1歳7ヶ月の娘が好きでお喋りを真似する絵本10選

2021年11月30日

絵本読み聞かせ

1歳7ヶ月の娘を育てる菊池と申します。
子どもは絵本がとっても大好き。特に、0歳から沢山絵本を読んであげると、最初はただ反応なく見ているだけのように見えても、子どもは絵本を見て、様々なことを感じ、吸収します。それが蓄積されると、言葉に現れたり、絵本の中の絵と外で見たものがリンクして、物事の理解にも繋がります。
私も娘に生後3ヶ月くらいから毎日絵本の読み聞かせをしていて、その効果もあってか1歳7ヶ月の現在単語も60語程話し、2語文もでるようになりました。
外で犬や猫を見た後、帰ってきて絵本を引っ張り出して、その動物のページを開いて「わんわん!」と教えてくれることもあります。
絵本を読み聞かせているうちに、絵本にでてくる言葉も沢山真似して覚えるようになりました。
今回はそんな娘も大好きで、言葉の獲得にも繋がる絵本を10冊紹介します。

①『きらきら』/新井洋行

私が娘に初めて買った絵本です。本屋さんの絵本コーナーを見ていて、表紙に大きな金色に光るおほしさまが描かれていて、かわいい!と思い購入しました。
絵本には、「生後7〜8ヶ月の赤ちゃんは光沢感のあるキラキラした金色を好む」とありましたが、私は買ってすぐの生後3ヶ月から、読み聞かせていました。最初はもちろん言葉は発しませんが、登場する金色にキラキラと光るおほしさまやおつきさまに、娘は釘付けでした。「きらー!」「ぱっぱっぱっぱ」とおほしさまが輝く様子を表す擬音語が使われていて、娘もニコニコしながら聞いてくれていたのでずっと読み聞かせていました。
すると生後1歳4ヶ月くらいから、絵本に合わせて「ぱっぱっ」と言ったり、おつきさまが寝ているイラストをみて「ねんね」と言うようになり、絵本のイラストに合わせてお喋りをしてくれるようになりました。
1歳7ヶ月の今でも、ぴかぴか光るイラストが目を引くようで、お気に入りでいつも読んでいます。

②『にゃんにゃんわん』/作わだことみ・絵冬野いちこ

動物たちが隠れている所がパタパタ開くしかけ絵本になっていて、開くといろんな動物が登場します。1ページに動物が1匹いて、かわいく大きくイラストが描かれているので、小さい子でも分かりやすく楽しめる絵本です。
「にゃーにゃーにゃー、ねこちゃん」「もーもーもー、うしさん」といったように書かれているので、鳴き声と動物の名前が自然と一致するようになります。娘は読み聞かせているうちに、うしさんどこ?ぶたさんどこ?と聞くと「もーもー!」「ぶーぶー!」とその動物に指をさして言葉で教えてくれるようになりました。
しかけ絵本なので、パタパタとめくるのが面白いようで、繰り返し何度も読んでいました。

③『だるまさんが』/かがくいひろし

乳児向け絵本で定番の、だるまさんシリーズの1冊です。ネットなどでも子どもに大人気!とよく紹介されているので、私も気になり娘に買いました。しかし実際、最初読み聞かせてもあまり興味がなさそうで、私もたまに読み聞かせている程度でした。しかし読んでいるうちに、じーっと集中して絵本を見るようになったので、繰り返し読み聞かせることにしました。
するとある日急に、だ・る・ま・さ・ん・がの掛け声に合わせて体を左右に振ったり、「どてっ」とだるまさんが転ぶページを開くと娘もどてっと転んだ真似をするようになりました。
1歳3ヶ月くらいから急にハマりだし、だるまさんの動きの真似を沢山するようになり、娘も「これ!」と言って自分から絵本を持ってくるほど、大好きなシリーズになりました。

④『だるまさんの』/かがくいひろし

さきほどのだるまさんシリーズの別の絵本です。
だるまさんの「目」、「手」、「歯」と、この絵本を読みながら体の部位の名前を知ることができます。娘に読み聞かせるときは、私の目を指差してこれが目、だねと言ったり、娘の手を指差してこれが手、だよと声をかけながら読んでいました。
するとこの絵本の効果で、1歳4ヶ月には目、手、歯、髪の毛などの部位の位置をきちんと指差しできるようになり、「め!」「は!」と簡単な言葉なら言って教えてくれるようになりました。

⑤『じゃあじゃあじゃあ』/まついのりこ

動物や物のイラストと擬音語が一緒になった絵本です。これも早い時期から読み聞かせをしていました。絵本も簡単で短いので、0歳から楽しく読み聞かせてあげることができます。
娘は0歳の頃からこの絵本にすごく食いついていて、ねこ=にゃんにゃん、いぬ=わんわん、と読み聞かせるうちに自然と覚えていました。散歩中にネコを見かけると、家に帰ってすぐこの絵本を取り出しネコのページを開け、「にゃんにゃん!」と教えてくれたりします。

⑥『ごあいさつあそび』/きむらゆういち

「あかちゃんのあそびシリーズ」の中の1冊です。これは私も幼い頃よく読んでいて、娘にも0歳から買って毎日読んでいます。しかけ絵本になっているので、動物がこんにちは、と言う場面でおじぎをするようになっています。娘も最初はそのしかけが楽しくて、夢中でパタパタとページを閉じたり開いたりして、動物がおじぎをする様子を見て楽しんでいました。
最後は動物みんなでケーキを食べるページがあり、ケーキ食べてるね、など絵本に書かれていない言葉も足しながら読んでいました。
すると次第にケーキを指さすようになり、「けーき!」と言ったり、最後みんなとバイバイするページでは真似してぶんぶんと手を振るようになりました。ぺこっとお辞儀する真似もします。
言葉だけでなく、身振り手振りも絵本から吸収して覚えているようです。

⑦『あかちゃんごおしゃべり絵本』/かしわらあきお

これは私オススメの1冊です。
赤ちゃんが好きで簡単な言葉が、かわいいイラストと共に沢山出てきます。1ページ1単語のみですが、次のページと単語が繋がるようになっていて、なんとなく言葉と物の繋がりを感じながら読むことができます。
ページ数は乳児向けにしては多いですが、娘は最初から最後までじーっと見て集中して見てくれていて、よく読んで!と自分から持ってきてくれていました。
娘にはこの絵本が合っていたようで、だっこ、ねんね、ボール、まんま、などどんどん絵本の中の言葉を覚えて発音してくれるようになり、この絵本から、10単語以上吸収し言えるようになりました。
発語を促したいな、と思っている親御さんには楽しく言葉が覚えられる、オススメの1冊です。

⑧『ぴいちゃん ほしのことあそぶ』/まついのりこ

これは私が幼い頃1番気に入って読んでいた絵本で、母がとっておいてくれたものをそのまま娘にも読み聞かせています。
ストーリーがあり1歳の子には少し難しいかなと思っていましたが、意外にも絵本棚に置いていると読んで、と持ってきます。
長すぎないので、ちょっと物語を読んであげたいなと思う方にはちょうど良いかなと思います。
ぴいちゃんとほしのこどもが登場人物としてでてきますが、1歳7ヶ月の娘は、ページを1ページずつめくり「ぴいちゃん!」と言って見つけて喜んでいます。傘の船がひっくり帰ってしまう所では「あ〜」とリアクションをしたり、娘なりに物語を楽しんでくれているのかな、と思います。

⑨『なでなでももんちゃん』/とよたかずひこ

「ももんちゃんシリーズ」の中の1冊です。登場するももんちゃんやおばけさんのおなかが痛いので、なでなでしてくれる?と絵本が問いかけます。最初は私が読んで、おなかをなでなでと撫でる動作をして、娘はじっと見ているだけでしたが、次第に私が読むだけで娘がなでなで、とももんちゃんのおなかをなでてくれるようになりました。
お話は単純で1歳の子でも理解しやすく、娘も繰り返し読んでいます。
家にももんちゃんシリーズが他に2冊ありますが、どの絵本も好きで、「ももんちゃん!」と言って嬉しそうに持ってきてくれます。

⑩『ぴょーん』/まつおかたつひで

最後にご紹介するのは『ぴょーん』という絵本です。これも生後3ヶ月から1歳7ヶ月の今でもずっと読み聞かせています。動物や虫、魚がぴょーんと飛び上がる様子を、最初から興味津々に見ていました。0歳の時からこの絵本は食いついていて、じーっとただ見ている期間は長かったですが、1歳くらいから、ぴょーんと飛び上がる場面で足をバタバタして自分も飛んでいる気分になっているようでした。次第にぴょーん!と絵本に合わせて言ったり、ぴょんぴょん!ばった!と登場する動物の名前も言えるようになりました。
何より娘がずっと楽しんで読んでくれているので、お気に入りの1冊です。

どの絵本に興味を持つかは、子どもによっても違います。ただ、子どもが好きで興味ある絵本であれば、0歳からでもじっと見て、絵本から沢山のことを吸収します。
ぜひ自分のお子さまに合う絵本を、探してみてください。

前の記事へ

0歳で発覚!鼠径ヘルニア手術体験記

次の記事へ

子どもの嘔吐への対処法

関連記事

詳しく見る