ワンオペ!1歳と4歳、未就学児2人を育てる

2022年3月29日

子育て

ワンオペになった理由

我が家の夫は、ちょくちょく転勤がある仕事に就いています。数か月のときもあれば、1年以上のときもあります。子どもが生まれて、マイホームを建ててからは、家族帯同で動くことをやめました。理由は、新しい自分の家の住み心地が良く、住んでいたいというのもありますが、やはり子どもの生活環境、特に学校がコロコロ変わり、深い人間関係を築きにくいことが、子どもからすれば、おそらく避けたいことだろうと思ったからです。親としては、引っ越しも家族でとなると、かなり面倒ですし、かつ、もし数か月間で帰ってくるなら、その期間は夫と離れ離れでさみしい気もしますが、私が行きたいと思わないからです。子どもがいなかったら、正社員の仕事はやめて、旅行感覚でついていっていたと思います。私は現在、4歳になる長男と、1歳になる次男を育てていますが、先月まで夫は単身赴任で1カ月ほど不在でした。今回は、そのときに感じたワンオペ育児でしんどいと思ったこと、しんどいけど幸せだと感じたことをお伝えしたいと思います。

しんどいこと

① 平日夕方の外遊び

長男は平日16時前に保育園から帰ってきます。帰ってきたら、すぐ公園へ行きたがるので、歩いて5分ほどの距離にある小さな公園に遊びに行くのがルーティーンになっています。長男だけならまだしも、1歳の次男がいるので、行き道だけで、母親の体力をもっていかれます。ベビーカーは今、完全拒否。抱っこ紐も基本嫌。本人が「あーく」=歩くというので、歩かせるのですが、なんせ1歳なので全然進まない。でも、長男は公園に早く行きたくて仕方がないので、走る走る。「ちょっと待ってー!!」近所には、私の叫び声が響き渡ります。それでも止まらないときは、11キロの次男を抱えて猛ダッシュ。もうこの時点て疲れています。公園では、お友達がいれば、長男はほぼ勝手に遊んでくれるので楽ですが、次男がいるので休憩とはいきません。滑り台にのぼったり、ブランコに乗ったり、一通りの遊具で遊びます。夕方5時になったら帰るという約束なので、そこから帰るのですが、仲良く兄弟で手をつないで帰る日もたまにありますが、基本は行きと同じパターンとなります。

② ごはんを食べるとき

4歳の長男を育てているのですが、もっとしっかりやっておくべきだったと後悔していることは、最後まで自分自身でごはんを食べる、ということです。保育園では、自分一人で食べているので、家でもできるとは思うのですが、甘えたいからなのか、最初から最後まで一人で食べ終わることはめったにありません。わたしがせっかちな性格なので、長男が小さい頃から、途中で食べるのをやめていると、私がスプーンを使って食べさせていました。これが良くなかったのかなと思っています。この経験から、次男は基本的に最初から最後まで一人で食べさせるようにしています。それでもまだ1歳。ご機嫌斜めのときもあります。そういうときは、私の膝の上で食べたがるので、たまに膝の上で食べさせるのですが、長男が自分で食べないときと重なると、長男にたべさせ、次男に食べさせ、全然食事が進まない…元はと言えば自分のせいなのですが、嫌になります。長男は食が細く、好きなもの以外はあまり食べません。少しでも栄養を採ってほしいので、嫌いな野菜も見えないように、細かく刻んで料理に混ぜてみたり、工夫しているのですが、なかなか量は食べてくれず。私の努力が報われないのもまた、食事の時間に私がイライラしてしまう原因かもしれません…。

③ お風呂に入るとき

今は敷地内同居をしているので、次男は義両親の家でお風呂に入ることが多いのですが、義両親の都合が悪い日などは、私が2人の子どもを一人でお風呂に入れます。我が家は3歳差兄弟なので、4歳の長男は髪とからだを洗うことさえ終われば、あとは湯船につけて見守るだけで良いので楽なのですが、お風呂を出るタイミングがかぶったときは、少々大変です。私と次男がパジャマを着終わるまで、お風呂で遊んでいてくれたら良いのですが、長男も一緒に出たいとなれば、まず自分のからだをタオルで拭き、半裸状態で、逃げ回る子ども二人を同時にタオルで拭いて、しっかりと保湿したいところですが、適当に保湿。長男は一人で着替え、あとは次男を着替えさせる。私に似て毛量が多い長男はドライヤーに時間がかかりますが、次男は薄いので一瞬で乾きます。お風呂から出たときに、着替えなどを担当してくれる大人が一人いるのといないのでは全然違いますよね。

しんどいけど幸せを感じるとき

ワンオペで疲れていても一日の疲れが吹っ飛ぶときがあります。それは、寝かしつけが完了したときなのですが、私の二人の息子は、私のぽよぽよのお腹の上で寝ることが大好きなようで、いつも最終的にお腹の上で眠りにつきます。腕の中で眠ることもありますが、二人とも必ず私のどこかに触れながら寝ます。それが、すごく愛おしいし、幸せだな、と思います。二人とも寝相がすごく悪いので、寝ている間にどこかに行ってしまうのですが、またいつの間にか戻ってきて、私に乗っかっています。私自身は、ゆっくり眠れないし、いつも起きると背中や腰が痛いのですが、寝顔は可愛いし、こんな親でも必要とされているんだな、と感じることができます。

ワンオペ中の自分の時間

食洗器や洗濯乾燥機など、自分が楽をするための家電を使って、子どもと一緒に遊ぶ時間と自分の自由時間を確保しています。だいたい、いつも夜の8時過ぎには寝室に行くのですが、子どもと一緒に寝落ちしてしまうことも多いので、そこまで自分の時間が取れているわけではありません。寝落ちしなかったときは、U-NEXTで好きな映画を見たり、好きな音楽を聴きながら、興味のある本を読んだり、旅行が好きなので、今年こそは行きたい場所のことを調べたりしています。平日は、次男のお昼寝中の約1時間も自由な時間なので、急いで晩御飯の準備をして、甘いものを食べながらコーヒーを飲んでゆっくりします。

なんとかなる

夫なしで過ごしてみて、思ったことは、なんとかなる、ということです。今は便利な時短家電や代行サービスも多いので、お金をかければ楽もできますし。むしろ、夫がいないときの方が、晩ご飯の献立など、張り切って考えなくても済むので、その分は気が楽なような…また、誰も家事を手伝ってくれないので、自分の思うとおりにできますし。夫が居て、家事をやってくれたとしても、申し訳ないと思いつつ、ついついやり方を指導してしまうので、逆に疲れたりもしますよね。
我が家の場合は、義理の両親が近くというか、隣に住んでいるので、万が一自分が倒れたり、災害が起こったとしても、近くに頼れる大人がいるということが心の支えになっています。頼りになる大人が近くにいないというワンオペママは気が休まる暇がないのではないかと思います。言ってみれば、ワンオペ=子どもの命を守る大人が一人、ということだと思うので。
もちろん夫がいなくて寂しいときもあります。特に休日は、家族みんなで一緒に過ごしたいし、やっぱり居てほしい。毎日の長男との闘いごっこや、次男を抱っこしながらのおいかけっこは、楽しいですがとっても疲れるし、息子もパパと闘う方が迫力があって楽しいらしいです。
今回ワンオペのことを書いてみて、デメリットばかりではないということに気づきました。
平日は夫不在のワンオペの方がむしろ平和なのでは…と思ってしまった私でした。

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