『子育てで疲れた時に参考になる回復法』

2022年2月10日

子育て

我が子の成長はとても嬉しいですよね。
そして、可愛くて仕方がないもの。
ただ、そんな可愛い我が子でも、毎日24時間ずっと一緒に過ごしていると、
さすがに息詰まることも…。
子どもと過ごす毎日は充実しながらも、1日24時間では足りないくらい大忙しです。
そんな大忙しの日々の中で、皆さんは子育て疲れをどのように回復させていますか。

少し私のお話をさせて頂きます。
私の家族構成はインフラ業の主人と小学生の娘と0歳児の息子です。
インフラ業の主人は、当然のように毎晩深夜に帰宅。
夜勤もあり、育児休暇中も仕事復帰後も私は基本、ワンオペ育児でした。
仕事は保育士をしており、子どもと関わることには慣れていても、さすがに毎日のワンオペ育児生活には息苦しさを感じることもありました。
誰かに預けられれば、1番良いのですが、頼みの旦那は頼みにならず…
自分1人で気分をリフレッシュする必要があり、いろいろな方法で、疲れを回復させてきました。
そんな私が今まで実践してきた「1人でできる子育てで疲れた時に参考になる回復方法」をいくつかご紹介したいと思います。

① 『1人でできる13の回復方法』

1 子どもは早く寝かして、自分時間を確保!

0歳の頃は細切れの睡眠…
1歳を越えるとお昼寝はするけれど、寝すぎてしまうと、夜の寝かしつけが大変!
など、寝かしつけの悩みはつきないもの…。
そんな中で日中に自分の時間を作るのは至難の業です。
では、1番自分の時間を作りやすいのはいつ…?
そう!やっぱり、それは夜だと思います。
新生児の頃は難しいかもしれません。
ですが、早いうちから、生活リズムを整えれば、赤ちゃんだって早く寝てくれます。
そして、夜に1人時間を作ることも十分可能だと思います。
とにかく、朝は自分が眠くても、子どもと一緒に陽の光に当たり、
日中はたくさん動いて、昼寝をして…。
ちゃんとした生活リズムで過ごすと、早い段階で生活リズムが整うこともあります。
我が家の場合は3か月に入る頃には、夜間の睡眠リズムは大分整いました。
個人差もあると思いますが、夜20時過ぎ~朝6時まで、ほとんど起きませんでした。
その為、もちろん夜間授乳もありません。
自分も続けてぐっすり寝られるため、多少夜更かししても、辛くなることはほとんどありませんでした。
子どもに合わせて、リズムを作っていると、いつまでも自分時間は作れません。
最初は少し辛いこともあるかもしれませんが、子どもの生活リズムを大人が作ってあげられると良いと思います。
すると、必然的に夜の自分時間ができ、かなり気持ちもリフレッシュできるのではないでしょうか。

2 少し贅沢なデザートを準備する

なかなか遠出ができないこの時期。美味しいカフェのケーキを!というわけにはいきませんが、近場のコンビニスイーツでおもいっきり贅沢するのはいかがでしょうか。
普段は少し躊躇してしまう値段のスイーツも、自分へのご褒美として、この際、購入してみても良いと思います。
美味しいものや甘いものを食べると、なんだか元気がでますよね。
私の場合、少し高めのアイスをいくつかストックしておいて、子どもを早く寝かしつけた後に、映画を見ながら食べるのが、贅沢の1つでした(笑)
この機会に、コンビニやスーパーのアイスを全制覇!なんていうのもおもしろいかもしれませんね。

3 時にはUber Eatsを利用して、お店の味を味わう!

Uber Eatsは子どもも起きている時にも使える贅沢の1つ。
Uber Eatsなどのデリバリーを利用してみるのはいかがでしょうか。
疲れている時以外で「今日は余裕あるし、ゴハン作れそうかな?」という少し余裕のある日にあえて利用するのもなんだか贅沢な気分が味わえてオススメ。
私の場合、チェーン店だけではなく、妊娠前に良く飲みに行っていた居酒屋や地元のカフェなどからよくデリバリーをしていました。
デリバリーの来る時間までに子どもを昼寝させられると、充実した昼の1人時間になるので、タイミングを見計らって、デリバリーするのがオススメです!

4 ネットショッピングを楽しむ

子連れで買い物に行っても、慌ただしくなんだか落ち着かないですよね。
焦って、微妙な物を買ってしまうなんて失敗はしたくないものです。
その為、私はもっぱらネットショッピングに頼り切っています。
欲しいものはとりあえず、カートに入れて…安くなるのを待ち、ポイントアップ期間を狙ったりするのも楽しみの1つになります。
プライベート的な買い物はもちろん、普段の食材の買い出しもネットスーパーを利用していました。
スーパーに行くことで、気分転換にもなりますが、子連れでスーパーに行くことが苦手な方にはネットスーパーは本当にオススメです!
スッピン部屋着でOK!頼めば食材が玄関まで届く!
なんて便利なんでしょう!
私はとても疲れている時には、ネットでの買い物にかなり助けられました。

5 美味しいコーヒーを淹れる

コーヒー好きにはオススメの回復方法です。
私の場合ですが、カフェインも取りすぎなければいいかなと、1日何杯かはコーヒーを飲んでいました。
そして、コーヒーは贅沢に豆から買ってきて、家で挽いて飲んでいます。
余裕ができた頃に、生のコーヒー豆をその場で焙煎してくれる近所のお店を見つけ、大興奮!
今は、お店で30分程待って、焙煎したてで挽きたてのコーヒー豆を手に入れています。
下手したら、カフェに行くよりもおいしいコーヒーを飲んでいると思います。
コーヒー好きにとっては最高の回復方法だと思いませんか。

6 ミルクはミルクフォーマーを使って、カフェを再現して気分転換♩

美味しいコーヒーを淹れるついでに、ミルクにこだわって見るのもオススメです。
我が家では、IKEAで格安で購入をしたミルクフォーマーを使っています。
カフェのようなフワフワミルクのカフェラテが作れてオススメです。
シナモントッピング、キャラメルソーストッピングを追加すれば、もうカフェそのもの!
1人時間を作って、少しの間、現実逃避してみるのはいかがでしょうか。

7 ベランダで家庭菜園

これは、すぐに回復するわけではありませんが、収穫する時にはかなりの気分転換になります。
我が家も、狭いベランダの鉢でバジルやミニトマトを育ててみました。
子どもが泣いたときに、水をあげるところを見せて、気分転換することもありました。
でも、1番のビックイベントはもちろん収穫の時!
収穫したバジルとミニトマトを使って、ピザトーストを作った時は、美味しさ倍増でした。
難しくない野菜なら、水やりを適当にしていても収穫できると思います。
時間をかけても気分を変えてみたい方にはオススメです。
野菜を買い忘れた時、ミニトマトはすぐに食べられて、何度も助けられました(笑)

8 夜は間接照明とアロマを焚いてみる

私は気分が沈んだ時や、なんだかイライラする時に良くアロマを焚いています。
焚くと言っても、火を使うのは子育て家庭には危険が伴うことも多いので、我が家では無印良品のアロマディフューザーを使っています。
香りも常に4~5種類準備し、気分によって変えています。
照明も落とすと、なんとも言えない癒しタイム。
何もせずにボーっとする時間も好きですが、少し元気がある時には、一緒に映画を見てみたり、ヨガをしてみたりと有意義な自分時間になります。
いつもとは違った少しムーディーな雰囲気も現実逃避できてオススメです。

9 AmazonプライムとNetflixをフル活用!

元々、Amazonプライムには入会していましたが、産休に入ってから、Netflixにも入会しました。
もう大活躍です!
私の場合、今まで興味のなかった韓国ドラマもNetflixでいくつか観てしまいました。
月額を払うとなんだか見ないと!という気持ちになるのが不思議です(笑)
自分が楽しむ以外にも子どもが観られるアニメもたくさん。
この2つは子育てと気分転換の必需品と言っても過言ではないくらい大活躍です。

10寝る前はヨガでリフレッシュ!

子育て中は、肩こり腰痛はつきものですよね。
そんな時は、お家ヨガで身体を動かしてみるのもオススメ。
YouTubeでもたくさん動画はありますし、Amazonプライムにも無料で見られるものがいくつもあります。
アロマを焚いて、間接照明にして、まったりと行うヨガは寝落ちしてしまいそうになるくらい気持ちが良いもの。
コロナ禍で、なかなか外のイベントに参加できない今、自分でイベント風にヨガを行ってみるのはどうでしょうか。

11家事は全部放棄!

疲れて、何もかも嫌になった時にオススメなのは…そう!全て放棄です!!
1日、2日くらい掃除機をかけなくたって、死にはしません。食事もデリバリーしたって、冷凍食品だって、別に大丈夫。お風呂だって、次の日に入ったっていいんです。
どうしてもしんどい時は、1度、全て放棄してみてください。
罪悪感を感じることはありません。「毎日、自分は良く頑張っている!」と逆に自分を褒めてあげてください。
気持ちが切り替わったら、日常に戻ればいいんです。
私は子育てする日々の中で、そんな日が何日かあってもいいのではないかな?と思います。
疲れすぎて、笑えなくなってしまう前に、少し力を抜いて、休むことも必要だと思っています。

12一緒に寝る!とにかく寝る!

家事を放棄した後は何も考えず、子どもと一緒に寝てしまうのもオススメ。
疲れていると、イライラしますよね。そんな時は、もう寝るにかぎります。
「明日の家事が…」と、考えてしまうこともありますが、そしたら、明日の家事もできるところから始めてればいいと思います。
難しいところはまた少し手を抜いて、何日間で帳尻を合わせられれば十分ではないでしょうか。
時には何も考えず、睡眠時間にあててみる。そんな時間も大切だと思います。

13夜の散歩に出る

賛否両論あると思いますが、子どもが泣いてしまって気分が変わらない時にオススメなのは、夜の散歩。散歩ができない時には、外気にあたることです。
子どもは不思議と泣き止むこともあります。
夜の風が気持ちよくて、なんだか一気に気持ちが落ち着くことも…。
私は、夏から秋に変わる夜の風の匂いが大好きでした。
少し疲れてしまった時は散歩変わりにベランダに出て、気持ちを落ち着かせることが良くありました。
授乳中でなければ、ここでビールが飲めればさらに最高ですけどね(笑)
車がある方は、近場にドライブに出ても良いかもしれません。

『1人でできる13の回復方法』をご紹介しました。
色々な回復方法を自分で見つけられると良いですね。
そして、日々の子育てが少しでも楽しくなるようにこれからも回復方法を模索していこうと思っています。

『誰かに頼る7つの回復方法』

1旦那さんに頼る

人それぞれ環境も違い、頼ることが難しい方も中にはいると思いますが、1番身近で頼りやすいのは、もちろん、旦那さんだと思います。
1番、気持ちがリフレッシュされるのは子どもを見てくれ、1人時間を作ってくれることだと思います。ですが、なかなか難しいのも現状です。
普段から、子育てに協力的な旦那さんであれば、子育てのノウハウについて、1つ1つ説明しなくても上手くこなしてくれると思います。でも、たまに子育てに参加をするという形の場合、子どもを預ける場合の細かな説明が皆無となります…。
我が家の場合ですが、平日は、完全ワンオペ、週末も不定休でまったく頼れない夫の為、たまに美容院等で預けようとすると、物の位置から、離乳食の作り方、生活リズムなど、全てを1から説明しなくてはならず、逆にストレスでした(笑)
子どもと離れたい!という方にとっては、多少の心配は思い切って吹っ切り、旦那さんに預けるのが1番、リフレッシュできるかもしれません。
逆に、旦那さんに預けることで、お子さんのことが心配になってしまう、預けるまでの過程がストレスになってしまう場合は、全ての家事を旦那さんにこなしてもらうという頼り方も1つだと思います。自分は子どものお世話だけする日を作り、家事は全て旦那さんにお任せする。こんな割り切り方もアリかなと思います。
お子さんは、可愛いけれど、育児をしながら、家事をする時間がない!と、時間に追われてしまって、疲れている方。家のことは考えず、お子さんのお世話だけをすればいい日というのがあるだけで、大分気持ちが楽になるのではないでしょうか。
旦那さんによって、子どもと関わることが得意な方、家事が得意な方といろいろだと思います。険悪なムードにならないよう、少しでも旦那さんが、一緒に子育てしたい!子育てって楽しい!と自信が付くように、旦那さんの得意な分野から、少しずつ子育てに協力してもらうのがよいかもしれませんね。互いにプラスになると思います。そして、最後に…子育て、家事を完璧にできる旦那さんは、ほとんどいません!(笑)自分が子育てに疲れてしまっている時は、完璧を求めず、多少妥協をしても、人に任せるというところが大切です。いろいろな部分が気になってしまうと思いますが、そこは、目をつぶって…自分の気持ちのリフレッシュを最優先に考えられるようになると良いですね。

2旦那さん以外の家族(姉、兄)に頼る

旦那さんが忙しくて頼れない!!という方は、自分の家族に思いっきり頼ってしまいましょう。これも家族構成等によって、頼り方はかなり違うと思いますが、我が家の場合、上の子と下の子がそれなりに歳の差があったので、上の子は完全な戦力でした!
子どもに任せるのは、不安…という方も多いとは思いますが、不安だからといって、何も任せず、自分で抱え込み、疲れてしまっていては、悪循環。
案外、子どもは、大人のやっていることを良く見ていて、真似することに関しては、本当にスペシャリストです。また、できないと思って、「これはママがやるから、大丈夫!」と、蚊帳の外にしてしまっていては、お子さん自身、疎外感を感じてしまうことも多いと思います。
私は大人、子ども関係なく、良く周りを巻き込んで子育てしています。オムツ1つ変えるにも、上の子が興味を示している時には、「何かやってみる?」と、一緒に巻き込み、
ワンアクション手伝ってもらっていました。そんなことを続けているうちに、手順も覚え、自信の付いた上の子は、下の子のオムツが汚れて、泣いていたり、外出する前は、自然に「ママ、オムツ変える?」と、自ら声を掛けてくれます。オムツ替えも自然と手伝ってくれるようになりました。
歳の差や、その子の性格によって、大きな違いは、あるかもしれません。でも、最初から一緒に周りを巻き込んで子育てをすることで、子育ては、みんなで協力するものということが自然と身に付くのではないでしょうか。急に頼ることは、難しいかもしれません。ただ、自分で誰かに頼りやすい環境をあらかじめ作っておくということは、大切ではないかと思っています。我が家の場合、上の子なしでは、私のワンオペ育児は、成立しないなぁといつも思っています。それくらい、上の子に頼ることで、適度に自分の疲れを溜めずに、子育てを楽しむことが出来ています。また、旦那さんより、娘が子育ての戦力になっていることは、100%間違いありません(笑)

3親族に頼る

近くに親族がいる場合は、頼ってしまいましょう。また、頼れなくても、話を聞いてもらうだけで、気分転換になると思います。
私の場合ですが、近所に妹が引越してきました。同学年の子どもがいたため、子どもを預けるということは、できませんでしたが、気分転換に一緒に遊ばせたり、育児グッズの貸し借りをしたりと、気分転換になりました。友人のように、予定などを気にして聞くこともなく、時間が空いた時に、気軽に連絡して、どうでもよい格好で遊びに行けるのは、親族ならではのメリットです(笑)

4仲の良いママ友に頼る

私も子育てをしていて、ママ友のありがたみを本当に感じました。私の場合ですが、元々、無理をして、交友関係を広げることが苦手だったこともあり、ママ友も少数でした。
ただ、本当に気の合うママ友少人数としか付き合っていなかった為、子どものことを相談するにも、家庭のことを相談するにも、頼りになる方ばかりでした。
付き合うことに気を遣うということは、全くなく、友達の延長線上のような付き合い。
旦那同士も気が合うこともあり、家族同士で仲良くできました。
誰とでも当たり障りなく、付き合っていくことがたしかに1番良いかもしれません。ですが、本当に気の合う少数のママ友がいると、いざという時に本当に頼りになる存在になります。中でも、下の子を妊娠中につわりが酷く動けない時など、週末も仕事の主人に変わって、子どもを一緒に遊びに連れて出てくれ、感謝の連続でした。
ママ友との付き合い方は、人それぞれあるかもしれません。でも、付き合い方によっては、旦那よりも、頼りになること間違いナシです(笑)

5子育てのプロに頼る

誰にも頼れなく、どうしても辛い時は、お金を払って、ベビーシッターなど、子育てのプロに頼るのも手段の1つです。
日常的に利用することは、金銭的にも難しいかもしれません。
ただ、どうしても苦しい時、ここぞという時に使用することは、上手な使い方の1つでは、ないでしょうか。
ここで注意点が1つ。「利用したい!」と、思った即日に利用できる業者は、少ないと思います。今後、利用する可能性も考えて、保険の1つとして、事前に利用登録できると良いかもしれません。いざという時に利用できると思っているだけで、子育てに対する不安やストレスが少し和らぐかもしれませんね。

6地域、自治体のサービスに頼る

まずは、自治体のホームページ等で詳細を調べてみると良いかもしれません。
保育園や子育てセンター、児童館などでは、日常的に子どもと一緒に遊べる場所を開放しています。各週で、イベントを行っていることもあります。
また、保育士資格を持つ、職員が常駐し、いつでも気軽に相談に乗ってくれる機会もあります。プロの方に、アドバイスをもらうことで、ぐっと子育てが楽になることがあるかもしれません。また、そのような場で、同じ子育ての悩みを持つ方とも、繋がる機会になるかもしれません。
自治体によって、制度は、様々ですが、家事の代行を手伝ってくれるサービスや、ファミリーサポートといって、保育園の送迎を手伝ってくれるサービスもあります。
状況によっては、一時保育を利用できる自治体もあるかと思います。
自治体の制度と聞くと、少し難しく感じてしまい、億劫になってしまうこともあるかもしれません。でも、上手く制度を利用することで、少しずつ子育ての負担を減らしていけるのではないでしょうか。

7便利育児グッズに頼る

便利育児グッズを上手く、利用することも、手軽にできるオススメの方法の1つです。
例えば…赤ちゃんの頃は、入れるのが一苦労なお風呂。私は、お風呂のストレスを減らすべく、お風呂グッズには、惜しみなく投資しました(笑)お風呂の中で、使用するイス。少し動けるようになってきたら、イスとお風呂マットの併用。お風呂上りに待たせる、バウンサー。どうしても、湯船に自分が入れない時用に、スイマーバ。拭きやすい、くるみやすいフード付きのタオル…などなど。とにかく、ワンオペ育児の中で、少しでも楽になればと、便利と聞くものは買い揃えました。結果、使わなかったものあるかもしれませんが、色々なグッズを駆使して、乗り越えることができました。他にも、離乳食作りでは、グッズ以外でも、市販のペースト状の冷凍食材を利用するなど、世の中は、忙しいお母さんの為の便利グッズで溢れています。
時には、上手く利用して、手を抜きながら、子育てを楽しめると良いですね。

以上、『誰かに頼る7つの回復方法』を、ご紹介しました。
皆さんの環境によって、合う方法、合わない方法、様々だと思います。
少しでも参考になるものがあり、子育ての疲れが回復できる方法が見つかるといいですね。

『子育ての考え方を変えてみる方法』

前章では、『1人でできる13の回復方法』『誰かに頼る7つの回復方法』についてご紹介しました。
色々な回復方法で効果がある方もいるとは、思いますが、私が1番オススメしたい方法は、『子育ての考え方を変えてみる方法』です。
そんなことわかっているのに…。簡単に言わないで欲しい。と、思う方も多いと思いますが、それでも、1番重要なことだと思っています。
考え方を変えるということは、すぐにできるものでは、ありません。
でも、日々のちょっとしたことに、頭を柔らかくして、発想を変えてみる。など、
そんな繰り返しが訓練に繋がっていくのかな?と、私は、思っています。
私も実際に日々の子育ての中で、考え方を変え、発想の転換をして、子育てを楽しんでいたりします。
最終章では、実際に私が行っている『子育ての考え方を変えてみる4つの方法』をご紹介したいと思います。

1『○○できなくても、死にはしない』という考え方に変えてみる

どういうことかというと、文の通りですが、最終的には『死ななければ、OK!』という、ところを、判断基準にします(笑)
『毎日、掃除しなくても死なない』『惣菜が続いたって死なない』『1日くらい、お風呂に入らなくたって死なない』などなど…。
すると、不思議!『あれもやらなきゃ』『今日もまたできなかったー』と、後悔ばかりして、ストレスばかりだった日々…。そんな日々に『今日くらいいいよね!』という日ができるだけで、全然気持ちが違うのです!
そりゃ、人間誰しも、キレイな部屋がいいし、美味しいごはんがいいし、身なりだって常に清潔にしていたいもの。でも、精神的に追い詰められてまで、毎日、しっかりとこなす必要は、あるのでしょうか。
私も子育てを始めたばかりの当初、子どもがいなかった時のような整った生活は、当然できませんでした。でも、どうにか、以前のような生活に!と、頑張り過ぎた結果、蕁麻疹が出る始末…(笑)
仕事が忙しく、主人は、家事に非協力的でした。今思えば、そんな環境の中で、今まで同様に家事が回るわけはありません。
次第に、子育てに重点を置き、徐々に家事の手を抜く時ことを覚えていきましたが、それでもやはり『今日もこれができなかった…』と、後悔することが多い日々。
そこで、最終的にいきついたのが、『○○できなくても、死にはしない』という考え方でした。
自分のキャパシティを越えそうな時など、『最終的に死ななければ、良いのでは?』と、思うようになってからは、自己嫌悪が大分減りました。
きっと、この考え方には、賛否両論あるかもしれません。
でも、無理をし過ぎず、自分のキャパシティを越えない為には、私には、この考え方が合っていました。考えを変えることは、難しいかもしれません。ただ、時には、少し考え方を切り替え、精神的な負担を軽減してみても良いかもしれません。

2子どもの好きなものにだけ、合わせない。時には、子どもに自分の好きなものに合わせてもらう。

例えば、どうしても、子どもを静かにさせたい時や、気を引きたい時、子どもが好きなアニメや動画を流してしまいますよね。でも、エンドレスリピートをしていると、気が変になりそうな時はありませんか?私はよくあります(笑)
子どもの好きなものを、流しておくと、当然子どもは落ち着きますが、意外と、保護者の私たちは、『あーまたこれか…』と、ストレスになったりします。
そんな時、私は、子どもに合わせるだけではなく、子どもに合わせてもらっています。
子どもって、繰り返しの音とか好きですよね。だから、CMもよく覚えていたりします。
私は、時に大人気なく、『今日はママの好きな歌をかけまーす』と、昔の歌を容赦なく、流したりします。最初は、子どもたちもつまらなさそうな顔をしたり、ブーイングだったりするかもしれません。でも、私は、めげずに流し続け、時にノリノリで歌っています。
そんな母の姿を見るうちに、娘も『なんだか楽しそう!』と思ってくれた様子。
自然と、娘も一緒に口ずさむようになってくれました。乳児ながら、小室ファミリーの曲や、Dragon Ashの曲を歌ったかと思うと、あいみょんまで歌うという、かなり守備範囲の広い娘(笑)
自然と、共通の好きな歌ができたこともあり、YouTubeで、アニメを見るだけではなく、時にライブ動画などにも一緒に付き合ってくれるようになりました。
子どもは、お母さんが楽しそうにしていると、案外なんでも楽しめるもの。
子どもに合わせることばかりで、ストレスを感じている方、時に子どもに合わせてもらうという考え方は、どうでしょうか。
好きな歌が聞けたり、好きな番組が見られたり…今まで1人時間に!と思っていたことが、いつでもできるようになる。これは、かなりのリフレッシュです。
自分も楽しく!子どもも楽しく!なんて、1番素敵で、理想的ですね。

3部屋が片付かないなら、部屋の環境を変える

私は、本業が保育士ということもあり、職業柄、子どもを見る環境が、とても重要だと思っています。
例えば、おもちゃがあるのに、他のものを出して、散らかすことしかしない場合は、おもちゃにすでに飽きていて、魅力を感じていないのかもしれません。
我が家の長男も、トミカを投げ散らかしてばかり…毎日その繰り返し…。散らかす一方でしたが、とりあえず、片付け方を変更してみました。トミカの片付け方法を、おもちゃカゴに放り込んでいただけの状態から、100均で売っている、人工芝を敷き、その上にただ、並べるだけの方法に変更。
すると、人工芝が魅力的だったようで、上に置いてみたり、並べたりと、とりあえず、投げ散らかすことが減りました。環境の変化って、大きいですね。
『あー!もう、散らかしてばかり!』と思ったら、散らかして良いものだけを出しておく。洗濯ものを別室に取りに行くのが面倒くさいと思ったら、何枚かは、すぐ取れる場所においておく…などなど。
案外、子育て中の環境を変えると、楽になることがあるかもしれません。
環境を変えて、少し余裕が出てくれば自然と『ここにあるものは、散らかしてもいいかな』と、考え方も変わってくるかもしれません。
自分の子育てが楽になる環境を作るという発想の転換もオススメの方法の1つです。

4とりあえず、『ありがとう』と言ってみる。思ってみる。

これは、少し独特な方法かもしれません。私は、若干余裕がありつつも、イラついた時に、良く使っている方法です。
グズったり、散らかしたり、食べ物を投げたりするのは、元気な証拠。そう、思ったうえで、
ひとり言で、その負の状況を楽しめるようにしゃべったり、ありがとうと言ってみたりします。
例えば、散らかったおもちゃを1日に何度も片付けている時には…
『今日も絶好調に散らかしましたねー本日、5回目の片付けでーす』
『今日もありがとうございまーす!』
と、口に出して言ってみたりします。
すると、不思議と笑えたりします。
全然ありがたい出来事では、ないのですが、『健康だからこその毎日だから…仕方ないか』と、思うようにします。
そして、あえてそのような関わり方をしてみます。
ただ、言葉がわかってきた子に、散らかした時に『ありがとうございます』と口に出すのは、要注意。散らかしたことで、お礼を言われたと誤解されないように、時には心の中で、お礼を言ったりもしています。
もし、少し余裕がある時には、使ってみてくださいね。自分自身も思わず、クスッと笑えることが増えるかもしれません。

『子育ての考え方を変えてみる4つの方法』を、ご紹介しました。
毎日の子育ては、大変なことの連続です…。でも、今しかないこの一瞬。
力を入れ過ぎて、気を張って、頑張り過ぎて、倒れてしまっては、大変です。
少しずつ、子育ての考え方を変えて、適度に、肩の力を抜いていけると良いかもしれません。ゆるーく、楽しみながら、子どもの成長を見守っていける方が少しでも増えることを祈っています。

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