2022年3月15日
子育て
子育て中の多くのママが「毎日疲れが取れない」という悩みを抱えています。
もちろん私もその中の一人。特に高齢出産のせいか、出産してまだ子どもが赤ちゃんの頃からわんぱく盛りの3歳となった現在に至るまで、自分の体と心の状態が「今日は疲れがない!元気いっぱい!」と感じた日は1日もないと思います。
常に寝不足や倦怠感、どこかしらの体の痛みがある状況で、健康が取柄だった過去の自分を思い出すことが出来ないのです。
この疲れの原因は何だろう?という事で、一度自分の体と心に向き合ってみることにしました。
まず子育ての疲れが取れない理由として、子育ては『”相手”がいる、終わり(ゴール)がない、一人だけで解決できない』為、疲れを取ることが難しいのではないかと思います。
またこれには身体的なものと精神的なものが深く混ざりあっている為、簡単に解消することが困難。少しその例をあげてみます。
<主な育児で生じる身体的、精神的な疲れ一覧>
夜泣き:睡眠不足、泣きやまないことへのイライラ
授乳:胸の痛み、長い時間同じ姿勢を保つ事による肩、首、腰等の痛み、おっぱいがうまく出ないことへの焦り、落ち込み
風呂(沐浴):赤ちゃんや子どもを洗うことが優先。自分はゆっくり入ることができない為疲れがとれない。
産後のお世話:子どもが生まれてホルモンのバランスが変化することで多くの母親が生じる手(親指)の腱鞘炎により激痛の中でお世話をする必要がある。初めての育児への不安や孤独もあり大きなストレスとなる。
乳幼児期のお世話:動くようになると目を離せなくなる為とにかく疲れる。ご飯も子どもへ食べさせることが優先で、自分の分は適当に。他。
以上はごく一部。あげたらキリがありませんよね。
専業主婦の場合はずっと家にいて家事と育児をやっていれば良いから楽だ、なんて思っている人もいますが、その分子どもと過ごす時間が長く、常にやることに追われ続け休む暇がありません。
共働きの場合も同じく働いているにも関わらず、多くの家庭で家事も育児も母親が負担する割合が高い傾向にあります。
私はどちらも体験していますが、パパが協力してくれない限りママに休みというものは存在しないと感じる日々です。
取れない疲れとどう付き合っていくのか。子どもを優先に生活してきましたが、今後も続く子育ての為には少しずつ自分の体と心を回復させる時間も大切にしなくてはなりません。
そこで幾つかのサイトの記事を参考に、お疲れママに向けた”疲れの対処法”のおすすめの方法を私も実践した上で紹介します。
子どもと一緒に買い物に行った時、こっそりと自分へのご褒美(デザートや好きなもの)を買っておき、夜子どもを寝かしつけた後に一人でゆっくり楽しむ時間を作りました。その為に毎日早く子どもを寝かせるようになって早く寝る習慣がつきますし、私もご褒美タイムの為に頑張ろう!と思えます。
外で本格的にやる運動でなくても良いのです。今は動画等で自宅で簡単にできる運動やエクササイズがたくさんあるので、子どものお昼寝中、15分~30分くらいから始めてみませんか?運動をすると脳の血流が良くなる為ストレス解消とメンタル強化に抜群の効果があると言われています。大変な方は週に1回からでもOK。ちょっとの時間でも続けることが大切です。私は産後太りに悩んでいたので一石二鳥!疲れている時はストレッチだけでも効果アリです。体調が悪い時は無理しないことが続けるコツ。
子育てとセットである睡眠不足。私も睡眠障害になり、慢性的な寝不足が続いています。睡眠不足は体の疲れが取れないばかりか免疫も低下し病気になりやすくなります。また、頭が休まらずうつ病の発生リスクも高くなり心身に悪い影響が多い為、放置してはいけません。長時間眠れない、睡眠の質が悪いという方は悪化する前に病院を受診してしっかりと改善しましょう。
子育てで疲れが取れないママに多いのが、人を頼ったり甘える事が苦手で責任感の強い人。自分で言うのもなんですが私もそのタイプです。家族にも気を使ってお願いすることができません。しかしある時限界がきて、近所の一時保育を利用したんです。たった数時間だけでも勇気がいりましたが、子どもと離れてその間に溜めていた家事や仕事を一人の空間でこなせたことがこんなに気分転換になるものだとは知らなかった…。子どもにとってもママ以外の人と関わることは教育にも良いと思いますし、ママはリフレッシュできてまた笑顔で子どもと接することが出来るはず。
育児は一人では荷が重すぎます。その為にベビーシッターサービス等が存在しているのですから積極的に使うべきだと思った出来事でした。最近は子育て支援に関連するサービスがお得に利用できるよう助成金も増えていますので、情報を是非チェックしてみて下さい。たまには私も仕事や家事以外に映画を見たりしようかな。
子育てで疲れが取れない時の対処法としていくつかご紹介しましたが、どれも負担が少なくすぐに行えるものばかりかと思います。ご紹介したものでなくても、とにかくママが「自分を大切にしよう」という気持ちを持ってくれることが一番。ぜひその為に必要な時間を持つようにしてみて下さいね。