子育てにおすすめの絵本について

2022年2月17日

絵本読み聞かせ

子どもの年齢別おすすめの絵本をご紹介します

【0歳~3歳】実際に子どもに人気だった絵本

子育て中には遊びに寝かしつけに必須の”絵本”。ことばや文字を覚えたり、家族のスキンシップにもなりますよね。

そんな絵本、いつから、どんなものを読むと良いのかな?という情報が必要ではありませんか?

多くの場合、子どもの0歳児健診の際、「ブックスタート」と呼ばれる事業から絵本のプレゼントがあるかと思います。ブックスタートは全国の自治体で実施されていて、内容はそれぞれの市区町村により異なりますが、私が住んでいる場所では2冊の絵本のプレゼントがあり、5~6冊の中から好きなものを選ぶことが出来るシステムでした。

当時息子に読み聞かせながら選んだ作品は、「いないいないばあ」(松谷みよ子 ぶん・瀬川康男 え/童心社)と「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」(ひろかわさえこ/アリス館)です。

「いないいないばあ」は1967年に発行されてから日本の絵本で初めて累計700万部を突破したベストセラー絵本で、誰もがその絵を見たことがある、と言っても過言ではありません。

0歳の息子も毎回大喜びで、何度も何度も繰り返し読んでいるから私も暗記して読み聞かせていました。

そのうち「いないいない?」と言うと「ばぁ!」と手を広げて嬉しそうに言葉を言ってくれるようになると可愛さひとしおです。

「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」はぷくちゃんとお母さんのやりとりがとても可愛いのですが、トイレトレーニングのお話なので0歳の息子にまだ早く興味を持ってもらえませんでした。ただ、2~3歳になると成長段階に合わせた内容のぷくちゃんシリーズの絵本はかなりおすすめです!

もちろんお子さんによって好みがありますから、図書館などで行われている読み聞かせのイベントに参加したり、購入する前に図書館で借りて読んでみて子どもの好きなもの、興味があるものを探してみるのも楽しい時間だと思います。

さて、それでは現在3歳の息子がいる私が実際に選んだ絵本たちを、息子がハマった年齢別にご紹介したいと思います。

<0歳>

・「じゃあじゃあびりびり」(まついのりこ/偕成社)

0歳児向け。我が家が初めて購入した絵本です。図書館にも必ず置いてありますし、ここから絵本をスタートさせたという方、多いのではないでしょうか?中身はページごとにカラフルで擬音がいっぱいなので、目で見ても耳で聞いてもあかちゃんが楽しめる作りになっています。サイズもコンパクトで軽いので、お出かけの際にバッグに入れて外でグズグズした時に見せてあげることも出来るのもおすすめポイントです。

・「しましまぐるぐる」(かしわらあきお/学研プラス)

2009年に発売されて以降、大人気の絵本です。人気すぎてグッズもたくさん発売されており、最近では某百円ショップにしましまぐるぐるデザインのベビー用品がたくさん販売されていました!文章は「しましま」と「ぐるぐる」の繰り返し。コントラストの強い色に目や口がついていて、赤ちゃんが注目しやすいように作られています。息子が泣いている時に見せると泣き止んで真剣に絵を見るので、絵本が好きになるきっかけにもなる1冊だと思います。

<1歳>

・「がたんごとんがたんごとん」(安西水丸/福音館)

0歳からおすすめの絵本ですが、息子は1歳頃から電車が大好きになった為、こちらの作品を選びました。「のせてくださーい」と果物や食器、動物たちが次々に乗車し、最後はどこに行きつくのか…?イラストがとても可愛くて私も気に入っていたので、表紙が見えるように本棚に置いています。

・「まみむめもにょにょ」(フクバリンコ/永岡書店)

こちらも0歳からおすすめの絵本ですが、実は息子が1歳の時に古本屋さんで一目ぼれして購入した作品です。リズム感のあるオノマトペが読んでいて楽しいですし、動物や果物のイラストも可愛く、色も目に優しいカラフルさ。動物の名前、果物の名前、色の名前、泣き声等、子どもの成長段階に合わせてクイズを出しながら長く読める1冊です!

<2歳>

・「タイやタイヤだれのタイヤ」(そくちょるうぉん/アリス館)

図書館で借りて息子がとても気に入って実際に購入に至った1冊。男の子ならおそらくほとんどの子どもが好きな絵本ではないでしょうか?まず最初にタイヤのみが出てきて、それが何の乗り物のタイヤか想像する、そして答え合わせ。絵や文章にスピード感やパワーがあり、それを見る子どものワクワクした目に親としても喜びを感じた思い出があります。

・「ごめんやさい」(わたなべあや/ひかりのくに)

イタズラが激しくなった2歳の頃。「ごめんなさい」が言えなくて困っていたところ、絵本の力を借りようと購入したのがこちら。様々なシチュエーションで、野菜たちが「ごめんやさい」と謝る姿は可愛く、どんな時にごめんなさいをするのかが分かりやすく描かれています。息子は謝ることに抵抗があって、最初この絵本を読もうとすると逃げていたのですが、ちゃんと頭には残ったようで、それから「ごめんなさい」が少しずつ言えるようになりました。

<3歳>

・「おちんちんのえほん」(やまもとなおひで ぶん・さとうまきこ え/ポプラ社)

恥ずかしいと思わない3歳から性教育をスタートさせると良い、と聞き、息子のはじめての性教育にこちらの絵本を選びました。男の子がメインではありますが、女の子でも問題ない内容だと思います。体のこと、「プライベートゾーン」のこと、知らない人に付いて行ってはいけないこと、どうやって生まれてきてどれだけみんなが大切な存在であるかということが分かりやすく描かれており、息子は「これ読んで」と毎日持ってくるようになりました。性犯罪の加害者、被害者にならない為に子どものうちから教えてあげること。とても大切なことだと思いました。

・「ちゃんとたべなさい」(ケス・グレイ ぶん・ニック・シャラット え・よしがみきょうた 訳/小峰書店)

偏食の多い子におすすめの楽しい1冊!こういう本って大抵最後は克服したり、どれだけその食材に栄養があるか等を伝える内容ですよね?でもこちらは違うんです。おまめが大嫌いな娘のデイジーに何とかおまめを食べてもらおうとママは「おまめを食べたら〇〇を買ってあげるから」と次々に代案を出していきます。しかし頑なにおまめを食べないデイジー。最終的にどうなったかというと…?これは本当に面白いので読んでからのお楽しみ!子どもも大人も親子一緒に楽しめる作品ですよ。

これから読んで欲しい絵本

体も心も急成長する4歳になる来年以降、小学校に入学する頃まで読んで欲しい絵本のことを考えると私もわくわくするのですが、絵本を紹介するサイトで人気の絵本ランキングを見て気になったもの一覧を簡単にご紹介します!

・「おしいれのぼうけん」(ふるたたるひ、たばたせいいち/童心社)

私自身が子どもの頃に好きだった絵本。少し怖くてドキドキするんですよね。

・「キャベツくん」(長新太/文研出版)

こちら、息子が赤ちゃんの時に児童館で読み聞かせた時は無反応だったのですが、理屈なしに大人の私が笑ってしまう面白さで大きくなったらもう一度チャレンジするつもりです!

・「からすのパンやさん」(かこさとし/偕成社)

こちらも昔から愛される不朽の名作!とにかく絵が可愛すぎてグッズが欲しいです…。息子は大のパン党。あと、「パンどろぼう」(柴田ケイコ/KADOKAWA)シリーズも相当人気の絵本らしく、絶対読むぞ!と決めています!

・「小学館の図鑑NEO」シリーズ

こちら、マク〇ナルドのハッピーセットのおまけで簡易版があるのをご存知でしょうか?我が家は絵本と図鑑の両方を揃えているのですが、息子がこのシリーズで興味を持つ世界が広がったんです。中でも「花」「宇宙」が好きなので、是非大きな図鑑も揃えてあげたいなと思っています。図鑑なら小学生になってもずっと楽しむことができますね。

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