2022年3月29日
ワーキングママ
私は、現在1歳と4歳の息子2人を育てています。上の子は平日9:00から14:00まで幼稚園へ通い、下の子は自宅保育で、平日は子どもたちが起きてから寝るまでワンオペ育児をしています。
これから、私のワンオペ育児について3章編成でお伝えしていこうと思います。
出産前後で大きく変わったことの一つが、時間の使い方。
育児をしながら、自分の時間をどう確保しているのか、悩むママも多いのではないでしょうか。これから、私が実際に過ごしている、ワンオペ育児のタイムスケジュールと、このタイムスケジュールをするようになった理由や参考にした本についてご紹介します。
まず初めに、簡単に私の今のタイムスケジュールを紹介します。
6:00 子どもたちの声で起床・自分の支度・朝食準備
6:45 子どもたち朝ごはん
7:30 子どもたちの支度・洗濯①
8:30 長男登園
9:00~ 残りの家事・次男と遊ぶ
11:30 お昼
12:30~ 次男お昼寝・夜ごはんの準備
14:00 長男降園・帰りに公園であそぶ
15:00 おやつ・家の中で遊ぶ・洗濯物たたむ
16:50 お風呂
17:30 夜ごはん・洗濯②
18:30 寝る準備
19:00 子どもたち就寝
お昼寝の時間や、降園後の過ごしたかは変わることもありますが、平日はだいたいこのようなタイムスケジュールで過ごしています。パパの帰る時間が22時頃なので、22時過ぎに洗濯を回して干す気力が私にはないため、パパの洗濯物は次の日の朝一に、私と子どもたちの洗濯物は寝る前に干すところまでやっています。平日は、基本的に19時以降に家事はせず、自分の時間を過ごしています。
先ほど紹介した、1日のタイムスケジュールですが、このようなタイムスケジュールになったきっかけは『ネントレ』でした。私は長男を妊娠中、生後4ヶ月のお子さんをもつ友人宅を訪れたときに『ネントレ』という言葉を初めて知りました。友人曰く、『ネントレ』という言葉は、子育てママたちの間では決して珍しくない言葉だそうです。
元々妊娠前は、高校教諭として働いていた私は、子どもに関するトレーニングや指導について興味があったこともあり、『ネントレ』について調べることにしました。
友人に会ってから、『ネントレ』に興味を持った私は、本を借りに図書館へ行き2冊の本を借りました。
1冊目は友人に薦められた「赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割」。2冊目は、なんとなく暖かみの感じる表紙にひかれて選んだ「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」でした。
上記に示した2冊の本を読み、自分のできそうなところだけを実践してみようと決めました。あくまで私の場合ですが、私は変なところで完璧主義になってしまうところがあり、「本の通りに実践しよう」と決めるとできなかったときに、ものすごいストレスを感じてしまうからです。
そのため、2冊の本を読んだうえで出産後、生後2ヶ月頃から私が実践したことは、以下の3点です。
①朝は7時までに起こす
→電気をつけたり、カーテンを開けたりして光をいれ、子どもが自然に目を覚ますように心がけました。
②日中は、授乳→遊ぶ(30~1時間)→寝る のサイクルに
→授乳後、すぐに眠らせるのではなく、音楽をかけたり、手足で遊んだり少し起こした状態にしてか
ら、入眠させるようにしました。
③夜は、お風呂→授乳→寝る のサイクルに
→18時30頃には寝る前の授乳を始めていました
もちろん、必ずこの方法でうまくいくというわけではありません。あくまで私の場合は、この3点を心がけて生活するようにして、生活リズムをつくっていきました。
① 生後2ヶ月~生後6ヶ月(離乳食前)
7:00 起床
8:00 授乳 → 遊ぶ
9:30 朝寝(30分~1時間半)
11:00 授乳 → 遊ぶ
12:00 昼寝(30分~1時間半)
14:00 授乳 → 遊ぶ
15:00 眠そうだったら夕寝(30分以上寝かせない)
17:30 お風呂
18:30 授乳 → 就寝
この時期は、リズムを作ることを心がけていましたが、最初の頃は全然うまくいかず勝手に焦った記憶があります。リズムができるまでは就寝後、夜間授乳が、2-4回くらいありましたが、徐々にリズムができてくると1-2回になっていきました。
② 離乳食1回食~3回食時期
7:00 起床
8:00 (離乳食①)+ 授乳 → 遊ぶ
9:30 朝寝(30分~1時間半)
12:00 (離乳食③)+ 授乳 → 遊ぶ
12:30 昼寝(30分~1時間半)
14:00 授乳 → 遊ぶ
17:00 (離乳食②)
17:45 お風呂
18:30 授乳 → 就寝
1回食は離乳食①、2回食は離乳食①と②、3回食は離乳食①と②と③の時間帯に食べさせていました。この時期になってくると、朝寝がなくなりました。また夜は、19:00~19:30くらいには寝て、夜中1~3時くらいに1回授乳して朝を迎えるようなリズムができてきました。
③ 離乳食3回食~卒乳時期
6:00 起床
6:45 朝ごはん
11:30 昼食 → 遊ぶ
12:30 昼寝(30分~1時間半)
14:00 授乳 → 遊ぶ
16:50 お風呂
17:30 夜ごはん
18:30 寝る前の授乳
19:00 就寝
この頃になると、だいたい現在と同じようなリズムが確立していきました。お風呂と夜ごはんについては、上の子の時はごはん→お風呂でしたが、下の子の時はお風呂→ごはん の順番でした。特に深い理由はなく、上の子が幼稚園に行くようになりごはん前に眠くなることが多かったので、お風呂で遊んで目を覚ます作戦のためです。
実際に私が、『ネントレ』を通して生活リズムを確立させたことで感じたメリットとデメリットをお伝えします。
〈私が感じたネントレメリット〉
①泣いている理由がわかりやすい
もちろん、赤ちゃんの泣いている理由がすべてわかるわけではありません。何で泣いているのかわからず、何をしても泣き止まず、私も泣けてくる…という経験もあります。それでも、スケジュールが確立してくると「この時間に泣くのはおなかがすいたのかな」「今は眠くてぐずりはじめたかな」など、泣いている理由がわかり、理由に応じて対応すれば泣き止むことが多かったように思います。
また、次男は卒乳するまで吐き戻しがかなり多かったので、産院から授乳量には気を付けてと言われていました。なので、「この時間に泣くってことは空腹ではなさそうだな」と判断材料になるところも良かったです。
②寝かしつけ後の一人時間確保
このスケジュールの良かったところは、就寝時間です。2人の子どもをワンオペ育児していると、日中の一人時間はありません。長男はもうお昼寝をしないし、次男がお昼寝をしても、その間に夜ごはんの準備…とバタバタと日中は過ごしています。
それでも、19時までに子どもたちを寝かしつけているので、「夜の一人時間」が私の日中の活力になっているといっても過言ではありません。
〈私が感じたネントレデメリット〉
①寝かしつけが確立するまでは、泣き声にメンタルやられる
私が参考にした、ネントレ本では、スケジュール以外にも、「抱っこで寝かしつけはしない」というようなことが書いてありました。生後間もない体重が軽い頃はよいかもしれないけれど、10キロを超えるようになってきた時に、その寝かしつけができるのか、という理由でした。そのため、私は寝かしつけ前の授乳を寝室でして、授乳後は布団の上に寝かすようにしました。布団に寝かした瞬間、泣きはじめることや、キャッキャと声を出して遊び始めてなかなか寝てくれないこともありましたが、しばらくはベビーモニターで様子をみるようにしていました。特に、泣き続けているときに、ただ見守り続けるだけの状況は、なんだか罪悪感もあり、かなりつらく感じました。私の中で、「10分経っても泣き続けたら、少しトントンしよう」と決め、ネントレを実行していました。
これまでお伝えした通り、私は『ネントレ』を通じて1日の生活リズムを作っていきました。もちろん、この通りにいかないことも沢山ありました。特に1人目のときは、育児の右も左もわからず、「この通りにやらなきゃ」と自分でプレッシャーのようなものをかけて、余計に自分を苦しめていたような気もします。
2人目の時は、「うまくいけばラッキー」くらいの気持ちで、上の子のときよりはだいぶ緩く、過ごしていました。それでも2人とも寝室へ行き、一緒にゴロゴロしていれば19時前後には寝る生活リズムができました。
今は本だけでなく、SNSやインターネットでも『ネントレ』の方法を調べることができます。興味のある方は、私のようにいくつか方法を調べて、今の自分にできるところだけ参考にしていくのも1つの方法だと思います。
このタイムスケジュールで過ごすまでに、大変なことも多かったですが、それでも私は『ネントレ』と通じて生活リズムを作ってよかったと感じています。
私は、1歳と4歳の2児のママです。ここでは、私が2人目を妊娠中・出産後にワンオペ育児で大変だったことをそれぞれランキング形式で書いていこうと思います。
私は、上の子が1歳9ヶ月頃に2人目を妊娠しました。そんな中、約10ヶ月の妊娠生活の中で大変だったことをランキング形式でお伝えしていきます。
第1位 悪阻中の上の子の育児
妊娠中大変だったことの1位は、断トツで悪阻中の上の子の育児です。「悪阻は個人差がある」とよく聞きますが、私は、1人目を妊娠したときに、吐き悪阻がかなりひどく、妊娠3~5ヶ月頃まで毎週点滴をしに産婦人科に通っていました。そのこともあり、なんとなく2人目も悪阻は、ひどいだろうなと覚悟はしていました。実際に悪阻がはじまると、1人目の時以上に吐き悪阻がひどく、ただただ吐き気に耐え、時には血を吐いてしまうこともありました。
1人目の悪阻の時は、自分のことだけで精一杯で、家事もほとんどできませんでした。食事もその日に食べられそうなものを、仕事帰りの主人に買ってきてもらうような生活でした。洗濯洗剤のにおいや冷蔵庫のにおいなど普段気にならないにおいに敏感になってしまい、マスクをしながらベッドに横になっていた日々でしたが、主人の理解もあり、家事が出来なくても自分の体調のことだけを考えて生活していて、そこまで問題はありませんでした。
2人目の悪阻の時も、においに対する敏感さや、吐き悪阻のしんどさは変わらずありましたが、1人目とちがうのは、どれだけしんどくても上の子の育児をしなければいけないということです。においに耐えながら洗濯をして干すことや、吐き気に耐えながら食事を作り食べさせ片づけをすること、シャンプーのにおいやお風呂の湯気でも吐き気がきてしまう中で、耐えながらお風呂に入れさせること…泣きたくなるくらいつらかった日々でした。
また、1歳9ヶ月ともなると、行動が活発になってきて「外遊びがしたい!」「ママと一緒に遊びたい!」と、まだうまく言葉にはできなくても、必死で自分の気持ちを伝えてくるようになりました。しかし実際には、なかなか外に遊びに連れていくことができませんでした。そんな子どもの成長がみられるようになり、嬉しい気持ちになる反面、「遊べなくてごめんね」という罪悪感でいっぱいになり、1人目の悪阻の時よりも精神的に、かなりつらかったです。
第2位 おなかが大きくなってからの外遊び
第2位は、おなかだ大きくなってきてからの、上の子との外遊びです。いつか終わりがくるとわかっていても、いつまで続くのかわからない…そんな泣きたくなるような悪阻生活がおわり、やっと家事も育児もできるとホッとしたのもつかの間。私の場合、2人目は6ヶ月頃まで悪阻が続いていたので、悪阻が終わった頃には少しずつお腹が大きくなってきました。さらに、前方に突き出るようにお腹が大きくなっていったこともあり、何気ない日常生活の中でも「お腹がぶつかる感」が頻繁にありました。
悪阻が落ち着き、少しずつ上の子と外遊びを復活してきた時には、上の子は2歳直前。公園へ行けば、滑り台やブランコ、追いかけっこやストライダーなど活発に遊びます。悪阻で外遊びを我慢させてしまった分、悪阻が終わったら全力で付き合おう!と思っていたのに、ストライダーの補助をすればお腹がぶつかったり、追いかけっこはどうしてもお腹をかばうように動きをセーブしてしまったりと、なかなか全力で付き合うのは難しく、大変でした。
第3位 コロナ禍の妊婦生活
第3位は、コロナ禍の妊婦生活です。妊娠後期頃から、コロナウイルスが流行しはじめました。初め ての緊急事態宣言が発令された時期で、本来ならば1週間ごとの検診も2週間ごとになったり、今までは上の子も一緒に行けていた妊婦検診も私一人しか病院内に入れなくなったりと、妊婦生活も変わっていきました。特に、妊娠後期になりお腹の大きさもさらに増してくると、上の子もお兄ちゃんになると自分でわかってきたこともあり、上の子の情緒も不安定になりがちで、「ママ!」「ママ!」と、とにかくママにべったりの日々でした。そんな中、今まで一緒に行けていた妊婦検診に行けなくなり、家でパパとお留守番となると、「僕も行きたい!」と言わんばかりに、ギャン泣きしながら大暴れで、上の子を落ち着かせてから検診へ行くのも一苦労で大変でした。
また、コロナ禍、緊急事態宣言中ということもあり、なかなか外出することが難しくなってしまい、家の中だけで子どもと過ごすというのも大変だった記憶があります。
体調的にも精神的にも大変なことも多かった妊婦生活も終わり、無事に2人目を出産。その後、ワンオペ2人育児で大変だったことを、同じようにランキング形式でご紹介します。
第1位 産後2ヶ月で、上の子のトイトレ開始
第1位は、上の子のトイトレ開始です。理想は、出産前にトイトレを少し開始できればな…と思っていたのですが、上記にも書いた通り、悪阻がひどかったこと、あとは子どものやる気もあまり感じなかったため、「無理して焦る必要はないかな」と思い、上の子のタイミングで始めようと決めました。
それから、出産して2ヶ月がたち里帰りから戻ったタイミングで、急に「トイレいく!」と自分から言うようになったので、トイトレを開始しようと決心。私の中で、「このタイミングを逃したら、トイトレができない気がする」となんとなく感じました。上の子が自ら、トイトレに意欲を持ってくれたことがうれしい反面、実際は生後2ヶ月の育児をしながらのトイトレは想像以上に大変さもありました。
特に、授乳中やおむつを替えているタイミングで「ママトイレ!」「早く!早く!もれちゃうよ」とトイレに行きたがることが多かったこと。上の子なりの、さみしさもあったと思います。しかし、下の子は、生まれたときから吐き戻しが多く、授乳量を気を付けなければいけないことや、授乳後は体を少し起こしておくように言われていたこともあり、私自身が下の子の授乳に対して少し神経質になっていたので、「なんでいつも授乳しているタイミングでトイレなの…」と精神的に余裕がなくなってしまう時もありました。
トイトレ自体は、下の子が生後2~3ヶ月くらいの間でほぼ完了しましたが、私の中では結構しんどかった1か月間でした。今思えば、ただただ気持ちに余裕がなかったのだと思います。
第2位 コロナ禍でのワンオペ育児~上の子のメンタルケア~
第2位はコロナ禍でのワンオペ育児です。下の子を出産したときは、上記にある通り、一番初めの緊急事態宣言がでていた時期で、公園などで遊ぶ子もほとんどいないような時期でした。
私自身も、産後のホルモンバランスの影響もあり、よくわかっていないウイルスに怯え、外にもいけない、家の中で2人のワンオペ育児をする日々で疲れ切っていました。特に、生後間もない下の子と、活発に動きたい上の子と、3人でどう過ごせばよいのか、毎日毎日家の中で過ごしていて、子どもの成長に悪影響はないのかなど、当時はかなり悩んでしまっていました。
また、「下の子が生まれたら、上の子のケアも大切だよ」と産院の助産師さんに言われたこともあり、本来は、下の子の育児をパパに頼み、上の子と2人で出掛けることもしたかったのですが、実際に2人でお出掛けができたのは下の子が生まれて、約半年頃でした。
慣れない2人育児・終わりの見えないコロナ禍で、上の子のケアがちゃんとできていたのかは今でもわかりません。当時は、必死で上の子のために何ができるのだろうと考え、勝手に焦って、自分で自分の余裕をなくしていた気がします。
第3位 産後約3ヶ月続いた自分の体調不良
第3位は、産後の自分の体調不良です。下の子は、出産後退院してからも吐き戻しがひどく、生後14日頃に入院が決まりました。約10日の入院でしたが、緊急事態宣言中だったこともあり、親の面会時間も決まっていて、泊まり込みは出来ませんでした。そのため、私も産後14日で、毎日病院まで足を運び、面会時間ギリギリまで病院で授乳やおむつ替えなど自分が出来る育児をしていました。里帰り中だったので、実家へ戻れば、母が家事をしてくれましたが、上の子は私にべったりだったので、上の子の育児は私がしていました。私も、出産で入院中上の子にはさみしい思いをさせたし、産後もこうして病院通いで上の子は実家にお留守番だったので、「無理をしてでも上の子の育児はやらなきゃ」という気 持ちもあり、少し無理をしていたのかもしれません。
上の子の時は、私自身の1ヶ月検診の頃にはすっかり悪露もなくなっていましたが、下の子の時は1ヶ月経っても悪露がなくなる気配がなく、その後も経過観察で何度か通院しました。最終的には焼く3ヶ月くらい悪露と不正出血が続きました。担当医師には「おそらく、産後間もなくして、下の子が入院して、入院中のお世話や上の子の育児で、出産した自分の身体を休められなかったことが、今になって出ているのかもね」と言われました。
産後1ヶ月経っても出血が続いたことで、貧血やワンオペお風呂が本当に大変でした。
今回は、2人目を妊娠・出産後のワンオペ育児の大変だったことを紹介しました。あくまで私の場合の話なので、下の子を妊娠・出産後のワンオペ育児の大変なことは、それぞれのママによって違うと思いま す。今思えば、「大変だったな」と、笑いながら振り返ることができますが、当時はただただ、必死に1日を過ごしていました。当時の自分に声をかけられるとしたら、もう少し、力を抜いても大丈夫だよと、伝えたいです。
自宅保育をしているママさんも、保育園や幼稚園、学校に通わせているママさんも、育児中の息抜きについて1度は考えたことがある方が多いのではないでしょうか。私が、現在ワンオペ育児をしていて、大変だと感じるところは特に次の2つです。
①育児と並行して家事も終わらせること
②1歳と4歳の子どもの体力に付き合い、遊ぶこと
朝起きて、朝食の準備や食事、自分と子どもの朝の身支度、食事の片づけ、洗濯物を干すところまでが上の子を幼稚園へ登園させるまでにやることです。それから、下の子の育児、お昼の準備と食事、片づけをしてお昼寝をさせます。お昼寝中に夜ごはんの準備をしたら、上の子のお迎えの時間がきてしまいます。上の子をお迎えに行き、夕方まで公園や家の中で遊びます。夕方からは、洗濯物を畳み、お風呂に入り、夜ごはん、片づけやその日の洗濯物を干したり、明日の幼稚園の準備…と寝かしつけまでバタバタと過ごしています。
今回は、そんな私のワンオペ2人育児をしながらしている息抜き方法を3つご紹介します。
①美味しいものを食べる
これは、今回紹介する中で1番簡単で、子どもたちが起きている時間帯でもちょこちょこやっている息抜きです。私は甘いものが好きなので、週1回の買い出しの際に「来週のおやつ」ということで、子どものおやつよりも、ちょっといい小分けになったおやつを買っています。「今日は下の子がなかなかお昼寝してくれなくて疲れたな」「幼稚園後の公園が長すぎて、夕方からの気力がないな」など、ちょっと一息つきたいというときに、子どもにばれないように、こっそりと口の中にいれて、幸せな気分を味わっています。小分けのものを買う理由は、ゆっくりと食べる時間がないことに加え、私がこっそりおやつを口の中に入れると上の子に「ママ、今なにか口に入れた?」と聞かれてしまうため、どう頑張っても、我が家の場合は1度に1つしか食べられないからです。子どものおやつセンサー、恐るべしです。
②週末の晩酌タイム
2つ目の息抜き方法は、週末の晩酌タイムです。私は、平日はワンオペ2人育児をしていると書きましたが、それは主人の職場が遠いこともあり、朝7時には家を出発し、夜は帰宅するのが早くても21時半すぎだからです。そのため、夜ごはんは別々で、さらには私が先に寝てしまうこともあり、朝の見送りのときくらいしか平日は会話ができないことも多いです。だから私は、平日は幼稚園のお迎えの時にママさんたちと10分くらい話をするくらいで、ほとんど4歳の息子以外と会話ができていません。
それもあり、週末は子どもたちを寝かしつけてから主人とゆっくり会話をしながら食事をする時間を過ごしています。基本は私が料理を作って、お酒とともに食べる感じですが、たまに美味しい焼き鳥をテイクアウトしたり、お取り寄せグルメを頼んだり、そういうのも週末の晩酌の楽しみの1つとなっています。そんな食事やお酒を楽しみながら、私がひたすら話をしたり、気になっていた映画をみたりすることが、私の息抜きの1つです。
③ 1人時間の確保
これは、ワンオペ育児をしていると昼間に確保することはほぼ無理ですが、私にとっては一番大事な息抜き方法で、なくてはならないものです。私はとにかく「1人で過ごす時間」がないとストレスがどんどん溜まってしまう人間です。これは自分でもよくわかっています。1人時間を確保することが私の精神状態を安定させ、明日も頑張ろうと思う活力につながるからです。だから私は次の2つの1人時間を確保しています。
【1人時間~平日の、寝かしつけ後~】
毎日家事や育児をしていると、「今日は怒りすぎてしまったな」「あの時○○してあげればよかったな」など反省することがあり、気持ちが落ち込むことも多いです。だから私は、平日は基本19時~19:30には子どもたちを寝かしつけ、その後自分の時間を確保して、その日の気持ちのリセットをするようにしています。食事の片づけや、その日の洗濯も、寝かしつける前に終わらせるようにしているので、子どもたちが寝て、主人が仕事から帰るまでは1人時間の確保ができています。
この、寝かしつけ後の1人時間では、ネットフリックスで韓国ドラマを1日1・2話ずつみたり、ストレッチをして体をいたわったり、仕事があるときは仕事をしたり、次の日の朝用にパンを焼いてみたり…1人で黙々と作業することは嫌いではないので、仕事やパン作りを1人でする時間もワンオペ育児の息抜きになっています。
【1人時間~月1回の1人外出~】
私は、月に1回は主人が仕事の休みの日に子どもたちをみていてもらい、半日くらい外での1人時間を過ごしています。過ごし方としては、コロナ禍になってからは友人に会うことも難しくなったこともあり、整骨院や美容院や買い物に行くことが多いです。平日に関われる大人の人が限られているので、家の外に出てスタッフさんと話すだけでも、気分転換になっています。
あとは、家族4人でショッピングモールに行くときなど、ちょっと1人で自分のペースで見たいときには、主人が子ども2人と近くの広場やキッズスペースで過ごしてくれ、私は別行動で1人ショッピングを楽しむこともあります。その場合は1時間~1時間半ほどですが、1人で自由に動き回れるので、私にとっては最高の時間です。
今回は、ワンオペ2人育児中の私の息抜き方法についてご紹介しました。私自身、自分の気持ちを安定させるために、自分にとっての息の抜き方を知り、日々の生活にうまく取り入れられるようになったのは2人目が生まれてからのように思います。
1人目が生まれたとき、職場を退職した私は、家事と育児だけが自分の仕事だからと、「手を抜いてはだめだ」と、自分に自分でプレッシャーのようなものをかけて過ごしていました。そんな過ごし方をしていると、初めての育児への不安に加え、思うように家事ができない焦りや要領よくできない自分への自己嫌悪、子どもと2人きりで過ごす孤独感のようなもので、気持ちに余裕もなくなっていきました。「息を抜く」=「さぼる」のように勘違いをしてしまい、子どもを寝かしつけてからも、何かしら家のことや子どもに関することをして、疲れ切って寝る…そして夜の授乳で起こされる…のような日々でした。自分の息抜き方もわかっていなかったように今は思います。
2人目が生まれ、今でも育児は慣れないことも多いですが、その中でも「子どもとともに過ごしていく」ということにはだんだんと慣れてきて、1人目の時よりも少しだけ気持ちに余裕が生まれました。すると「自分のために使う時間」というものが自分にとって息抜きになっていることにも気づけるようになりました。
昔の私と同じように、毎日家の中で家事や育児をして、社会からなんとなく疎外されているような孤独感を感じて、苦しい気持ちになっている方もいるのではないでしょうか。会社に行ってする仕事だけが「仕事」ではないと思います。誰かに評価されるということがあまりないから実感がないかもしれませんが、家事や育児も、会社での仕事と同じで立派な仕事です。疲れて気持ちがめげそうになったり、無理して自分の気持ちを苦しめているのであれば、少し休んだり、手をぬいてもいい。「頑張りすぎてイライラするなら、思い切って休む勇気も必要なのかな」と、まだまだ新米ママの私ですが、私はワンオペ2人育児をしながらそう感じています。