子供一緒に栄養バランスよくトッピングするピザを作る

2021年10月15日

食育

我が家は、5歳と3歳の子どもたちがいます。
2人とも野菜が得意ではなく、特に緑の野菜が苦手でした。
そこで、コロナ過のためおうち時間が増えた今、食育をしてご飯を食べることの大切さ、楽しさを学ぼうと思い立ちました。

難しいことに挑戦し出来なかった結果、余計に嫌いになってしまう、なんてことは避けたかったので簡単でありながら楽しめる要素がたくさんのピザ作りをすることに決めました。
完璧を求めると疲れてしまうので、味は二の次で肩ひじ張らずに取り組みましょう。

まず、ピザ作りを始めるにあたって子どもが飽きずに楽しめることが大切です。
ピザ作りの楽しみポイントは2つあります。
 ピザ生地を触ること
 トッピングやソースを自分好みで作ってみること

ピザ作りの過程と共に、ポイントの楽しみ方を紹介していきます。

①トッピング、ピザソースの下準備をします

包丁が使えるようであれば、ソーセージやピーマン等切りやすい材料を切ってもらいましょう。手でちぎっても楽しいです。
ここで、苦手な野菜を食べさせるポイントなのですが、子どもは自分で切った野菜をトッピングしたがるので、苦手な野菜を切らせましょう。
包丁が難しい子どもには、玉ねぎの皮むきがおすすめです。

指先のトレーニングにもなり一石二鳥です。
その他には枝豆を殻から出す作業や、キノコをほぐす作業も良いでしょう。
次に、ピザソースは市販のものを使用しても問題ありません。
我が家ではミートソースを煮詰めてピザソース代わりに使うこともあります。ミートソースの中に野菜もお肉も入っているので、お手軽に栄養バランスの取れたピザになるのでお試しください。
自分好みのピザソースを作りをする場合、ケチャップやにんにく・マヨネーズを混ぜ合わせていき、新しい調味料を足すたびに味見をし、味の変化を楽しむのもおすすめです。
「もう少し甘い方が好きだから、砂糖かな~」など、自分の味覚をフル活用し、マイソースを作っていく過程を楽しんでくれます。
その他にも、目をつぶってテイスティングし、調味料の名前をあてるゲームも盛り上がります。
ただし、塩分が多いので味見のし過ぎだけは注意してください。

②ピザ生地を作ります

1次発酵まではホームべカリーにおまかせしましょう。
メーカーによって異なりますが、我が家は2時間程度で1地発酵まで終わります。トッピングやソースを準備する前に、ホームベーカリーを忘れずにセットしておきましょう。
1次発酵が済んだ生地はふっくらと膨らみ、赤ちゃんのほっぺのような触り心地です。ずっと触っていたくなるような気持ちよさのピザ生地を初めて触り、子どもたちのテンションが急上昇間違いなしです。おいしさをを求める場合ならば、あまり生地をいじりたくはありません。しかし、粗末に扱わない限りは楽しむことをメインに思い存分触りましょう!
ピザ生地の形は、子どもの好きな形で作ると楽しいですよ。
ちなみに、ハート形の生地はトッピングも乗せやすく、かわいいので子ども受けも抜群です。
正直、ピザ生地を作るのは大変、と感じる方は市販の出来上がったピザ生地を使っても問題ありません。
業務スーパーで販売されているピザ生地がおいしくておすすめです。
その他におすすめは餃子の皮です。
手軽にトースターで調理もできるうえに、さくさく食感で子供受け抜群です。
食事というよりはおやつ感覚で召しあがってみてください。
もしくは食パンをピザ生地代わりにすることでピザトーストにしても。
洗い物が少ないので、手軽にチャレンジできます。

③ピザ生地にピザソースを塗ります

自分好みのソースを塗っていきましょう。
絵具で絵を描くように自由に塗っていきます。
ピザソースを複数作った場合はハーフ&ハーフにしても良いでしょう。

④トッピングをします

自分好みにトッピングしていきます。
トッピングはコーンを縁に1粒ずつ並べたり、顔を作ったり、重ねたり創作意欲が爆発して大人には思いつかない面白いピザを作り上げてくれます。
1枚では足りなかったようで、もっともっと作りたいとピザ作りにはまっていました。
ただ、トッピングがソーセージやハムばかりでは栄養バランスが心配になります。
そこで、簡単に栄養バランスをざっくり伝えましょう。
私の場合、肉や魚、豆類は赤チーム・野菜は緑色チーム・ご飯やパン、芋が黄色チーム。赤チームは身体を強く大きくするために必要であること、緑色チームは体の調子を整えて、病気になりにくくすること、黄色チームは元気の源であること、1つでも欠けたらダメなことを伝えました。
トッピングする時に、これは何チームだろう?と子どもなりに考え、かけている色はないか考えながらトッピングするようになります。
一緒にゲーム感覚でチームあてをするのも楽しいです。
あわせて、食べ物には旬があることを伝えるのもおすすめです。
私は娘の好きなトマトを伝えました。
1年中スーパーに並んでおり、食べられるので旬を理解しにくかったかもしれません。しかし、同じトマトでも栄養価が変わっていることを伝えた時はとても驚いていました。

⑤焼いたら完成です

焼いている最中のオーブンで焦げ目がついていく様やピザ生地が膨らむ様が面白いようでわが子たちは焼きあがるまで何度も様子をみていました。
自分で作ったピザは愛着がわくようで、普段ならば食べないピーマンも食べてくれました。食わず嫌いであったので、これからは他の野菜も見た目で判断せず1度は挑戦してみる、という嬉しい変化もありました。

食育といわれると難しそうに感じますが、私は子どもとの食育は食べることを楽しんでもらうことをモットーにすればよいと考えております。
普段調理済みの野菜ばかり見ていたので、ピーマンを切ってみると沢山の種が詰まっていることに大興奮していました。「ブドウは種が1つしかないのに、どうしてピーマンはこんなにたくさんのたねがあるの?」
「どうして種がみんな集まっているの?」
大人からすると当たり前のことですが、質問されると意外と答えられないことがたくさんありました。
自分も知らない野菜の疑問を子どもと一緒に調べることで、子どもと一緒に自分も勉強になりました。

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