『ベビーシッターが1時間150円!?
東京都のベビーシッター利用支援事業って何だろう』

2021年12月9日

自治体サービス

東京都にお住いのみなさん、東京都にはベビーシッター利用支援事業があるのをご存じですか?
「仕事復帰の予定があるんだけど、保育園がまだ決まっていない…」
「自分が病院に行く間だけ、下の子の健診の間だけ、子どもを預けたい」
「明日は出勤日なのに、保育園が緊急で休園になってしまった!」

そんな家庭にぴったりのサービスがベビーシッター利用支援事業です。

ベビーシッター利用支援事業とは、ベビーシッター利用料の一部を東京都が助成してくれるサービスです。ベビーシッターを利用したことがない方、利用料が高いというイメージをもっている方でも、東京都が助成してくれるならチャレンジしやすいですよね。
そして、該当の市区町村にお住まいの方は、このサービスを活用して、“ハニークローバー”を利用することができます!“ハニークローバー”の安心グレードが、格段に安い利用料で利用できるチャンスかも!

この、ベビーシッター利用支援事業には、「ベビーシッター事業者連携型」「一時預かり利用支援」「新型コロナウイルス関係」の3種類があります。それぞれ、対象のご家庭や実施している区市町村が異なりますので、ご自身がお住まいの地域ではどのサービスが使えるか、しっかり把握しておきましょう。
この記事では、ベビーシッター利用支援事業「ベビーシッター事業者連携型」「一時預かり利用支援」「新型コロナウイルス関係」の3種類について、それぞれの内容、対象となるご家庭、利用できる区市町村、手続きの流れなどについてお知らせしていきます。

【ベビーシッター事業者連携型】

「仕事復帰の予定があるんだけど、保育園がまだ決まっていない…」
「仕事が決まってからじゃないと保育園申請できない。でも保育園が決まらないと仕事に行けないし、どうしたらいいの?」
「保育所等の0~2歳児クラスに申請したけど、通らなかった」

こんなお悩みを抱えている方にぴったりなのが、ベビーシッター利用支援事業「ベビーシッター事業者連携型」です。これは、待機児童の保護者又は育児休業を1年間取得した後復職する保護者が、お子さんが保育所等に入所できるようになるまでの間、東京都の認定を受けた認可外のベビーシッター事業者を利用する場合の利用料の一部を助成するものです。東京都では、平成30年度から、待機児童対策としてベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)を実施しています。
保育園が決まるまでの間となると、数か月になることもありますよね。安心して預けられるシッターさん、できれば毎回同じシッターさんが来てくれた方が、保護者もお子様も安心です。ハニークローバーは、シッター固定ができます。ハニクロの安心グレードで、小さなお子様のシッティングも安心です。しかも、専用アプリを使ってリアルタイムで保育状況を報告させていただきます。

https://sitter.honeyclover.co.jp/municipality#tab02

対象

実施している区市町村(下記参照)にお住まいの方のうち、次の1又は2に該当する方が対象です。
1  保育所等の0~2歳児クラスに相当する待機児童の保護者
2  0歳児で保育所等への入所申込みをせず1年間の育児休業を満了した後、
お子さんの1歳の誕生日から復職する保護者(復職日以降、利用できます。)
※ 対象者の詳細な要件は、各区市町村が上記1・2の中でそれぞれ設定します。
詳細は、各区市町村の案内の内容を必ず確認してください。

実施している区市町村

新宿区 台東区 品川区 大田区 渋谷区
中野区 豊島区 北区 荒川区 板橋区
葛飾区 江戸川区      
三鷹市 府中市 国立市 福生市 狛江市
東大和市 武蔵村山市      

利用時間

利用可能時間は、月曜日から土曜日までの午前7時から午後10時までです。ただし、祝日及び休日(国民の祝日に関する法律に規定する休日)は除きます。

利用料金

このシステムを使うと、なんと1時間あたり150円(税込み)でベビーシッターを利用することができます!通常のベビーシッター利用料金と比較すると、考えられないくらいのお値段ですよね。しかも、早朝料金や夜間料金はありません。上記の時間帯ならいつでも、全て1時間あたり150円(税込み)で利用することができます。

手続きの流れ

まず、お住まいの区市町村にて利用案内を受け、対象者に該当するか確認します。
そして、利用するには、区市町村との手続き、オンライン上の専用システムでの手続きが必要となります。
①この事業の契約書を区市町村窓口に持参し、この事業の専用システムを利用するためのアカウント発行を申請する。アカウントは、利用者に直接送付されます。
(↑「来週から利用したい!急いで申請しなきゃ!」では間に合わない可能性があります。事前にアカウント申請をしておいたほうが安心ですね。)
②アカウントを受け取ったら、専用システムにおいて助成券を発行します。画面上に表
示された助成券のコード(番号)を、ベビーシッター利用の際にシッターに伝えてください。専用システムは、パソコン又はスマートフォンからアクセス可能です。

【一時預かり利用支援】

「自分が病院に行く間だけ、下の子の健診の間だけ、上の子を預けたい」
「お兄ちゃんの学校行事の間だけ、下の子を預かってもらえないか」
「けがをしてしまって、家庭での子育てが一人では大変!シッターさんを活用したい」

こんな方にぴったりなのがベビーシッター利用支援事業「一時預かり利用支援」です。日常生活での急な事情・イレギュラーな事情などにより一時的に保育が必要となった場合や、保護者等とベビーシッターによる保育を必要となる場合に活用することができます。ベビーシッターを利用する場合の利用料について、区市町村が費用の一部を補助してくれます。保護者の多様なニーズに応えるとともに、ベビーシッターを安心して利用できる環境を整備するためのものです。
このシステムで“ハニークローバー”を利用していただくと、入会金、年会費、当日手配料の全てを無料でご利用いただけます。また、シッターは固定とさせていただきますので、継続して利用したい場合でも安心です。単発の利用で心配な方には、専用アプリでリアルタイム保育状況を確認していただくのがおすすめです。

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対象

実施している区市町村にお住まいの方のうち、次の(1)又は(2)に該当する方が対象です。先ほどのベビーシッター事業者連携型とは違って、基本的には」未就学児のお子様なら何歳でも対象児童に該当します。

(1)日常生活上の突発的な事情や社会参加などにより、一時的に保育を必要とする者
(保育認定の有無は問わない。)
(2)ベビーシッターを活用した共同保育(保護者等とベビーシッターによる保育)を必要とする者

※ 対象者及び対象児童の詳細な要件は、区市ごとに異なることがありますので、お住まいの区市にお問い合わせください。

実施している区市町村

中央区 文京区 豊島区 北区 荒川区
武蔵野市        

【新型コロナウイルス関係】

新型コロナウイルス感染症の影響は、保育園・保育園を利用しているご家庭にも大きな影響を及ぼしました。

「明日は出勤日なのに、保育園が緊急で休園になってしまった!」
「緊急事態宣言にともない、当面の間保育園が休園になった!」
「保育園の担任がコロナ感染し、そのクラスだけ登園自粛になってしまった!」

このように、保育園の休園や登園自粛要請があると、保護者の方のお仕事にも大きく影響します。そこで、ベビーシッター利用支援事業等の対象者に、新型コロナウイルス感染症の影響により、臨時休園等となった保育所等の利用児童が追加されました。新型コロナウイルス感染症の影響によって、認可外のベビーシッターの利用をした場合に、東京都が利用料の一部を助成するのが、ベビーシッター利用支援事業(新型コロナウイルス関係)です。
休園となると、1日では済まないことがほとんどです。数日から2週間程度の対策が必要になります。“ハニークローバー”では、そんなときも入会金、年会費、当日手配料の全てを無料でご利用いただけます。また、シッター固定ができるので、休園の間ずっと同じシッターさんにお願いすることも可能です。

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対象

臨時休園等となった保育所に通うお子さんが対象となります。ですので、幼稚園に通うお子さんや自宅で子育てをしているお子さんは、こちらのサービスの対象にはなりません。(「一時預かり利用支援」のほうをご覧ください。)
また、保護者の方が“医療、交通、金融、社会福祉等の社会生活 を維持する上で必要なサービスに従事しているなど仕事を休むことが困難な者”という基本的な条件があります。どうしても出勤しなければいけない方、というニュアンスですね。ただ、保護者がテレワーク等により在宅勤務をしている場合でも利用できる場合があります。家庭の状況、お子さんの年齢や職務の内容等が判断のポイントになります。助成対象となるかどうかは、お住まいの区市町村にご確認ください。

利用時間

利用可能時間は、月曜日から土曜日までの午前7時から午後10時までです。ただし、祝日及び休日(国民の祝日に関する法律に規定する休日)は除きます。早朝保育や延長・夜間保育の時間までカバーされているのは嬉しいですね。

利用料金

このシステムを使うと、なんと1時間あたり150円(税込み)でベビーシッターを利用することができます!通常のベビーシッター利用料金と比較すると、考えられないくらいのお値段ですよね。しかも、早朝料金や夜間料金はありません。上記の時間帯ならいつでも、全て1時間あたり150円(税込み)で利用することができます。

実施している区市町村

港区 新宿区 文京区 台東区 江東区
品川区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区
杉並区 豊島区 北区 荒川区 練馬区
葛飾区 江戸川区      
武蔵野市 三鷹市 調布市 福生市 東大和市
清瀬市 東久留米市 西東京市    

手続きの流れ

利用するには、区市町村との手続き、オンライン上の専用システムでの手続きが必要となります。
①この事業の契約書を区市町村窓口に持参し、この事業の専用システムを利用するためのアカウント発行を申請する。アカウントは、利用者に直接送付されます。
(↑「休園になってしまった!急いで申請しなきゃ!」では間に合わない可能性があります。事前にアカウント申請をしておいたほうが安心ですね。)
②アカウントを受け取ったら、専用システムにおいて助成券を発行します。画面上に表
示された助成券のコード(番号)を、ベビーシッター利用の際にシッターに伝えてください。専用システムは、パソコン又はスマートフォンからアクセス可能です。

注意点

・ベビーシッターは、お子さんの保育のみを行います。保育の場所は、利用者の自宅と決められています。また、家事援助、兄弟姉妹の送迎、その他のサービスは含みませんのでご注意ください。
・お子さんが体調不良の場合(37.5度以上の熱がある場合等)や、保護者の方が休暇の日(体調不良等による欠勤を含みます。)、は、利用することができません。
・保護者方が産休・育休中は、利用することができません。

【まとめ】

今回は、東京都のベビーシッター利用支援事業について紹介しました。
東京都のベビーシッター利用支援事業には、
・ベビーシッター事業者連携型
・一時預かり利用支援
・新型コロナウイルス関係   
の3つがあり、それぞれ対象や実施している区市町村が異なります。いざというときのために、お住まいの地域ではどのサービスが使えるのか、把握しておきましょう。

子育てには、予想外のことがたくさんあります。頼れる人が近くにいない、コロナ禍で親族にも頼りにくいというご家庭も多い状況です。予想外の事態を眼前にして、親だけでは対策をとるのが難しいこともあります。そんなときは使えるサービスをどんどん使いましょう。ベビーシッターは保育のプロです。体も気持ちもゆとりをもって育児できるように、使えるサービスは有効に使っていきましょう。

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