2022年1月7日
子育て
まだ言葉が話せない赤ちゃんとコミュニケーションを取ることができるベビーサイン。興味をお持ちの方も多いことでしょう。
しかし具体的にベビーサインを実践するにはどうしたらいいのかお悩みの方もおられるかもしれません。
そこでこの記事ではベビーサインの効果と注意点について解説しています。
あわせて赤ちゃんの子育てでおさえたいポイントについてもご紹介しているのでぜひ参考になさってください。
ベビーサインとはまだ話すことができない赤ちゃんとジェスチャーや簡単な手話を通じてコミュニケーションをとる育児法です。
1990年代のアメリカで始まり現在では世界各国に広まっています。
まだ話せない赤ちゃんにとっては何かを伝える手段は泣くことしかありません。
赤ちゃんは泣くのが仕事といわれていますがそれは伝える手段がほかにないからです。
でもベビーサインを取り入れれば赤ちゃんはコミュニケーション・ツールを得たことになります。
赤ちゃんがうまく物事を伝えられないことからくるストレスも軽減されるでしょう。これがベビーサインの大きな役割です。
ベビーサインには赤ちゃんと相互のコミュニケーションが取れることや育児に関わるストレスを軽減できること。
そして赤ちゃんとの絆を深められることなどの効果があります。それぞれ大切なことなので解説しましょう。
育児にベビーサインを取り入れれば赤ちゃんと相互のコミュニケーションを図ることができます。
これは赤ちゃんにとっては泣いて伝える以外の手段を持つことになり、親にとってはどんなお世話をしてあげればいいのか判断することができます。
赤ちゃんが泣くのは何かを伝えたいため。お腹が空いたおむつが汚れた背中がかゆいなど様々な理由で赤ちゃんは泣きます。
そのすべてをベビーサインに置き換えることはできませんが、いくつか解消されるだけでも有効といえるでしょう。
赤ちゃんは本当によく泣きます。赤ちゃんが泣き出すと取りかかっていた家事を中断してお世話をしなければなりません。
実は育児に関わるストレスは家事ができないことや思った通りに物事を進められないことが原因として多く挙げられています。
ベビーサインを取り入れれば赤ちゃんが何を望んでいるのか見当をつけることができます。
即座に適切な対処を取ることができるので泣くことも減るでしょう。結果として育児に関するストレスを軽減することができます。
ベビーサインを取り入れれば赤ちゃんとの絆を深めることができます。
赤ちゃんは自分が望むことを伝えられ、親は即座にそれに応えることができるようになります。
お互いの信頼関係が増すことになるので親子の絆が深まるというわけです。
親子の絆が深まれば育児はより楽しくなり同時に親の負担が軽くなります。
そして赤ちゃんにとっても上手く伝えられないことからくるストレスが減ることになるでしょう。
ベビーサインを活用する際にはいくつか注意点があります。まずベビーサインに過度な期待はしないことです。
そしてベビーサインを決める時には赤ちゃんが好きなものから選びましょう。
またベビーサインはあくまでも育児方法の1つなので親子で楽しめる範囲に留めておくことです。それぞれ解説しましょう。
一般にベビーサインを始める時期は生後6ヶ月ほどを経過した頃からです。この時期になれば赤ちゃんは自由に手を動かせるようになります。
しかしベビーサインに過度な期待はしないようにしましょう。
なぜならベビーサインは手話のような完全なコミュニケーションを図る手段ではないからです。
必要最低限のコミュニケーションだと割り切ることも大切になります。
なおベビーサインを取り入れた育児方法は赤ちゃんにはなんの悪影響も与えません。安心して行いましょう。
ベビーサインには特に決まったジェスチャーがあるわけではありません。
ですからベビーサインは赤ちゃんが好む動作を見て選ぶようにしましょう。
生後6ヶ月になれば自由に手を動かせるとはいえ複雑な動作ができるわけではありません。
シンプルで赤ちゃんが出しやすい手の動きにすることが大切です。
またベビーサインを決めたら変更しないようにしましょう。赤ちゃんが混乱することになります。
それからベビーサインは家庭内でしか通用しないということも覚えておきましょう。
祖父母や保育園などに預けた場合は赤ちゃんがベビーサインを出しても通じません。
赤ちゃんにとっては不満になりますが仕方がないことでしょう。
ベビーサインは最初は「ミルク」「お風呂」「おしまい」「おやすみ」など基本的な行動4つほどから始めましょう。
そして親子で楽しみながら数を増やすといいでしょう。しかし無理に教え込もうとしない方が無難です。
赤ちゃんにプレッシャーを与えることになりますから。あくまでも親子で楽しめる範囲で活用することが大切です。
ベビーサインは多くても12種くらいに留めるようにしましょう。
そして赤ちゃんが言葉を話し出すようになるとベビーサインは忘れていきます。これも成長の証ということです。
赤ちゃんの子育てで押さえておきたいポイントは大きく2つあります。1つは完璧を求めて無理をしすぎないこと。
いま1つは利用できる保育サービスなどは積極的に活用することです。それぞれ大切なことですから解説します。
赤ちゃんの子育てでまず大事なことは完璧を求めて無理をしすぎないことです。
掃除や洗濯、料理も手料理でといった家事全般をこなした上で、赤ちゃんのお世話まで行うのはほぼ無理です。
赤ちゃんを優先してほかの家事は程々に留めましょう。しかし時にはそれでも疲れてしまうことがあります。
そんな時には家事代行サービスを利用するのもおすすめです。
家事代行サービスを利用して家事全般をお願いしても育児そのものに疲れてしまうことがあります。
そんな時におすすめなのは保育サービスです。
保育サービスというと赤ちゃんを預けるというイメージが湧くかもしれませんがそれだけではありません。
自宅にいてくつろぎながら育児を任せられるベビーシッターの派遣サービスがあるのです。
派遣されるベビーシッターは子育て経験者で研修も受けています。いわば子育てのプロですから安心して赤ちゃんを任せられるでしょう。
子育てに疲れたのなら利用できる保育サービスを積極的に活用するのがベターです。
ベビーサインの活用や赤ちゃんのお世話で悩んでいるなら迷わず保育サービスを利用しましょう。
おすすめの保育サービスはハニークローバーのベビーシッター派遣サービスです。
慣れ親しんだ自宅で育児を任せられるのでママにとっても赤ちゃんにとっても安心。
またハニークローバーから派遣されるベビーシッターは子育ての経験者です。
しかもしっかりした研修を受けているので安心できます。赤ちゃんのお世話で悩んでいるのなら良き相談相手にもなってくれるでしょう。
ベビーサインの活用についても子育てのプロとして適切なアドバイスをしてくれます。
ベビーサインの効果と注意点についての解説と赤ちゃんの子育てでおさえたいポイントについてご紹介しました。
家事と育児を完璧にこなすのは無理です。家事代行サービスや保育サービスを上手く活用しましょう。
夫の休日には積極的に育児を任せるのもおすすめです。
最近では男性の育児休暇取得も増えているので夫の会社の制度を確認してみましょう。
育児のワンオペは大変です。夫婦2人で乗り越えていきましょう。