2022年4月7日
子育て
はじめまして。eupharuと申します。この記事は、私が知らない土地に引越し、その後すぐに妊娠が判明した時のお話を書いています。
こんな方におすすめです。
・転勤族の方
・地方にお住まいの方
・現在妊娠中の方
今年の転勤はないだろう、と夫から聞いていた私にとって、異動の知らせはまさに青天の霹靂でした。
これまで夫と私は仕事の関係で入籍してからもしばらく別々に暮らしており、土日休みに新幹線や車でお互いの家に会いに行く、という生活を約1年続けていました。
そんな中私はなかなか辞められなかった会社を遂に退職し、晴れて夫婦一緒に住み始めることができました。
慣れ親しんだ土地での新婚生活は毎日がとても充実していました。
しかしその半年後、夫に異動が言い渡されました。
場所は香川県。
親戚も知り合いもおらず、ほとんど行ったことのない土地でした。
夫は香川支社の立て直しに大抜擢され、期待を込められた異動だったのですが、私は一緒に住み始めたばかりの家を出て、知らない土地へ行くことにショックが隠し切れませんでした。
しかし転勤は断ることが出来ません。
引っ越しまでのタイムリミットが着々と迫ってきていました。
当時、香川県に関する知識はほぼなく、辛うじてうどんが有名だと知っていたぐらいでした。
まさか自分が住むようになるとは思ってもいなかったからです。
しかし戸惑っている場合ではありませんでした。
引越しには日程に余裕が無かった上に、夫の会社には社宅制度がなく、自分たちで住む家を決めなければならなかったのです。
土地勘がない中での住まい探しは難航しましたが、不動産屋の方や香川県出身の友人にとにかく聞き、何とか物件を決めることが出来ました。
住む家は、以前夫と住んでいた家よりも広い部屋を借りることにしました。
地方は家賃が安いため、比較的安価で良い家に住むことができる、ということはメリットだと思いました。
子どもなんてまだまだ先の話。
とりあえず香川で夫婦二人の生活を安定させよう。
母親も祖母も、つらい不妊治療を乗り越え子どもを授かったと聞いた私は、自分自身も妊娠しづらい体質だと思い込んでいました。
そう簡単に子どもを授かれることはないだろう。
生活が落ち着いたら、本格的に治療を開始しよう。
そう思っていた矢先、妊娠が判明しました。
引越しも大変で、住むところを決めた後はバタバタと荷造りをしました。
2人分の引越しは荷物も多く、想像以上に時間がかかりました。
また、私は退職して家にいたため、荷造りのほとんどは私の担当。
重い家具や荷物の整理はとても大変でした。
なんとか荷造りや荷ほどきが終わり、ようやく引越しも落ち着いた頃、生理が遅れていることに気が付きました。
まさか妊娠しているわけないだろう、そう思ったものの念のため妊娠検査薬を使ってみることに。
すると結果はまさかの陽性。
驚きとともに、このバタバタと忙しい期間、私のおなかに一生懸命しがみついていてくれてありがとうという気持ちになりました。
夫とも子どもが欲しいねという話をしていたので、妊娠の報告をしたときにはとても喜んでくれました。
しかしこんなに早く私たちのところに赤ちゃんが来てくれるとは思ってもいませんでした。
突然の妊娠で、あまり心の準備が出来ていなかったものの、急いで近くのクリニックを探し、受診しました。
受診の結果、経過は順調で無事赤ちゃんの心拍を確認することが出来ました。
妊娠の経過は順調でしたが、私の場合は食べづわりがありました。
常に二日酔いのような気持ち悪さがあるものの、何かを食べていないと余計に気持ちが悪くなるという状況。
スーパーに行くことも、もちろん食事を作ることもできませんでした。
特に、刺身や生肉などの生モノを見ると吐き気を催してしまう、という症状がとても辛かったです。
また、知り合いのいない土地で生活するうえで、私にとって食べることは大きな楽しみの一つでした。
しかし、そんな楽しみがつわりによって奪われてしまったのです。
気を紛らわそうとテレビやスマホを見てみるものの、やはり食べないと気持ち悪い。
でも食べることが出来ない。
おなかの赤ちゃんのために栄養を取らなければならないと分かっていながらも食欲がなく、体重はどんどん落ちていきました。
そんな私を救ってくれたのはまさかのうどんでした。
私は春~夏にかけてつわりがありましたが、冷たく、レモンやすだちなどの柑橘が乗っているぶっかけうどんは、少量ですがつわり中でも食べることが出来たのです。
初めて食べた時、「これなら食べられる!」と嬉しかったことをはっきりと覚えています。
香川県はコンビニよりもうどん屋さんが多いと言われていますが、その言葉通り、道を歩けばうどん屋さんがたくさんあります。
つわり中で食欲がない私でも色々なお店のうどんを試すことができ、良い気分転換にもなりました。
うどんのおかげで栄養を取ることが出来るようになると、体調や気分もだんだん良くなっていきました。
長かったつわりがようやく落ち着き、安定期に入ってからは県内へプチ旅行に行きました。
もちろん無理は禁物、母子手帳は肌身離さず持ち歩いていました。
香川は県内の面積が小さいため、車で1~2時間もあればどこでも行くことが出来ます。
金毘羅山や栗林公園など香川県の観光地はもちろん行きましたが、つわり中にお世話になったうどんは、安定期に入ってからもうどん巡りの旅と称していろいろなお店のうどんを食べに行きました。
安定期からは体重制限との戦いでしたが…。
だいぶおなかも大きく目立つようになっていたため、お店の方が気遣ってくださることも多く、近くにある安産祈願ができる神社を案内して下さった方もいらっしゃいました。
香川の人のあたたかさに触れ、とても嬉しかったことを覚えています。
また、近隣の島へも日帰り旅行をしました。
香川県は瀬戸内海に島が多く、フェリーで手軽に行くことが出来ます。
オリーブや醤油が特産の小豆島や瀬戸内国際芸術祭のメイン会場にもなる直島が有名ですが、私が特に良かったのは男木島・女木島です。
高松港からフェリーに乗り、片道20分ほどで行くことができる上に、島自体がそこまで大きくないため、徒歩や電動自転車で島内をのんびりと散策することが出来ました。
島にはおしゃれなカフェやレストランもたくさんあり、キャンプやバーベキューができるスペースもありました。
妊娠中はなかなか遠出することが難しいですが、県内にあるいろいろな観光スポットへ手軽に行くことができ、出産前に夫婦二人の思い出作りをすることもできました。
臨月に入り、ついに出産間近に。
私は地元で里帰り出産をしました。
自宅で陣痛が起き、母親に病院へ送ってもらいました。
病院に着いてからは4時間半と、初産にしては比較的早いスピードで男の子が生まれてきてくれました。
実家に1か月ほど滞在し、我が子をつれて香川県に帰りました。
香川県は親戚や知り合いのいない土地ですが、出産後に戻った際は、「ただいま!」という気持ちでいっぱいでした。
夫と二人、初めての育児の始まりです。
夫は仕事で忙しく、ワンオペ育児の日も多いため試行錯誤の毎日ですが、息子の笑顔に癒されながら奮闘中です。
息子がもう少し大きくなった後、家族3人でうどん屋さんに行きたいなと思いながら日々成長を見守っています。
こんにちは。eupharuと申します。この記事は、私が香川県という初めての土地で、頼れる人がいない中でのワンオペ育児について書いています。
こんな方におすすめです。
・ワンオペ育児をされている方
・地方にお住まいの方
・実家・義実家と離れて暮らしている、または実家等を頼れない方
ワンオペ育児は私と生まれたばかりの息子が香川県の自宅へ帰ってきた直後からスタートしました。
夫は育児休暇を取得出来なかった上に、平日は終電まで仕事をしているためほとんど家にいません。
私は大変だった出産を終え、しばらくは実家で母親にほとんどの家事をやってもらいながら、育児に専念していました。
初めての育児は右も左も分かりませんでした。
しかし、子育て経験者である母親がそばにいてくれたこと、また家事の大半をしてもらっていたことでなんとか乗り越えることができていました。
また、夜泣きによる睡眠不足が続いていましたが、母親に息子を見てもらっている間に少し睡眠をとらせてもらうこともできました。
あと数か月実家にいたい…という気持ちをなんとか抑えて香川県にある自宅へ帰宅。
帰宅当日と翌日は主人も家にいましたが、その次の日からワンオペ育児がスタートしました。
今まで母親にやってもらっていた毎食の支度や洗濯、その他最低限の家事をこなしながらの育児。
実家にいた時はいつも母親と二人で行っていた沐浴も、もちろん一人ですべてこなさなくてはなりません。
実家も義実家も遠く離れており、すぐに頼ることはできません。
慣れ親しんだ土地から、親族も知り合いもいない土地で急にワンオペ育児をすることになった私は不安で押しつぶされそうでした。
私は連日の夜泣きによる睡眠不足を抱えながら、なんとか家事育児をこなしていました。
息子の昼寝に合わせて私も睡眠をとり、夜中の授乳も一人で行っていました。
しかし、一番つらかったことは睡眠不足ではありませんでした。
“大人と会話をする機会がないこと”でした。
誰とも悩みを相談することも、雑談することも出来ず、まだ話せない息子と二人きり。
もちろん息子は可愛くて仕方がなかったですし、毎日たくさん話しかけていましたが、会話があるわけではありません。
大人と話せないことで精神的に追い詰められました。
夫は休みの日は積極的に育児に協力してくれますが、平日は朝ギリギリまで寝ていることが多く、いつも急いで準備をして家を出ていました。
また、夜は息子が寝た後に帰っていたため、夫と息子が一度も顔を合わせていない日も何日もありました。
息子は毎日成長し、昨日できなかったことが今日できるようになった、ということもたくさんあります。
できたよ!とすぐ報告したいのに、言えない。
私はいつもLINEで夫や家族に共有していました。
二人の子どもなのに、私が一人で育てているみたい。
と、夫対する不満が溜まっていきました。
また、もしも息子に何かあった時は私しかいない…と、常に緊張しながら育児をしていたため、不安に押しつぶされそうになったことが何度もありました。
私は今のこの環境を変えなければいけない、そう思いました。
実家も義実家も頼れないワンオペ育児はしんどい。
このままでは私が産後うつになってしまうかもしれない。
私は正直に夫に言いました。
それから、今後の家事育児分担について夫婦で話し合いを行いました。
夫も平日は私にほぼ育児を任せていることに申し訳なさを感じていたようで、自分に何が出来るか考えてくれました。
二人で相談した結果、夫には毎朝15分早く起きてもらうようにしました。
また、土曜日の午前中は夫に息子をみてもらい、私一人でお出かけをする時間をつくってもらうようにしました。
早速実践したところ、夫は平日の朝に15分余裕が出来た分、息子のおむつ替えや着替え、朝ごはんの準備をしてくれるようになり、息子の話をすることもできるようになりました。
そして私は毎朝夫が息子をみてくれる間は家事に集中することが出来るため、夫が出勤した後から息子と精一杯遊ぶことが出来るようになりました。
また、土曜日の午前中に一人でお出かけが出来るようになったため、ゆっくりと買い物をしたり、気になっていたカフェに行ってみたりと自分の時間が持てるようになりました。
店員さんと話をしたり、美味しいものを食べたりすることで気分転換ができました。
また少し息子と離れる時間があることで、より一層息子を可愛いと感じることが出来るようになりました。
完璧主義だとワンオペ育児は難しいです。
私も子どもが生まれるまでは家事も育児も完璧にしよう!と意気込んでいました。
一日中家にいるのだから時間なんていくらでもある、と思っていました。
でも実際に子育てが始まると、毎日バタバタとしているうちに時間が過ぎ、あれもこれも出来なかったと落ち込むことが多くなりました。
そこで私は考え方を変え、完璧にしようと頑張りすぎることをやめました。
子どもが毎日元気でいればそれだけで子育ては100点満点。
この考えで日々育児をするようになったことで、完璧にしなければならないと重くのしかかっていた肩の荷が下りました。
掃除機は毎日かけなくても死なない、洗濯物は取り込んだ端から使っていけばいい。
ベビーフードだっておやつだって頼ります。
その代わり、息子と全力で遊ぶようにしました。
すると、私は今まで家事や離乳食づくりに時間を費やしていた一方で、息子と遊ぶ機会を失っていたのだという事に気付かされました。
家事や離乳食にかける時間はもちろん大切ですが、今この瞬間の息子にはもう一生会えないのだと思うと、全力で息子と向き合っていきたいと感じました。
息子にとって何が一番良いのだろうかと考えながら適度に手を抜き、日々ワンオペ育児に奮闘しています。
私が住んでいる地域はとても公園が多いです。
公園の一つ一つはさほど大きくありませんが、数十~数百メートル間隔で公園があるため、子どもが分散しておりいつも空いています。
私はもともと一日中家の中で過ごすことが苦手で、育児中も一日一回は外に出たいと思っていました。
はじめは散歩ついでに近くのスーパーやドラッグストアなどへ行っていたのですが、毎日買うものがあるわけでもありません。
ある時、私は家の周りにたくさんの公園があることに気が付きました。
しかし子どもが小さかったためベビーカーを押しており、他に遊んでいる子の邪魔になったらどうしよう、と公園に散歩に行くことをためらっていました。
しかし、よく探してみると至るところに公園があるため、遊具の少ない小さな公園は誰も遊んでいないことがほとんどでした。
毎日買い物に行っていたころは、特に買うものも無いのに店の中をうろうろしていましたが、公園に行くようになってからはベンチでゆっくり過ごすことができるようになりました。
また、たまにベビーカーに赤ちゃんを連れたお母さんの出会うこともあり、人が少ないからこそ仲良く話せたこともありました。
公園=子どもがいっぱい
というイメージを持っていましたが、地方だと空いている公園がたくさんあります。
小さな子どもでも自分のペースでゆっくり遊ぶことができるため、安心して連れていくことができとても助かっています。
今ではお気に入りの公園を見つけ、歩き始めた息子と毎日通っています。
まだまだ慣れない土地、そしてワンオペ育児ですが、息子とともに私自身も成長していきたいと思います。
こんにちは。eupharuと申します。
この記事では私が初めて住む土地である香川県での育児について、コロナ禍で人とのつながりが持ちづらい中でどのように子育てをしているかを書いています。
こんな方におすすめです。
・転勤族で子育てをされている方
・実家・義実家と離れて暮らしている、または実家等を頼れない方
・ワンオペ育児をされている方
・地方にお住まいの方
日々育児をしていく中で、私は息子を他の子と遊ばせてあげたいという気持ちがどんどん強まってきました。
なぜなら私自身が香川県にママ友がいなかったため、息子が赤ちゃんとのふれあう機会を持つことが出来なかったからです。
初めての土地、初めての育児でてんやわんやだった日々も段々と落ち着き、息子が生まれてから数か月経った頃には、少しずつですが家事育児に余裕も生まれてきました。
ただ、当時は毎日家の中や家の近くで2人だけで遊ぶ日々。
私は息子にもっとたくさん良い刺激を与えてあげたい、色々な場所に連れて行ってあげたい、という気持ちが日に日に大きくなっていきました。
そこで息子が他の子と一緒に遊べるようなところに連れて行ってみようと思いました。
早速私は香川県の情報誌やインターネットなどで探してみました。
しかし残念なことに、赤ちゃん同士のふれあいイベント等はコロナ禍で軒並み中止や延期になっており、そもそも今年は行う予定がない、というイベントも多くありました。
私はふれあう場の少なさにショックを受けました。
そして、以前テレビのニュースで何となく目にした、「孤立する育児」というフレーズをふと思い出し、まさにこれだ、と実感しました。
私の妊娠が分かった頃は、まさにコロナが日本に入ってきたばかりの頃でした。
コロナに関する正しい情報がどれかも分からず、急激なマスク不足に陥り、マスクを求めて薬局をたくさん回ったことは記憶に新しいです。
コロナが胎児に与える影響も分かっていない中、妊婦だった私はとにかく感染予防に努めました。
また出産は大学病院でしたが、夫の立ち合いはもちろん出来ず、陣痛と戦いながらPCR検査を受けました。
県外で里帰り出産をしたため、感染対策もあったことから夫は生まれてからしばらく息子と会うことができませんでした。
そして、息子が無事に生まれてからも、両親・義両親と一度会ったのみ。
平日はワンオペであるため、ずっと息子と二人きりで過ごしてきました。
コロナ前までは、友人とよく旅行をしたり、飲みに行ったりと外に出ることが多かった私は、出産とコロナで生活が激変しました。
妊娠中から親戚や友人と会うことを我慢し続けた結果、他の人と話したい、関りを持ちたいという気持ちがどんどん大きくなり、このままでは自分がふさぎ込んでしまう…と危機感を抱き始めました。
香川県のイベント情報を収集していくうちに、ようやく家の近くで行われている育児イベントを見つけることが出来ました。
しかし、連絡をしてみたもののコロナの影響でイベントの定員が制限されており、どこも満員でなかなか予約をすることが出来ませんでした。
また予約に空きを見つけても、家から離れていたり、参加費が高かったりするなど、なかなか求めているイベントに巡り合うことはできませんでした。
たまたま空いていた、家の近所の保育園で行われていたふれあいイベントに参加したこともありましたが、ベビーカーで行きづらかったことや、ママ友たちの輪がすでにできてしまっていることなどから中々馴染めず、一度きりの参加となってしまいました。
当時はふれあいの場を探すことがこんなに大変とは思っておらず、もう息子と二人でもいいか…と一度諦めかけていました。
積極的に探し始めてもなかなか条件に合うふれあいの場が見つからず、悩んでいた頃、インスタグラムでふと育児イベントを行っている施設を見かけました。
インターネットで探していた私にとっては、インスタグラムに掲載されている施設ってどうなんだろう、本当にイベントは開催されているのかな、などと少し不安がありました。
しかし、その施設はインスタグラム上に施設の情報や利用方法などがしっかり説明されており、投稿もほぼ毎日更新されていたため、思い切って連絡してみることにしました。
すると、施設を初めて利用する人を対象にしたイベントが開催されていることを教えて頂き、予約をすることができました。
いざ息子を連れ行ってみると、古民家を改築した建物で想像していたよりも広く、あたたかみがあり、とてもアットホームな雰囲気でした。
施設のスタッフの方もとても親切で色々なお話をしてくださいました。
また、利用料は無料であるにもかかわらず、シールや折り紙、たくさんの本やおもちゃがあり、(施設を利用される方々からの寄贈により賄われているそうです)子どもが楽しめる環境が整った施設でした。
行く前は不安もありましたが、私は初めて施設に入った瞬間にここだ!と感じ、やっと求めていた場所を見つけることができた、と嬉しくなりました。
素敵な施設を見つけた後は、定期的に通うようになりました。
息子が他の子どもたちと遊ぶ機会をつくることができただけでなく、私自身が家族以外の大人と話せる場を持てたことは、育児にとてもプラスになりました。
施設では同じぐらいの歳の子が集まる日もあり、同じ悩みを抱えたお母さんと話をすることで、みんな同じことで悩んでいるんだな、大変なのはうちの子だけじゃないんだ、と知ることができました。
息子は現在1歳ですが、離乳食のメニューや食べさせ方、寝かしつけや夜泣きなど、共通する話題や悩みがたくさんあり、話がとても弾みました。
育児は結果が見えづらく、成功・失敗もないため、自分の育児が正解なのか、子どもはきちんと育っているのかという不安が常にありました。
もちろん本やインターネットなどで調べることにより解決できることもたくさんあります。
しかし、やはり実際に話して悩みを聞いてもらえることは、たとえ解決しなかったとしても育児の不安を大きく取り除いてくれました、
結果として、私は以前より前向きに育児に取り組むことが出来るようになりました。
施設に遊びに行くと、0歳~幼稚園の年長さんまで様々な年齢の子どもたちがいます。
息子より小さな赤ちゃんを見て懐かしくなったり、同じぐらいの歳の子と一緒に遊んだり、息子より大きな子を見て、あと数年後はこんなに大きくなって出来ることもどんどん増えていくんだな…と勉強になったり。
刺激をたくさんもらえる場所です。
そして何より、子どもが楽しそうに遊んでいる姿はいつ見ても癒されます。
何事にも一生懸命で、全力で取り組む子どもたち。
施設は息子にとっても良い刺激となるようで、最初は連れてきただけで泣いていましたが、徐々に慣れることができ、今では他の子と一緒のおもちゃで遊んだり、スタッフさんに本を読んでもらったりしています。
もちろん、施設で遊べる人数や時間は制限されているため、一度にたくさんの子どもと会うことはできませんが、素敵な場所を見つけることができて本当に良かったと思います。
これからも定期的に通い、子どもと一緒に楽しんでいきたいです。