子育てに自信ない人の抱える悩みは?子育てをサポートしてくれるサービスもご紹介

2022年1月5日

子育て

子どもが何をしても泣き止まないときや、言うことを聞いてくれず癇癪を起こしたときなどは、ママのメンタルも落ち込んでしまうもの。

「子育て向いていないかも」と悩んだり、育児に自信が無くなってしまうママも少なくないのではないでしょうか。

この様に子育てに自信が無くなってしまうママにはある共通点があるのです。

この記事では、子育てに自信がない人の抱える悩みや原因・対処法をご紹介していきます。

子育てに自信ない人の特徴

子育てに自信が持てない人の特徴は真面目なことです。

子育てにおいて、こうあるべきといった理想をしっかり持っている傾向にあります。

理想を持つこと自体は決して悪いことではありません。ただ、上手くいかないことを許すのが下手な人が多いのです。

真面目な人の多くは自分自身にも厳しいといった特徴があります。そのため理想から離れてしまうことを受け入れるのが下手なようです。

子育てに自信ない人の抱える悩み

先述した通り、子育てに自信がない人の特徴として真面目さがあります。

この真面目さは一生懸命子どもと向き合っている証拠なのですが、どんどん自分を苦しめてしまうでしょう。

後述する内容に心当たりがあるときは、もしかしたら一生懸命になりすぎてしまっているのかもしれません。

自分と他人の子育てを比較してしまう

育児をしているとまず気になるのが子どもの発達のスピードです。

「育児に正解はない」とは聞くものの、我が子と周りの子の成長を比べてしまうことは、ママならみんなが経験するのではないでしょうか。

「〇〇ちゃんは出来るのに、うちの子はまだ出来ない…」など他の子と比べて我が子の成長が遅れていたりすると、「どうして出来ないの?」「うちの子大丈夫?」と不安になってしまいます。

「成長の遅れは自分のせいなのではないか」「自分はダメな母親なのではないか」と自分自身を責めてしまうママも少なくないでしょう。

しかし子どもの成長は個人差が大きいため、当たり前ですが同じように育つ子はいません。

周りの子の成長は目安として受け止めるくらいでいいのです。

「よき親」であろうとする

“良い親”ってそもそも何が基準でどういう存在なのでしょうか。

全く怒らず笑って受け入れられる人?子どものものはすべてオーガニックにして、知育を一生懸命頑張っている人?しつけや教育をしっかりして、子どもが学校に入ったり社会に出たときに困らないようにできる人?

いざ答えを聞かれると、正解なんてないように思えてきませんか?

真面目なママには、一生懸命になりすぎて理想に憑りつかれている人が多くいます。

子どものことを思うあまり「親とはこうあるべき」といったような考えが強く、ママ自身が自分で自分の首を絞めてしまっている人が多いように感じます。

理想を持つことや“こういう風に育てたい”という想いがあるのは悪い事ではありませんが、完璧でい続ける必要も全くありません

「よき親」に基準はないし、子ども一人一人個性があるように育児もそれぞれ違います。

本などで育児についていろいろ勉強しても、実際はマニュアル通りにはいかないのが子育てです。

育児において「こうしなければいけない」といったものはないのです。

我が子の笑顔を引き出すことが出来るだけで、十分に「よき親」であると言えるのではないでしょうか。

子どものために我慢してしまう

気が付くと何か月も美容室に行っていなかったり、着る服にもあまり気を使わなくなるママも多いのではないでしょうか。

子どもがいるとついつい自分のことは後回しになってしまいがちですが、このように自分を蔑ろにしていくことも実はママのストレスに繋がってしまいます。

親になると自分の機嫌は自分で取るしかありません。

育児や家事に追われてなかなか自分の時間を作るのが難しいのもわかるのですが、息抜きとして日常のほんの一瞬だけでも、ママが好きなことをする時間を作るようにしてみてください。

ママの笑顔は家庭が平和な証拠です。

子育てに自信がない時に考えたいこと

子育てに自信がない人は、真面目で“親とはこうあるべき”という理想を強く持っています。

自分に厳しく完璧主義でいるため、余裕が無くなってしまうと子どもにも完璧でいることを求めてしまう傾向にあるようです。

子育てに休みはないため、完璧でい続けようとするのは不可能でしょう。

「これくらいでよいのだ」と思えることで、不思議とイライラした感情も落ち着いたりするものです。

妥協するということを覚え、心にゆとりをもつこと、ママ自身と子どもを許すことが大切です。

親自身の自己肯定感を高める

近年、子どもの自己肯定感を上げることの大切さが広められていて、自己肯定感の上げ方についての育児本が多く売られ、セミナーなども開催されています。

InstagramやTwitter等SNSでそういった情報を発信している人もいますし、子どもの自己肯定感をテーマに掲げたサイトもたくさんあります。

自己肯定感とは自分を認めてあげる力のことです。

自分に自信が持てず「どうせ私なんて」と自分を卑下してしまうと、楽しいことを見つけるのが下手になり、心は暗くなっていってしまいます。

自己肯定感を高くすることは、子どもだけでなく親も同じように大切で意味のあることです。

自己肯定感が高ければ、「私は毎日子育てを頑張ってて偉い!」と自分で自分を認められるようになるでしょう。

物事に対しての考え方も悲観的ではなくなるため、完璧でなくても「ここまで出来てればいいか」と丁度いい妥協点を見つけられるようになるのです。

「自分はよくやっている」とほめてあげましょう。

すると心にゆとりが出て、育児に対する不安やストレスも軽減されます。

子どもをコントロールしようとしない

小さいとはいえ、子どもだって一人一人きちんと意思がある人間。嫌なことは嫌・やりたくないことはやりたくないというのは、大人と同じです。

「子どもが言うことを聞かない」と思い悩むママもいますが、思い通りにいかなくて当然のこと。

大きな声で叱るなど、子どもを思い通りにしようとするのではなく、上手く誘導することが大切です。

「こうしなさい」「こうしなきゃダメ」といった命令ではなく、「こうしてほしいな」というお願いや「こうしてみよう」などの提案が効果的ともいわれます。

また、何かを伝えるときは必ず理由も教えてあげるといいでしょう。

例えば「車が来ると危ないから道路には飛び出しちゃダメだよ」というように、「道路に飛び出しちゃダメ」という禁止事項だけでなく「危ないから」という理由を付け加えます。

なぜダメなのか・飛び出したらどうなるかを子ども自身に考えさせることで、より子どもに伝わりやすくなるのです。

言ってすぐに出来るようになる子は少ないです。

何度も何度も同じことを繰り返していると、子どもは確実に覚えていきますので長い目で見てあげましょう。

意外と、おうちではやらないけれど他所でママが見ていないところではちゃんと出来るという子もいます。

ママが伝えたことは確実に子どもに届いているため、親は見守ってあげることが大切ですね。

失敗も前向きに捉える

子どもは失敗を繰り返しながらたくさんの経験を積んでいくことが大切です。

大人から見たら遊びでも、子どもたちはいつも真剣。1歳半~2歳児くらいまでは、積み木が崩れてしまったなど、失敗に対して泣いて癇癪を起こしてしまう子もいます。

そんなときは「悔しかったんだね」「頑張って積んだんだね」と子どもの気持ちに寄り添う言葉を掛けてあげましょう。この声掛けがあると、子どもの気持ちはだいぶ落ち着きます。

その後「もう1度やってみようか?」などと提案してあげると効果的です。

そうすることで子どもも失敗してもいいということを学び、失敗を恐れずに挑戦していける子に育っていきます。

また、「失敗した」という経験があると、成長と共に「次はこうしてみよう」など失敗しない方法自分で考えるようになるのです。

最初からうまくいかなくて当然。これは子どもに限ったことではありません。

親も初めての子育ては不安ばかりで「こうすれば良かった」「こう言えば良かった」など、「失敗したな」と思うことがいっぱいあるもの。

しかし失敗をするからこそ、その経験を活かして成長することが出来ます。

失敗は成功のもとという言葉通り、失敗を前向きに捉えられるようになるといいですね。

子育てをサポートしてくれるサービス

どんなに子どもが可愛くても子育ては大変です。誰だってワンオペ育児には限界があります。自分で思っている以上に、身も心も疲弊してしまっているということもあるもの。

子育てに対して不安や心配事があるときは、相談できる相手がいると安心です。

また、いざというときのための子どもの預け先が確保できると心強くとても安心ですね。

ベビーシッターなどの保育サービス

「子どもを預けたい」と思ったとき、保育園や支援センターなどの一時保育を利用するのもいいですが、定員が埋まっていると預かってもらえません。

利用できる時間も決まっているため、「こんなに長い時間じゃなくていいのに」「この時間外で見ててほしいのに」など、結局預けることを諦めてしまうことはありませんか?

ベビーシッターは、登録さえしてあれば、利用したいときに思い立ったその場で申し込みが可能です。

特にハニークローバーは30分単位(最低2時間から)の利用が可能なため、時間の融通がききやすく利用しやすいのです。

アプリで保育状況をリアルタイムで確認できる機能があるため、「子どもを預けるのが不安」というママでも安心して利用することが出来ます。

利用料金は1,000円台~と家計にも優しい設定となっている上、離乳食や沐浴など希望があればオプションとして追加も可能です。

子育てに関する相談窓口

子育てに行き詰ったときや心苦しさを感じるときは、必ず誰かに相談をし、想いを吐き出すことが大切です。

話すだけでも心は軽くなりますし、人の意見を聞くことで視野が広がります。

各自治体で運営している支援センターなどでは、足を運ばなくても保健士さんや心理士さんが電話で相談を受け付けてくれることがほとんどです。

たくさんの親子を見ているので、具体的なアドバイスや解決策を提案してもらえます。

子育てをサポートしてくれるサービスを探しているなら

先述した通り、ハニークローバーは30分単位(最低2時間から)の利用が可能です。

また「派遣型」「マッチング型」の両方を兼ね備えているので、利用者がその時々の状況に合わせて利用することが可能です。

登録をしなくてもシッターの一覧を見ることが出来ます。大事なお子様を預けるため、事前にどんなシッターさんがいるか確認できるのは嬉しいですね。

まとめ

子育てに自信がない人は、真面目で「よき親」であろうと頑張りすぎているのかもしれません。

それはすべて子どものことを想っているからこそなのでしょう。ですが、頑張りすぎてママの心が壊れてしまっては元も子もありません。子どものために本当に必要なのは、ママの心の健康なのです。

赤ちゃんや幼児の時期は、長いようであっという間に大きくなってしまいます。可愛いわが子との今を楽しむためには、自分の気持ちに素直になれることも大切です。

今回の記事を読んで少しでも当てはまる部分があるときは、意識的に出来ない部分を許すということを実践してみてください。

完璧じゃないことを認めることが出来ると、育児に対しての気持ちも少しは軽くなるのではないでしょうか。

また、辛い時はプロの手を借りるのもいいでしょう。周りに助けを求めながら育児をしていくことで、きっとママも子どもも笑顔が増えていくはずです。

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