「子育てに疲れ果てた…」私が笑顔になるためにやったこと

2022年3月10日

子育て

子育てに疲れ果てたママたち、自分を許してあげよう

理想と現実のギャップ

赤ちゃんが生まれてもベビーカーをひきながらおしゃれで綺麗でキラキラした姿のママ達。盛り付けにもこった可愛い幼児食。常に笑顔で子供と穏やかに過ごしているように見える女性たちを、私は妊娠中、SNSでたくさん見てきました。

この頃はもちろん「私もこんな風になるんだ!」なんてワクワクしていたな…。

こんな書き出しからお分かりの通り、私の現実は全く違うものでした。

夜は夜泣きで眠れず、抱っこしても泣き止まない子どもを見ながら一緒に涙を流したり(男の子なので泣いている声もとても大きい)、産後体の回復が遅く、体の痛みをこらえながら毎日の家事や育児をこなさなければというプレッシャー、私の体調や様子に無関心で、家事や育児に協力したり言葉をかけることすらない夫へのイライラ…。

初めての子どもなので、分からないことばかりの子育て。当時の私は子どもの成長に対する不安や悩みも含め、全部ひとりで背負いこんで頑張っていました。

終わりの見えない日々。また今日が始まるんだ…と、朝が来るのが怖かった。恐らく産後うつになっていたのでしょう。子育てに対してではなく、もうすべてに疲れて果てた。消えてしまいたい。そんな気持ちが心の中を占めていたように思います。

また、”SNSやサイト等で見るようなキラキラしたママにはなれない自分”の事も嫌で、人と比べては自分がダメな母親であるような気がして落ち込んだものです。

「同じ母親なのになぜ私はこんなに大変なの?時間も余裕も、私にはまったく無い。一体この人たちはいつメイクをしているんだろう?妊娠する前に戻りたい…!」

子どものことは大好きなのにそんな風に思ってしまう。こんなお母さんでごめんね、と何度言ったかな。

私が疲れ果てた原因は

そんな状態で何とか子どもが3歳になった今、個人的に感じることは、私の”完璧主義者”な性格が原因でこうなってしまったのかな、ということ。元々その傾向はあって、自分で決めたことはしっかり完璧にこなさないといけない!といつも自分のキャパ以上に頑張りすぎるというか追い詰めてしまうんです。

そして家族の為に料理、洗濯、掃除は毎日やる”べき”。夫婦なら助け合う”べき”。自分より家庭を優先する”べき”。良い母とは/親とは/パパとは/娘とはこうある”べき”。と決めつけて、少しでもうまくいかないとイライラしたり落ち込んだりしてしまうことも。

これではストレスも溜まるし、幸せで穏やかな生活が出来なくて当たり前ですよね。

悩んでいても辛くても、人に相談することも苦手なので周りに気付いてもらいにくいという面もあります。

きっと子育てに疲れ果てたと感じている他のママには、このような傾向の方が多くいるのではないでしょうか?

そんな私が経験した上で少しづつ楽になった方法をお伝えしシェアしたいと思います。

<完璧主義なママにおすすめの考え方一覧>

・自分が好きな物を食べる

・寝れる時にとにかく寝る(横になる)

・相手に期待しすぎない

・考える(悩む)前に行動する

・みんな超能力者じゃないので言わないと伝わらない

・自分を許す(やらなくて責めるのは自分だけ)

・情報を検索し過ぎない(ツイートやインスタの写真も)

等です。

完璧主義な人はとにかく頭でぐるぐる考えてしまうことが多いです。想像してはイライラしたり気分が落ち込んだり。

”べき思考”が出てくる前にやりたいことはやる、自分の五感を満たす、人と比べない為に情報を見ないようにする、両立なんてできなくてもいい、おもちゃが散らばっていても後で片付ければいい、子どもにテレビを見せて自分は本を読んでいてもいい、嫌な話やニュースは聞かない。聞いても内容を早く忘れる。

ママに必要なことは、子どもの目を見てにっこり笑うこと。手をつなぐこと。あとはママと子どもが健康であればそれだけで充分上手くやってるということ!

そして何より、他人の手を借りること罪悪感を持つ必要はありません。人にやってもらって良いんです。ベビーシッターや一時保育の利用も一つの手。

言うことは簡単ですが、やるのは難しいですよね。でもやってほしい!

疲れたから、リフレッシュしたいからという理由で全然良いんです。ベビーシッターなら家で簡単な家事もやってくれます。家族や友人に相談できない私は、暮らしている地域の子育て支援施設や対応している子育て支援課に行って悩みを聞いてもらうこともしました。逆にこのような知人関係以外の人の方が話しやすかったです。昔と違って外に出なくてもオンラインで相談できるサービスもたくさんあります。

世の中を見渡してみると意外と助けてくれる環境が多くあることにも気付き、続けるうちに自然と自分の人生をまた切り開く力が沸いてきますよ。

ここ数年はコロナで子連れで行く場所も減り、そんな生活にも慣れたもののあとどれくらい続くのだろう…と気が滅入り思いますが、2022年から先、コロナが終わって私も含めママ達が生き生きと動き出せるよう心から願っています。

前の記事へ

ママの疑問。『父親の育児参加』男性はどう考えてる?

次の記事へ

家事や子育てにおける男女格差、感じてますか?

関連記事

詳しく見る