないんだなと寂しい気持ちになりました。
1日に何回もあげるのは楽ではありません。
しかしいつか飲まなくなってしまうことも頭のどこかに置いておくと、ふとした時に母乳を飲んでいる我が子が愛おしくてたまらなくなりますよ。

ミルクも取り入れる

絶対に母乳だけで育てたいと思っている人もいると思いますが、いざ出産するとそのこだわりがなくなる日が来るかもしれません。
完母で育てるのは大変なことです。
夜もう少ししっかり眠りたい、自分以外の人も授乳して欲しい、と思ったらすぐにミルクを取り入れましょう。
夜寝る前だけミルクにする人も多く、母乳よりもミルクの方が腹持ちが良いのです。
また母乳の出が悪ければ、母乳を飲ませた後にミルクを足すと赤ちゃんが満腹になり授乳間隔が以前より空くようになりますよ。

授乳の大変さと大切さがわかりましたね。
授乳がいかに赤ちゃんのためになるかがわかっていれば、辛いことも乗り越えられるような気がしますよね。では次は、赤ちゃんとの生活が実際にどんなものなのかお話します。

ベビーシッター派遣のハニークローバーは、ご出産後間もなくよりご利用いただくことができます。沐浴も寝かしつけも家事もお引き受けしますので育児にお疲れの際もぜひご利用ください。

赤ちゃんのこと以外何もできない…産む前にばっちり心の準備をしよう!

赤ちゃんが生まれ、一緒に退院し、一緒に生活をしよう!と思ったら、どんな1日を過ごしたら良いのか教わっていないかも?と焦ってしまうかもしれません。
過ごし方に決まりがあるわけではありませんが、慣れないうちは思うように自分のこともできず赤ちゃんのお世話だけでいっぱいいっぱいになってしまうのは誰でも同じです。
では少しでも焦らないようにするために、これから知っていきましょう。

赤ちゃんと2人で過ごす1日はどんな感じ?

楽しい、寂しい、同じことの繰り返し・・など人によって感じ方は違います。
よく飲んでよく寝てくれるからゆっくり休めるお母さんもいれば、中々寝てくれず泣いてばかりで疲れが取れず苦労しているお母さんもいます。
しかし共通しているのは、赤ちゃんの成長はあっという間だということです。
毎日毎日成長していて、顔つきも変わっていきます。
できるようになることも増えていきます。
その素晴らしい成長を見られることは、とても喜ばしく幸せなことだと感じられますよ。

赤ちゃんとの生活は何が大変なのか

何をどうしたら良いのかわからない

初めての育児はわからないことだらけです。
いくら育児について勉強していたとしても実践するのは全く違います。
赤ちゃんが泣き止まない、ミルクを吐き戻しちゃった、熱があるなど、慌ててしまうこともたくさんあるでしょう。

赤ちゃんのお世話以外何もできない

赤ちゃんは飲んで寝て泣いて・・と大忙し。
その赤ちゃんのお世話をしているお母さんはもっと大変です。
布団に下ろすと泣いてしまうから抱っこのまま寝かせてあげよう、一人になると不安で泣いてしまうからずっと近くにいてあげよう、など赤ちゃん中心の生活になります。
すると洗濯も料理も掃除も自分がゆっくりすることも、何もかもできなくなってしまうのです。
家事をする時間も余裕もない、トイレすら行くのが大変でどうしようと焦ってしまうでしょう。
赤ちゃんのお世話という慣れない生活の中で、それ以外のことをしようとするのはとても難しいのです。

産後うつになる人も・・一体どうして?

産後うつとは、産後精神的に不安定な状態になってしまうことです。
妊娠・出産は女性のホルモンバランスを大きく乱します。
妊娠中、物事を悪い方にばかり考えて気分が沈んでしまうことがよくありますが、産後はホルモンバランスの乱れと育児に対する不安なども重なり産後うつになってしまうのではないかと考えられています。
産後うつは妊婦の3%がなると言われていますし、産後の環境の変化などは誰でも不安になものです。
産後の生活をなるべく想像できるよう、産前の準備も大切になるでしょう。

出産前に準備しておくとと良いこと

1日の過ごし方をイメージする

赤ちゃんのお世話は一体どんなことをするのかは大体想像ができていると思います。
しかし1日を過ごすのは想像しにくいですよね。
ちょっとしたことでも事前にイメージしておくことで慌てずに済みます。
例えば、日中赤ちゃんを寝かせておく場所、お風呂は毎日何時くらいに入れる、日中の授乳と夜間授乳の場所、お散歩や病院などに行く時の手段など。
私は授乳スペースを考えていなかったので、授乳場所を決めるまでに時間がかかりました。
布団や床に座ったままあげると腰や背中をかなり曲げなければならず、夜間で体が固まっている時はとても辛いのです。
そのため、夜間でもソファーまで移動したり私と赤ちゃんだけソファーのある部屋で寝たり座椅子を寝室に置いてみたりと、色々なことを試して一番良い方法を探しました。
また夜寝る布団は用意していましたが日中どこで寝かせるかを考えていなかったので、リビングに座布団を敷いたりキルトのマットを敷いたりバウンサーに乗せたりとあちこち移動させていました。
赤ちゃんは大きな変化についていけないので、毎日なるべく同じように生活させてあげると良いですよ。

本当に必要な物を揃える

生まれるまでに揃えなければならない物はたくさんあります。
雑誌などでは、実際お母さんたちが使ってみてよかった物、必要だった物などが紹介されていますよね。
しかしそれはあくまでも他の人の意見です。
実際に育児をしてみなければ何が本当に必要なのかはわかりませんから、使うかわからない物は必要だと思った時に買えば間違い無いです。
ベビーグッズを揃えに行く時に気になっている物も全てチェックしておけば、家族に買ってきてもらうことができますよ。
おむつやお尻ふき、肌着など生まれてすぐ必要な物はしっかり揃えましょう。

何をどこに置いておくか決めておく

赤ちゃんのお世話は時間との戦いです。
素早いおむつ替え、風邪を引かないようスムーズにお風呂に入れる、泣いている赤ちゃんを泣き止ませたいなど、バタバタする場面がいくつもあります。
そんな時に、使いたい物が近くにない、どこにあるかわからないとなってしまうと大変です。
おむつ替えをする定位置を決めておきここにおむつとお尻ふきを置いておく、お風呂上がりは素早くリビングまで移動し保湿クリームや着替えはまとめておく、泣き止まない時のために音の鳴るおもちゃや興味を引く絵本などは手が届きやすいところに用意しておくなど、事前に準備しておけばとても助かります。
何がどこにあるかは家族と共有しておくと困らないですね。

何をどこまで誰がやるかを話し合う

これは出産前にしっかり決めておかなければいけないことです。
産後、パートナーが育休をとって家事・育児に協力を一緒にやってくれるのか、里帰りをしてしばらくは実家にお世話になるのか、はたまたどちらでも無いのかなど、決めるべき重要なことはたくさんあります。
退院していきなり赤ちゃんと2人の生活をしながら家事もするなんてことになるとパニックになってしまいます。
自分の体を休める必要もあるので、頼れる人や頼れる物をしっかり頼ることが大切です。
里帰りはしないけれど自分の母親に手伝いに来てもらうという方もいれば、産後のサポートをしてくれるベビーシッターなどを頼む人もいますよ。
赤ちゃんのお世話や赤ちゃんとの生活に慣れていってから、他のこともできるように練習していきましょう。

産後の生活のイメージはできましたか?
命がけの出産をした後、生まれてきたらもうそこから新しい生活が始まっています。
どんな生活になるのか、どんな生活をしたいのか、色々な情報を集めてイメージしてみましょう。
赤ちゃんのお世話は慣れるまでは大変なことですが、できる準備をしっかりして出産にのぞんでくださいね!

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