2021年12月14日
子育て
核家族で、しかも夫婦共働きが増加傾向にある昨今、子育て世代の夫婦にとって子育てと仕事の両立は大きな課題となっています。
それぞれの夫婦が抱える悩みなど、共働き夫婦の子育ての実態を探り、子育てと仕事を両立するためのポイントについてお話していきましょう。
実際に共働きで子育てをしている夫婦が抱える悩みのうち、多いのはどうしても妻の方に子育ての重点がおかれるということです。
そしてもう一つの悩みに挙げられるのが、子どもの体調不良で保育園に預けることができなくなり夫婦の予定が左右されるというものです。
それぞれ詳しく内容をみていきましょう。
子育ての多くを妻が担うことをワンオペ育児と呼びますが、共働きの夫婦ではどうしてもワンオペ育児になりがちなのです。
仕事の面でも重要な位置に女性が就く場合も増え、子育て中の共働き夫婦であっても妻が仕事で男性と同等の立場にいることも多いのです。
たとえ夫と同じように重要な仕事に就いていても、やはり妻にかかる負担が多くなってしまうというのが現状といえるのでしょう。
ワンオペ育児での妻の負担は想像以上に大きく、肉体的にも精神的にも不安定となってしまう場合が多いのも事実なのです。
子どもは発熱や嘔吐など体調不良に陥ることも多く、その都度仕事を休む必要にかられるなど夫婦は予定調整に悩むことになるのです。
保育園から子どもの発熱で、至急迎えにくるように連絡が入ることもあります。夫婦で大至急調整しあって駆けつけなくてはいけません。
子どもの容態が心配で、すぐにでも駆けつけたい気持ちは親なら当然です。でも仕事を持っている以上このようなことも悩みとなります。
このような悩みは核家族の共働き夫婦の場合、どの家庭でも共通なものではないでしょうか。
夫婦どちらかの実家が近ければ両親に子どもを預けることも可能ですが、遠方の場合はそれも難しいでしょう。
共働き夫婦の悩みについてお話しましたが、それを踏まえて共働き夫婦が直面する子育ての実態について確認していきましょう。
共働きの子育て世帯は、2000年で約513万世帯だったものが2015年では約745万世帯と約1.5倍に増えています。
ただ、日本全体の共働き世帯の割合が65%を超えるのに対し、0歳児を持つ子育て世帯では38%に下がっています。
子どもの年齢に応じてその割合は徐々に上がってくるのですが、やはり0~3歳児を持つ家庭での共働きはそれだけ大変なのだとわかります。
共働き夫婦にとっての子育ては、お互いにパートナーとしての協力が必要だということはいうまでもありません。
共働き夫婦の子育てや家事の分担率は、夫と妻ではどのようになっているのでしょうか。
1日の家事分担時間でいえば夫は平均で約46分と1時間に満たないのです。対して妻の分担時間は平均で約4時間54分です。
1対5の分担で、妻は夫に比べ子育てと家事を頑張っているというのが実情なのです。
もちろん共働き夫婦における夫の勤務時間と妻の勤務時間では、大きな隔たりがあるというのも分担時間に差が出る原因なのでしょう。
それでも共働き世帯で子育てと家事の大部分を妻一人が担うというのは、妻にとって大きなストレスとなっているのが実態なのです。
そういった妻の悩みを軽減したいと夫もまた、家庭と仕事の間で無理をしているのではないでしょうか。
共働き夫婦がストレスに悩まず無理なく、子育てと仕事を両立するためのポイントがいくつかあります。
まず家事・育児をパートナーと分担することが、子育てと仕事の両立には大切なポイントとなります。
お互いに必要な時にはできる限り力を貸し合って家事や育児を分担し、それぞれの負担を軽くする努力が必要なのです。
夜の洗い物を夫がする、子どものお風呂は夫が担当する、そんな些細なことでも妻にとっては気持ちが軽くなるでしょう。
どんなに二人で努力しても突然子どもが熱を出したり、急な残業で保育園へのお迎えに間に合わなかったり、突発的なことは起こります。
夫婦でお互いを責めてしまうこともあるのではないでしょうか。そういう行為はお互いにとってストレスのもとになってしまいます。
そんな時には頑張り過ぎないで、プロの手を借りることを選択肢に加えるのも、仕事と育児・家事を両立するためのポイントのひとつです。
共働き夫婦が無理をせず子育てと仕事を両立させるために、取り入れたいのが家事や育児のプロに頼るという方法です。
ベビーシッターなどの派遣会社では、共働き夫婦の子育てを支援するためにさまざまなサービスを行っています。
家事・育児のサポートをする家事代行や保育を行う会社に依頼し、サービスを受けることで共働き夫婦の負担を軽減できるのです。
共働きの夫婦の子育てをサポートしてくれるサービスにはどのようなものがあるのか、挙げてみましょう。
・ベビーシッター
・保育園
・病児保育
ベビーシッターの派遣会社では、家事代行サービスを行う場合もあります。
保育園の時間外保育・ベビーシッターによる病児保育など、それぞれのサービスについて詳しくお話しましょう。
ベビーシッターは自宅で子どもの育児を行います。保育の研修を受けたプロのベビーシッターであれば安心して育児を任せられます。
残業で保育園のお迎えに間に合わないなど、急なサポートが必要になった時に対応可能なのは心強いのではないでしょうか。
ベビーシッター派遣サービスの業者を選ぶ場合には、家事代行サービスも併用できる業者を選ぶとよいでしょう。
保育園では時間外の延長保育に対応してもらえる場合もあります。ただ多くは19時30分くらいまでとなっています。
認可外の保育施設では夜間の預かりを受けている所もありますが、その数はやはり少なく単発的な利用は難しいでしょう。
子どもが急に発熱することは少なくありません。その都度仕事を休めないこともあるでしょう。
そんな時に利用したいのが病児保育です。病院や保育所等で一時的に病児を受け入れてもらえる公の事業もあります。
ただ受け入れ場所が少なく利用者が多いことなどで、急を要する場合には利用が難しいのが実情でしょう。
急を要する場合に備え利用したい時に即対応できるように、ベビーシッター派遣サービス会社でも病児保育を行っているのです。
病児保育には看護師がシッターをフォローし、必要な場合には通院にも付き添うので安心できます。
自宅で子どもの様子をしっかりと確認し報告してくれる病児保育サービスを利用することで、親と子両方の負担を軽減することが可能なのです。
共働き夫婦が子育てを乗り切るためのポイントを紹介しました。現状では特に妻に負担が偏りがちになっています。
夫婦で同じように仕事をしていても、子育てや家事は妻に任せっぱなしという家庭が多いのが実態なのです。
共働きで子育てを乗り切るには、夫婦で話し合いパートナーとして育児や家事を分担していこうという気持ちが何より大切です。
そして決して無理はせず、二人で解決できない場合にはプロの手を借りましょう。
ハニークローバーのシッター派遣なら、急にベビーシッターが必要となった時や夫婦の負担を少なくするための家事代行も分単位で行います。
必要な時に必要な時間をプロのベビーシッターに任せることも、共働きで子育てを乗り切るために考えたい解決法です。
核家族で夫婦共働きの家庭は年々増加しています。そんな中で0~3歳児の子育て中の夫婦の共働き家庭の割合は少なくなっているのです。
それは仕事と子育ての両立が難しいことに原因があるといえるのではないでしょうか。
共働き夫婦が仕事と子育てを両立するには、夫婦で話し合いパートナーとして家事や育児を分担することが大切なのです。
充分に協力し合っていても、急な残業や子どもの体調不良など対応できない突発的なこともあるでしょう。
そんな時にはハニークローバー派遣などのベビーシッター派遣会社で、プロのベビーシッターの手を借りることも一つの解決方法です。
研修を受け経験を積んだプロのベビーシッターに、自宅での育児や家事を安心して任せてみませんか。