2021年9月28日
子育て
赤ちゃんが産まれて、ママたちが最初に直面する困りごとの一つに、赤ちゃんが眠ってくれないということが多いのではないでしょうか。
寝つきのいい子でも、一度や二度は、今日はなかなか眠ってくれないなということがありますよね。
そこで今回は、育児書には載っていない、私なりにいろいろ試してみた結果、効果があった、誰にでもできる簡単な、赤ちゃんが眠りについてくれる方法をご紹介したいと思います。参考にしていただけたら幸いです。
うちの子は、寝つきもよく、寝ている途中で起きたときは、おっぱいが飲みたいときがほとんどで、授乳するとまたすぐに眠ってくれていました。
なので、テレビなどでよく子供がいる芸能人の女性の多くが、産後2,3ヶ月は子供が寝てくれず本当に大変。
赤ちゃんは、何をしても寝てくれないときがあるものなんですと言っていたのが、正直、不思議でした。
数人のママ友に聞いてみると、当時は、私の1日の睡眠時間が3時間くらいだったというママもいて、驚いてしまいました。
しかも、一度に眠る時間ではなく、きれぎれで確保できた睡眠時間だったと言われたのです。
そのママは、「人間寝ていないと、吐き気がしてくるもんだね。」と話してくれました。
もちろんその時期は、ふらふらで育児と家事をこなしていたそうです。
私はその話を聞いて、家事とか手抜きすればいいのにと思ってしまいました。
私だったら体がもたないと、そのママ友さんのことを、尊敬しました。
私は産前のような、朝までとはいかなくても、睡眠時間は確保できていたので、幸いなことに、その面での苦労はほとんどありませんでした。
それでも、夜に寝かしつけようとして、なかなか眠りについてくれない日が続いた時期がありました。
市役所の保健師さんに相談したり、慌ただしい中、育児書も読んで、赤ちゃんが眠りやすいような環境を作りました。
それはまず、部屋の明かりを消して室内を暗くすることでした。
電気を消して室内を暗くし、赤ちゃんが眠りにつきやすい環境を作ること。
私はもちろん、それを実行していました。
赤ちゃんが眠りやすいように静かな環境も心掛けていました。
住んでいるマンションの側が、閑静なこともありそれは簡単にできることでした。
それでも赤ちゃんがなかなか寝てくれないので、赤ちゃん用の、眠るときに聞かせる音楽のCDを買って来て、それを流したりもしましたが、うちの子には効果がありませんでした。
赤ちゃんがぐずっているので、抱っこをすると泣き止んでくれました。
何をしても泣き止まないということはありませんでしたが、抱っこされたまま寝てくれるときと、寝てくれないときがありました。
赤ちゃんが寝ていることが多い時期だったこともあり、夜は早めに寝室に移動していました。
そして、そろそろ寝る時間だなと思い電気を消した途端、赤ちゃんが泣きだしたような気がしたときもありましたが、新米ママは、保健師さんと育児書を信じていました。
もちろん、保健師さんや育児書の通りにして、問題が解決したこともあります。
けれど、育児書に書いてある通りにして、全て解決すれば育児の苦労はありません。
赤ちゃんにも個性があると、そのときにはあまり考えていませんでした。
新米ママは、わからないこと、不安なことだらけで、そんなこともわかっていなかったのだと、今では思うこともあります。
家にほとんどいて、話す相手もいなかったのと、当時はママ友もいなかったので、あるとき夫に何気なく、「最近(赤ちゃんが)眠るときぐずるようになった。なかなか寝てくれなくなった。」と話しました。
本当に何気なく話したので、数時間後にはそんなこと忘れていると、夜になり、子煩悩な夫は、私と赤ちゃんが寝室に行くと、別室で寝ているのに見に来るようになりました。
夫が見に来るようになり、3回目くらいのときだったと思いますが、「暗いのが嫌なんじゃないの。」とポツリと言いました。
実は私も、電気を消すと泣くなと思ったことがあったので、夫の言葉に背中を押されたような気持ちになり、その日からすぐ、電気をつけたまま寝かしつけてみました。
寝かしつけると言っても、子守唄を歌うわけでもなく、同じ布団で横に一緒に寝るくらいなのですが…。
保健師さんのアドバイスや育児書に書いてあることとは真逆のことをしてみたのです。
すると、赤ちゃんは泣くこともなく少しして眠ってくれました。
寝付いてくれてからは、電気を消して私も眠っていました。
電気を消しても、眠りについた赤ちゃんが起きてしまうことは、授乳以外ではありませんでした。
翌日も、電気をつけっぱなしにしてみると、ぐずらず眠ってくれました。
嬉しかったこともあり、後日、保健師さんと話す機会があり、その話をすると無言になってしまい、あっ言わない方がよかったかなと思いましたが…。
保健師さんのアドバイスを否定するためではなく、うちの子はこういうタイプだったみたいですという軽い気持ちで話しました。
うちの子は、電気をつけて寝かしつけることで、解決しましたが、他にも、夜眠ってくれないときは、赤ちゃんを抱っこして近所を散歩したり、車に乗せてドライブをしたママさんの話も聞きました。
うちの子は、おむつが汚れていてもあまり気にならないタイプだったのですが、おむつチェックや母乳またはミルクをあげてみることも大切ですね。
私は、母乳で子供を育てたのですが、病院から退院してきて一ヶ月検診までの期間は、自分の母乳がどれくらい出ているのか、足りているのか不安になりました。
よくお乳を飲む子ではあったのですが、夜中3時間くらいの間隔で、母乳を求めて起きるのが、通常そんなものだろうと思いながらも、心配性な性格もあり気になりだしました。
そこでまた夫に、「お乳が足りているかわからないから、夜寝る前だけミルクあげてみようかな。」と話しました。
すると夫が、寝室にいた私に、ミルクを作って持ってきてくれました。
赤ちゃんに飲ませてみると、全部飲んでくれました。
するとその日は、赤ちゃんがいつもより、夜中に母乳を求めて起きる時間の間隔が長くなりました。
それからは、時々、夜眠る前に赤ちゃんにミルクを飲ませるようになりました。
やはり、眠っている時間は長くなり助かりましたが、私は母乳育児を決めていたので、一ヶ月検診で先生に相談したところ、「夜しかあげてなくて、成長も順調だから、母乳は足りていますよ。」と言われ、夜寝る前のミルクは止めました。
赤ちゃんが、夜中に頻繁に起きて体がきついママさんは、寝る直前に、ミルクを赤ちゃんに飲ませるのもいいと思います。
鈴木さんより