2021年12月2日
子育て
子育てと仕事を両立させるために、一時的に赤ちゃんの面倒を見てもらいたい。
そんな時に利用したいのが赤ちゃん預かりサービスです。
しかし、一口に預かりサービスといっても、様々な種類があります。
どのサービスが合っているのか、お悩みの方もいることでしょう。
そこで、この記事ではサービス選びに役立つ情報をお届けします。
まずはサービスを5つの種類に分けてみていきましょう。
後半では、サービスの選び方についても言及します。
サービスの種類によっては、赤ちゃんを産後すぐに預けることも可能です。
一般的には、2か月ぐらいから預けることが多いでしょう。
サービスの運営者や形態によっても預けられる期間は異なります。
お子さんを預けてもらいたいサービスが月齢に対応しているかチェックしましょう。
ネットで情報がわからない場合は、問い合わせの電話をしてみてください。
ここからは、赤ちゃんを預かってもらえるサービスの種類を紹介します。
保護者が働いている・病気といった事情がある場合は保育園に入園させることが可能です。
認定基準を満たせば、0歳の赤ちゃんから5歳児までを預かってもらえます。
様々な預かりサービスの中でも児童福祉施設として法律で定められている施設を指します。
基準を満たし、知事の認可を受けている施設が「認可保育園」です。
こうした施設は人気が高く、入園させるのが難しいとされています。
1日に11時間ほど長時間開園しているのが特徴です。
保護者が働いていなくても赤ちゃんを預けられるのが認定こども園です。
保育園に、幼稚園のような教育機能がプラスされているのが特徴です。
3歳未満のお子さんでも、保育施設として利用することができます。
自治体から認定を受けた施設です。
民間事業者が運営している保育施設の種類は様々です。
待機児童解消のため、公立の保育園から民間に移管したという施設もあります。
夜間も赤ちゃんを預かってもらいたいならベビーホテルという選択肢もあるでしょう。
事情に合わせて柔軟にサービス内容を選べるのが民間保育施設のメリットです。
ユニークな保育システムやイベントなどを用意している施設も中にはあるでしょう。
小さな子どもの預け先や子育てサポートとして利用しやすいのがベビーシッターです。
ベビーシッターを利用すれば、赤ちゃんの面倒をみてもらう「人」を基準に選べます。
自宅に派遣してもらうのはもちろん、施設に預けて面倒をみてもらうことも可能です。
1対1で丁寧に子どもの面倒をみてもらえるのがメリットです。
赤ちゃんの場合は、預けるのではなく子育てのサポートに利用することもできます。
特に体調のすぐれない産後のママは活用すると役に立つでしょう。
睡眠や家事時間の確保のためにベビーシッターを利用することも可能です。
初めてのお子さんの場合は特に、サポート役として利用すると心強いでしょう。
事業者によってサービス内容は様々なので、比較検討の必要があります。
近頃は、マッチングサイトを通じて簡単に派遣してもらうこともできます。
頼れる家族や親族がいるならば、コスト的にはおすすめな方法です。
良く見知った人に預けられるというのも大きなメリットです。
しかし、人間関係のトラブルや、万一の事故などの際のリスクも大きいでしょう。
問題が起こった時に解決がスムーズにいかないのがデメリットです。
良好な関係で信頼できる相手がいるならば、預け先として検討してみてください。
ここでは、赤ちゃん預かりサービスをどんな場合に利用すべきか紹介します。
赤ちゃんがいても仕事を続けなければならないという方も多いはずです。
また、親の介護と子育てが重なってしまうという場合も考えられます。
こうしたときは、保育園のように長期間預かってもらえるサービスがおすすめです。
信頼できるベビーシッターに預けるのも適した選択肢だといえるでしょう。
普段は自ら面倒をみることができても、緊急で手を離さなくてはならなくなる場合もあります。
こうした場合には、一時保育サービスを利用するとよいでしょう。
1時間ほどの短期間だけ、赤ちゃんを預かってもらえることもあります。
一時保育は、自治体によっては公的サービスとしても緊急受付をしています。
公立で条件が合わなければ、民間サービスも検討してみましょう。
保育園に一時保育所が併設されている場合もあります。
ただし、緊急とはいってもある程度は余裕を持って予約する必要があります。
また、在宅での子育てサポートを利用していれば、緊急の場合にも対応可能です。
子育ては何かとつらいことも多く、大変な仕事です。
たとえ給料をもらう仕事をせず専念していても、休みたくなる時があるでしょう。
そんな時にも、積極的に赤ちゃん預かりサービスを利用することができます。
リフレッシュだって、預かってもらうための立派な理由です。
限界まで1人で頑張りすぎず、頼れるものは頼りましょう。
種類や理由についてみてきたところで、最後に選び方を紹介します。
まずは、ご自身の事情に合ったサービスを選びましょう。
先に紹介した預けられる年齢だけでなく、事業者によって内容は大きく異なります。
預けられる期間や時間をしっかりチェックしましょう。
また、時間あたりの料金も要チェックです。
もちろんコストばかりで選んではいけません。
しかし、子育てには他にもお金がかかるので慎重に検討しましょう。
また、赤ちゃんに何かあった時のための連絡手段も確認してください。
電話で連絡する場合もあれば、スマホアプリで状況がモニターできるサービスもあります。
預け先が赤ちゃんに合っているかどうかもしっかりチェックしてください。
特に、持病のような事情があるお子さんの場合は、対応や配慮を確認しましょう。
子供のストレスを緩和する対策なども調べておくといいでしょう。
施設で預かってもらう場合は、事前に見学を行っている場合があります。
施設の内装や赤ちゃんの面倒を見てくれるスタッフの雰囲気を見ておきましょう。
入所申し込みの際は電話が一般的ですので、その応対も判断材料になります。
事前の面談でじっくりと説明を聞き、最終判断をしましょう。
1日預かってもらう施設の場合は、慣らし保育をするのが一般的です。
これは、短時間から徐々に預かり時間を延ばしていくことを指します。
慣らし保育の期間や進み具合も施設により様々です。
子どもが新しい環境に慣れるまでの期間を考慮して選んであげるとよいでしょう。
また、ベビーシッターを利用するなら、サイトを使ったマッチングもできます。
環境選びにぜひ役立ててみてください。
赤ちゃん預かりサービスを利用したいなら、まずは情報収集から始めましょう。
集めた情報から、ご自身やお子さんの状況に合うサービスを選んでください。
また、「ハニークローバー」では、ベビーシッターのマッチングを行っています。
シッター利用をお考えなら、使用を検討してみてください。
アプリを活用した信頼のおけるベビーシッターサービスの紹介・派遣も行っています。
全国各地に対応しているので、お近くのサービスを探すのにご活用ください。
今回は、赤ちゃん預かりサービスについて選び方を中心に紹介しました。
様々な選択肢があるので、慎重に検討していきましょう。
今は預かってもらう必要がないと思っていても、緊急で何が起こるかわかりません。
そんな時の備えとして、あらかじめ預けるならどこがいいか考えておきましょう。
施設によっては競争が激しいところもあるので、事前に知識を蓄えておきましょう。
自宅で預かって欲しいときは、ベビーシッターの利用も検討してみてください。
あくまでもサポートのためなので、任せきりにならないよう注意しましょう。
サービス選びをしっかりして充実した子育て生活を送ってくださいね。