無理だと思っていたけれど…なんとかなるワンオペ育児

2022年3月8日

ワーキングママ

『我が子の笑顔』は見てるだけで幸せな気持ちになります。

私も子どもたちがお腹の中にいたときには「早く会いたいな」と毎日思っていました。
でも、いざ産まれたら生活が一変。ワンオペ育児であれば想像以上に大変です。

第1章:日常生活で大変だったこと

【ご飯編】

子どもたちにとって『ご飯の時間=食事』というだけではなく、食事の基礎を培う場面でもあります。食べ物の熱さ、硬さ、柔らかさ、大きさなどを遊びながら学んでいきます。遊び食べは長い子だと3歳ごろまで続くとされています。そのため人によっては一番大変だと感じる人もいるかもしれません。

料理をしようとすると遊び相手がいなくなるので「抱っこ抱っこ」と足元に来ます。
次第に泣き声が大きくなり、どうしようかと悩んだ末、要求されるがまま抱っこしていましたが、それではなかなか料理が始められずどんどんご飯の時間が遅れていってしまいます。
そこは泣いていてもぐっとこらえて料理を始めてしまいます。
台所はやけどやケガになるものがたくさんあるので、出入りできないようにしておくことが大事。ベビーゲートやベビーベッド等も売っているので活用することで未然に事故を防げます。
その他にも、料理中にしか遊べないおもちゃを用意しておくとその時間を楽しく過ごすことができます。

ご飯を作っている最中に子どもが寝てしまうこともあります。お昼寝の時間が長引くと、後々時間が押してきて生活のリズムが狂ってくるため、できれば寝てほしくありません。
これはお昼寝の時間をある程度固定させてしまうことで解決できます。
無理に起こすことも可能ですが、大人でも寝起きが悪い人がいるように、子どもたちも一番眠いタイミングで起こされるとしばらく食事する気分になれない時があります。

子どもによって気分の替え方は違うので、子どもと過ごす中で見つけていくといいと思います。私は作ったご飯を見せたり、好きなTVを数分だけかけたりして機嫌を直すようにしています。
どうしても機嫌が直らない時は、一緒に話したり、遊んだりしてもいいと思います。
また、ご飯のあげ方も机に座って食べさせられそうにないなら、膝の上にのせて食べさせてあげるでもいいですし、味見のような形で台所で食べさせてあげてもいいです。
その1回で常態化するわけでもないですし、お腹を満たすことが目的なのでそこはこだわらなくてもいいと思います。ママになって「しっかり育ててあげないと!」と気を張ってしまう方がほとんどかと思いますが、毎回毎回きっちりしすぎるとママもしんどくなってきます。ある程度肩の力を抜いて、自分が笑顔になれる、【顔晴れる】方法で食事を楽しむことも大切です。

余裕がないときに「しんどいなぁ」と思ってしまうのが”遊び食べ”です。
よくあるのが食べ物を落とす、こぼしてみる、机の上に落ちたものをわざわざ払って下に落としてみる、食べ物を器間で移動させたり…。
わからないなりに一生懸命に作ったご飯もそうした形で食べてくれないと悲しくなります。あと片付けのことを考えるとできるだけしてほしくないと思ってしまいます。
私は、机の上に食べ物が落ちてしまったときには、お皿を片付けます。そうすることで、お皿が落ちて少量残っている食べ物が飛び散ることもありませんし、お皿が割れたり欠けたりすることもありません。
下に新聞紙やシートなどを引くことも一つの手です。ですが、それをすることで手間と時間が余計にかかってしまうのであればお勧めはしません。私は神経質な部分があり、シートを丁寧に拭きすぎて逆にすることを増やしてしまってしんどくなったので、上記の方法は人によるかもしれません。
これも自分が一番楽な方法を探すことがしんどくなりすぎないポイントです。
遊び食べもずっと見ているわけにはいかないので、普段よく食べているときの時間と比べて、ある程度時間が経ったら食事を切り上げたり、気をそらせるような話をしたりしながら食べさせています。一口分スプーンですくってあげて自分で食べるように持たせてみてもいいです。

下の子が年子などで授乳と重なってしまったときは先に自分が食べます。母乳で育てているのであれば、自分を後回しにしていくと母乳の出も悪くなるし、少々泣いていても大丈夫です。泣くことも赤ちゃんにとっては運動です。ミルクであっても食べてから上げたほうがゆっくりあげることができます。上の子も一緒に食べてあげるほうが食も進みます。
自分が早く食べてしまって、隣で授乳すれば大丈夫です。

食事の進み具合が悪いときには、理由によりますが、お腹がいっぱいになってきたのであれば無理にあげる必要はありません。目安はゲップです。
ゲップが出たら潔く切り上げて、次からは少なめにしてあげます。
ご飯の進みが悪いときや、嫌いなものがあって食べない場合には、料理を工夫してあげることが一番の解決策かもしれません。小さく切ってあげる、混ぜ込んでみる、味付けを好きな味付けにする等工夫を凝らしながら作ります。

【お風呂編】

ワンオペで精神的にも肉体的にも一番大変なのがお風呂です。お風呂での事故は命にもかかわるものが多いです。
子どもの沐浴の時期が終わって一緒にお風呂に入れるようになったら「どうゆう手順で入れたらいいのか」と悩んでしまいます。上にお子さんがいる 方ならなおさらです。

まずは準備を念入りにします。あとは環境と自分のやりやすさで準備をしていきます。

私の場合は子どもが二人いるので下の子の準備を特にしっかりします。
そして上の子のおむつ以外の着ているものを脱がします。おむつを早々に脱がせてしまうと漏らしてしまうことがあるので気を付けます。
下の子は脱衣所に寝かせ待たせます。
自分の服を脱いだら上の子と浴室に入り、おむつを脱がせて、
まずは自分を洗ってから上の子を洗っていきます。
上の子を洗えたら、下の子を浴室に入れて太ももの上で洗います。
その後子どもたちとお風呂に入って上がります。
お風呂上りは子どもたちのケアや着替えがあり、自分はなかなかゆっくり着替えてられないので、ガウンがあると便利です。

【寝かしつけ編】

我が家の一日の流れは、ご飯を食べた後にお風呂に入って寝るというルーティンです。
ご家庭によってはお風呂に入ってからご飯、寝かしつけの場合もあるかと思います。
お風呂に入ってからご飯を食べると、満腹になり眠たくなってくるということと、お風呂で温まった体の深部体温がちょうど下がってくるころで眠たくなるというメリットがあります。
ですが、うちは夕飯時に服を汚すことがほとんどなので、ご飯後にお風呂にしています。そうなってくると、夜は「ご飯→お風呂→寝かしつけ」と怒涛の時間になります。
ワンオペでは夜が一番大変な部分だと思います。

寝かしつけはかなり根気がいるので、寝かそうと思っていたのに自分も疲れ切っているため、一緒に寝てしまうこともあります。
すぐに寝てくれる子ならいいのですが、抱っこで寝ていてもベッドに寝かした途端起きる子や、おむつを替えても授乳しても泣き続けている子もいます。なかなか寝付かないとなぜ泣いているのかわからず焦ってしまいますし、ずっと泣かれているのは精神的にも結構きついです。ここでもう一人交代してくれる人がいると断然違います。

夜にすっと寝てくれるようにするためのポイントは、日中にたくさん起こしておくこと、生活のリズムを整えることが重要です。本を読んだり、音楽を聞かせたり…私は寝たふりをするのが一番効果的だと思っています。
子どもが泣いていても、話しかけてこようとも、叩いてこようとも「お母さんはもう寝ている。構ってもらえないならもう寝よう」と寝てくれます。何をされても寝たふりをして子どもが寝るまで寝たふりを続けるということです。

第二章:外出先で大変だったこと

外出すると準備することや考えなければならないことが増えるので、家の中での大変さとはまた違った苦労があります。
特に、外出するとなると出先の場所にもよりますが、交通事故やケガといった可能性が家の中より多く出てくるので、余計神経を使います。
家を出てから、「あぁしとけばよかった、こうしとけばよかった」いったことも出てきますので、いくつか私の体験に基づいたお話を書かせていただきます。

【外出前の準備】

外出する際に避けて通れないのが、準備。
家を出てきてから「あったほうがよかったな」と思うことも多いのでどうしても荷物が増えます。ベビーカーは、子どもが歩き疲れたら乗せることもできるし、たくさん物も乗るのであると便利ですが、場所によってはエレベーターがなかったり、歩道や通路が狭く通れなかったりすることもあるので、注意が必要です。

また、行先に駐車場はあるか、駐輪場はあるか、子どもを乗せられるカートがあるか、通路は狭くないか、おむつを替える場所はあるか、授乳室はあるか、子どもと休憩できる場所はあるか、などの事前に確認しておかなければならないことも多いです。
万が一の着替えやタオル、飲み物、防寒着等も考えておかなければならないので、本当に準備に時間がかかります。一人で出かける時とは大違いです。
そして、忘れがちなのが自分の水分補給。子どもで手一杯になってしまいますが、冬は乾燥しているし、夏は汗をかくので忘れずに持っていくことをお勧めします。

そして案外忘れてしまいがちなのが「暇つぶしになるおもちゃ」。おもちゃを持っていくのを忘れてしまって、子どもが泣き始めた時、親は慌ててしまいます。周りの目も気になるので泣き止ませたいけど、方法がなくて困ってしまったときがあります。
携帯を見せている方もいますが、親が使いたいとき、さっと出したいときに子どもが使っていると、こっちが使いにくくなります。
ですので、子どもが気に入っているおもちゃや本、ぬいぐるみでもいいので、持って行った方がいいです。

【交通事故の危険】

子どもは大人が思っている以上に視野が狭いです。ですので、明らかに車が来ているのに道路の方に歩いて行ったり、走って行ったりします。それは、子どもたちの視野が狭く、見えている高さも違うからです。また、曲がり角などで車は見えないけど、走ってくる音が大人だけ聞こえている、というときもあります。
思っている以上に注意しないと思わぬ事故につながることがあります。

うちは子どもが二人いるので、車から降ろすときなども注意が必要でした。
チャイルドシートから上の子を降ろした後、下の子をチャイルドシートから降ろしていると、突然道路の方へ上の子が走り出したことがあります。車は来ていなかったので良かったのですが、子どもは想定もしていない行動をとるので、先の先まで考えながら注意をしていかないといけないと思いました。

【重い荷物を持てない】

基本的に重い荷物は、親が二人そろっているときにしか持たないようにしていますが、どうしても仕方なく持たないといけない時があります。
それは、お米が無くなってしまったときです。

我が家は週に一回しか買い物をしないのですが、まだお米があると思って買わずにいたら、週の真ん中でなくなってしまった!買いに行かないとお米がしばらくない…子どもの食事もあるのにそれは困る、というときがたまにあります。
仕方がないので、買いに行きますが、スーパーへ子ども二人を連れていき、さらに10キロのお米を持ってレジまで行くのが本当に大変。

価格が一番安い近所のスーパーは子どもを乗せられるカートがないため、一人は抱っこ紐で、一人は歩かせる。抱っこ紐をしているので、10キロのお米を手に持つことはできず、普通のカートにお米を乗せます。
すると、カートを押しながら子どもの手をつないで歩くのですが、子どもがいろいろなものを触ったり、買おうとするのでそれを止めながら歩くことになります。
それだけでも大変なのに、会計が終わった後はそのお米を持たなければならない。こんなに大変なことはありません。
店員さんが手伝ってくれることもありますが、そんなときばかりではないですし、「手伝ってくれませんか」、と他人に言えるわけもなく必死で買い物することになります。

一人ならまだしも二人以上子どもがいると、重いものは持てなくなると思っておいた方がいいです。

【急な予定変更は難しい】

例えば、スーパーに行こうと思って家を出たとします。ですが、「あそこもついでに寄りたい、スーパーの近くの銀行にも行っておこうかな」となったとき、一人だった場合、特段何も考えずとも寄ることができます。しかし、子どもがいるとなったら急な予定の変更は少々難しいです。
今は子どもと外出することにもだいぶ慣れてきたので、今日の方が都合がいいのであれば少し無理してでも寄り道するようになりましたが、それでも基本的には無理しないでおこうと思うことが増えました。

その理由としては、①予想外なことが起きる、②生活リズムに大きく影響が出るの二つです。

①予想外なことが起きる。

寄り道している間に、子どもが寝てしまうことや眠たくなってしまうことがあります。
歩けない月齢の子どもであればベビーカーや抱っこ紐を持ってきていますが、歩ける月齢の子だった場合、スーパーで一緒に歩きながら買い物をしようと思っていたのに、どうしよう。
車で来ていたとしたら、寝ているのを無理に起こすのもかわいそうだし、でも起こさないと買い物には行けないし。車に一人残して行くわけにもいかないし…と悩んでしまいます。
三時間ごとの授乳も時間が迫ってきていたり、前回飲む量が少なかったから早めに泣いてしまった、でもミルクを思ってきていない!といったこともありました。
また、おむつを持ってきていないのにおむつがパンパン、もしくはうんちをしてしまった、そのままにしていたらお尻がかぶれてしまう!まだスーパーにいっていないのに一旦帰らなければならない、なんていう予想外の出来事もあります。

②生活リズムに大きく影響が出る。

急に予定を変更して寄る場所を増やすと、一人だったころと比較すると倍ぐらい時間がかかってきます。本当は出発から帰宅まで一時間半で済むはずだった予定が、二時間半~三時間ぐらいかかっていたなんてことはざらにあります。

もし、朝ご飯を食べて家を出たとし、寄り道を増やしたとしたら、その後のお昼ご飯を作る時間、ご飯を食べる時間、お昼寝の時間、遊ぶ時間、お風呂に入る時間、寝る時間まですべてズレてきます。
少し極端かもしれませんが、寄り道した分時間がズレてきているのですから、途中で休憩することやゆっくり子どもと過ごす時間などを少しずつ削って、尚且つノンストップで家事等をこなしていかなければなりません。
そうなるぐらいなら、寄り道はせず今日寄りたいと思ったところを別日にした方が私はいいと思っています。

少々話がズレてしまうのですが、なぜここまで生活リズムが狂うことを嫌がるようになったかというと、自分自身の余裕がなってしまった時期があるからです。

一人目の子供が生まれた時、二人目の子供が生まれた時、時間の使い方が上手でなかった私はとても悩みました。効率の悪い時間の使い方をしていたせいで心の余裕もなくなっていました。
心の余裕がなくなると、怒りっぽくなったりしんどくなってくることが増えてきます。お母さんが笑顔でないと子どもたちは楽しくありません。

ネットで生活リズムに関する記事を多数読み、時間の使い方がわかるようになって生活リズムを整えることができました。するとそれが、心の余裕につながっていきました。
子どもたちの生活リズムが整うと、保育園や小学校に上がったとき、スムーズに新しい環境に慣れることができますし、夜に自分の時間を持つこともできる。メリットがとても大きいです。

生活リズムに影響がでないようにしようとすると、急な予定の変更は難しいです。

細々したものはまだまだありますが、この章では特に大変だったということをいくつか書かせていただきました。

第三章:しんどくなった時の息抜き方法

どうしてもワンオペだとしんどくなる時が一回は訪れます。そんな時自分なりの息抜き方法がないとどんどんしんどくなってしまいます。
息抜き方法は人それぞれかと思いますが、私の息抜き方法をいくつかご紹介します。

【好きなものを食べる】

私はチョコレートが好きなので、しんどいと思ったとき以外にも、毎日の息抜きとして食べています。
チョコレートは、一口で食べられるので、時間をとることなく食べることができますし、糖分が疲れた体や頭を癒してくれます。
お腹がすいていると頭も働きませんし、心に余裕もなくなってくるものです。
隙間時間に自分を癒せる時間を作っています。

【趣味を満喫する】

子どもがお昼寝している時間や夜に寝静まったとき、趣味を満喫するのも手です。それこそ、
上記で上げた”好きなものを食べること”が趣味であっても構わないと思います。
子どもが静かに寝ている時間ぐらい、お茶を入れて好きなことをしたって誰も文句言わないです。
自分の世界に浸ってリラックスした時間を過ごすことで、毎日の怒涛の日々にメリハリをつけることができます。
この『自分の時間』というのは、子どもがいると意識しないとなかなか取りにくいものです。この時間を作るために、私は日中頑張っているといっても過言ではありません。

【友だち、家族に話を聞いてもらう】

「なぜしんどかったんだろうか」「どんな風にしたらよかったのかな」そんな気持ちを人に話すことで自分の気持ちを整理することができます。
きっと話を聞いてほしいと思ったときに相談する相手は自分と気の合う人ですし、共感もしてくれると思います。
誰かに話を聞いてもらうことは気持ちを落ち着かせ、心に余裕を作ることができます。迷惑なことでもありませんし、頼れる人は頼っていくべきです。

しんどいなと感じた時、まずは旦那さんに話を聞いてもらい相談してみる。子育ての方向性をすり合わせるという意味でも、夫婦で悩みを共有しておくことは大事です。
我が家は、私が深刻に考えすぎるところがあり、旦那さんに相談してみると「そんなに深く考えなくても、今は子どもの好きなようにさせればいいんじゃない?」と言われることも多いです。最初は、その言葉さえも「悩んでいるんだからもうちょっと寄り添ってほしい!」と思っていましたし、よく喧嘩にもなっていましたが、危険なことや他人に迷惑をかけるようなことでなければ、好きなようにやらせておこうと思うようになりました。
悩んでイライラするぐらいならそっちの方が楽だと思うようになったからです。

また、旦那さんや身内への相談のほかに、友人だったりママ友にも話を聞いてもらうと気持ちが楽になります。
友人とライフスタイルが違うのであれば、近所のママ友に話を聞いてもらったり、児童館の先生や幼稚園・保育園の先生、市役所の子育て相談室なども利用してみてもいいと思います。

自分と同じように子育てをしている知り合いがいるのであれば、子どもを連れてご飯や出かけるのもいいです。ずっと家で子どもと二人っきりより、外に出て知り合いと会い、ゆっくり話をする。子どもを連れていけると予定も組みやすいですし、子ども同士で遊ばせることができます。子どもの友だちの輪を広げることもできますし、もしも子ども同士の年齢が同じではなくても、子どもは楽しく遊べます。
お母さん自身は、人がしている子育てのやり方や生活リズムなどを聞いて実践につなげることもできる。
ワンオペでなくても、家の中でずっと過ごすのは誰でもしんどいです。外にでてみると、風や気候の変化、季節を感じることで気晴らしにつながります。

【運動する】

息詰まったときなどにリフレッシュ方法としてあげられる運動。子どもができて外に出て運動するなんて、と億劫になる人も多いと思いますが、思いのほか気分転換することができます。
運動のメリットして、体力をつけるということだけでなく、ストレス解消や耐性力がつく(メンタルが強くなる)などの効果が得られます。
ランニングといった汗をかく運動だと体が軽くなって心もすっきりします。もちろん散歩ぐらいの軽い運動でもいいのですが、おすすめは、一人ですること。
あえて一人になって自分の時間を作りつつ運動する。たまにはお母さんではなく、一人の女性として時間を使ってもいいと思います。

【何についてしんどくなったのかを掘り下げ、あえてネットで検索する】

しんどい時に気が滅入ると、どうしたらよかったのかと悩んで落ち込んでしまいます。そしてワンオペだと何が正解でどうしたらよかったのかとアドバイスをしてくれる人もいないので、余計に孤独感を感じやすくなります。
今はSNSでたくさんの情報を得られますし、ツイッターやInstagram等で自分の子育てを発信している人もいます。そんな人たちを参考にしてみるのもいいです。
そして、私は解決策を探すのと同時に、あまりにもしんどくなった時には自分を慰めるためにも『食べてくれない 離乳食』等赤裸々なキーワードであえて検索します。
専門家やアドバイザーの文章を読んで気持ちを整理していくと、「一つの考え方しかできなかったけど、こうやって考えればいいんだ。」と新たな発見もできます。

【子どもとの思い出の写真を見る】

子どもの写真を撮ったときの瞬間って、絶対楽しかった時間だったはずです。
今はしんどくても、きっと波があっていいときも悪いときもある。思い通りにいかなくて、今は苦労する時期なんだと割り切ることも大切。
写真を見て、「この時楽しかったな、この場所へ行ったときこんなことがあったな」と思いかえしてみる。育児は大変なことも多いけど、楽しいことも多い。その割合は、9:1で大変なことの方が多いかもしれないけれど、必ず報われる日が来ると信じて頑張っています。

【最低限の家事以外はしない】

しんどくなってきたなと思ったら、私は最低限の家事しかしません。
私の中で最低限というのは、「家族と自分のご飯を作ること」だけです。

独身の頃や妊娠中は、掃除や洗濯をやっておかないと気が済まなかったので毎日していました。冷蔵庫にある食材でパッとできるほど料理が得意じゃなかったので、給食の献立表のようなものも作り、一週間の毎食の献立を考えていたこともありました。
ですが、ワンオペになってから、子育ての大変さに加えて、家事やしなければならないタスクをこなすことでよりしんどくなっていることに気づきました。
ある日、「こんなに頑張る必要ないのかもしれない」と思い、しなければならないと思っていた家事をやめることにしました。すると、何か支障をきたすということもなく、すんなりと一日が終わりました。
確かに一日手を抜くと次の日やらなければならない家事は増えますが、しんどいと思っているときに無理してしなければならないものなんてありません。
掃除だって一日二日しなくたって生きていけますし、洗濯だって数日放っておいたって死ぬことはありません。
お腹を満たせさえすれば十分です。自分が嫌でなければ、作り置きしていたものを毎日食べるでもいいわけです。
なんならご飯だって最近では簡単に混ぜるだけで完成するものもありますし、スーパーで買ってくることや出前をとることだってできます。
それよりもゆっくり子どもと向き合う時間を作ってしんどいと思ったことを解消していくことに時間を費やした方が何倍もいいと思いますし、有意義な時間を得ることができると思っています。
毎日毎日100%の力で頑張りきる必要はありません。

ワンオペでなくても育児は大変。子どもができないことを分かっていてもイライラしてしまう…きっと私だけじゃないと思います。
24時間子育てに時間を当てていてもそれを楽しめる人と楽しめない人がいる。それも当たり前のこと。仕事と全く同じではないですが、自分の得意なこと不得意なことを見つけて受け入れる。
子ども優先になりすぎる必要も私はないと考えます。
自分なりの息抜きの方法を一つだけでも見つけておくと、ぐっと楽になります。

 

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