2022年1月7日
子育て
男の子と女の子を育てた経験のある親は、「女の子の方が育てやすい」と言います。男の子と女の子では育てやすさは違うのでしょうか。
また女の子の方が育てやすいといわれる理由はどのような点にあるのでしょう。
今回は男の子と女の子の育てやすさの違い、育てやすいといわれる基準や考え方について解説していきます。ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんのうちは男の子であっても女の子であっても、育てやすさにそれ程差はないのではないでしょうか。
男の子でもよく眠りおとなしい赤ちゃん、女の子でも大声でよく泣く活発な赤ちゃんもいます。
少し大きくなってからは男の子は男の子らしい遊びに夢中になり、女の子は静かな遊びをする子が多いことから育てやすいといわれるのでしょう。
それもその子の個性で、女の子でも男の子に負けず動き回る子どももいるので、一概には女の子の方が育てやすいとはいえません。
ただママにとっては同姓である女の子の方が気持ちもわかるし、女の子のほうが育てやすいと考えられることはあるでしょう。
やはり女の子は優しいイメージから、育てやすいと思われているという可能性もあるのではないでしょうか。
それでは一般的に女の子の方が育てやすいといわれるのにはどのような点があるのか、いくつかの理由をみてみましょう。
男の子と女の子の成長を比べてみると、確かに女の子の方が心も身体も早く成長するように感じます。
女の子は言葉も早い場合が多く、周りから「おしゃまさんね」と言われることも多いです。
早くからママ達と意思疎通ができるので、女の子は育てやすいといわれることに繋がるのでしょう。
してはダメということを理解し親の言葉通りにお行儀よくすることも、女の子の方が育てやすいという理由の1つです。
性格にもよりますが、男の子に比べて女の子は危険な遊びを好みません。これも女の子の方が育てやすいといわれる理由でしょう。
確かに女の子はママゴト遊びなど家の中で遊ぶことが多く、男の子は身体を動かして遊ぶというイメージです。
女の子は何でも言葉で伝えてくれるけど、男の子はあまり話さないというママ達の声もあります。
一般的には言葉の発達も女の子が早いといわれています。これも大いに個人差があり、一概にはいい切れません。
統計では微妙な差で女の子の方が早く話し始めるというくらいで、上の子よりも下の男の子の方が言葉を早く覚えたということもあります。
男の子より女の子の方が言葉で伝えてくれるというのは、同姓であるママが聞き上手になっている可能性もあるのではないでしょうか。
反対にパパは男の子の方が言葉でいろいろ伝えてくれる、と感じているかもわかりません。
男の子と女の子両方を育てたママ達に聞くと、「男の子はとにかく体力が有り余っているからついて行くのが大変」と言います。
そしてその点女の子は「おとなしく遊んでくれるから育てやすかった」と言うのです。
実際に子育てを経験したママが言うのですから、男女で比べると確かに男の子の子育ては大変だともいえるのでしょう。
男の子はやんちゃで無鉄砲なところがあり、怪我をしやすいので心配ということも子育てが大変という理由になります。
やはり男の子の方がいつも転んで傷を作っているというイメージがあるのです。
ママにとって男の子は自分の子どもの頃と比べて、考え方も好きな遊びも理解しにくいところがあるでしょう。
嫌いな虫を捕まえて来たり、苦手な爬虫類が好きだったり思わず悲鳴をあげてしまうこともあるのではないでしょうか。
そういった自分と違う未知の感覚を持つ男の子の子育ては、ママにとって女の子を育てるよりも大変と思う原因の1つになるのでしょう。
お話してきたさまざまな理由で男の子より女の子の方が育てやすいといわれますが、本当にそうなのでしょうか。
結論からいうと、男の子であっても女の子であっても育児にそれほどの差はないのです。
育てやすいと感じるのは、性別ではなくてその子の性格によるものが大きいと思われます。
特に3歳頃までは子どもによって成長の差も大きく、性格もそれぞれ個人差がでます。
あまり泣かないおとなしく手のかからない子は、親にとって育てやすい子と感じるのではないでしょうか。
反対にすぐに癇癪を起す、やんちゃで動き回るという性格の子は、手がかかり大変と感じるでしょう。
親にとっての育てやすさは、あくまでも親側からみたものです。静かに本を読んでいるような手のかからない子どもを理想だと思っていませんか。
本来子どもは自由に伸び伸びと走り回るものです。おとなしい子が良い子で騒ぎまわる子は悪い子という訳ではないのです。
親がこうあって欲しいと思うその想いが、育てやすい子はおとなしい子、おとなしい子は男の子より女の子ということに繋がったのでしょう。
もちろん手に負えないほどのやんちゃな子どもを育てていると、どうしてこんな思いをしなくてはいけないのと落ち込むこともあります。
無条件に可愛いけれど、同じように男の子であっても女の子であっても小さな子どもの育児は本当に大変です。
育児には休憩も休日もありません。時には何もかも投げ出してしまいたいこともあるでしょう。
そんな時には思い切って育児や家事をお休みすることを考えてください。
パパや実家に子どもを預けて、気分転換に友人と食事に行くのも良いでしょう。気持ちをリフレッシュすると育児もまた楽しくなります。
実家が遠い・パパは仕事が忙しくて頼めないなど、家庭によって事情はさまざまです。
ママの休日には、気兼ねなく子どもを預けることのできるベビーシッターサービスを活用するのも1つの方法です。
ハニークローバーのベビーシッターサービスは、時間単位でママの休日をサポートします。
派遣されるベビーシッターは研修を終了したプロの保育士なので、安心して子どもを預けられます。
育児で悩んでいる男の子と女の子の育てやすさや難しさは、育児のプロに相談することで納得できることもあるでしょう。
男の子でも女の子でも楽しめる子育ては、ママがゆったりと子どもと向き合うことから始まります。
プロのベビーシッターにひと時子どもを預けてリフレッシュすることで、子育てが今しかできない楽しいことと思えるから不思議です。
男の子も女の子も子育ての大変さに大きな差はありません。
男の子であっても女の子であっても心から子育てを楽しめることが、何より大切なのではないでしょうか。
男の子より女の子の方が育てやすいといわれますが、子育ての大変さは性別よりもその子どもの性格によるところが大きいのです。
男の子は活発で異性であることから、ママが理解し難いこともあり女の子の方が育てやすいと感じることもあるでしょう。
ママ自体がゆったりと育児と向き合うことで、子育ての大変さをワクワクした楽しさに変えることができるのです。
ベビーシッターサービスを活用して、リフレッシュするのも1つの方法です。
ハニークローバーのベビーシッターサービスは、育児のプロが子育てをサポートします。
男の子の子育ては難しいと思うのではなく、男の子ならではの子育てを楽しむためにもベビーシッターサービスをぜひ活用してください。